2007年05月27日
ふたたび修学旅行について
地元横浜にも修学旅行生が少なからず来て、横浜開港の歴史を勉強するのだろうか、それともみなとみらいや中華街をぶらぶらして終わりだろうか。大切な時間とお金を使って観光旅行で終わってしまうのだろうなあ。
今の学生は昔と違ってのんびりしている場合ではないように思う。就職一つとって見ても競争相手は国内の学生だけでなく、企業は外国人新卒への採用意欲も旺盛で、将来の現地法人幹部登用の思惑も見え隠れするけれど、そう遠くない日に伝統的な日本企業で外国人幹部が増えることと思う。ゆとり教育なんて、学生当人にとって何のためにもならないと思う。
じゃあ、修学旅行はどこに行けば良いのかねという声も聞こえてきそうなので、例えば、
・原爆資料館 - 戦争の恐ろしさむごたらしさが直截に分かると思う。比較的近い過去に起こったことなので、歴史証言も豊富で、中学生高校生にも理解しやすいだろう。少なくとも、いつ誰が何のために造ったかわからない法隆寺百済観音を見るよりは、よっぽど学生の将来のためになると思う。
Posted by phonon at 2007年05月27日 11:14
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