2008年06月29日

電線がない...


昨日、家を出て近くの大通り沿いを歩いていると、なんとなく空が明るい。見上げてみると電線が撤去されていた。あればじゃまなような気がするし、ないと何となくさびしい。
黒澤明の『生きる』の最後の場面では、電柱電線越しに見える夕焼け空が観客の印象をより深くしている、と思う。


この通り沿いの電線を埋設する工事が始まったのは何年前だろうか、始まるときは近所の風景がすっきりしていいなあと思っていたけれど、いつまで経っても終わらないので、すっかり忘れていた。


家から出てその通りとは反対側に歩いて別の大通りに出ると、こちらは引っ越した時にすでに電線は埋設されていて、沿道は緑が整備されていて、『建築マップ横浜・鎌倉』になんとかアベニューとして紹介されている、というと高級住宅地に住んでいるようだけど、そんなことはなくて普通の昔ながらの日本の街だ。


沿道ではこれから電柱を撤去する工事と、歩道と植栽の工事を始めるはずで、そうするとまたうるさくばたばたするのであろうなあ。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2008年06月29日 16:59
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