たなばたなんて!

七夕がおわりましたね。
私的にはクリスマス以上にカップルは盛り上がるんじゃないかと思うんですが、
世の皆さんは、そんなでもないみたいですね。私だけか?
もじゃもじゃと考えてしまったではないか、はっはは。

そうそう、土曜日に栃木に行ったことを翌日まとめてアップしようと思ったのに
写真がうまくアップできませんでした。なんで?私なんかした?


ざっくりと栃木の話をします。

栃木駅はJRと東武線が通っています。
浅草と北千住なら1本で行けるので、都心からのアクセスもまあまあ、なんでしょうな。
ただ、ムサビのまわりに住んでいる人には、辺鄙な場所に感じます。1度、新宿に出なきゃいけないし。

今回栃木に行ったのには、あるプロジェクトに参加しているからでありまして・・・
早めに到着した私は、郵便局へお金をおろしに。
いつも1000円あればどこにでも往復できるという感覚なので、交通費のことを考えていなかったのです。だいたい往復で2000円ちょっと。パスモに3000円チャージしないといけないわけで、遠出する時はいつもより懐が暖かくないと心配ですからね。

ちょっとお財布をホクホクさせながら、近くのコンビニへ。
まずは、新聞をチェック。
自宅最寄り駅で朝日新聞を買ったのですが、地方紙ってあるじゃないですか。
東京の東京新聞、愛知県の中日新聞などなど、ね。
地元の新聞を読めば、ガイドブックやネットでは知り得ない情報があるかもなーと。
買ってみたのは「下野新聞(しもつけしんぶん)」。
マンションに帰ってきてから調べてみたのだけれど、
前身であった「栃木新聞」では、田中正造(ヒント:足尾鉱山)が編集に関わっていたそうです。
すごいな。
ちなみに本社は宇都宮市。
この新聞、栃木県全域を対象にしているので、
栃木市についてどうなのかはを知るというよりは
栃木県の出来事を知った感じになってしまった。まあ、いいや。

今さらですが、栃木県って、県庁所在地は宇都宮市。
他の県は、県と同じ名前の市が県庁所在地になっている場合が多く、
県と同じ名前の市があるにも関わらず、栃木県はなぜ宇都宮市が県庁所在地なのでしょうね。
まあ、栄えているか否かという基準で県庁が置かれているんでしょうけど。
国立大も「宇都宮大学」だもんな。そうだよね、そうですよね。
頑張れ、栃木市!


私、栃木市とは小学校の修学旅行の際、少しかすった程度の付き合いでして、
じゃあなんで栃木応援してんだよ!と言われますと大変困ってしまいます。

大きな理由は蔵屋敷があるから、でしょうか。
小さい頃からお蔵のある家に憧れていました。

我が家は引っ越しをよくしていたので、趣きのある日本家屋に縁がなかったんです。
祖母の実家はお蔵があったりして、それなりに日本らしい、いい家なのですが
小さい頃、か弱いおくともちゃんは遠くまで遊びに行かせてもらえず
いつも祖母と母を見送り、祖父とお留守番をしていたんですね。

今は、耐震などの問題もあり、お蔵は取り壊され、
祖母の実家はいたって普通の家になってしまったのですが
そんなこともあり、お蔵のある家に憧れています。

今住んでいるマンションのまわりにはお蔵がある家が多く、自転車で街を散策してはホクホクしています。
もちろん、そこそこの都会になってしまって、残す努力をしなければお蔵は残せません。
NHKで特集されたこともあるのですが、お蔵をつくれる大工さん自体、とても少ないそうです。

それに、お蔵の保存にはお金がとてもかかります。
どうしたって、観光地になっている通り以外、城下町らしい感じではありません。
駅前はやはりマンションだらけですし、居酒屋も多い。
駅から10分くらい歩くと整備された蔵屋敷になるのですが、少しさびしいですよね。

それに比べて栃木は観光客が少ない割に、とても整備された河原を歩いていると、何軒かお蔵があるお宅がみえます。
その蔵を利用しない手はないですよね。なので、お蔵をつかったイベントを考えています。
今は構想段階なので、あまりお話できることがないのですが、ちょこちょことお話します。

驚いたのが、入り口の崩れた部分を直すだけで800万円ほどかかるそうです。
最近の住宅と違って手がかかりますからね。全部、人の手でやるんだもんな。

興味があるので、蔵をつくれる大工さんと話をしてみたいです。
小さい頃、宮大工に憧れて、母に「オレのこたぁ、棟梁って呼んでくんな!」と言ったことがあります。
小さい自分、なかなか面白いこと言うなあ。今でも時々、棟梁って呼ばれます。
なーんにも作ってないのにね。
あ、けど引っ越したら庭のかわりになるくらいに広いベランダを手に入れたので、
ベッドの横に置く小さな棚をつくりました。ホームセンターで板を買って、ペンキで色塗って。
美大生のつくりもの、というよりは日曜大工をする父さんです。


そんなわけで彦星さまのいないおくともの七夕は過ぎてゆくのでした。

投稿者:okutomo : 2008年07月08日 01:00

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