2007年10月13日
音量子 奈良の旅 5 -ヤマト運輸-
法華寺の十一面観音は光明后の伝説があり官能的な美しさもあって名高いけど、普段は秘仏で毎年春秋の何日かしか公開していない。たまたま訪れたときが公開日で、同時に施浴伝説の浴室や宝物館もこの時に見ることが出来た。
ここは尼寺で、受付でパンフレットを買おうとしたら尼さんが居眠りをしていた。血色が良くてはだがつるつるで唇もうっすらと赤い。そのマルコメ頭を上からはたいてやりたい強い衝動に駆られた。
昨年夏、久しぶりに唐招提寺を訪れたとき、宝蔵が開館していた。確か、こちらも春秋しか公開していないと思ったが...
展覧会かなにかあるのか、ヤマト運輸の人たちが荷物を運び出している。そのついでに、宝蔵の公開もしているのだろうか。中はばたばたしていたけれど、どさくさにまぎれて倉庫の中もちらっとみてしまった。様々な箱の間に、公開されていない仏像が多数置かれていた。
美しい金堂の修理が始まったのは何年前だったか。終わるのは3年後で、その間東京国立博物館で特別展もあったけど、新しい金堂が姿を現したらまた西ノ京あたりをぶらぶらしてみたいものだ。
Posted by phonon at 2007年10月13日 00:19
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