2007年09月12日

港町ブルースよ〜

昨夜の関内はどこも飲屋は暇だったようで、最近通うようになった焼鳥屋でも客は僕1人、店主老夫婦と3人で『NHK歌謡コンサート』をぼんやりとながめていた。
演歌は音楽じゃない、と言い切ったのは淡谷のり子で、僕はそこまでは思わないけれど、大して面白くない音楽という認識は持っている。


とは言え、力のある歌手が演歌を歌うと華があって、都はるみがそうだし森進一もそうだし、『男の港』を歌う鳥羽一郎はバラエティに出ているときとは違って力強く男気がある。


北島三郎が中野に住んでいたころ、実家がその近所で、正月北島邸の前を通りかかると黒塗りの高級車がいっぱい停まっていた。芸能関係者の年始だろうと思う。
ある年の正月、雪の降った日に母親が北島三郎邸の前を通りかかると、ご本人が雪かきをされていて、わざわざ手を止めて「あけましておめでとうございます」と言ってくれたと感激しながら話していたことを思い出す。
今は居住されていた家は取り壊されて音楽事務所になっている。

Posted by phonon at 2007年09月12日 20:33
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