リアルなムサビ親(母)の日常を
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2012年12月のアーカイブ
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2012年の終わりに
今年のまとめ、ですね。
と言っても、ムサビ日記と言う枠で書くからには、やはり単純に我が家のまとめと言うよりもムサビ関連の話題でまとめにゃ・・・と思うわけです。
長女は親元を離れているので、なかなか日常的な話題があるわけではなく、要所要所で単発的な話題になってしまって、その分ネタも少ないのですけど。
まあ、前置きはそれくらいにして。
ムサビ関連での我が家の今年最大のニュースは、やっぱり
長女の内定
でしょう。
長女は一浪してムサビに入ったので、地元の同級生はすでに卒業し、社会人一年生になっています。
長女の同級生たちと言うのは、まあ一般大学出身ですから、美大生の就活とは違う、(と言うより、美大生の就活が一般大学生とは違うってことなんですが)ので、単純に比較はできないのですけど、一般大学出身の就活の厳しさをあちこちで聞いていたわけです。
何しろ、大学で学んだ専門分野に就職するわけではないというのがほとんどで、自分がその会社のその業種に向いているのかどうかがわからないままの就活。
しかも希望した会社にイヤと言うほど落とされ続け、疲弊してしまうという話。
更には卒業式の頃になっても決まらず、結局派遣社員で1年契約で入って、就活を続けるなんてことも聞き。
福祉関係の大学出て、派遣で会社の受付業務を始めた、なんて聞いたりしていたので、こりゃ今の就活っていうのは相当大変なんだわ・・・と覚悟していたわけです。
だから、せめて3月までに決まってくれればイイ。
無理ならバイトでつなぐしかないのか。
などと親の私の方が長期戦覚悟をしていたので、6月下旬に内定が出た時は、本当にホッとしました。
まあ内定や就職がゴールじゃないんですがね。
就職してからどうなるかっていうのも、今の時代はわからないし。
それでも、とりあえず卒業後の行き先が決まったというだけで親としては肩の荷が下りた感じです。
ムサビ関連ニュースで、その次に挙げなくちゃいけないのは?
そりゃ〜これでしょ!
私がムサビ日記ライターになったこと!!!(爆)
長女が卒業するので我が家としても最後の年。
そしてムサビ日記もファイナルイヤーと言うことだったので、思い切って手を挙げたわけです。
それまでもムサビ日記のライターさんたちのところにコメントしたり、オーキャンなどで竹林さんや手羽さんにお土産持って行ったりと言うことはありましたが、まさか自分がライターになるとは、去年までは予想もしていなかったなあ。
でも思い切ってやってみて良かったです〜。
手羽先プロジェクトにもちょっと片足の先だけ入ったり(?)、日記メンバー合宿もハラハラドキドキ見守ったり、何よりも、親日記ライターさんたちとの交流ができたというのが最大の収穫!
もう、娘のことは関係無しに思い切りムサビライフを楽しんでいる親ですw
ああ、卒業してしまうのが惜しいなあ・・・。
(と言っても、これ以上学費は出せん!)
娘が卒業しても、ムサビ日記が終わっても、ムサビはずっとそこにあって、ずっとあんなことをやってるんだろうな〜。いいなあ〜。
そういえば、今日mauleafの芸祭特集号が届きました。
これ、卒業したら送ってくれないのかな〜?
以上、ムサビ関連で我が家のニュースと言ったら、この二つが最大。
あとは、来月の卒展がどうなるか?
(娘のインスタレーション、間に合うのか・・・?)
乞うご期待!(<ナゾ)
I wish you
a Merry Christmau!!
学校のアトリエが使えるのが22日までだって聞いたけど、そうなんですか?
元々日曜日は使えない(祝祭日も?)ようなので昨日(23日)から使えなくなったってことですかね?
そんなわけで、長女は昨日展示に使うものを調達にアキバに出かけていたようです。
途中で、父ponchopooに相談のメールがあり。
なにやら爆笑しつつやり取りしたあげくに、メールじゃ面倒になって電話で色々アドバイスしていましたw
以前にも何度かそんなことがあったな。
「心電図が欲しい」
とか。
いや、自分の心電図を提出するってことじゃなく、なにやら制作の素材として欲しいとかで。
まだその時には、ponchopooの心筋梗塞も発生しておらず(爆)
仕方なく、父は娘のためにPCでチョチョイと心電図らしきものを制作して送信してましたっけ。
(ponchopooは、一応、理科と情報の教員)
普段はほとんど父にメールなど送らない娘も、こんな風に「ちょっと教えて」欲しい、母より父の方が専門的にわかりそうなことだけ、相談しているようです。
ムサビのオーキャンも芸祭も、誘っても行かないponchopooなので、
「また娘が変なこと言い出した」
と言うのを面白がっている様子。
私からすると、「変なこと」満載のムサビを知ってるだけに、
それくらいじゃ別に驚かんのですけどw
で、どんなものになるんだか?
(ちょっとだけ想像はできるけど)
卒展が楽しみ♪
たいむ ふらいず。にっしんげっぽ。
月日の経つのは本当に早いもの。
ずっと前から、ず〜っとそう思い続けている。
朝起きた瞬間から眠くて、
「ああ、早く帰って早く寝たいよ〜!」
と思いながら一日がスタートするんだけど(爆)、夜寝てから朝起きると
ええ?もう朝?さっき寝たばっかりなのに〜!
と思う。
いや、睡眠のことだけでなく、もちろん昼間の時間の流れもあっと言う間で。
4月に異動して今の職場(小学校)になって、いつの間にかもうすぐ2学期が終わる!
ついこの間夏休みが終わって、まだまだ暑いね〜!いつまで暑いんだよ!って言ってたはずなのに。
ムサビ日記の学生さんたちのエントリーを見ると、本当にいつもいつも課題に追われ、忙しそう。
長女もそんな風にして毎日忙しく過ごしてきたんだろうな、と思いをはせてみる。
なにしろ一緒に住んでないからところどころかいつまんでしかわからないので、皆さんが書いていることが親としては「なるほど〜!この時期はこんな風に忙しいのか。」
と参考になります。
長女はもう4年生なので、入学してから本当に色々なことをやってきたはず。
バイトも色々。その都度単発でやるバイトの方が多かったんじゃないかな?
なので、多種多様な経験がすべて今だからできる貴重な体験だったと思う。
色々な制作をやってきた中での、集大成としての卒制に今取り組んでいるらしく。
年内のインターンシップ(内定者研修)もすでに終わり(後はまた年明けにあるはずだけど)、
今は卒制に集中してる頃か?
ムサビに入ってからの時間もあっと言う間だったなあ。
入学した時にはスマホとかはまだまだ考えられなかったけど、今は普通になってるし。
「就活にはスマホじゃないとダメらしいよ」なんて言う話は聞いてたけど。
まさかこんなに普通に普及してくるとは思ってなかった。
手羽さんのドキドキ潜入レポートグッドデザインエキシビジョン2012ーその5に、「ステント」が紹介されてたけど、
我が夫ponchopooは、今年の1月末に急性心筋梗塞で緊急の心臓カテーテル手術を受け、梗塞の起こっている血管にステントを入れたのです。
その時、他にも詰まりそうな血管があったんですが(完全に詰まっているわけでなく細くなってる)、血管自体が細すぎるところなのでステントが入れられず、そのまま様子を見ることになりました。
で、10ヶ月経った先月、手術後の経過を調べるためにまたカテーテル検査を受けたところ、その細い方の血管は変化が無かったものの、
「その細い方の血管にも入れられるステントができたので入れますか?」
と聞かれました。
10ヶ月前には存在しなかったものが、今は開発されて、できなかった手術ができるようになってるとは!
何という医学の進歩!
いやいや、医学だけじゃないと思うけど。
時間が経つのが早いよね〜!とか
もっと寝ていたいのに〜!とか
え?もうこんな時間?とか
なんとなくネットサーフィンして時間が経っていたりする毎日(!)の、この同じ時間に、
どこかで誰かが何かを一生懸命考えたり、研究したり、発見したり、作ったり、創ったり、企画したり、準備したり、してるわけなんだ。
なんだかすごいなあ。
今無理!
なことが
明日の今頃には
できるよ!
に変わってるかもしれない。
できたよ!
になってるかもしれない。
あきらめちゃダメだね。
P.S.
ponchopooのカテーテル手術は、まだ未定ですが、やるとすれば年末までに・・・?
どうなるかな?(どうするかな?)
就活話であれこれ思うこと
全国的に大学3年生の就活がスタートしたようですね。
12月1日解禁と言うのは去年からのようですが、
我が家の長女はいつから就活をスタートしていたのか、していなかったのか、すらわかりません。
世間で就活解禁のニュースが流れる中、何の音沙汰も無く、その割りにこちらからもあまり聞かなかったような・・・
3月くらいになってから、「就活やってるの?」くらいは聞いたな。
解禁しました、はい頑張って回ってます、と言う状態じゃなかったと思う。(たぶん)
エントリーシートだけは出していたのかな?
ぼちぼち就活の話を聞き始めたのが4月以降。
「エントリーが通った」
とか。それくらいの話。
GWの頃には、「出版社は新卒の募集をしてないんだよね」とぼやいていたっけ。
まあこのご時勢ですから、出版業界は厳しいんだろうな。
即戦力の中途採用とか、キャリア採用ってことで、新人を1から育てる余裕が無いんだろうな。
同時進行的にいくつかエントリーして説明会や試験を受けているようだったけど、
職種もバラバラだったな。
でも基本は「何かを作り出す・創り出す」と言う点。
「描いたり、作ったり」と言うことね。
エントリーが通って、ポートフォリオや実技が通って、面接(個人や集団)通って、結構進んだあげくに後少しと言うところでダメだったところもあったけど、結局拾ってもらえるところに出会えて決まったのが6月。
離れて生活しているだけに、実際の就活話を聞き始めた3月・4月くらいからだから2〜3ヶ月だったけど、一般大学の学生さんたちの就活の厳しさを身近な人たちに聞いていただけに、長期戦を覚悟していたので、意外と早く決まってびっくりしたり、ホッとしたりした。
で、今更ながらムサビHPの
卒業生の進路・就職状況を見てみると、
学科によってもかなり違うけど、「その他(制作活動など)」がかなり多いな〜。
これは、フリーで作家活動とかするってことなのかな?
フリーのデザイナーとかイラストレーターとか?
それ以上に「就職希望者数」が予想以上に少なくてびっくり。
希望しないっていう人たちが、「その他」に入ってるのか?
「就職率」っていうのは、就職希望者の中の就職者数になるのかな?
まあ、色々な就労形態はあるんだろう。
どんな形にしろ、大学を卒業したら自立して欲しいというのが親の願い、だと思う。
逆に、一旦就職しても、そこから更にステップアップするってことも、現代ではあたりMAU〜♪になってる。
昔のような年功序列・終身雇用の形態は崩れてるから。
経験を積んで、それを生かしてのキャリア採用と言う選択も大いにある。
ザラメさんたちのように、後々独立ってこともあるだろうし。
内定ブルーとかっていう話も聞いたことがあるけど、内定や就職がゴールではない。
3年以内の離職率が高い企業はブラックだとかって話も聞いたことがあるけど、どれくらい我慢できるかってこともある。
何かあっても、一山超えてから急に楽になることがあるのに、山を越える前にあきらめて去ってしまう若者も多いように思う。
まあ精神的にも身体的にも壊れてしまってからでは遅いかもしれないけど。
どんな状況でも、先のことはわからないから、その判断をどこでするのかってのも難しい。
氷河期と言われる状況の中での就活は、今まで味わったことのないような試練の連続かもしれないけど、就活自体も、就職してからのあれこれも、(就職しないと言う選択の中でも)、たくましく乗り越えて欲しいな、と思う。
凹むことは色々あるだろうけどね。
後で振り返った時に、きっと「あの時は大変だったけど、今考えるとたいしたことじゃなかったな」って思える時が来るはずだから。
願わくば、新政権がこの厳しい経済状態の日本を少しでも元気にしてくれるといいな、と言うこと。
(↑実はこれが一番問題)