2006年07月16日
祭りの準備
8月5日、6日は地元の夏祭りで、準備を手伝うのがいやだから、当日は未曾有の台風でも来てくれないかなと真剣に思っていたりする。
祭りの会場となる路地で、早くも近所のおばさん(というか、おばあさん)が段取りの打ち合わせをしている。とは言うものの、いざ準備に取りかかると全く段取りが出来ていなくて、いい大人が右往左往することになるのだ。
浅草生まれで浅草育ちの仕事仲間が、「最近ひとが集まらなくて、三社祭の神輿もバイトに担がせているんですよ」と言うから、「じゃあ、やめちゃえよ」と無責任なことを言っておいたけれど、世に名の知られた祭りでも空洞化してしまっているのだなと、あらためて認識した。
その一方で、祇園祭の賑わいはニュースで見てもかなりのもので、歴史から言っても日本の他の祭りと格が違うけれど、この祭りについては今までいろいろ語られていて、京都人の情熱や金のかけ方は桁外れのものであるようだ。
音量子さん
御無沙汰しています。
京都の家元です。
なかなかここに訪問できずにいましたが、久々尋ねてみると、祇園祭りのことが書かれていたので、思わずコメントしています。
今年の祇園祭は、宵々山、宵山、山鉾巡行のピークがどれも休日なので、人出が凄いだろうと予測されているようです。(私は行けないので、レポートできませんが)
毎年、宵山あたりで必ず雷を伴った夕立が発生して、その後、蝉の鳴き声と共に本格的な暑い夏がやって来るという、何か京都の四季の中の次の展開を感じることができるという意味で、京都人にとっては、祇園祭は特別なものとなっていると思います。
家元、ご無沙汰しております。お元気ですか。
こちらは、梅雨入りと同時になぜか雨が降らなくなり、とはいえ蒸し暑い日々が続いています。
ニュースで宵々山の光景を見ましたが、凄まじい人出ですね。
桜、祇園祭、五山送り火、紅葉などの時期に京都を訪ねてみたいと思いますが、人出の多さを思って二の足を踏んでしまいます。
音量子さん
京都は平成17年度、4700万人(過去最高)の観光客が訪れたそうです。(地下鉄の京都市が出している吊り広告に書かれていました)
次は5000万人を目指しているそうなのですが、この都市のインフラがどこまで拡大・整備されているか、どの様に計画されるのかが大きな課題になると思います。
景観を維持しながらの観光産業の発展って、難しそうですね。
家元、
ニューヨークのテロがあって以降、観光客の日本回帰があって、私のような観光客でも京都には人が増えたなということが分かりました。とりあえず、宿が高くなり予約が取りにくくなりましたね。
まず自国の文化がどういうものか認識することは重要と思いますけれど、京都は観光産業だけで成り立っている街ではなく、伝統産業からハイテクまで持っている都市なので、地元の人と観光客がどう折り合って行くのか、同じ観光都市に住む僕としても興味があります。
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