2008年11月23日
11月22日晴れ、北風が強い。
昨日、資料探しに鷹の台の美術史料図書館へ行った。結局これといったものは見つからず、とりあえず手持ちの資料を読み込んで対処することにする。
この日はなぜかお腹の調子がよろしくなく、帰りに図書館の男子トイレの個室に入る。そこここに落書きがあって懐かしい思いがしたが、美大生らしからぬ拙劣なものであった。
落書きと言えば、大学構内の駐車場で高級車に挟まれて停まっている手羽室長の車を見つけて、「手羽のバカ」と書いてしまおうといつも思っているものの、そんなことを思い出したのは国分寺駅行きのバスに乗ってからだった。
帰りの電車ではジョンストン『紫禁城の黄昏』(岩波文庫)を読む。英国人の教師は年若い皇帝に愛情を持って接しているが、どうしてもベルトリッチの映画のイメージが浮かんでくる。
この映画の公開当時、中国共産党政府はこの耽美派の監督に紫禁城をよく貸したものと話題になった。今調べてみると公開から21年、まだ鄧小平が元気だった頃だろうか。
otoryoshi@gmail.com
Posted by phonon at 2008年11月23日 11:14
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