2008年10月10日

どのくらい、お金がかかりますか?

世の中景気が直ったと思っていたら、いつのまにやら不景気風が吹いている。今週は飲み屋に行っても、いつもよりすいているように思う。


このような状況で、美大や美大の通信といったところはもろに影響を受けるのではなかろうか。法学や化学といったものを実学とすれば、世間の人は芸術を虚学と思っている。


こんな雰囲気だと少しはお金を使うのを控えようと思って、勉強の費用にしても他の学科では材料とか機器とかソフトウェアとか高額なものがあって大変だろうと思い、造形研究コースは紙と鉛筆があればいいというのが基本とはいえ、参考資料として書籍をそれなりの量購入している。


いままでいくら遣ったかなと考えてみる。本だけでざっと30万くらいはかかっていそうだ(通信では教科書はただである、でも当方本が好きだからこんな無駄遣いをしてしまうのです)。
年に2度くらい京都・奈良に行くけれど、今年は卒業研究を意識して初夏から夏にかけて2度訪問した。その費用が25万円くらい(ただし、夜お酒を飲むのにかなり費用がかかっている)。展覧会に行く費用もあるけれど年に数回だし、学割はきくし図録は買わないから、大きな負担にはなっていない。


実際、レポートに必要な本は図書館で借りているし、お金をかけたくなければ本当にかからない。お金と成果がかならずしも相関しない、というのはどんな世界でも言えることのように思います。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2008年10月10日 00:02
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