2008年12月15日
I'm Bond. James Bond.
昨夜、テレビのチャネルをちゃかちゃか回していたら古い007の映画をやっていた。冷戦時代のひりひりとした緊迫感がなくなった今、気の抜けたサイダーのようなものと思ったものの、優れたエンターテイメントであることに変わりはない。舞台が世界各地に移っていくテンポがいい。当時、日本人が海外に行くことはほとんどなかったから、映画館の観客は海外の風景を見てため息をついていたのではなかろうか。
父親が海外視察で羽田から(成田に非ず)出発するとき、母方の関西の親戚が新幹線に乗ってわざわざ見送りに来た。今からしてみれば笑ってしまうが、ショーン・コネリーがジェイムズ・ボンドを演じていたのはそんな時代だったのだ。
音量子が初めて海外出張に行った頃には、日本人が海外に行くことは当たり前になっていて、成田空港やシカゴのオヘアのバーでビールを飲んでいると仕事仲間に声を掛けられることがあった、これは外資系に勤めていたことにもよる。当時は経費も鷹揚で、ビジネスクラスに乗れたしホテルにしてもレンタカーにしてもけちけちしなくてよかった。万事がせこくなったのは、90年代末のように思う。
もう十年くらい海外出張に行ってないけど、飛行機は嫌いだし海外で気を遣うのも億劫で、やはり日本が一番、横浜が一番。
otoryoshi@gmail.com
TVのチャンネルを回すという表現はひさかたぶりで懐かしいものがありました。もしかしてマジでそのようなレトロTV(10年位前には販売されてました)を使われているのでしょうか。
それと海外出張がセコくなったのは90年代末ではなく、90年代前半(92年頃)からですよ。某D社では91年まではヒラヒラ社員もBiz. classでUSに行ってましたが、92年後半からはCoach classになってしまいました。(ToT) でも、ホテルの部屋はIATAとの契約もあって割と豪勢な部屋に泊まれましたが。(でも、レセプションである程度のねばりは必要でしたが... ^ ^;)
>そのようなレトロTV(10年位前には販売されてました)を使われているのでしょうか。
Ken Olsenさん、言葉のあやですよ。リモコンしか知らない大学生もこういう表現をしますよ。
L社にいた96年、課長でしけれどビジネスクラスで行きました。一般社員もそのころは同様です。
S社に入った99年以降、課長以下はエコです。環境にはいいのかもしれないですけれど、健康を害します。健保の財政を毀損します。二度と行きたくないですね。
チャンネルを回す、の件は冗談ですよ。
でもL社(よう分からんけど)は96年課長でBiz. classとは... そうかD社がダメダメになってたんだな。
> S社に入った99年以降、課長以下は
> エコです。
じゃ、S社は今でも次長以上はBiz...
いいな〜。会社苦しいみたいだけど。
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