2007年10月25日
音量子、庭園を見る <修学院離宮>
宮内庁管理の桂離宮、修学院離宮、仙洞御所、京都御所の参観には事前の申し込みが要る。以前は往復はがきで申し込まなければならなかったけど、Webでもできるようになって便利になった。桂離宮以外は、直接御所の事務所に行って申し込んでも空きがあったけれど、今はどうだろうか。
叡山電鉄修学院駅で降りて、修学院離宮道を川沿いにだらだらと上っていく。歩いて15分くらいかかる。
門を入ってまず受付で往復はがきの返信見せる。担当官からじろじろ顔を見られる。それから待合室へ案内されると、テレビで庭園のビデオを上映している。これから見る庭に対して驚きがなくなるから、僕は見ない。
待合室の片隅でパンフレットが売られているから是非買おう。1部100円。お金の箱に自分で百円玉をいれて、別の箱の中から自分でパンフレットを取り出す。誰も見ていないから百円玉を入れたふりをしてチョッパできるけれど、いい大人がそういうことをするのはやめよう。修学院離宮のほかに、桂離宮や御所のパンフレットも売っているからついでに買っておくのも良いと思う。
時間になったら案内役の宮内庁職員に付いて行く。参観者は3〜40人くらいだったろうか。最後尾に皇宮警察の人が付く。別に怖い人ではない、奇矯な行動を取らない限りは。
写真は自由に撮ることができる。桂離宮では「控えめに...」などと言われた記憶があるけれど、国民の財産なんだから撮りたかったらどんどん撮る。少々グループから遅れても大丈夫、遅れ過ぎると皇宮警察のおじさんがやさしく促してくれる。
下離宮から上離宮に通じる道は松並木になっていて、その周りは田畑でお百姓さんが野良仕事をしている。初秋の頃で、田の畔には彼岸花が咲いていた。
松並木は陛下のための目隠しで、往時は車でお通りになったそうな。
修学院は桂の陰にかくれて有名ではないけれど、宮内庁管理の庭園の中では一番と思う。なぜかって?一度訪れてみれば分かると思う。
ムサビ日記関係者にご連絡:
ハムコさんからの要請があって、日曜日に手羽さんのサイン会に合わせて鷹の台に行きます。手羽さんのサインを貰った後、dum-dum君の店に行って軽く飲みたい。勘定は僕が持ちます。ムサビコム有志でdum-dum君を野次りに行こう。
以上
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