2008年12月06日
本の行方
学習の参考にしようと思って注文した本が、札幌の古書店から届いた。古い本のわりには中身は新品同様で、ぱらぱらめくっていると元の持ち主が買ったときのレシートが挟まっていた。これも昨日買ったばかりのように印字が鮮やかで日付は1975年12月12日、楓さんより数歳若いくらいの本であるのだな。
レシートには紀伊國屋書店渋谷店とある(ただし、「渋」が旧字となっている)。渋谷で買った本が電車とともに都市近郊の住宅に移動し、どれだけの歳月だかその家にあって、なんのゆえあってか北海道に渡り、今は横浜にある。
古本屋で買った本に何か挟まっているのってめずらしいな、普通は古書店でチェックするからそんなこともなかろう。図書館で借りると返却本は中身をチェックしないのか、レシートやら割引券やら前に読んでいた人の栞代わりの紙片がいくつも入っていることは珍しくない。
でも、もう本は買いたくない。本より新車が欲しい。
以前、勉強のための本は古書店で買わないことに決めていた。そうしないと、購入対象が際限なく広がってしまうから。どこかでたがをはめ直さないと、とんでもないことになりそうだ。
otoryoshi@gmail.com
Posted by phonon at 2008年12月06日 09:27
トラックバックURL
コメントしてください
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.musabi.com/blog/mt-tb-musabi.cgi/13036