リアルなムサビ親(母)の日常を
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2012年11月のアーカイブ
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子離れと親の務めと
ドラドラさんの日記にあるように、「金出す、口出す、手え出すの量と質、そしてバランスちゅうもん」は確かに難しい。
我が家のように三者三様の娘たちには、それぞれに不公平にならないようにしたいと思いつつも、相手が全く別の生き物なので、同じように行かず。
でも、特別支援教育の視点からすると
「目の前の子どもの様子に合わせて、一人ひとりに合った支援」が必要
なわけで。
一律おんなじにすりゃ公平かというと、そうでもないんじゃないか、と。
幸い、長女は離れて生活しているので、どんなに夜遅く帰ろうが、朝帰りしようが、課題が大変だろうが、全く関知せず過ごせているわけで。
奨学金もらえるようになってからは、仕送りもゼロだし。
(だって、長女がバイトもしてるし、だいじょぶって言うからw)
たまに帰省したときに、うちでも何だかPCや携帯で入力して自分のPC宛に送信していたようで、
「課題のレポート書いて(自分宛に)送っておく」
と言うようなことを言ってたなあ。
教育実習中も、就活の最中だったから、夜中まで就活用の課題作ったり、ポートフォリオを作ったりしてたなあ。
というのを見ても、まあ私が手を貸すわけにもいかないし、「ふ〜ん」と言ったくらいだったんだけど。
先日久しぶりに出かけたときに、「卒制に○万、謝恩会に○万かかる」って言ってたので、そりゃ学生には大金だわ。
仕送りもしてないし、制作が忙しくてバイトもできないだろうと、すぐに娘の口座に必要な金額を振り込んで連絡したわけです。
すると娘からは「バイト料で何とかなるから」と言う返事。
一応取っておいて、どうしても足りなくなったら使うことにするらしい。
日ごろから、材料費とかかかってるんだろうけど、バイト料と奨学金で何とかしてたんだろうな。
その他にも、友達の結婚式に呼ばれてご祝儀持って行ったりもしてたようだし。
学費だけでも我が家の家計には大きな大きな負担になっておるのは確かだから、長女がそうやってやってくれてるのは非常に助かってるんだけど。
親の務めとして、卒制の必要経費くらい出してやらにゃ〜と思ったんだけど、これって過保護なのかな〜?
みんな自分でバイトしてお金貯めて卒制やってるのか〜?
いや、ふだん仕送りしてない分、卒制と謝恩会分くらい出してあげようかな?と思ったんだけどね。
実は、「卒制=長女」しか頭に無かったんだけど、次女も今卒制に取り組んでいることが判明。
ありゃりゃ。卒制があるんだ。そうだよね〜。
で、長女と同じようにするべきか?
次女は宅通なので毎日の送り迎えはあるけど、仕送りなどは必要ないし、バイトをしてるのでお小遣いもやってません。
フランス研修費用を出した代わりに、毎日の交通費(定期代)は自分のバイト料で賄ってます。
次女の卒制の費用については何も聞いてないんだけど。
まだ言って来ないからいいか?(爆)
あとは、それぞれまだ車の免許を取ってないので、教習所費用をバイトで貯めて就職前に取っておくように言ってある。
色々お金がかかることがありますね〜。(ため息)
あともう一息。
チョコレートとおかし
三連休の中日。
昨日は夕方から仕事だったけど、今日は珍しく次女の都合に合わせて出かけました。
行き先はチョコレート展
美術館系だと次女は行かないのですが、今回はチョコレートですからね。
今年2月のフランス研修でもチョコレートの会社で研修を受けて来たくらいですから。
と言うわけで、長女にも連絡したら行けるということで、超珍しく(笑)三人娘が揃って一緒に出かけました。
どんな展示なんだろう?と思いつつ行ったのですが、予想以上に色々見どころがありましたよ!
最初はどちらかと言うと、ショコラティエとかパティシエ路線の展示なのかと思っていたのですが、
そうではなかった!
まずチョコレートの歴史。
紀元前からの飲み物としての歴史と、それが今のようなチョコレートとして普及するまでの歴史。
その中で、貴族の飲み物として奴隷階級の労働があったり、
古代マヤ・アステカ文明に浸入した西欧社会の話があったり、
それを自分たちの高級な楽しみとして、贅沢を極めた飲み方に発展させた歴史。
その時の飲み物としてのチョコレート(カカオ)を入れるためのポットやカップ&ソーサーの
贅沢を極めた品々!
カップがソーサーから倒れないように、ソーサー側にカップを受ける縁が付いてるんです!
(もはや、カップとソーサー一体型にしても良かったのでは?)
そのデザインといい、テマヒマかかった造形といい・・・まさに美術作品!
さらに、色々なパッケージや広告なども展示されていました。
他にも、チョコレートでできた立体物!
ショコラティエとかパティシエとかもアーティストですね。
ちなみに、チケットはこんなの。
茶色のが一般用チケット。緑のはムサビ生の割引チケット。(一般価格から600円引き)
チョコレート展を後にして、本当は近くの美術館系めぐりをしたいところでしたが、
次女がいるので(笑)、東京駅に向かいました。
次に目指したのは、東京おかしランド。
前から行きたかったんだけど。
やっぱり混んでましたよ。
できたてのポテトチップなんて、お店の前からずっと先の階段の上まで列。
なのであきらめましたw
長女はこんなの買ったけど。
なつかし〜!(親世代にウケル?)
左から、長女・次女・三女。
長女が一番小さいw
お昼を食べてから、あらためてリニューアルした東京駅を見学。
美術館には行かなかったけど、色々な美術品を見たなあ・・・
と、大満足でした。
(ちなみに私は科学博物館のミュージアムショップで元素周期表の下敷きを買いましたw <理科の授業で使える!)
専門と専門外
ムサビ1年生の交換授業の話がいくつか出ていましたが。(ちょっと前ね)
最近思うことをちょっと。
私の専門教科は、本当は英語です。
英語学科卒ですから。
教員免許も英語しか持っていません。(中学と高校)
専門教科だけを持てばいいと思って始めた塾講でしたが、なぜか今は5教科全部担当することになっています。
主に中学生の5教科。(小学生の算国と高校生の英語もですけど)
で、なぜか理科の授業の(生徒からの)ご指名率が高い。
英語でご指名受けることももちろんありますけど、なぜ私が理科?
確かに私が中学生のとき、実は理科の成績が一番良かった。(点数的に)
我が家の子どもたちが小学生のころは、「子どもの科学」を定期購読してた。
娘たちの理科の自由研究を毎年やってたw
など、理科が全く嫌いだったわけではなく、むしろ興味はある方。
でも、専門外だから。
授業する前には家でも自分で予習が欠かせません。
専門外のため、ちょっとしたことが気になったり、わからなかったりして、色々な参考書をひっくり返したりネットで調べたり、要するに、1コマの授業のための教材研究にかなり時間を割いています。
(だって、わからないと教えられない!)
理解できないと覚えられない
と言うことが、子どもの頃からあって。
記憶力の良い人がうらやましいと思うけど、単に暗記だけっていうのが苦手で。
それなのになんで「ポンチョ♪先生の理科が一番わかる」などと言ってもらえるのか?
私としてはそんなこと言われるのが、「へ?なんで?」だったわけですが、ちょっと最近わかったこと。
専門外だから、「よくわからない部分がわかる」ってこと。
つまり、
「ここのところ、わかりにくいよね」
とか
「これって何でこうなるの?って思うよね」
とか
「こんなの覚えられないジャン!と思うよね」
って言う部分が、よ〜くわかるから、
「つまり、このわけわからんところは、こういうことなんだよ」
とか
「これって、覚えにくいから、こんな風にノートに書いてみて。」
とか、アドバイスしてあげられる。
そんなところが良いのかもw
と思ったわけです。
逆に言うと、専門の教科は、自分でみんなわかっちゃってるから、
しかも感覚的に専門の教科の方が今まで好きでやってきたことだから、
自分にとってはすんなり入っていて、それを無意識に生徒にも求めちゃってるところがあるんじゃないか?と。
大学の教職課程の授業で、担当の教授が
「何を教えるか、じゃなく、何を教えないか、を考えなくちゃいけない」
「先生と言うのは、自分の専門をついつい全部教えたくなっちゃうものだ。(でも生徒に専門のこと全部教えるのは無理)」
とおっしゃっていたことが脳裏に焼きついております。
ムサビ1年生の交換授業の話を読んで、専門外の授業の新鮮さだけでなく、
専門外の立場から体験することで見えてくるものっていうのもあるんだろうな、
と思ったわけです。
そういう体験をすること、(単に専門外の授業そのものを体験すると言うだけでなく、専門外のことを体験して感じたり発見したという、その体験)って、貴重だなあ・・・と。
そして、その専門外の体験を自分の専門にフィードバックするってことも忘れちゃいけないな。
前撮り【追記】
今回は次女の話。
次女は専門学校2年生です。
ムサビ日記のメンバー中にも同い年の方が何人かいますね。
ザラメさんのところの綿アメさんも。
来年、と言ってももう再来月、成人式を迎えます。
で、今日はその前撮り日。
実は我が家は三姉妹。
三歳ずつ離れているので、長女の時から三年経ってます。
(そしてまた三年後に末娘)
三人分の振袖なんか買ってたら大変!
でも、三人分の振袖をレンタルするなら買ったほうが・・・!
と言うわけで、三人分ではなく一人分の振袖を長女の時に仕立てました。
どういうことかというと、三人分の採寸をしてもらって、三人とも着られる寸法に仕立ててもらったわけです。
なにしろ一番大きい(背が高い)のが末娘。
一番太い(!)のが、次女。
一番細いのが末娘。
一番小さい(背が低い)のが長女。
なんです。
一番最初に長女だけの採寸で作ってしまったら、後で末娘まで使えない!
と言うわけで、採寸の時三人とも連れて行って、三人に対応できるような寸法にしてもらったんです。
もちろん、着物の柄とか色も、三人で納得できるものを選びました。
(長女の希望だけで選んだら、次女の趣味と合わないこともあるので)
その代わり、帯とか小物を買い換えると言うことに。
今回次女のために買い換えたのは
帯・半襟・重ね襟・帯揚げ・帯締め・バッグ・髪飾り
帯や小物が変わるだけで印象が変わります。
うちの場合、長女の帯が黒系だったので、今回クリーム色系になったためずいぶん変わりました。
バッグは帯の色に合わせました。
草履は、着物の裾の色と合っているので、長女の時に買った(長女のバッグとセットだったもの)ものを使いました。
何しろ、長女(ムサビ!)も次女(製菓専門学校)も学費が高いからね〜!
色々とやりくりしないと!
(親世代激しく同意していただける?)
(全体的に画質を落としてあるので、雰囲気だけわかっていただければw)
長女の時に使った髪飾りを、帯の飾りに追加して使ってくれました!
こんな使い方もあるのね!
【追記】長女の時の前撮り画像
あとのまつり
言葉っておもしろいね。
前と後ろを入れ替えただけで、意味が違ってくる。
「祭りの後」って言うと、やり終えた充実感とか、達成感なんかを感じるけど
「後の祭り」って言うと、とたんに残念感が増して、反省モードになる感じ。
で、今回は、そんな「後の祭り」話をいくつか。(一つじゃないってこと)
一つじゃないので、どれから書こうか迷うなあ。
迷った時は時系列で思いだそう。
そう、一番最初から。
私が行った日曜日は、うちの方は晴れて青空だったんです。
時間的には家を出た6時20分くらいから7時半くらいまでかな?
都内に近づくに連れて、青空が見えなくなりどよ〜んとした雲に覆われ、
国分寺から乗ったバスの中ですでにポツポツと窓ガラスに見え始め、
ムサビに着いた時には傘が必要なくらいになってました。
フリマ用の荷物を早く娘に渡したかったのに、中に入れてもらえなかった話は前回書きましたが。
芸祭自体の開催時刻が10時からになっているのに、オープニングイベントが10時キッカリから始まって、それが終わらないと中に入れないって、どうなの?
しかも雨が結構土砂降り状態になって、こんなんで本当にオープニングやるの〜?
って、ずっと思いながら待ってたんだけど、雨天中止と言うことも考えて良かったんじゃないの〜?
傘さした人垣が正門内のエントランスにいっぱいで、MAUダンスが見えたのは本当に前の方の人たちだけじゃないの?(私は最前列だったけど)
オープニングイベントを見なくちゃ(終わらなくちゃ)中に入れないってことは、告知されてなかったよね?
あっちこっち回るつもりで時間を調べていたのが、これですっかり予定が狂ってしまったわけ。
いや、オープニングは見るつもりでいたんだけど、見るのも見ないのも自由ってことにならなかったのがね。
強制的に「10時から始まりますから、ここでもうしばらくお待ち下さい」と、それ以上一歩も前に進めず雨の中を待たされていたのがね・・・。
他の展示だって10時から開催だったはずなんだし。(実際には10時以降も準備中のところが多かったけど)
で、中に入ってからの予定がすっかり出遅れてしまって、ずれずれになって、結局epa!のチケット買い損なったんだよーん!!
そう、epa!見逃しました。
はい、後の祭り。
劇むさは、本当はチケットの取り置きをしてもらっていたんだけど、時間的に無理だったので行けませんでした。
時間配分を大幅に間違ったような気がする・・・。
ザ・ファイナルなのになあ。(娘が4年生だから、最後の芸祭)
あ、そうそう、その娘のフリマの話も。
フリマの準備も雨でバタバタしているようだったのですが、よくよく聞いてみたら、フリマに出す品物をアトリエに保管してあって、それが日曜日にはアトリエを開けてもらえず出せなかったと言う話。
私が持って行った品物があったから助かったらしく。
(後は急遽また家から持ち寄ったとか)
どうして〜?
「日曜日はアトリエを開けない」と言う原則だって。
芸祭なのに?必要なもの出すだけもいけないわけ?
娘たち(娘と友達たち)が、その原則を把握していなかったのがいけないのかもしれないけど。
いや、そりゃ普段はわかりきっていたけど、まさか芸祭期間中に、物を出すだけでもダメだとは思わなかったらしく。
はい、これも後の祭り。
ところで、この翌日、つまり芸祭最終日は、私は仕事を休んで夫(私がponchobeeなので、夫はponchopooとしますw)の心臓負荷検診に付き添って病院に行ったのですが、(心臓に薬で負荷をかけて、心筋の機能を検査するもの)、レントゲンやら血液検査やら色々と検査があって、とりあえず検査だけは無事に終えて帰宅しました。
(心臓に負荷をかけている最中に急変することもあるらしいので、無事に終わってホッとして帰りました)
が、その日の夕方、担当医から電話があり、「中性脂肪が異常に高い」と言われ・・・。
総合病院の(地域では一番大きな病院)の医師が、直接帰宅後の患者に電話するなんて尋常じゃないと思う。
本人は自覚症状がないし、真相はわからないんだけど。
前日のお昼に(私と末娘が芸祭に行っているとき)おばあちゃん(ponchopooの母)と外に食べに行ってチキンカツを食べたとか。
そして夜は私が持ち帰った手羽先を食べたわけで。
検査の前日に、チキンカツと手羽先食べたってのが、中性脂肪を増大させた可能性・・・・?
はい、これも後の祭り。
(しばらく揚げ物禁止にします!)