慰霊の日

8月15日は「終戦記念日」ですが、
今日6月23日は、沖縄では「慰霊の日」です。


沖縄では本土復帰前(米国統治下時)、最高司令官の自決した6月23日をもって日本軍の組織的戦闘が終結した節目としてとらえ、「沖縄・慰霊の日」が制定され、沖縄戦の戦没者の霊を慰めて平和を祈る日として、休日と定められました。

1972年の本土復帰以降は日本国の法律が適用となり、慰霊の日は休日としての法的根拠がなくなってしまいました。しかし1991年に地方自治法が改正され、沖縄県では沖縄戦が年ごとに忘れ去られていることの反省と、世界の恒久平和への希求・戦没者の霊を慰めることを目的として、慰霊の日を休日と定める県条例が制定されました。

これにより慰霊の日の6月23日は、沖縄県庁と市町村役場、公立の小・中学校、高校などは公休日となっています。


今日は、正午には うーとーとー します。


投稿者:pinguino : 2009年06月23日 05:08

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コメント: 慰霊の日

ペンギン様、こんばんは。沖縄慰霊の日は、残念ながら当地で見ている全国ニュースでは、ヘッドラインの最初にはありません。でも、この前テレビで現天皇が「日本人が忘れてはならない4つの日」として、終戦記念日、長崎と広島の原爆の日とともに挙げていたのを、もっと大きくとりあげてもいいのにと思いました。
一昨年に8月と12月に沖縄に行ったときに、ひめゆりの塔のところにある平和祈念館と平和の礎のところにある祈念館と両方に行ったのですが、知らないことがほんとうにたくさんあって、自分で勉強しないといけないなと思いました。先日に1泊2日で若者たちが行ったのはスタディツアーなので戦跡にはいくつも行ってガマにも行ったそうです。残念ながら組合のツアーは、採用3年めくらいまでの若者対象なのです。
 旅行社のツアーには、あまりお勉強の色彩は盛り込んでいないでしょうから、やはり自分で計画するしかないですかね。息子の受験が済んだら考えようと思っています。

投稿者 yukihaha : 2009年06月23日 21:01

yukihahaさん、おはようございます。
沖縄ではこの数日、慰霊の日関連行事のニュースやインタビュー番組が多かったです。
NHK九州ぐらいまでは、トップニュースでした。

私の住む島では、終戦を知らず2年間をがじゅまるの木上で暮らした兵隊さんがいらしたのですが、6/11に91歳で亡くなりました。伊江島は1945年4月21日に米軍に占領され、捕虜となった村民2100名は渡嘉敷島、座間味島に送られます。その島民が帰島したときに、がじゅまるにいる元兵隊さんを見つけたのです。
戦死した村民と旧日本兵約3500柱がまつられる「芳魂之塔」での平和祈願祭に、「戦没者の冥福を祈ること、これが生きているわれわれの務め」と、07年まで毎年参列されていました。拾骨では右太ももの辺りから、戦闘で受けた真ちゅう製と思われる銃弾も見つかったそうで、その方はこの60年余りをずっと戦争と共に生きてこられたのですね。

投稿者 ペンギン : 2009年06月24日 05:41

ペンギンさん、こんにちは。
沖縄は亡父と2回も旅行に行った思い出の場所です。
最初は父娘旅、オープン2年目の万座ビーチホテルに泊まりました。2度目は母とコドモふたりを連れて。。

戦争体験者である父も母も万感の想いで戦跡を辿っていました。
海軍司令部濠にも行きました。太田中将が千葉県の出身であること知り、感慨深いものもあったようです。
写真を見ると、慰霊の地では父はいつも帽子を取り敬意を評して写真に写っています。

沖縄戦で亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。
この平和を守って行くにはどうしたらいいのか、
どう子どもたちに伝えたらいいのか、考えなくてはいけませんね。。

投稿者 ジャスミン : 2009年06月24日 10:13

こんにちは。
私も三年ほど前の6月に沖縄の慰霊の旅をしました。
仲間と20人ほどでめぐり、第一外科壕にも入らせていただきました。
最南端のガマ群を見たり、米軍基地を外から眺めたり・・・現地で語り手をされている方から説明を受けながらの三日間で、すごく意識が変わったのを覚えています。
戦争を知らない私たちがどう学んで、これからどうしていくのか、毎年この時期になると考えます。
一人ひとりが考えていかなくてはいけませんね。

投稿者 CottonRose : 2009年06月24日 12:43

ジャスミンさん、CottonRoseさん、
コメントありがとうございます。
ムサビ日記にふさわしい話題かどうか迷ったので、短い日記にしました。

yukihahaさん、ジャスミンさん、CottonRoseさんに、
こんなにちゃんとコメントを入れていただいて、感激しています。

沖縄では、いまだに不発弾が見つかっては住民が避難して撤去するというのを、ひんぱんに行っています。
工事中に不発弾が爆発して、怪我をされる方もいます。
戦後64年経った沖縄でもこうなのだから、ベトナムやカンボジアはどうなんだろうかと思います。内戦状態の国々のことも考えます。
平和の尊さと、人の命の大切さが、若い世代に伝わりますように。

投稿者 ペンギン : 2009年06月24日 15:03

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