2009年12月23日
早く休みにならんかな
休暇中に読む本が届いた。一つ目は白水社の『コレクション・フランス語』シリーズ。
西欧の語学の教科書は、授業を受けて宿題をしていたらいつの間にか身に付いていました、という構成になっているが、日本の教科書を読んで物事を体系的に捉えないと不安になる、というのは語学の勉強ではよくないことか。
とはいえ、きちんと勉強して語学力を伸ばして、来年はフランス人のガールフレンドをつくることを目標にしよう。
二つ目は、直木孝次郎『奈良 -古代史への旅-』岩波新書。直木は古代史家であるが、古代美術についてもいくつかの著作を書いている。
直木の著書で、法隆寺の北畠男爵のような存在を知ったし、奈良在住でもあるから古美術散策エッセイも書いていて面白い。史家であるから、あまりいい加減なことは書かない。哲学者とは大違いだな。梅原猛に爪の垢を煎じて飲ませたい。
Posted by phonon at 2009年12月23日 17:58
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