2007年09月23日
大学で勉強し直す
僕が出た理工系の大学の同級生には、普通の学生以外に種々雑多な人がいて、気象庁の職員(父島だか母島だかに何年か赴任するとご褒美に大学に行かせてもらえる)、元高校の校長先生(生涯教育のはしりだな)、若い元看護婦さん(色が白くて目がぱっちりしていて、S.Yさん、僕はあなたのことが好きでした)といった人がいた。
一番の変わり種は、音楽大学を出て自宅でピアノの先生をやっているおばさんで、当時30をいくつか過ぎていたろうか、年のわりには老けた人で、いかにもおばさんおばさんした人だった。
なんで今頃物理学科に入ったのか、理由を聞いたけど忘れてしまった。
教育実習ではずいぶん生徒にいじめられたようで、よりによって男子校に行き、生徒からしてみれば若くてきれいな女の先生を期待しているわけで、そこにどんくさいおばさんが行ったわけだから、それはいじめられてしまうだろうなと思う。
ピアノの先生は大学院に進んだ。大学を卒業して10年くらいたった頃、著名な大学で物理科の講師をされているということを風の便りに聞いた。
Posted by phonon at 2007年09月23日 11:21
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