ペロリ日記

去年、乗り込む気満々だったペロリは

3.11の影響で中止になったため

ムサビの卒業式がどんなものかわからなくて

でも多分、２年前の四月、

私をあんなに素敵な演出で出迎えてくれたムサビなんだから

との淡い期待も持っていた

だのでUSTで今日卒業式を見た時は

なんだか嬉しくて、誇らしい気分になったりした。

こんなかたっくるしくない卒業式は無いよ他に

こんな卒業式だったら何度でも受けたいわw

やっぱり中島信也さんのお話は染みるなあって

卒業生だけに限らず響いた。

「凹むのは当たり前、こんなん当たり前と思って明日という日にビビったらダメ。

元気に歩き出すことが大事。思いきって進むことが大事なんです」

「日本の危機に美術造形の役割はあるのか。そういう壁に悩まされています。

とにかく考え続けましょう。

僕たちにあるのはかの地を思うイマジネーションなのではないか、

僕たちは想像できる心を持っていると信じています。」

と。

うわあんジーンと来た

このUST見てよかったなって思いました。

また、

何よりもあんな様々なパフォーマンスを笑顔で見守ってくれてる

生徒の親御さん達にも癒された。

受け入れてくれる環境が一番近い家族というところにあるから

こうして私はここで楽しくやっていけるんだと

忘れがちになる家族への感謝を思い出す瞬間でもあった。

そこでやっと気づいたけど自分が一浪したぶん、

一つ年上の高校のときの先輩が

そういえば今日卒業だったんだ・・・w　さっき気づいたーw

ということは同期が来年さようなら・・・

そっか・・・しみじみ

そのあとチャリで卒業式から出て来た様子を撮影しに学校へ行ったけど

残念ながら小心者のペロリはカメラすら出す事ができなかった（笑）

その後友人の家へ行ってまた22時までコマドリアニメの作業

やっとややこしいところを越えた。

それから二人で「シュウカツやだー」「卒業したくないー」とうだうだ喋りながら

色々考えた。

卒業って旅立ちの意味もあるけれど

そこまで深い縁のある人以外とはもう会えないという意味もある

それを今の自分にあてはめたら

なんて切なくて寂しくて、悲しいんだろう

自分の人生の中からその人の存在がまったく消えてしまうなんて

そう思うと、こうやって２年後のこの頃、

自分も卒業を迎えるのかと思ったら

泣けてくる。

ここを居場所だと今は思うかもしれないけれど

本当は大学は居場所じゃなくて、

私達が出会う場所だったわけで

居場所を見つける前の段階だったわけで

そういうのを知らなくちゃいけなくて

甘えているのかもしれないけれど

どうにかみんなぬくぬくと細い線でもいいから繋がっていたいなって。

そんなことを思った今日でした。

ペロリの本棚ァ！　no.5

今日はこれですね!

本　新しい単位

もうこれね、超オススメ。シュールな笑いが好きな人
またちょっと笑いたい人におすすめ
世界単位認定協会が新しい単位をつくりました。
重さや長さに単位があるように、気持ちにも単位を。
私が好きだった単位は「１akT」（読み方は、いち赤ティー）
これは親不孝度を表す単位で、不良少年が学ランの下に赤いTシャツを着ていることから。
まあネタだと思うけれどステキな本です。
さらに私の好きなイラストをかかれる五月女ケイ子さんが挿絵。
これなかなかみつかんないんだよなあ