2006年07月19日

きん也のばか

仕事帰りに横浜の地元の鮨屋に寄ってみると、かなり酔っぱらった宮澤ミッシェルのような男がいて、入ってくる客ごとにhugをしようとするたちの悪いチンピラだったけれど、店の年季の入ったおばさんにたしなめられていて、そんなことも気にしているのかしていないのか「きんちゃん、まだ結婚していないの。まだ童貞なんだよう」と泣いていたと思ったら、つけ台につばを吐いて寝てしまった。


僕は東京都中野区出身だけれど、同じ小学校の2、3年上にきん也という少年がいて、その学区内ではバカと言えばきん也だったし、きん也と言えば馬鹿だった。
小学校の二つ三つ上の学年だったから何かしら話す機会もあったろうか、ただ馬鹿っぽい顔とNHKの堀尾アナウンサーのようなすくいようのないことを平気でしゃべる少年ということはよく覚えている。


その頃は珠算塾というアナクロニックなものが流行っていて、きん也と会うことがあるのは夕方

この項、つづく。




Posted by phonon at 2006年07月19日 22:49
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