2008年06月23日
サンマー麺、とうっ!
東京にいたときはもやしソバが好きで中華料理屋に入れば大体これを頼んでいたけれど、横浜に転居後もやしソバを食べようと思ってもメニューにないので当惑した。
横浜にはサンマー麺というものがあって、これがもやしソバに代替するものだということに気づくまでずいぶんと時間がかかった。もやしだけでなく、にんじんとピーマンの細切りと白菜が入ったあんかけソバで、浜っ子は好んで食すようだ。また、酢をかけるのが正しいやり方と聞いたけれど、酢を好む人はサンマー麺に限らず他の中華ソバにもかけているように思う。
目黒不動前に勤めていたとき、昼はわざわざ目蒲線に乗って一つ先の武蔵小山まで行ってそこの中華料理屋で食事をすることがたびたびあった。中華ソバ類には酢と豆板醤のようなものを入れることを強く勧める張り紙があった。確かに、酸味と辛味がラーメンを引き立てた。有名な店のようだったけれど、屋号は忘れてしまった。
そんなのんびりしたサラリーマン生活をエンジョイしていたら、どうしても米国に赴任しなければならなくなって、かなり抵抗したけれど半年行くことになった。
東部の田舎町で、食事には苦労した。洋食はすぐ飽きて、もっぱら中華料理屋に通った(日本料理屋へは車で40分ほどかかるので、滅多に行かなかった)。定食はスープが選べて、卵のスープと、酸味のあるスープ(Hot and sour soupと言ったっけ)、とあともう一つあったけれど、判で押したようにHot and sour soupを頼んだ。
アメリカで食べたものでおいしいものは何もなかったけれど、帰国後この酸味のあるスープは時々思い出してまた食べたいと思った。そんなことも忘れかけ始めたころ、中華料理屋で酸辣湯というもの出し始めて、食べてみると確かに近いのだけれどやっぱり少し違うようなのだ。
otoryoshi@gmail.com
わたしの横浜市立高校の食堂にもありました、サンマー麺。
でも横浜の名物だということも、その実態もなんも知りませんでした。サンマがのってるものだと思ってました。
というか、音量子さん、「サラリーマン」って・・・だ、男性だったのですね・・・。
「おんりょうこ」さんだと思ってたので、本名はリョウコさんなんだと勝手に思ってました・・・。
まぎらわしい名前ですみません。私は男性です。マイケルですし。
音量子は「おとりょうし」と読み、物理用語です。
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