2007年10月20日
音量子、庭園を見る <詩仙堂>
詩仙堂の四季?水野克比古写真集 | |
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出町柳で叡山電鉄に乗り三つ目の一乗寺で降りる。西に行けば、アート本の品揃えで名が知られた恵文社一乗寺店がある。美術やデザインの本の間にアングラ文化の本があったりする。店長は団塊の世代か。それとも少し世の中を拗ねているのだろうか。
反対に曼殊院道を東へ行き、白川通を越えて100mくらい歩くと一乗寺下り松の遺跡がある。宮本武蔵が吉岡一門を叩き斬ったところだ。そこから左にクランク状に道を曲がって少し登ると、丈山寺詩仙堂がある。
小さい方丈から目の前のこじんまりとした庭を見る。白い砂の上につつじが丸く刈り込んであって、すぐそばに小さな花が咲いている。縁側を降りて階段を下ったところにある廻遊庭園を歩くこともできるけれど、手入れの行き届いた方丈の畳の上から目の前の小さい庭を見ているほうがいい。老若男女が譲り合ってひっそりと座っている雰囲気がよい。
ここに来るまで庭に興味はなかったけれど、心が落ち着いた自分を発見し驚いた。
Posted by phonon at 2007年10月20日 14:05
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