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優しいな!君は!

みなさんこんばんは。

記憶に新しいかと思われますが、暑い夏の、アツくて熱いセミ事件を覚えていますか

そう、ペロリのバイト先の学童保育所で起こったアツーい事件。

ハイあの事件のキーパーソン(?)Kいと君が

また!セミ事件続編をつくりあげました HAHAHA

いやぁなんだかペロリ、だんだんKいと君ファンになってきました(笑)

この子は、なんていうか、すぐキレるし、

暴力的なところがあるし、自分の非を認めないけれど

根が、超少年なのです。

「こどもー!」って感じ。

すぐキレるとかいたけど学童に来始めてから、これでも丸くなったもんです

こんな彼ですが、Kいと君だけが、

オヤツやお昼ご飯(学童でたまに出される飯)について一喜一憂したりもして、

今日のオヤツなんかは、わざわざペロリをひきとめて

「これめっちゃおいしい!」と言って来たぐらい(笑)

どのくらいおいしい?ってきくと

「んー、100!」

・・・カァイイでしょ?←

そういう面ももってるんだなとホッコリ

あの前回のセミ事件以来、結構Kいと君はペロリに話しかけてくるし

攻撃(パンチ、キック等)もしてくるし、割と絡んでくるメンバーの一人。

だいぶ、Kいと君と打ち解けたなぁと感じていた矢先

彼をまた叱らねばならん事件がおこりました

ハイ

またもいたのです。

羽化しきれてなかったセミが。(※未セミと称することにする。)

今回はコレにもう一人熱いのY君(2年)が関係してきて

なんどもハラハラさせられた事件

Y君もKいと君も、とにかく君ら、

セミへの想いは無限大なのね、とこっちが思うくらい

常にセミの立場に立ってセミのことを考えられる凄く優しい子なのですが

一つのことを考え始めたら一気に周りが見えなくなるのです

あらまぁー

へぇ。

まず未セミをY君が発見。

まぁすぐにガキどもは群がります。

ペロリ「君らは何歳?6歳7歳でしょ?このセミさんも同じ歳なんだよー、砂とかかけたらダメだよー」

ガキども、妙に納得したご様子。とそこへKいと君。

「オレが木につけてあげるんだぃ!」

発見者Y君「いやオレのが背が高いし」

これは、危険な展開・・・と察知したペロリ

ペ「いや私の方が背が高いし」

K、Y「じゃ先生、みんなの手が届かないとこにやってよ」

ぺロリ、群がるガキどもの手が届かんところに未セミをつけてあげました

終始2人は、そんなに?!ってぐらいの心配そうな顔。

が、しかし、もう散々に何人もの子供につままれた未セミ、

完全に死にかけでした。

脚の力がなくなったのでしょう、落ちて来ました

うわあああ

Kいと君とY君の声に、一度は散った野次馬が帰ってくる

ぺ「みんながやっていいのは応援だけだよ〜もう触っちゃダメだよお」

そういいながらまた未セミを木につける

散って行く子供達

Kいと君とY君と3人でずっと未セミを見守っていました

けれど、未セミは限界。

また地面に落ちて来ました。

ペロリ急いでKいと君とY君に「しーっ!」

2人が騒ぐと、瀕死の未セミはまた子供らの手に触られまくるのです

2人とペロリで、みんなから見つからない場所に移すことにきまりました

まぁ、ペロリは未セミの死を確信してたんだけどね・・・

2人は真っ直ぐに、まだコイツはセミになれると信じていたのです

彼らは結構本気で場所をみつけてきました

その草の陰に未セミをうつして、みんなが群がるといけないので

何もいないフリをしながら代わりばんこに見に行ったりしてました(^^)

と、未セミ1が丸く収まったところで、別の場所で新たな未セミ2が発見されます

彼らは勢いよくその現場へ行き、また全力でそのセミを応援しはじめました(笑)

アリが寄ってくるといけないから、と、石で囲いを作って

近くに来る虫をはたいていました

その目は真剣そのもの

と、Y君が「コレで防ごうぜ」と言って集めてきたのが小石

この展開は・・・マズイ

そう思ったのが遅かった・・・「石は投げません!」と同時に

Kいと君がもう、その小石を空高く放り投げていました・・・・

(Kいと君的には木の上からおりてくる虫を退治したかった)

            Oh

ペロリの判断が遅いのでしょうか。いいえ、展開が速すぎる

Kいと君は、思ったらすぐ行動しちゃう子なのでしょう

彼の投げた石は木の幹に当たり、バウンドして、

近くでセミ穴(幼虫がでてきた穴)を埋めていた全く関係のない、Kよ君(小2)の頭にコツン・・・

うおおおあああああ(ペロリ心の中絶叫)

Kよ君は「いってぇ」といいながら振り向いてKいと君の服を掴む

「ぉお〜待った待った待った待った待った」

おおらかなKよ君だったのが幸い、暴力ケンカには発展しなかったけれど

自分の非を認めないKいと君「オマエだってよけなかったのがワリぃ!」と・・・!

一旦おさまったKよ君も「意味わかんねえ!オマエが一方的に悪いだろ!」と・・・

ああ!マズイ!こりゃ非常にマズイ!

とにかく「石を投げる」行為は禁断行為なので、まずはそこを注意しようとしたが・・・

Kいと君はもう一旦カァッとなってしまったので暴れたいのは収まらない

ペロリの手を振り切ってKよ君に襲いかかろうとする

まぁ、でもね、ここは力の差。ペロリの手からは逃れられん。

ペロリも全身でKいと君をなだめながら押さえていたら

学童のボス(笑)職員のトップの先生が現れて

ペロリから事情聴取、Kよ君、Kいと君の言い分をきいた

いやぁこれは100%Kいと君が悪いんだけど

いっつも職員さんに感心してばっかだけど

さすがプロだなあ

Kいと君をうまいことフォローしながら、Kよ君も持ち上げながらKよ君に謝らせた。

Kいと君は職員さんに怒られている間、

ずっとすごい力でペロリの手を握っていて、下を向きながらほとんど悔し泣きみたいな

「先生の顔見なさい」と顔をもちあげられたときも

ものすごい力で手を握りしめていた

なんだかなぁ・・・(-ω-)

自分に非があることを分かっているけれど、なんか認めらんないんだよなぁ

ううっ(ウルウル)

Kいと君、あんた、本当は優しいんだけど

ちょっと道を踏み外しがちなのね!

なんか損な性格だな!と思いながら

叱られたあとのショボンスタンディングのKいと君に

「さっきの隠したセミ、見に行く?」と聞いた。

・・・コクリ

その秘密の場所には(といっても校庭のすごく見えるとこ)

Y君がすでに未セミを見はっていて、「Kいとー来いよー動いたよ!」と

元気な声で声をかけてくれた。

Kいと君はパァっと明るくなって駈けて行く。

ああ・・・

熱いな・・・Kいと君・・・

ほわわわ


(きっとまだ続く 笑)

投稿者:perori : 2012年08月24日 01:01

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コメント: 優しいな!君は!

ペロリさま、こんばんは。

暑くて熱い夏は、まだ続くのね。

タイミングとか、その場のメンバーとか、

偶然にも、重なってしまうのね。

セミも、ツクツクホウシがはばをきかせるようになると、

夏休み終わっちゃう感がありますが。

投稿者 yukihaha : 2012年08月24日 18:35

yukihahaさん

最近はもうセミもう大分静かになってコオロギがなきだして

なんだか夏の終わりを感じます

投稿者 ペロリ : 2012年09月01日 21:43

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