リアルなムサビ親(母)の日常を
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勝手にシンクロしてしまう お題:美大生親の覚悟
長女の卒制が終わり。
次女の卒制も終わりました。
長女の卒制が終わった時、その展示を片づける場面を想像して、なんだか勝手に気持ちがシンクロしてしまうという現象が起こり(爆)
しばらくこちらの日記から遠ざかってしまいましたw
特別に長女から連絡があったわけでもなく、(というよりむしろ何の連絡も無い)
ただ、あの展示を片づけるという時のことを想像して、
勝手に一人で、なんというか、寂しいというか虚しいというか切ないというか・・・
な気持ちになってしまったのです。
あの物々交換所の画像もそれに拍車をかけたかもしれませんが、コメントすることもできないままでした。
オーキャンとか芸祭の後とは違う、卒制だからこそだと思います。
さらにその後我が家的には、次女の方の卒制も大詰めを迎え、発表会があり(こちらは保護者を招いての発表会)、二人分の卒制が終わったという虚脱感。
さらにさらに、仕事の方でも大詰めを迎え、受験生たちの悲喜こもごもにもシンクロしてしまう日々。
今まで以上に今年はそのシンクロ感が強く。(中1の時から見ている生徒たちの受験ということもあり)
そんなこんなで、だいぶ更新が滞ってしまいました。
で、お題。
そんな卒制後のことも覚悟の一つではあるかもしれませんね。
以前も日記に書きましたが、私は娘が美大に行くだろう(正確には「美大に行きたいと言い出すだろう」)ということは、小学校高学年くらいから少しずつ考えていました。
なので、娘が中学生の時にやっていた某通信添削教材のサイト内にあった保護者向け掲示板で、美大受験について質問したのです。
そこで出会ったお母様たちに色々と教えていただきました。(実際元美大生というお母様もいらっしゃいました!)
そして初めて「美術予備校」に通わないといけないということを知り、高校受験前の段階で、娘に「美大に行きたいなら高校入学したらすぐに美術予備校に通いなさい」とサジェスチョンしていました。
実際に通い始めたのは2年生に進級するころでしたが、その美術予備校が開いた説明会に親子で参加した時に、初めて「美大受験」に対する覚悟ができたように思います。
(ちなみに、その当時の掲示板で交流のあったお母様たちとは、今でもおつきあいがあり、何度かオフ会もあり、ムサビのオーキャンに来ていただいた方もおります!←手羽さんのキャンパスツアーにご一緒したことがありますwww 最初は子供たちの中学生活・高校受験の話題でしたが、その後大学受験、大学生活、就活、と今でもずっと情報交換しておりますw 親の交流の場ってありがたいものです。)
予備校時代に少しずつ美大生親の覚悟ができていたのかもしれません。
制作で遅くなることが多かったし、受験当日にも、帰りに予備校に寄って翌日の分の対策をして終電で帰るなんってこともありましたから、迎えが深夜になるのが当たり前になっていました。
いざ入学してからの覚悟というと、一番は、やっぱり学費の問題ですね。
とにかく学費が高い!(切実!)
これをどう工面するかを考えておかないと!
親元離れて一人暮らしとなると、仕送りも必要。
学費は貯金からということになっても、月々の仕送りだって家計を圧迫します。
うちの場合は、私の実家宅が使えたので家賃分が必要なかったことと、家電やら生活用品のほとんどが実家にあったものを使えて、準備資金が大幅削減されたというのもラッキーでしたが、普通はアパート借りて全部準備することになると大変な額になります。
やれやれと思っていたら、教職課程は別払いだと後から追加の請求が来て・・・・。(涙)
まあ、途中から奨学金がいただけるようになったので、仕送りがゼロになったのは本当に助かりました!
日々の授業や課題に関しては、ごくたまに話を聞くくらいで、離れて暮らしている分一切関知せず。
むしろ関知しないことが親の覚悟ということかも?
美大生じゃなくても、でしょうけど。
就職に関しても、美大出て就職できるのか?
ということも含めて、一般大学の方々の話を見聞きしていたので、ある程度厳しいだろうという覚悟もしていました。
就職しないという選択をする人も大勢いるというのが美大生の特徴なのかもしれませんが、就職する(したい)としても、いつ決まるんだろう?という不安はかなりありました。
きっと「就職しない」ことを選択されていたら、もっと不安になっていただろうな。(<親としてはね。)
でもそういう可能性もあるというのを知っていることが、美大生親の覚悟かな?
要は、美大生親は、美大生娘・息子たちが何を言っても、何をやっても、本人の意思を尊重して応援する覚悟をしなきゃならん!ということだと思います。
本人の言うことややりたいことを、聞いてもよくわからない場合、オーキャンや芸祭や卒展に足を運び、魔法学校の魔法の粉の降る門をくぐって、魔法の粉を浴びてくることをお勧めしますw
最後に魔法学校を漫画カメラで。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 勝手にシンクロしてしまう お題:美大生親の覚悟 :
> 気持ちがシンクロしてしまう
・・・わかるなぁ〜。。。
(ponchoさんのところは親元離れているからまだいいけど
特に自宅通学で課題を家に持ち帰る子は危険!!)
きっと受験生のお宅では
夜中に受験課題をやってるご子息の姿を
ハラハラしながら見守ってきたでしょうから
きっと大学に入ってからもそれが向こう4年間続くわけですよね。
やっぱり覚悟がいるんだなぁ。。。
でも芸祭とかに行って魔法の粉を浴びてくると
お子さんの気持ちがわかって共有できるようになります!
(子供の瞳がキラキラしてるのを感じますよ!)
投稿者 ザラメ : 2013年02月16日 11:12
たしか去年の今頃、キリンは実家に戻ってきました。
も〜う、荷物が多くて大変で和室がすべてキリンの荷物で埋まりました。。
実家の会社の倉庫の一画に冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどは置いてあります。
(また一人暮らしをするときのために)
>離れて暮らしている分一切関知せず。
むしろ関知しないことが親の覚悟ということかも?
というのは同じ思いで接してきたように思います。
心配したらきりがないし
もしも何かあったら駆け付けられないわけではない。
という距離感だったかもしれません。
そういえば今年度はオーキャンも卒制も行けなかったから
私自身が魔法の粉を浴びるチャンスが少なかったです(残念)。
投稿者 ジャスミン : 2013年02月16日 16:15
>ザラメさん
身近で見てハラハラ・・・は、次女で味わっていますw
課題が出るために、定時に連続したバイトができないと言って
自分の都合の付く時だけできるバイトを単発でやることが多かったようです。
学校(アトリエ)に遅くまで残って作業し、その後バイトとか、何時に家に帰ってるのか、関知していないのでイライラせずに済んでいました。(というか、考えないようになったw)
>ジャスミンさん
今後、実家宅が倉庫状態になりそうです(涙)
もしも何かあったら駆けつけられる距離感、というのは確かにありますね。
それは子供側から見てもそうなんでしょうね。
投稿者 poncho : 2013年02月16日 17:36