美大生だけどただの人の子ペロリのリアルな日常を。ペロペロ
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悔しい思いをしたことありませんか
もう、どんだけ更新するんだっつうね!
あれですよ、レポートにまだ手つけてないからあるはずのないヒマが!!!うきゃきゃ
一昨日、ツイッターのタイムラインで、友人が「お正月はもう終わりっ!パンパンっ」とつぶやいていましたが、それをぼんやり見ながらまだお正月気分でいました。
今回帰省している時間が一番長いみたいで、帰省でやってはいけないことを一つ犯してしまいまして、、
「あーもう帰りたくない(東京に)」と思ってしまう程の長期間、実家に滞在してしまいました。
これ、本当にダメなんです。帰るしかないのに、少しでも帰りたくないと思い始めたら最後ですね。
そのギリギリのラインで帰るべきだったので!!!うわあーめんどくさいいいい
とまあ、こんなもんです美大生なんて。美大以外の大学生となんらかわりません。
美大生っていうだけで自分を特別な存在だと勘違いしてしまう人や、他の大学を一般大と呼んでしまうような、気づかないうちに自ら差別化してしまう人が多くいますが、
本当に美大生って何も特別なことはないんです。
どこの大学生もみんな一緒です。
専門分野が美術となるとどこか特別な気がしてしまいますが、
実際、薬学とか、工学、とか理学とか、どこも同じくらい専門的なことを学んでいる気がします。
それならどこに入っても一緒じゃないか、と思う人がいるかもしれません。
それについて私がよく考えたとこと言えば、
モノを見る視点が少し他の大学、学部と違うのではないでしょうか。ね。
上手くは言えないけどそういうことの気がします。
それが世間でよく知られていないというか、浸透していないがために、美術系って珍しいとか、
よく分からないとか、そういった他人事のような意識に変換されるのではないでしょうか。
友人からも「すごくかけ離れていて、ペロリの話に一番興味ある」とか、似たようなことをよく言われます。
日常の中に実は沢山の美術やデザインやアートが存在しています。それを意識的に捉えるか、否かって感じじゃないでしょうかね。ボソボソ
しかし、ですよ
何てったって日常生活に美術を感じる瞬間が少なすぎると思いませんか!!
どうしてニュース番組にスポーツの特集やコーナーがあるのに美術アートのコーナーはないんでしょうか。
何故スポーツの国民的スターや選手、大会は取り上げられているのに、デザインや美術関係のイベントは内輪で細々やっているんでしょうか。
私が知らないだけかもしれないけれど、私でさえ知っているスポーツ関係のこと、芸能関係のことはあるのに、なぜ美術はないんでしょうか。
関心がなくても知っている、スポーツや芸能人の情報は世にあふれかえっているのに、
美術に関する情報はこうやってムサビ等の美術関係の学校に来なくては分からない、というのはおかしいんじゃないでしょうか、ね。
そういえばインターンシップ演習の手羽さんの講義で、今現在の中学校の美術の時間が、1年間でたった4日間分しかない、という話を聞きました。
そこでフラッシュバックしたのが、忘れもしない中学3年生のあの日。
私のクラスの時間割変更で毎週毎週、1週間に1度しかない、私にとって一番楽しくやれていた美術の時間が英語(担任Mが英語の先生)に変更されるという事件が起こりました。
私みたいな、美術大好きですけど、何か?みたいな生徒からしてみれば、とにかくそれは拷問のようで、
黒板の隅で二重線で消されていく美術の文字を見ながら、なんの悪気もなく「また美術消えた・・・英語ばっか・・・」とボソリと言いました。
直後、背後にただならぬ気配を感じました。
担任Mが言葉で私の生気を奪いました。
「ぺろりさん、あとで来なさい。」
まあ、あとで面接になりましたよね。
そこでものすごい剣幕で言われましたよね。
「そんなにイヤなら学校やめなさい」
(・・・ハ?・・・え、だって、ホラ、ウチのクラスだけ明らかに英語多くね?てか美術3週分は遅れているくね?)
「イヤなら学校やめなさいって言ってるの!」
そんな言い方しなくたっていいじゃないですかねーっ!ていうか、イヤとか言ってない・・・(:∀;)もはや誤解の域。
まあ言い訳するのはあの場ではM先生の気に触れるので我慢して、先生の気分が晴れるまで先生の鼻の穴をぼんやり見つめていました。
ただただ悔しかったですね・・・
その後も何度も美術の方向へ行くということで理解のない人達に会いました。
しかし今考えていると、担任M以外の(笑)人達は、そういう人達自身が悪いのではないんだと思うようになりました。(担任Mは今でもどう考えても理不尽ですね)
何が悪いとかいうことではなく、そういった視点がその人達の生活に無いだけなんだということですよね。
だから今の時点で私が考えているのは
そういう、視点を送り込む分野というのがあってもいんでないかってことです。
まあこの悔しい気持ちと、そういう視点やムサビのことを知って欲しいという気持ちがあったので、
このムサビ日記に参加させていただいたんですよ、うん。
だので、この話には結論もなく、起承転結もなく、何かを得られることもなく・・・私が思いの丈をぶちまけたってくらいなんですけど・・
またこの話はどんどん追加で書いていきたいと思います。だって悔しいんですもん!←
ではでは
ジャーン「視デにはどんな人がいるのか No.2」
今日はすごく本人は面白いのに物静かで影を消している人の紹介です。
ポジション的にはちびまる子ちゃんでいう野口さん。
本人は自称コミュ障だって言っています。
まあ自称しなくてもそう見えます。
でも本当に考えていることや実際話してみると面白い人なんです。
しかも多分かなり頭がいい。
理系なのかもしれないと思う瞬間があります。
幾何学概論という授業があって、
パズルや万華鏡の仕組みを使って毎回ちょっとした作品を作る授業があるのですが、
たまにかなり難しい折り紙やエッシャーみたいなパズルを作ります。
で、その授業完成した人から帰れるのですが、
彼女、めちゃめちゃ完成が早いんです。瞬速です。新幹線レベルです。
以前私の鞄についていたルービックキューブもどきのキーホルダーを、
気づいたら操っていました。
存在を消しているので、まず気づいただけで驚き、
さらに手慣れた手つきに驚く二段階の驚きを彼女はくれました。
だしてくる作品もすごく細部まで慎重に作られていて、よく感心させられます。
私もあの力が欲しい!おおおおおお!!!!
おわり。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 悔しい思いをしたことありませんか:
» 美術での、悔しい思い
from はしがき。
もはや私にとって「第2の母校」になりつつあるムサビ日記ですが、その中で視覚伝達デザイン学科という、とても入試倍率の高い人気コースの方が、「悔しい思いをした... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2012年01月05日 19:35
はじめまして、3年くらい前にライターやっていた赤岩です。
このことについて思うことがあったのでコメントを残そうと思いましたが、
あまりにも長くなると失礼になると思い、自分のブログで1本記事を書きました。
トラックバックからたどっていただけると幸いです。
投稿者 赤岩 : 2012年01月05日 19:34
はじめまして赤岩さん!コメントありがとうございます。
ということはムサビの先輩なんですね!!
初めましてしながらよろしくお願いします。
投稿者 ぺろり : 2012年01月06日 19:17