›2008年09月30日
輝け、ロードスター
車を買い替えようと思ってネットで調べてみると、ロードスター型は高い。特に外車は高い。ちょっと手は届かないなと思いつつもカタログの請求はした。
風を切って横浜の湾岸を走ると気持ちがいいものだろうなあ... と考えるだけで体がほわんとする。早朝か、夕方、そんな時にこころよく走っていると、すぐ前に手羽の車がごろごろごろついていたら、いらいらするのであろうな。
たしか日産のせこい車に乗っていると記憶するけれど(武蔵野美術大学の駐車場で高級車に挟まれて停まっているところを見ることができる、はずだ)、でも手羽の車は練馬ナンバーで(そうだよな)、これはまだましで、多摩ナンバーの車が横浜をころがしていると、市バスに煽られるぞ。
市バスはベンツでも煽るぞ、多摩ナンバーだったら。
やくざが怖くないのかだって? やくざはあしがつかないように、国産の車を頻繁に乗り換える。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月26日
輪島の朝市とれとれ
タイトルに特に意味はない。金沢には惹かれるところがあって、それなりの回数訪れた。
初めて行ったときは高校生で、卯辰山のユースホステルに泊まった。
その頃はストーカーとか性犯罪とか今よりもなかった頃だから、同じ日にとまっている人とはすぐ友達になって、連絡先なんかも交換するのが普通だった。お互いやり取りした住所とか電話番号とか、そんな紙切れが財布や定期入れの中で、連絡をしないで朽ちていってもその時の記憶は心の中にある。
最近の学生はユースになんか泊まるのかな。以前は禁酒だったけど、最近はビールの販売機もあるそうで、功罪半ばした夜のミーティングも強制ではなくなったと聞く。
でも、夜のミーティングは好きだった。「ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む...(あとは秘密)」という歌でみんなそろって踊り狂うのは、そのころのユースホステルではふつうであったよなあ。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月23日
芸術とゴミとの関係
講評のとき、作品を廊下にじかに配置するのはやめた方がいい。大学に訪れる人はすべて現代美術を解するわけではないし、出入り業者もいれば美術に全く関係のないお客さんもいるだろう。また、現代美術とごみの区別がつかない僕のようなのがうろうろしていたりする。
実際、東京都現代美術館でかなり高額な作品を踏み潰しそうになったことがある。危ないところだったが、今にして思えばひとおもいに破壊しておいた方が世のため人のためになったのではなかろうかと思わないでもない。
どうしても廊下にじかに配置したいのであれば、講評まで名前の書いた紙を貼っておけばいい。
「これは作品です」という紙を貼るのはだめだ。そんなことを書くと、「こんなものは作品ではありません」と反論したくなる人が必ず出てくるから。
人の名前を貼ったのものを蹴飛ばすヤツはさすがにいないだろう。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月22日
サバオ像
赤岩君がサバオの像を作るらしい。どんなものができるのやら。がんばって人に愛される作品を母校に残してもらいたいものだ。
素材はFRPを使うということで(手羽室長によると強化プラスチックどうのこうのということだ)、音量子としては石かなんかをこつこつ刻んで作るのがいいんではないかと思わないでもないが、守衛室の前でそうやって作品をつくっている赤岩君をムサビの学生が見かけたらサバオの代わりに頭を撫でて、などと考えたりしつつ、といって針金を使って変な猫を作るよりはましかなとも思う。
昨年の12月、スクーリングで鷹の台に行ったとき、廊下に針金をこんがらかしたようなものがあってごみと思ってもう少しで蹴飛ばすところだった。美大の通信課程に籍を置いて何年かたっているから、そういうものが作品ということは学習しつつあるので、すんでのところで僕のメガトンキックを止めることができた。
講義の休み時間、廊下に出たら彫刻学科の講評が行われていて、さっきの針金のかたまりは本当に作品だった。講評の人の輪からちょっとはずれて、赤岩君がぽつんと立っていた。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月20日
さばおの名付け親はだれなのだろう
さばおが死んだか。かわいそうに。
音量子のとしになると、しぬことはそろそろまじめに考え始めていて、ムサビコムメンバーの年齢であればまだ遠い先のことと思うのはふつうで、ブログを書いている中で言えば順当に行ってまず音量子が最初に死ぬわけで、とはいえこわいことだし苦しいことはいやであるし、でも長生きすれば老いの苦しみもあるわけで、なんともならないどよーんとした気持ちにもなる。
核家族という言葉が一般的になって親族の死に直截触れることが少なくなって、幸いなことに戦争も起きず、医療も発達してみな長生きして、幸せなことだけれど人の死に触れることに対する恐怖感はより強くなったと思う。
さばおは何才だったのだろうか。ネコの年齢を考えると、手羽室長はさばおの子猫のときを見ているだおうか。それともハムコさんくらいでないと分からないかな。
otoryoshi@gamil.com
›2008年09月17日
手羽が禿げる日
少し先の未来、京都の高級割烹旅館で。
手羽「○○(息子さんの名前)は元気でやっているのか」
手羽の奥さん「元気でやっていますよ。あなたに似て芸大の彫刻科でトップの成績ですよ。こないだ、担当教授から聞きました。」
手羽「うむ。○○(娘さんの名前)はどうなのか」
奥さん「お兄さん似でがんばり屋さんですよ。芸大の声楽科でトップの成績ですのよ」
手羽「うむ。やっぱり芸大でなけりゃな...」
奥さん「そりゃそうですよ」
手羽「以前、音量子などというのがいたな。××大学の物理科を出たということだったが。でも、理工系と言えばMITだろう」
奥さん「そりゃそうですよ」
手羽「音量子も自分の息子をハーバードにでも入れなけりゃおれには勝てんだろうな、がはは」
奥さん「そりゃそうですよ」
手羽「ちょっと眠くなって来たぞ」
奥さん「焼酎の飲み過ぎですか」
手羽「京都の秋は暑いな... ヅラをはずしてくれ」
奥さん「はい(カポッ)」
手羽「おれはもう寝る」
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月16日
音量子の秋
週末、文献目録を作り始めたが全然終わらない。あと、2回週末をつぶさないとだめだろうな。3日間ずっと家にこもっていたら、むなしくなった。
世の中は芸術の秋ということになっていて、でも芸術に興味のない人には全く関係がない。
横浜美術館のホームページを見ていたら、秋から新しい講座が始まるので申し込んだ。これから季節のよくなる週末に、外に出ないで美術館でワークショップに取り組むというのはどういう人たちなのだろう。
ついでに以前挫折してしまったフランス語を再び始めてみよう。こんなことを考えるから意味なく忙しくなってしまうのだ。
秋からはいろいろ連想が広がって車で出掛けようと思ってみたが、今乗っているのはもう飽きた。世の中に反抗して3リッター300馬力の車に乗り換えてみようか。
社員食堂で昼食をとった帰り、おなじく社内にある本屋で『ベストカー』を立ち読みしようと思ったら、1冊もない。なにかものすごい記事でも載っていて売り切れてしまったのだろうか。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月14日
ねこあじさんの第一印象
会社の宴会に遅れて行って、「ああ、すいません、出がけに電話が入ったもので」と言って靴を脱いで宴席に上がってそこにねこあじさんがいたら、「すいません遅れまして、まっ、お一つ」とビールを注ぐであろうな。
と言ってもよく分からないと思うので、物事は比較が重要ということで、会社の宴会に遅れて行って、「ああ、すいません、出がけに電話が入ったもので」と言いつつ靴を脱いで宴席に上がってそこにもずくさんがいたら、「こらーっ、こんなところに子供がいてはいけないではないか」と叱ってしまうのであろうな。
初めてムサビコムの飲み会に行ったときはかなり緊張して、風神亭の前で深呼吸を3回した。店に入って「武蔵野美術大学の手羽さんはいますか?」と言っても店の人は分からない。
奥の方の席で若い女性に囲まれた頭のでかいのがいたからあれがそうと思って、「ああ、すいません、音量子です、遅れまして」と言ったら、やっぱり吉祥寺にローンで家を買った大学職員のT君だった。
赤岩君は大学1年生でものごとをはきはきと喋れない若者だった、そのうち大人になれば変わるのであろうと思ったが、変わっていないようだな。
おきなまろさんは今とずいぶん印象が違っていて、おかっぱ頭でずっと下を向いていたように思う。
人は成長もすれば変わりもするもので、何年かすればねこあじさんももずくさんも変わって行くのであろう。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月13日
さびしい頭をしていますな
35年ローンで吉祥寺に家を買った同僚の江頭君に、久しぶりに会った。日本一の人気エリアに物件を持つことはかなりの苦労を要するようで、もともと怪しかった頭髪がますます怪しくなって完全にパゲるのも時間の問題だな。
最近は飲み行くこともなくなって、家で子供と遊ぶのが唯一の楽しみとのこと。江頭君の誤算は吉祥寺に家を買った直後、品川から厚木に転勤になったことで、まあこのくらいの誤算は人生ふつうにある。
江頭君とは昨年の夏、とあるグラフィックエンジンの検証をしていて、せっかくだから世界一かっこいいデモプログラムでもつくってみるかなどと話してみたものの、そういうものをつくるのには美的センスが必要で、そんなものを持ち合わせていない僕と、僕以上に持ち合わせていない江頭君では手も足も出ないのだった。
こんなとき、気軽に相談に乗ってくれるインハウスのデザイナーがいればよいのだけれど、人員削減でどこも手一杯、無理な話なのだった。
話は元に戻るけど、そう言えばもう一人ローンで吉祥寺に家を買った人がいたな。大学職員のT君。こちらの頭髪の具合は大丈夫なのだろうか。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月10日
せっかちで気が早いのである
今年度はあと工芸Iの単位をとればよいか... でも、なかなかテーマが決まらない。地元の工芸としては鎌倉彫やシルクがあるが、どちらにも全く興味はない。とりあえず工場が見学できるところを見つけなければならない。以前元町の家具屋で本棚を誂えてもらったが、作業場所を見せてもらえるだろうか。
工芸Iを取ったとして、造形総合科目では未修得単位が2単位残る。コンピュータグラフィックスを履修登録していてエスキースを作成しようと思い、ケイヨーD2に行ってスケッチブックとクーピーペンシルを買った。家に帰ってから、柔らかめの鉛筆を買い忘れたのに気がついた。ああ面倒だと思ってやる気をなくしてしまった。参考のためコラージュの本を買ってあるので、ごろごろしながらそれを読んで終わりにしてしまおう。
専門科目では卒論の腹案もなって参考図書も7割くらい揃っているので、それはそれで地道に読み込んでいく予定。あと造形学研究があるが今年度は履修登録しておらず、しかし古い学習指導書は持っているので今年度中に手をつけてしまおう。
などと考えていたら早く来年度になってくれんかなーとも思う。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月08日
音量子狂す
今朝、風呂に入ろうとしたらどでかいクモがいた。いったいどこから入ったのだ。絶叫しながら洗面器で叩き潰す。
風呂場の物音は外に響くもので、近所に聞こえてしまったろうか。朝の5時過ぎに音量子邸の風呂場から叫び声と壁をがんがん叩く音が響いて、隣近所から「音量子さん、最近仕事で疲れていたようだったけど、ついに...」などと思われていなかろうな。
ムサビコムを読むと、今日から後期が始まったのだな。
「いやー長いバカンスが終わって、うちの会社も今日から下半期が始まりましたよ。わはは」などと言ってたみたいものだ。日々競争が激しくなる世の中で、そんな日は永久に来ないだろうが。
最近、通信課題の添削にかかる日数がずいぶんと長くなったような気がする。僕が入学した頃は(特に専門科目は)早かったはずだ。
音量子をあまりいらいらさせると、ほんとうに吉祥寺に乗り込むぞ。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月06日
カラバッジョと対決する
今日はね、とある企業のカメラ教室の講評があって、先々週雨のそぼ降る日比谷公園でてきとうに撮った写真をプロのカメラマンから批評されたのじゃったけど、わしやっぱりね、自分で言うのもなんじゃけど、対象を冷静に見るというのかな、だれもいないさびしい公園を表現しようと思ったのじゃやよ、雨にぬれていて、さびしくってやりきれなくって、そんなのをポジで撮ったからスライド上映したんじゃけど、MITO先生が3枚選んでくれて丁度組み写真のようになって、なんていうのかなあー、わしはゲージュツカではないかと思ったよ。
絵を描くのは下手なんじゃよ。ムサちゃんタマちゃんのキャラクター公募にも落選したしね。
ムサビコムを読むと絡みづらい人君がいる視覚伝達デザイン学科は、普通の大学でいえば早稲田の政経か慶応の医学部なみの難関ということは分かるんじゃけど、わしもね、感性とか経験とか、勝負のしどころっていっぱいあると思うんじゃよ、ここは学生が読んでいるブログじゃから赤裸々に書けないのが残念じゃが。
でもね、アートっていうのは、ちょっと生意気なことを言わせてもらえば食えるか食えないかに行き着くと思うんじゃよ。
だったら、ゴッホはどうなのじゃという人がいるんじゃけど、大きな仕事を成し遂げた上に後世に影響を与えた人、人々に愛されるものを残した人のほとんどはそれで食っていた人だと思うんじゃ。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月05日
総理にみちくさとりこさんを推します
副総理はおく☆ともさんだな。そうすると「芸術文化省」というものをつくってしまいそうだな。
おきなまろさんやりんらんさんを総理にしてしまうと「嵐」で組閣してしまうのであろう。
手羽は文部科学省副大臣ぐらいでよいのではないか。あまり権力を与えてしまうと「美術教育基本法」などというもをつくってしまいそうだから。
そんな状況になると、卜部君やメイさんはカメラを持って取材に行かなければならないのであろうなあ....(お疲れさまです)
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月03日
みなさーん、ウィッキーです♡
こんにちは、ウィッキーです。私はインド人じゃありませんよ、スリランカ人です。
近々、東京国立博物館で「スリランカ展」が始まります。みなさん、見に来てくださいね。
こんにちは、ウィッキーです。スリランカは上座部仏教の国です。小乗仏教(smaller vehicle or lesser vehicle)などと馬鹿にしないで下さいね。お坊さんは戒律を守って日々精進されています。それに比べたら、日本の大乗仏教は堕落しています。
みなさん、ウィッキーです。奥さんは日本人です。色が白いが太っています。どうすればよいのでしょうか?
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月02日
坊主まる儲け
同僚のU君は滋賀のお寺の出で、おじいさんが亡くなられて急遽お父さんが会社を辞めて寺を継いだという話で、そのお父さんも体が弱いから早々に後をついで欲しいと言われたとこぼしていたけれど、そんなことを聞いてから間もないうちにU君は町田にマンションを買った。どんなことがあっても坊さんにはならない、という意思表示だろう。
ちんけな町田のマンションに住むよりは滋賀の寺に住んだほうがお子さんも伸び伸び育つように思うけれど、U君の年では僧侶の資格を得る修行もつらいだろうし、寺に若いおねえさんがたくさんいれば本人のやる気も違ってくるのだろうけれど、くりくり坊主と一緒に托鉢に出なければならないだろうから、まあ格子無き牢獄に入るようなものなのかな。
物事を緻密に考えるU君のことだから、難解な仏教哲学を真剣に学んだら発狂してしまうんではないかとも思う。お経の読み方と葬式の挙げ方をとりあえず頭に叩き込んで寺に入れば、それなりにおいしい生活が待っているのではないかいと言っても、頑として寺に戻るつもりはないようなのだった。
U君が寺に戻ってくれたら、その紹介で近江の仏教美術を見て回ろうなどという下心がないわけでもないので、お寺の生活がいかに素晴らしいものか引き続き吹き込んでみようと思う。
otoryoshi@gmail.com
›2008年09月01日
学習進捗状況 08年度 9月
文学が合格し、受験しなければならない科目試験はすべて終了。
入学前に考えていたより、科目試験の準備には時間がかかった。また、横浜から鷹の台に受験しに行くのも1日仕事で、これはまあ横浜に帰って来て飲み屋に行くことが含まれるにしても、とりあえずtime consumingなイベントは終わった。
卒業所要単位数(残り)
造形文化科目 0
造形総合科目 4
造形専門科目 11
造形文化+総合科目 0
[造形文化科目]
西洋美術史II
第1課題 合
第2課題 合
科目試験 合
文学
第1課題 合
第2課題 合
科目試験 合
[造形総合科目]
コンピュータグラフィックス
第1課題 合
[造形専門科目]
メディア論
第1課題 合
第2課題 合
媒体組成研究
第1課題 合
第2課題 合
面接授業 合
造形民俗学
第1課題 添削中
otoryoshi@gmail.com