2008年11月のアーカイブ

何事もうまくいくとは限らない

最近、祖母の洗脳に成功している気がします。
と、いうのも、私が美大にいる理由のいちばんは彼女による部分が多く、それがよかったのか悪かったかは今のところ判断ができないのですが、彼女はどうやら、一般的な美大のイメージに近いところを想像していて、「美大生です」と言うと「あら、絵がお上手なのね」と返してくるような人です。
高校生の時、もう我が家には美大に行くしかない、という雰囲気が流れており、なんとか反発したかった私はめちゃくちゃに勉強をして、いわゆる一般大に進学する気で満々でした。
今は芸文にいて、よかったな、ということが多いので、これといって後悔することはないのですが、一般大のためにこっそり勉強した時期がものすごく充実していたな、ということはちょっと香ばしい思い出であります。
つい先日、受験生に出会うことがあり、受験の話に花を咲かせることになるのですが、どうやら私の勉強の仕方はおかしかった、ということに気がつきました。
現役の彼女達の話を聞いていると、なんともスマートな勉強をしているではありませんか。私としては、「おいおい、そんなんで本当に覚えてんのかよー?当日になって、勉強したのにド忘れしちゃってぇ〜なんて言い訳するんじゃないの?」と意地の悪いことを思ってしまったのですが、脳みその容量が違うのでしょうか。

当の私の勉強方法は教科書をまるまる読むというもの。
日本史だったら、日本史の教科書を1ページ目から、索引の前のページの「。」までしっかりと。
My Favorite テキストなるものがあり、各教科1冊、ないし2冊を1日でまるごと読み込むのです。
いちばんいいのは音読なのですが、さすがに電車の中で音読をしては車掌さんに通報されてしまいますので、餌をねだる鯉程度に口をパクパクと。そんなことをしていると、面白い出来事とリンクして記憶されます。
私の中で、日本史の朝鮮総督府についてのページは、富士山を登山した人のイメージとリンクしています。新富士の駅から乗車した富士山を登山しましたであろうファッションに身を包んだおばちゃんの集団が、新幹線の真ん中の席にそれぞれ座っている映像がふつふつと湧くのです。

この話を彼女達にすると、そんな時間がない、との返事。うーん、そりゃMステみてたら当たり前だわな。

祖母の兄弟の奥さんに、息子が大学に入るために大好きなお茶断ちをしたと聞いたことがあります。その人の息子さんは結局、当時の旧帝大に合格し、見事祈願が叶ったのですが、それと同じで私も野球中継断ちをしました。今からでも遅くない、神頼みだ!


美大を目指す人はまわりから「いいの?大丈夫なの?」と聞かれることが多いと思います。
私も、中学1年生の時の個人面談で進路のことを尋ねられると「美大に行くことになると思います」となんとも生意気な物言いをしたら、その後にあった父兄面談で「お嬢さんは美大に行くといっていますが、ご家庭では了解済みなのですか?」と確認されたと母が言っていました。
我が家は、美大に行けモードだったので、問題なかったのですが、私のやりたい仕事を祖母に理解させるのが大変でした。
実は美大に行くことをあまり快く思われていないんだ、という自覚のある方、今からまわりを洗脳しましょう。
美術館に連れて行っても効果がありません。もっと身近な美大出身のすごい人について語るのがいちばん。あんまりすごすぎてもいけませんよ。リアリティがありませんから。私は、佐藤可士和さんをネタに祖母を洗脳しました。「あれを作ったのがこの人なの〜」という言葉が聞けたら、もう2押し。最後の1押しは保険です。「一時の熱にほだされているのではないか?」と思われぬよう、週1ペースでちょっとしたネタを盛り込みます。くれぐれも本来の目的を明かしてはいけません。「美大出身の人はすごいだろ!」というようなことを言っては相手の神経を逆撫でしかねません。化粧品のパッケージや、食料品など、なるべく相手がわかりやすいものでアピールするのがよいと思われます。私は広告で攻めたので、『広告批評』や宣伝会議で出版されているような本を読みあさり、どんな人がどのCMを作っているかを調べて、お茶菓子にする、食卓の話題も盛り上がるという、本来の目的とは違った利点も生まれたり、生まれなかったり。身内に対してなので、本当かどうかはわかりませんが、プレゼン能力もつくような気がします。


日曜日の朝、必ずきくラジオ番組があるのですが、その出演者が同じ時間帯のテレビ番組に出ていて、再放送(・・・いいとも増刊号)とはそういうものなんだな、と考え深い出来事でした。この出演者というのは、とあるテレビ局のアナウンサーなのですが、仕事中、お客様に喋り方が似ていると言われてから、ものすごく意識をしています。「何をおっしゃる、お母さん(受験生相手の商売なので)」と思っていたのですが、言われてみたら、接続詞の選び方が似ているのかな、と思うのですが、相手はことばのプロですからね。多分、彼がやっている番組のシュチュエーションと、私がお客様に接する感覚が似ているのかもしれません。ちょっと私は納得いかないのですが。


今日は私がいかに切羽詰まっているかをお話するつもりだったのですが、結局は私の気持ちの悪い勉強方法と洗脳のやり方についてだけで終わってしまいました。うまくいかないものですな。

at 23:28 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

未熟者ですから

なんだかずっと更新できずにいました。
久しぶりに学校の話をしようと思います。

ゼミで、課題の展示をすることになりました。
芸文は学内に展示スペースを持っているのですが、そこでゼミ展をやることに。
セルフプロデュースというか、展示内容だけではなく、運営部分でも考えなくてはいけないことが多い。
ケーススタディーとでもいいますかねー?

最も私を悩ませるのは、デザイン作業です。
わたくしめ、なぜだかポスターやらDMやら、もろもろのデザインを担当しておりまして、わけがわからんのです。なぜこんなことになったのか・・・・。
ゼミ生全員で案を持ち寄って、多数決で残った案は3つ。
その中に私の案があって、選ばれた人は元の案をブラッシュアップ。
昨日のゼミの時間内に、ブラッシュアップしたものを見せ合った結果、私の案が選ばれた、というわけです。

懸案されるのは、宣誓が出張で海外にいて、私のポスター案をみていないということ。
早く帰ってきてほしい。そして、ボロクソに言ってほしい・・・。
先生ってどこに行ったんだっけ?アジアのどっかの国だった気がするのですが。
タイだったら大変なこっちゃ・・・わわわっ

けれども、私の今後が心配です。
今まで、決してデザイン強いキャラではないわたくし。
後輩を捕まえてダメだしさせてみたり、他力本願です。
だって自分じゃいいんだか悪いんだか、わかんないんだもん!
自分で作ったものはどんな子でもかわいく見えてしまって、客観的にみれない。
若干の"もちゃ"っと感もご愛嬌というか・・・ああ、いかんのじゃー!
特にフォントの選び方に関しては、知識がなく、だめだめ。
かっこいいものの要素を拝借して、なんとなくかっこいいものは作れるんだけど、
それをうまいこと転がして、よりよくする作業に慣れていないのです。
2年生の時に受けたDTPの先生に見せたら笑われるんだろうなーと思いつつ、ツメの作業を。
これを機会に、勉強しなくちゃなーと思うのです。
面白かったらいいやーじゃだめなのだな。ふんふん。
自分を卑下する時は、バッドデザインカンパニーと言います。
ちょっと前はグダボートなんてのもあったな。
次は、シンガタを文字って、キュウガタだろうか。

他にもやらなきゃいけないことがあるのに、片付かない・・・。
ゼミの自分の課題もあるし、他の授業のレポートを書いて、テープ起こしの編集をして。。。
学外の友人がやっている劇団のフライヤーをつくるのもあったんだった。
忙しいのが好きなので、いろいろ詰め込みがち。うまく消化する術を覚えなくては。


それと、ちょびちょび同級生らに自分の性格のことを言われる。
自分では思っていなかったのに、案外辛辣らしい。
学外の友人にも言われたりするし、その子の彼氏にも言われました。
私の何を知っているんだ?と思ったのですが、ここ数日で納得する出来事が。

あと、ミーハーだと思われていたり。
世間の波に1度乗ってみよう、という精神ですからね。
なので、だいたいのことがわかると、おしまいにしてしまう。
これを巷で言うミーハーって言うんだろうか?
最近はやりのイケメン俳優には興味ありませんぞ。
動いている小栗旬を初めてみたのはやりすぎコージーですから。

携帯をiPhoneに変えました。
発売当初から目をつけていたのですが、ものすごくパソコンやらに詳しいわけではないし、携帯に多くを求めていなかったので、先送りにしていたのです。いろいろといい噂を聞かなかったので、しばらく待ってみた。意外と慎重なんだぞ。


裁判員制度のニュースばっかで飽き飽きしているのですが、こういう何かを起こす時には、ひこにゃんみたいなキャラクターがいるわけですな。当然、今回も。期待してまっせー!と見たところ・・・サイバンインコて!


推薦の合格発表が出ましたね。
さてさて、来年の後輩達はどんな人達なんでしょ?

at 22:14 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

つくしじゃないよ

やっぱり私の更新する内容は、ムサビ日記と冠するのに烏滸がましい。
今日もテレビの話です。

今年は残念なニュースが多い。
人を欺く行為だけではなく、人を失ってしまう出来事が多かったように思う。
ホークスの王監督、バッファローズの清原選手など、引退の話題も多かった。
最近は本当に惜しい方の訃報を耳にすることが多く、本当に残念な気持ちです。
次の世代にバトンタッチをされた方、まだまだ早すぎた方、など。

特にニュースキャスターと言ったら失礼だろうか。私はジャーナリストの筑紫哲也氏がなくなったことが、信じられない。もちろん面識があるわけでもなく、こちらからの一方的なものなのだが、ブラウン管を通して毎日のように見ていた人なわけで、同じ電車に乗っていたサラリーマンのおじさんが、年度が変わってから見かけなくなった時の感覚に近い。

私は報道番組のはしごをよくやる。トップニュースに何を持ってくるかをチェックしたり、キャスターのコメントをみるのが面白い。もともとの始まりは、スポーツニュース内で、どの球団の試合について始めるかが気になったからだ。私が小学6年生の頃までは、巨人が絶対の人気を誇り、視聴率を稼ぐためか、パ・リーグから始まり、巨人戦については最後に扱う番組が多かったように思う。

私が小学生の頃、報道番組がとても充実していた。「ニュースステーション」や日本テレビの「今日の出来事」が終了した頃から、私としては満足のいかない報道番組が多く、報道に限ったことではなく、今のテレビは楽しいものじゃないな、と筑紫さんの追悼番組をみて思った。

私は2000年頃の筑紫さんのファンだ。911の事件を携帯のニュース速報で知り、テレビをつけて衝撃の映像をみたのは「筑紫哲也ニュース23」だった。筑紫さんの最初の言葉は失念してしまったが、本当に驚いていることが伝わった言葉だった。ちなみに、「ニュースステーション」でメインを張っていた久米さんは夏休みをとっていて、渡辺真理さんのみで事件について扱っていた。"真理ちゃん"ファンの私達家族は、不安で、ニュースをみているんだか、渡辺真理をみているんだかわからない状態だった。この日のニュースを録画していたらよかったと思う。すごく悔しい。

"23"番組内の「多事争論」は、テレビではありえないコーナーらしい。私の尊敬する鳥越さんがテレビを始めた頃に困ったこととして、短い時間で起承転結をつけて話さなくてはいけないことが新聞と違って大変だったと本に書かれているのを読んだ。普通は解説やコメントは30秒程度だが、「多事争論」は90秒。だが、筑紫さんの「多事争論」はニュースキャスターの筑紫さんではなく、新聞記者としての筑紫さんの言葉がつまったコーナーだったのだと思った。時事的な内容なので、そんなことにはならないとは思うが、天声人語も本になってるし、もし、「多事争論」のDVDが出たらセットで2万円くらいで買います。それくらい価値があると思う。今さらだけど、コーナーだけ録画しておけばよかった!

自分のことばで、世の中を斬るというのは、ものすごく難しいことだ。高校生の頃、新聞ノートなるものを書いていた私は、ひとつの記事に対して、ひどい日だと大学ノート2ページ分、つらつらと思ったことを書いていた。読み返してみると的をえているものは、1冊中片手分あればいいほうで、ほとんどが挙げ足とりに過ぎなかった。高校生の私はとても素直に記事と向き合っていたな、とは思う。ちょっと大人になった大学生の私でもわかるくらいに、稚拙で、まったく推敲されていない文章だけれど、今になると「仕方ない」、「面倒だ」と片付けていることに関しても記述されていた。今は斜に構えるのがかっこいいと思っているような感じで、色眼鏡で世の中をみているんだな、と思った。って反省。ディスカッションをしていて、意見を遮ったりするのには挙げ足まがいなことが有効であると思っていて、ただ、とても感じの悪いことだな、とやってしまってから思う。悪気はないんです。血が多いんです。人よりも。1歩ひいて考えようとしても、私の歩幅は狭いようで、2歩は下がらないといけないっぽい。


晩年の筑紫さんは、みていて少しつらいところがあり、特番以外はあまりみないようにしていたが、みておけばよかったと思う。
今のテレビの感じだと、視聴者の満足のいく内容を話せるニュースキャスターは皆無だと思う。
じゃあ、お前やれよな!っていう話はおいておくとして・・・・。
少し感想を言う、データを元にした意見を言うだけで、それってキャスターの仕事なのだろうか。
やっぱり私の中では久米さんがいいな、と思うわけでして。
後番組の雰囲気が苦手なのです。
久米さんの番組は暗い話題であっても、明るくハキハキとした感じが好きだった。
ピンチヒッターの渡辺宜嗣さんもよかったな、と思います。
殺人事件を扱っているのに、笑っているのも変だし、暗い顔してたら見ている側も暗くなってくるし、どういう態度で番組をやるのがいいんでしょうね。
その点、ジャーナリスト的な立場にたっていた筑紫さんは、たんたんと出来事を解剖していてよかったな。やっぱり世の中の番犬なんだな、と思う。
鳥越さんに夜の番組をやってほしい。ってテレビ局の人に頼みたい。
記憶にある中で、初めて鳥越さんをみたのが「ザ・スクープ」の深夜時間帯最後の日で、今の朝の時間帯に鳥越さんをお見かけすることに違和感を感じるのです。
それにしても、女性キャスターってなかなか出ませんね。
コメンテーターは多いけど、なんでなんだろう。


話があっちこっちに飛びましたが、筑紫哲也氏のご冥福をお祈り致します。

at 20:54 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

芸祭休みはヒートダウンするためのものですか?

本屋さんへ行く途中、最寄り駅で何かのインタビューがあるみたいで、携帯を片手に写真を撮ろうとする人達が数名。
目をやると、フジテレビの伊藤アナ。マイクには「たけしの日本教育白書」と。

丸の内でもなく、渋谷でもなく、埼玉の微妙に都会な田舎にアナウンサーがなにしに来とってかぁ?
街頭インタビューってやつですね。声を掛けられたらどうしようかと思いました。


韓国に行っている間、好きな芸人さんの単独ライブのチケットが発売になったのですが、帰ってきたら売り切れ。
そして、「焼肉うめー」と言っている間、発売された本がどこの書店でも売り切れ。


韓国分の記事が長過ぎて、ちょこまかと修正。
写真なんてないですよ。
写真撮るのって恥ずかしくないですか?
思い出は胸にこめる女です。

ツタヤが半額レンタルしていたので、韓国のドラマをレンタル。
あと、中国の映画。
久しぶりにCDも。TM NETWORKですが。
小室氏の事件をみて、気を引き締めた人も多いでしょうね。
私もそのひとり。満塁ホームランを狙わずに、着実に安打を積み上げるほうが堅実ね。
野球少年のようにイチローに憧れております。

at 22:08 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

大統領選の報道について

日本でこうも騒がなきゃいけないものなのかね〜と思いながら、小室関連と一緒についついみてしまうニュース。
今の時点では、オバマ氏が優勢のようですね。
そうなると、初の黒人大統領。
ただ、彼は白人との混血なのでちょっと違うところもあるかもしれないが、なんにせよ歴史的なんでしょう。

私は肌の色でごちゃごちゃ言うなんて面倒なやっちゃなーと思っています。
報道の仕方によっては「黒人にもチャンスを与えるアメリカ」みたいになっちゃって、ものすごく黒人に対して失礼極まりない言い方だし、オバマが黒人だから票をもらったみたいなに聞こえるじゃないか。実際は彼の人柄や政策が幅広い層の国民に支持されたからなんじゃないの?と思うのですがねぇ。

どうやら区分けをするのが好きな私達は、時々、不思議な考え方をするらしい。
今まで、3つの国に行っただけで、大学生としては普通もしくは少し多いほうかもしれないが、それだけで、「オラ、ぶったまげたよ!」という出来事がある。

今よりも大統領選について話題になる前、とあるニュースキャスターが、「有色人種同士」という表現をしていた。
私はこれに物凄い疑問を持った。

ヒトの肌の色の種類は大きくわけて3種類で、白・黒・黄。
(インド人などは褐色なのにDNA上は白人らしい)
私達は心の隅で、白っぽいから白の仲間に入っていると思っているが、実際にはまったく違う。
日本の文化が世界で有名になって、日本人だとわかると日本のアニメーションや、車の話をしてくれる外国人がいて、まったく知らない土地の海外で少しホッとする一幕があるものの、限りなく、差別の対象なのだ。
これは、高校生の時に少しお世話になったオーストラリアの高校で知ったこと。

もちろん、有色人種でひとくくりになると思う黒人からも、私達は仲間だと受け入れられていない。
というのも、1年生の頃に行ったニューヨークでの出来事で、目の当たりにした。
人口のほとんどを黒人で占めるハーレムという街で地下鉄の乗り換えをしている時、日本人の群れは、その場では異質なものにうつっていたに違いない。
その街の住人からしたら、スムーズに切符を買ったり、乗り換えができない私達。
そのくせ、やたらと広がって歩く。
その時、ひとりの黒人男性が、イエローモンキーと言ったのだ。
その後も、その彼の言葉は続く。
私はHIPHOPのラッパーが使う汚い言葉で罵られていたのだ。
高校生の時は、白人とは仲間じゃないと感じ、大学生になってからは、黒人は有色人種という同じくくりだけど、まったく別物なんだと認識する。
当たり前なんだけど、海外に行く度に驚かされることが多い。
特に人種や、その人達の考え方に対しては。

実際に私達が人種として分けられると「アジア人」という区分らしい。
他にも、白人、黒人、ヒスパニックと大まかに4種類。

今回、韓国に行って、言葉の違いでは海外と認識できたけれど、アジア人というくくりでなんとなく分かり合える部分があるんじゃないかとか、ものすごく甘く考えていたけれど、日本人同士でだって分かり合えないことなんて日常茶飯事なわけで、オーストラリアのホストファーザーがよく言っていた言葉を借りると、私はとんでもないシュガーガールだったのだ。
逆に考えると、肌の色が同じだということは、時に強固なつながりを生むこともあるんでしょうね。

それに、韓国で「朝鮮」と言わないように気をつけましょうってガイドブックに書いてあった。
詳しいことは知らないが、ずっと昔、日本が占領していた時代に日本人が韓国のことを朝鮮と言っていたらしくて、そのイメージがあるから下手に言っちゃいけないという意味らしいのだ。
ものすごくナイーブ。

日本のように、ほぼ単一民族で構成されている国が珍しいわけですな。
日本だって、他にもいくつかの民族はあるわけだし。

勝手に、あなたと私は仲良しです、なんて考えは持たないほうがいい。
肌の色とか、国のような所属でわけられるほど簡単ではない。
けれども、日本人は同じ地方出身だと同じ釜の飯を食っていた気がしてしまうんだな。
静岡に住んでいたからってみんなが静岡おでんを食べていたわけではないのだ。
祖母が浜っ子なので、我が家のおでんは東京風です。たぶん。

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日本は夏のようですね

韓国から帰って参りました。

気をつけてね、とメールを下さったご愛読頂いている方、本当に有難うございました。頂いておきながら難ですが、ものすごくプレッシャーでした。芸文の代表に選ばれたんですね、なんて言わないで下さい。甘美な響きは拙者には合わないでごじゃる!

毎日、素材となる記事だけは書いていたので、後日アップします。が、明日じゃないと思います。芸祭休み中にできたら恩の字。

推薦対策相談でメール頂いている方、こんな状態で返信したしますと、物凄いものを送ってしまいそうなので、夜に返信させてください。
こんなところで言うことじゃないけど。

では。


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