2007年03月27日

プレゼン技法

ムサビコムを読んでいると最近は学生にプレゼンをさせるようで、将来実社会で役立つものだから有益な授業をされていると思うし、学生の立場から見ると講義や課題をこなしながらプレゼン準備をするのは大変なことだろうと思う。
僕が大学のときは、物理学実験の授業で担当のテーマを割り振られて、年度の最後に発表をさせられたくらいだった。自分の考えていること理解していることを発表してみると、聴衆(といっても同じクラスの仲間)になかなか伝わらず、「自分の話を人に分かってもらうのは難しいことだな」ということを理解するだけで終わった。


一時期、プレゼンをするのが自分の仕事なのかなと思うような毎日もあったし、プレゼンテーションスキルの重要性もよく分かっているのだけれど、プレゼン関連の研修は受けたことがない。実際、プレゼン技法の研修が企業で一般化したのは21世紀に入ってからだし、研修を受ける必要性を感じていてもなかなか時間を取ることができない。


プレゼンをする時、聴衆の数が多くなるほど緊張の度合いが高まるのは誰も同じことと思うけれど、僕の場合はその閾値が100人くらいのようで、それ以上になると数日前から「きちんと話しおおせるだろうか」と不安になる。ということで僕なりの戦術を書いてみると、

1. 最初は淡々と話を始める
最初からジョークをとばしたりしない。すべると悲惨。

2. 最初の2、3枚は自分の話すことをベタに書いてしまう
聴衆の方を見ると緊張するので、始めのほうはスクリーンを見ながら話す。

自分の調子が出てきたら、冗談を言うなり身振り手振りを加えるなりする。

3. 質問は最後にまとめてしてもらう
話の腰を折られると自分なりの調子に乗れないため。その代わり、最後に質問時間は十分に取って丁寧に答える。

Posted by phonon at 2007年03月27日 22:57
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