2008年03月24日
馬場馬術における脱構築
美術論の本を読んでいると哲学用語からはのがれられないようで、いくつかの用語をぱらぱらと調べてみた。こうやって知恵がついてくると実際に使ってみたくなるもので、会社の打合せなんかで「放送機器ビジネスにおける弁証法的戦略は...」などと言ってしまいそうで恐ろしい。
僕が人としゃべるのは、会社か近所のおばさんたちの井戸端会議に引き込まれるかあるいは乗馬クラブくらいなもので、どこにも哲学用語を使えるところがないではないか。
昨日、天気が良かったので乗馬クラブに行った。レッスン中に馬が暴れだして抑えるのに苦労したけれど、こういうときは精神も肉体もぎりぎりのところまでいくのでなかなかスリリングなのだ。狭い馬場で馬に乗っていると、馬が互いに挑発し合って時としてこういうことになる。馬と馬とをなるべく近づけないようにコントロールしなければならないのだけれど、最近は鈍感な乗り手が多いというかマナーが悪いというか、こういうことは一度痛い目に遭わないと学習できないから、こちらから馬を挑発させてしょぼい乗り手を唯物論的地獄に叩き落してやることもできるけれど、僕は優しいのでそういうことはしない。
otoryoshi@gmail.com
Posted by phonon at 2008年03月24日 22:12
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