2009年05月16日

横浜の水上飛行機

ムサビズキさんが中島敦を取り上げていて、今朝コメントに気の利いたことを書こうとも思ったけど書けずに、今晩あらためてブログを読ませていただいたら、ムサビコムメンバーの反響がすごかった。


僕自身も高校の教科書で『山月記』は読んで、多分自分で岩波文庫を買って『李陵』も読んだと思う。


中島の全集を買ったのは大人になってからで、神保町で筑摩書房版を買った。その後、同じ出版社から新版も出て買い直した。


『山月記』と『李陵』を読めば優れた作家と誰しも思うが、生前は恵まれなかったようだ。


全集を読むと『文字禍』のようなユーモラスな作品に触れることができる。また、戦時下に書かれた南洋パラオ紀行もある。敦は横浜の女学校で教鞭を取り、水上飛行機で日本から旅立ったのは自宅からそう遠くないところで、そんな記念碑が何年か前に建った。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2009年05月16日 19:38
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コメント

森敦の『月山』と読み間違えてしまいました。:)

Posted by Anonymous at 2009年05月16日 21:48
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