カテゴリー:画材

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絵皿は増えるものです・・・。

ムサビは入試に伴う入校禁止中。
当然アトリエも使えないので仕方なく部屋で一人制作中。
アトリエほしいなぁ〜・・・。どっかいいとこないかなぁ〜・・・。

入校禁止になる前に画材道具はだいたい避難させたけど
やっぱり絵皿はもう少し持ってくるべきだった。20枚ぐらい。
七枚もあれば十分だと思ったけど回転率悪いわ。

絵具溶くにしろ七枚じゃ全部埋まっちゃうんですよ。
溶いた絵具もストックできないし、新しいの溶くのにそのつど皿洗わなきゃいけないし。
でもって洗ってる間に膠(にかわ)固まってるしー!
あ〜〜〜!もうちょいもって来ればよかった。40枚くらい。
学校入れないしなぁ〜・・・。
あ、100均あったか。いま気つ゛いた(笑)

絵皿って気がつくと膨大な数になってるんです。
「こんなにあるじゃん!?」と驚き、制作が始まると「これしかなかったっけ?」と驚く。

とりあえず明日・・・てかもう今日か;100均行って絵皿買いに行こうかな。
芸工の友達も遊びに来るしもう寝ます。


at 01:08 | Category : 画材 | Comments (0) | Trackbacks (0)

膠(にかわ)

部屋の温度が上がらない・・・。

暖房ガンガンつけないとヤバイ。でなければ奴が固まってしまう!

奴、そう膠(にかわ)である。

膠を知らない人に簡単に説明しますと・・・
膠とは、簡単に言うと定着液のようなもので、岩絵具や水干絵具など
に溶かし入れたもので着彩していくという、日本画制作においてなくてはならない存在だ。

こいつは、蜜蝋や牛の隋液(コラーゲン的な?)ものを溶かし固めたもので
最初、売ってるときは硬い細い棒のようになってる。

そして、この膠がまたやっかいなのである。

ビンに膠と水を加え湯せんしたものを使うのだが、こいつは常温だと液状になってくれる
のだが、冷えるとゼラチンのようにぷるっぷるに固まるのんですけど・・・

膠が固まると制作もストップしてしまいます。
膠溶かす→絵具溶かす→描く→暖房止まってる→膠固まる→絵具溶かせない→膠溶かす→・・・とこんな感じに右往左往するわけです。(まぁ、この膠をいちいち溶かすのも制作のうちだと最近思いはじめた。)

こんなこと冬だけだと思ったそこのあなた!いえいえ夏場のほうがもっとえげつないですよ・・・。(管理をちゃんとしていれば大丈夫。)
ま、それはまたの機会に(笑)

しかし、この近代文明21世紀において、こんなに自然環境に
左右される画材は、日本画がダントツぶっちぎりの1位だと思う。

まぁ、それも日本画の面白いところだろうし、自分としてはこういう伝統的な手法が廻り廻って、今自分がやってる・・・てことはすごいことだと思う。
なにより日本画が好きなことに変わりはないので!

at 16:31 | Category : 画材 | Comments (0) | Trackbacks (0)