第2回卒制スクーリング(芸文)

10月3日・4日はムサビ通信、芸術文化学科の第2回卒業制作スクーリングでした。

・1日目 論文執筆についてのあれこれ(先生4名)
・2日目 2チームに分かれ、各自発表(先生2名ずつ)

芸文は、文化支援と造形研究とふたつのコースがありますが、
卒論に関して、コースはあまり関係ないようです。
全体的に和やかなスクーリングでしたよ。


1日目の夜は久しぶりに会う同期友人とお食事。
2日目の終了後は、やはり友人と羽田空港まで一緒に行けたので、
いろいろおしゃべり出来ました。
通信は普段バラバラなだけに、スクーリングでの情報交換は大事です。
メールでも連絡は取れるけれど、やっぱ顔を合わせて話せるのがいいよね。


ペンギンさん〜と話しかけていただき、恐縮です。
すいませんねぇ、ブログ書いているのがこんないい加減なヤツで。

メール交換していない方で、何かありましたら下記メールまで。

  iejima_pinguino★yahoo.co.jp   (★→@)


では皆さま、10月24日の草稿提出を目指して頑張りましょう!


ペンギン、卒論の発表では沖縄にこだわったヤツみたいですが、
去年から今年にかけて、テーマがかなりゆれていました。


3年次 文化政策による地域振興
 ※ 私がムサビに入学したのは、これがやりたかったからです。ニューヨークやスペインのビルバオにまで調査に行きました。ま、諸事情があってやめました。

4年春 ラテンアメリカ系の作家研究
 ※ メキシコの作家とアルゼンチンの作家で迷いつつ、資料も両方集めていました。現地へはそれぞれ卒論のためではないですが、何度か行っています。やめた理由は、語学力不足(英語&スペイン語)で文献を読むのにやたら時間がかかることと、「私がやる理由がないじゃん」ってことでした。関連して、詩人のガルシア・ロルカの素描研究っていうのも、ちらと思いました。(これも資料だけは集めてみた)

あと、沖縄県立美術館について、
沖縄県立現代美術館設立構想が、なぜ沖縄県立博物館・美術館として建設されたのか、とかね。
一昨年、優秀賞をとられた「せんだいメディアテークはどのように成功しなかったか」がお手本ですが、美術館にかかわる地元民としては、今後のことを考えるとちょっとムリでした。地方は世界が狭いから。


結局、最後に決めたテーマは、
「私が今やる」意義がいちばんあったから。


でも卒論のテーマはそんなことで決めるのではなく、
「問題提起 → 考察のプロセス → 結論」が、50枚で展開できるテーマを選ばなくてはいけなかったんですね。
第1回のスクーリングが3年次ぐらいにあれば、多分違うテーマを選んでいたと思います。


今回の私の卒論に対する思考の堂々巡りは、単に私の卒論に対する理解不足でした。
と、今更気付いても遅いので、とにかく今出来ることをやっていきたいと思います。


投稿者:pinguino : 2009年10月06日 03:23

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コメント: 第2回卒制スクーリング(芸文)

こんにちは。スクーリングお疲れ様でした。スクーリング後、仙台に慌ただしく帰った2年前を懐かしく思い出しました。
拙なる論文を引き合いに出していただきありがとうごいます(笑)。いくつものテーマを模索されているのですね。私の場合は、地域での芸術文化振興が基本テーマとしてあり、それをある意味象徴しているのがせんだいメディアテークだったわけですが。最終的にはどのようなテーマにされたんですか?(どこかのエントリーで書かれていたら、すみません)
それと、先生4人て? 私の時は確かK先生、S先生、T先生の3人でした。

投稿者 自由なランナー : 2009年10月06日 07:12

自由なランナーさん、こんにちは。
4人目の先生は、芸文1、2年コース指定のデザインリサーチを担当されている田村先生です。
K先生+新T先生の理論派 vs S先生+T先生の博識派

私は後者のチームで、沖縄の92歳になられるご存命の写真家についてやろうと思っています。
山田實さんというのですが、彼を通した戦後沖縄写真史・・・う〜ん、どういう風にまとめるのかが難しい。
単純に、お話が伺えるうちに記録が残したいというのがきっかけです。

T先生が、ドキュメンタリーやルポルタージュの方法を使った卒論も出てきていいのではないか、とおっしゃっていたので、そのあたりから何とかと考えています。

投稿者 ペンギン : 2009年10月06日 18:06

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