›2006年11月03日
番外編ブログ - 音量子にだって悩みはあるのだ
人間ドックに行ったら、通常の問診票とは別に、御社指定のものがありますからと言って受付の人からもう1枚問診票を渡された。
御社指定のものを見てみると、「いつも周りの人があなたを見ているような気がしますか」とか「自分が社会で無用なものと感じますか」とか「時々電車に飛び込みたくなりますか」といった質問が並んでいる。
一通り検査が終わった後のカウンセリングの時に、医者が問診票を見ながら、「音量子さんて悩みがないんですね」と言った。
とんでもない話であって、朝起きると世界が終わったような気がするし、べつに眠いとかだるいとかいうのではなくて、キングズレー・エイミスの言う「精神的二日酔い」とでも言えばよいのだろうか、鏡に映った自分の顔を見ながら、過去の自分の愚行、現在まさに自分が行っている愚行、さらに未来に自分が行うであろう愚行に対して頭を抱えてしまうのだ。
とは言うものの、歯を磨きシャワーを浴びてコーヒーを飲むと元気が出て来る。この時期、冷え込んだ人通りのない道をバス停に向かって歩きながら、パンチと蹴りのコンピネーションをかましてみたりもする。