ムサビ日記 - ペロリ -

「ゆきだぁ」

ベランダの目の前のお墓も全部真っ白

汚い部屋を走って裸足で玄関の扉を開ける

ズササっ.....

なんと玄関の外にも結構な雪がつもっていて、

扉をあける障害になっているほどでした。

しかもそのまま外にでて見ればペロリの階の住人は誰も外に出てないみたいで

まだ誰も踏んでいない廊下？がそこに

これは！

と思いとりあえず端まで足跡をつけていたら

裸足につっかけの足先がチ〜〜〜〜ン

すぐに家に戻るハメに。

コタツに戻ってもワクワクはとめられず

あぁ、外に行きたい。遊びたい。雪景色のムサビ見たい。と思っていたちょうどその頃

同じことを思っていた人間がひとり。

何度かペロリ日記に登場しているカラちゃんと

「これはムサビ行くしか無い（ポートフォリオやらんかい）」とはりきって予定を変更

昼過ぎのムサビに繰り出したのでした。

（実は卒制関係者以外入構禁止だったらしい（ボソ）

プラスチック製のそりをもったこども

普段は入れない誰も踏んでいない畑に入るこども

そこらじゅう子供しかいない道をペロリは延々と歩きました。

結構まだ誰も踏んでないところがいっぱいあって

ペロリは足先をジンジンさせながら普段チャリですいーっと行く道を３０分歩いたのです。

雪も風も強くなり、傘をさしていても腰から下に横向きに吹きつける風

真っ黒のコートを真っ白にしながらたどり着いたムサビは

見慣れないけどすごく美しい姿になっていました。

まずペロリはそのまま、よく行くムサビが上から見れるとこに直行

カラちゃんはもう学校に着いたかな？とか思いながら４年生に紛れつつ

高い場所へ。

荷物が多かったのでいつもの柵は越えられず窓から雪景色のムサビを見ました。

と、カメラのファインダーをのぞいていたら

米粒のような、でも確実にカラちゃんたる人物が画面の隅で

既にイタズラを開始していました。

その場で電話をかけ、米粒人間が慌てて携帯に出る様子を建物の上から見下ろしながら

「よし！わしも行くで」

そういって、美術館前に到着。

ジャンパーと黄色い長靴の悪友がすでに雪の塊（球体を２つ）用意しており

「これを上に乗せるのてつだって」と

いわれるがままにのせられるがままに

卒制に紛れて出来上がったのがコレ

中途半端な視デ生の中途半端な記憶の中の

ビーナス（あとで調べたら両手逆だった）

道具もなく、人体構造の知識もなく

さらには記憶力もない

私達が作った中途半端なビーナス

だがしかし

なんだこの愛着は。

このビーナスが作品に見えるように

後から周りも整えて

他の３年生が真面目にシュウカツやっている中

２人の雪遊びは幕を閉じたのであった....完

視デにはどんな人がいるかっ　no.59

衝撃レベルの美人なのにグロキモイに価値を見いだす異星人（失礼）の紹介
異星人というのも、同じ人間とは思えない美形
栗山千明さん似のキレイ系女子
初めてその日とを知ったのは２年生の授業だったのだけど
作るものの格好良さとか、曲げない信念みたいなのがあって
自分を通す力強さも実はもってる大人カッコいい美形異星人だ！と思ったのはヒミツ
こんなに見た目も中身もビビッと来る人もシデにいたんだなぁ、と
結構刺激を勝手にうけたひと。その後も班などでちょっと喋ったのだけど
ん、、、？！よく見るとアクセサリーやら持ち物の端々に
色々な気持ち悪い、いや気色悪いものが,,,
それに問うと、嬉しそうに解説してくれるもんだから、なんか...
これだけの美形にこう説明されると
気色悪いものもなんだかキレイにみえてきてしまう怖さ
ギャップの強い人の紹介でした（まとめ方ひどい）