2011年06月のアーカイブ

fashion課題を終えて

前回の課題を終えて一週間ほど経ちました。
もうね、本当に濃い課題だったんです・・・!!


私は助手さんからたまたま前の席にいてプリントもらっちゃったからついでに
連絡係的なノリで代表者に名前書いてしまったもんだからもう・・・


自分の作品ほっぽいてクラスの展示をバタバtと準備している感じでした。
けれど今振り返ると、もっと自分の作品を磨いていく時間がたくさんあったんでは
ないかなあと思います。
ほんとに、もっともっと。

先生が本当に生徒以上に魂注いでくれていたにも関わらず、
作品づくりに対する気持ちが甘かったと感じて、
作品にもその甘えがだだ漏れで見えていて
しかも代表だったのに段取りの悪さと
話し合いを設けるのが少なかったせいで
部屋もギリギリできてたっていう状態。
講評は本当に謝罪の気持ちでいっぱいだった。

出席番号順に講評ひていく中で、
先生は少しずつ絶望していってるようだった。
一度休憩をはさんだときに先生が
「こんな結果になって正直がっかりした。悔しい。」
と言って泣きながら部屋を出て行ってしまった。

私も会場づくりもできなかったうえに作品も最低で
何一つできなかった自分が恥ずかしくて悔しくて
階段で先生を追い抜かして、一番近くのトイレで泣いてしまった。
これだけ馬鹿な結果を出しておいて、人の前で泣くなんて
最低な奴だと思ったから、人には絶対見せられなかった。


休憩空け、講評はわたしの番までまわってきた。
絶対に呆れられる、講評してもらえないかもしれないと思った。

けれど先生は私の目をしっかり見て、
私の作品を否定しなかった。
きちんと講評してくれた。

周りから見ても精度が低いのは明らかなものだったのに。

決していいものをつくったわけではない。
アイディアもふつうだ。

けれど先生は何も言わなかった。
ただ何か言うように私の目の奥をジっと見て話していた。

まるで先生はこの展示の過程を見ていたみたいに。
先生のとんでもない度量の大きさを感じた。

先生のことをこの短期間の出会いじゃなりえないくらい信じきってていた。

私が頑張ったから、というわけではなく、先生と少しでも信じあえたのだから
これからもっとやらなくてはいけないと思った。
その責任を強く感じた。


・・・・
ここまで一気にありえんくらいのスピードで書きました。ふう。
そんくらいはっきり心が動いたんでしょうな・・・
でもこれがまぎれもない私の衝撃なので、ある意味自分のために
この場を借りて書き留めておこうと思います。

講評は最後は先生がきちんと場を明るいムードでしめてくださって(そこも流石・・・!)
みんな今回の課題を通して、心に直に強力で清いチョップくらった感じだったので、
先生の出会いに感謝感謝でした。

これからまたいろんな人や事に影響を受けて
ぶれたりそれたり転んだりしまくるに違いないです。

けど私が先生に意識を変えられたのは事実だと思う。


前にも日記で書いたけど、ムサビは本気がかっこいいから
入学して苦しくてつまんなくてもなんとかしようと
やっていけば、将来何になるとか関係なくいいものもらえる。

こんなステキな人との出会いが君にもあるかも(//∀//)


そんなワケで、全てのムサビを目指す方に
ムサビにきて無駄はないと思うよ!と言いたい。


他にも書きたい事柄たくさんありますが、今日はここまでにします。
朝です朝。

次はオーキャンのことか、去年日記かきます宣言していた
影絵のことかきたいと思います〜(^O^)

非おしゃれ女子 Fashionを語る

ついには一カ月更新なしでしたねーわー(((((((ノω)
またがんばろーわー(((((((ノω)


そんな感じで今、空デ2年はファッションの課題をやっております。
うちのクラスは唯一の外部講師である湯沢薫さんという方が担当。
美術家であり、モデルで食べていっていらっしゃる美しい方です。


ファッションを語る前にちょいと近況についてはなします。
実は最近、私は遅れてきた自粛モードで、「つくる」ということに対して意味が見出せなくなり、
美術館行ったり図版見たりすることもいやになって、
さらにはお店で洋服見たり化粧品見たりするのも嫌になっちゃって
クリエイティブ魂がカラカラにしぼんでいたんです。


がしかし!!
湯沢先生に「ぜひ行って!!」といわれたお店で見事、回復したのです!!!


そのお店がこちら
デザイナーズ インテリアショップ「TORICO」
http://www.bytrico.com/


豊洲のキャナルコート(これまたおしゃれ建築な集合住宅)の中にあるお店。
もー置いてあるプロダクト全て、ほんとに全てが素敵!!!!!
もーHP見てください!!そして本当に「ぜひ行って!!」

それでもって、おかげでメンタル復活し、ポジティブに課題について考えていた先日のこと。

バイト先の店長に何気なくいわれた一言に私ははっとしました。

「ポモドーロって、おしゃれしないよね」

もーね、ガーンじゃなくてピーンときてしまった!!
自分なりにポリシーを持って洋服やメイクを選んでいたんですが、
無意識のうちに私は「おしゃれをしない」という選択肢を選んでいたんだ!!と。
なぜかすげー納得してしまいました。アハ体験みたいに。

思えば「シンプルで質のいいものを着るのが長い目で見ておしゃれ、
けど今はそんな良いもの買えないから、無理して買わずにあるもの合わせて着よう〜」
という姿勢は
「服買うのめんどくせーからあるもんでいいべ〜」
と一緒なんですよね!!行動は!!

しかも今までおしゃれに時間とお金かけてる場合じゃなくない?
もっとつくったり勉強しなきゃいけないんじゃない!?
なんて捻くれて考えてたところがありましたが、
そんなことは全然なくて、。

人といやでもコミュニケーションをとる場において
人に接することに対してオープンかそうでないかは
ファッションに表れるもんなんだなと。
ごてごてに毎日頑張っておしゃれするとかじゃなくて、
等身大でおしゃれに見せることがポイントであり、
気を使うかそうでないかという問題で。

それに私は渋い趣味の服が好きで、
藍染だとかコットンシャツとか無地のロングスカートばっかり好きなので
よけい何も気にしてないように見えるのかもしれないと思いました。
もうちょっと今しか似合わないような格好してみるのもありなかあと。
というか、好きなものも取り入れつつ、「なんかかわいいな」と思わせるのがきっと
その人らしい「おしゃれ」なんでしょうな。

そのへんに売ってる服でもふつうに着てれば
暖かい、涼しい、の機能を満たすのに十分で、
パンツと同じくらい着まわしきく量があれば生きていけるのに
なぜ人はファッションを生み続けて
こんなに買い続けるのか。

どう見られたいかという欲はどこに向かっているのか。

まだよくわなんないので、
今度ぶらぶらしている教授様に聞いてみたいですね。

とりあえず今回の課題もおバカでピースな提案をしていこうと思いま〜す