ムサビ日記 - 小野芋子 -

どもども！最近、昼夜逆転生活になってしまってきている小野芋子です！！
規則正しい生活…にするはずだったのに春休み…ああ

そんなことより今日からムサビは受験ですか！
1年って早いですね〜私の時は美大日記のオコジョさんも書いてるとおり

かなり寒かった((((´･ω･`)メッチャサムカッタ…
な…5号館の廊下で寒さに震えつつ鉛筆削ってましたなー

受験生が試験で心配なのは「忘れもの」と「遅刻」ですよね！
こんなこと多分書いちゃあかんのですが、忘れものはぶっちゃけなんとかなります！(笑

受験表も仮のやつ発行してくれる大学がほとんどですし、デッサン用具なんかもムサビで言ったら世界堂、他の美大なんかは大学の中にある画材屋さんでなんとか揃えられます！
なので、なんか忘れものに気づいても絶望しないで！！大丈夫だから！！

お金多めに持ってくのと時計だけは忘れないようにすれば！(とりあえずお金があればその場はなんとかしのげる＆腕時計だけはコンビニでも売ってないので)

あと遅刻はね…手羽さんも言ってるとおりした場合はもうその場で一番大学に早くつける方法を考えるのがいいです！！あと、大学に遅刻するという電話も忘れずに！！

そう …芋子は人生の一大事イベント、大学受験で遅刻を経験した数少ない人間なのです…
しかも、タイトルを見て頂けるとお分かり頂けるとおり○○編ということは…お察しください…ええ…

その時は緑生い茂る某美大を受験したのですが、美大に30分前につけるように設定し家を出ました。
その某美大はオーキャンやら学校説明会やらで受験する美大の中でも何回も、そして一番行っている大学でした。
ムサビに行く経路で武蔵野線を使うのですが、あんだけ何回も行っているのに逆の方面行きのに乗ってしまったんです！！(受験マジック…！)
南松戸らへんでちょっと風景がおかしいなと気づき、(ざっくり言うと柏のほうまでいきました)
隣に座ってたおじさんに訪ねます。

芋「すいません、八王子のほうに行きたいんですけどこれもしかして違いますか？」

おじさん「あなた、何言ってるの？馬鹿じゃないの？こっちは反対方面だよ！何言ってんの！」

芋(あたふた)「え…どうしよう受験なのに…」

おじさん「あなたどこの大学受けるの？こんな人初めて見たよ。普通ありえないでしょ。」

と電話の中で散々罵倒されました…(；▽；)悪いことしてないのに…
半べそかきながら急いで降りて駅員さんに一番早く行ける手段を聞くと、来た道を戻るしかないということ…。その時点でもう試験時間に間に合わないことがわかって絶望しました…。

とりあえず、大学に遅延の電話を入れて電車で向かうのですが
西国分寺に着いたと思ったらなんと中央線が遅延…！！
え！ただでさえ遅刻してんのに！なんで遅延！！もうやだ！！
(ここらへんで顔が真っ青になります。)

やっとの思いで最寄の駅に着いたらスクールバスが私のためだけに発車。
(遅刻者一名、そちらに向かいます。という無線の音を私は今でも忘れない…！)

大学についたらダッシュ！定期を落として試験スタッフに渡してもらう始末…！！

もうね、あの日は不幸の連続で伝説の日って呼んでるんですが、あの日ほど思い出に残る日は無い…！！

でもね、なんとか遅刻者が会場に入れる時間に間に合いました！！そして合格もらえました！！
だからタイトルが「今だから笑える話」なんです。当時は全然笑えなかった…(笑)

試験の昼休みに母に落ち込みながら電話したのですが、母もその不幸話を聞いて、いつもは「なにやってんのばか！」とか言うんですが、流石に気を使ってか何も言わなかったですね…。

遅刻は本来まずいですが、やってしまったもんはしょうがない！その時はそのときやれるベストを尽くしましょ！！遅刻しないのが一番ですが…（；￣ェ￣）

あと、もしこれを見ている大人の方いましたら上記のように道間違ってる受験生に話しかけられても怒鳴らないでください…受験生のハートはガラス製なんです…

あの日ほど西国分寺駅で丁寧に対応してくれた駅員さんと遅刻して落ち込んでる私に大丈夫！頑張って！と声をかけてくれた某美大試験スタッフのおばちゃんの言葉が染みたことはありません…！！

おばちゃん…！私、美大生にちゃんとなれたよ！！違う学校だけど！！(笑)