ペロリ日記

そんな素敵な場所に

段ボールをとりにいった。

今日は雨。ブルーシートのおかげで青い段ボール置き場に

ムサ猫が２匹丸どーん！と座っており

ペロリを見るなり逃走姿勢準備

いやいや取って食ったりせんから

続けて世界堂でミューズコットンの灰色を３枚買う

友人が到着し、裏門側の木材屋さんへ行った

初めてあそこを木材屋と把握

おじさんが気のいい方で

飴とラムネをくれた

「卒制が終わってからめっきり人が減ってさあ〜何？展示？」

ぱ、ぱふぉ、パフォーマンスです、たぶん

４mのマツ角材とベニヤくらいある板を購入

８号館の工具を借りて来た友人と

12号館から２号館へ荷物を移動

また世界堂へ行き、アルミ棒と木の棒を購入

友人も視デなのに、なぜか超イロイロ出来る人で

予選に使う階段を設計しつくることになった

２号館にノコギリの音が響く

エミュウも閉まり人の通りが減った

２号館のセンサーで電気が着く場所で

「ペロリは光を手に入れた！」といいながら

電気が消えないように動いた

見回りの人に初めて「生徒は５時下校だよ？！」と。

そう言われたのが７時半

えっ

保管場所もあるはずがなく

ペロリ家に保管しようということに

今日のノルマの板を切りおわってなくて

近くの公園で板を切ることになった

自転車とその他諸々の荷物を先に公園へおいて

大きくて重い板と角材と段ボール部品を手で運んだ

いつもはチャリで５分程度の道がすごく遠くて

何度も休憩して後ろと前を交代して

友人は弱音を全く吐かない

ペロリはすぐに思った事を口に出す

今日は日頃の何倍も友人が大人に見えた

全ての荷物を公園に運び終わったのは夜８時半

ムサビから公園に運搬するだけで何と１時間

それからひたすらに友人がノコギリでギコギコやって

ペロリは家に何往復もして板と工具以外の荷物を運んだ

ペロリの担当仕事はもうほとんどなかったので

友人にもうしわけなくて

何かできないかとだいぶ考えた

それしか考えてなかった

何度か家を往復する時間に何かできないかと思って

温かい食べ物でも・・・

そのくらいしかできなかった

それでも体全部を使わなきゃ切れない地道な作業を

友人はほとんどやってくれて

同い年なのにすごくその友人が遠くて

すごい人なんだなあと思って

感謝と尊敬の気持ちがうおおおって混ざって

側で見てるだけの自分にまたどうしようもなく

寒い空の下

公園の灯りだけ

静かな住宅街

近くの中学生の不良に走り出した男の子達の声と

ノコギリの音だけ

きっとペロリはこの日のことを

大人になったいつか懐かしく思い出すんだろうなと

そんなことを思った日だった

思い出から消えて行くような最初から残りもしないような

そんな日が多いけど

今日はすごく特別な日だったような

そんなわけで今日は視デ人紹介コーナーは無しっ

どんなわけだか　な！