2009年02月01日
美術の経済波及効果を考える
世界の製造業のために新しいライターを買った(ジッポー、6300円)。かどが丸みを帯びていてこんなデザインもあったのかと思い購入、でもジッポーはいつからこんなに高くなったのだ、おおざっぱに言って70ドルするぞ。とはいえ、本日の横浜の強風の中でもばっちり火が付く、アイゼンハワーもびっくりのライターであるな。
今日から2月に入り、まだ来てないけど『武蔵美通信』2月号には来年度学費の納入用紙が挟み込んであるはずだ。武蔵野美術大学に学費を払うことが経済にとってどれほど良いことなのか考えてみる。
古本屋で買った美術史の本を自分の家で青い顔をしながら読んでいた今日の自分の姿を思い返してみるまでもなく、経済のためにはなっていないようだ。昼間は元町で買い物をして、夜は中華街でビールを飲んでいた方がよっぽど経済のためになる。
高い学費を徴収しながら少ない学生を輩出する美大や音大は労働生産性が低い、などと言うのも野暮なことで、とはいえ芸術のハイブラウなイメージだけで法人を運営していくこともこれからの世の中難しくなって行くだろうとも思う。
otoryoshi@gmail.com
Posted by phonon at 2009年02月01日 18:11
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