2006年10月24日

音量子ブログ番外編 - その3

店の前に玉砂利が敷いてあって飛び石を伝って格子戸を引いて入るような店で飲んむようにしていて、つまみもお酒もつつましく頼めば勘定もそれほどいかないし、ざわざわしていないのがそういう店の取り柄と思うけれど、案外に騒がしいことは風神亭と変わらないわけで、学生はいないけれど、はじけたおじさんおばさんがいて、一千何百万円のベンツだとかルイビトンの六万円のサンダルについて話し合っている。


そういう店に行ってちょっと気になるのは、三十歳前後のサラリーマンだろうか、バーかどこかの店の女性を連れて来て、懐石料理のコースの最初から最後までしもねたで盛り上がっている。
この傾向は横浜関内だけではないようで、京都花見小路でもそうだし、東京の中野(ローカルですまん)でもそのようだ。


安く飲んで楽しい店はいっぱいあるし、バーの女性と恋に落ちるにはそれなりの心持ちがいるし、ひとりで飲んでいると回りからあやしがれないように気をつけてと、音量子の夜は今日も更けて行くのだ。

Posted by phonon at 2006年10月24日 23:34
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