2008年05月21日
希望ヶ丘は希望に燃えているかい?
誰も知らないと思うけれど神奈川には相鉄線という鉄道があって、これに乗って横浜から県北方面に向かう途中に「希望ヶ丘」という能天気な名前の駅がある。電車の中で本を読んでいてこの駅に着いたのに気がつくと何となく眠くなる。
希望ヶ丘より「絶望ヶ丘」と名付けた方が、なんとなく余韻もあり余情もあり、少しは格調が高くなるようにも思う。
Wikipediaで駅名の由来を調べてみると、「戦後、相模鉄道沿線では最も早くに住宅地開発を始めた駅で、戦後の混乱期から立ち上がり、『明るい未来を目指す』という願いがこめられた一般公募により駅の名称が決まった。地名は駅名に由来している。 」ということで、今は明るい未来が訪れたのだろうか。
さらにWikipediaから、「当駅 - ゆめが丘駅の硬券往復切符、『ゆめきぼ切符』が発売されている。」...
ふーむ、希望を上回る「ゆめ」などという駅もあったのか。相模鉄道沿線住民の心を理解することは、僕には不可能であるぞ。
otoryoshi@gmail.com
Posted by phonon at 2008年05月21日 22:17
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相鉄の沿線はおしゃれな地名が多いですよね。
「緑園都市」とか「いずみ中央」ってそそられます。笑
よくよく考えるといずみ中央って怖いですが・・・
横浜在住でいらっしゃるんですね!あたしもです!
Posted by helvetica at 2008年05月21日 22:49
そんなこといったらつくばEXは(以下略)。
ネーミングセンスがないのなら、無難で堅実な名前をつけたほうが親しまれる気がするのですが。
この手の駅名で成功したのって、自由が丘くらいしか思いつきません。これは近くにある自由が丘学園から取ったそうです。
Posted by 赤岩 at 2008年05月21日 23:29
企業がつける駅名というのは人工的で深みがないものが多いんですよね...
helveticaさんや赤岩君のような感性に富んだ美大生がこういう方面でも能力を発揮してもらいものと思います。
Posted by 音量子 at 2008年05月22日 05:38
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