2008年01月のアーカイブ

現実に戻る

こんばんは、おくともです。
久しぶりに学校に行ってきました。
昨日買った人形焼きのお土産を研究室へ持っていき、その帰りにイメージライブラリー(通称:イメラ)にDVDをかえそうと。びっくりしたことにDVDかえすの忘れてきました。ドゥーン・・・

そして、なぜかバナーつくりを手伝うことに。と、言ってもカッターで切ったり、折り目をつけたりするだけだったのですが。このバナー、卒業研究・制作展用のもの。なので、不器用、かつ適当な私がやるべきことじゃないんですが、やってしまいましたねー。慣れてきてテキパキやったら、ミス!油断大敵。
その後、お誕生日会に参加。おめでとー!その中で「おくともは4年間で卒業できるのか」という話になり・・。早々に話を反らしました。最初の勢いは良い、と思うんですが、中だるみしちゃうんだよね。ダイエットの停滞期になるとあきらめてしまうタイプです。2年生に進級する時、「アンタ2年生ね!」みたいなお知らせがなく、4月、学校に行くまで「本当に2年生になってるのか???」と不安でした。今年は不安要素があり、本当に本当に不安です。じゃあちゃんとしろよ、って話っす。けど、がっちりサボりをしていたわけではないんです。ないんです、ないんです・・・。3年生は頑張るから、頑張るから、がーんーばーるーかーらーーー!というか、まずいのです。しっかりせーい!最近、映画に行ったり、歌舞伎に行ったり、夢心地な毎日だったので、一気に現実に引き込まれました。1年生の時はしっかりやっていたはずなんだけどなぁ。オリエンテーションで、「2年生はたるみやすいから気をつけましょう」と助手さんが言ってたのに、まさか自分がなるとは・・・!去年の夏と秋は、大殺界と言われていたそうで、まんまと引っかかりました。今年はあの占いの本を熟読してみようと思います。つまり、人の話はきちんと聞こう!と思います。


やっぱり学校楽しいな。
夢と現実の区別は未だつかず。
ではまたー

at 22:23 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

「新春浅草歌舞伎」2部@浅草公会堂

こんばんは、おくともです。
今日は15時からの回に行って参りました。
演目は「祗園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)」から「金閣寺」、「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」から「木更津海岸見染の場」と「源氏店の場」
ここでは「金閣寺」と呼びましょうか。と、いうのも「祗園祭礼信仰記」には5部構成になっていて、「金閣寺」は「浮世風呂」とともに四段のお話です。他にも一段から5段まで各段2つ程のお話があり、前11話。この11個をひっくるめて「祗園祭礼信仰記」というのですが、現代では「金閣寺」のみが演じられているようです。作者は合作のため詳しくは書きません。歴史の教科書に出てくる人じゃないので、まあいっかなあ、と。みどころは、「大セリ」!金閣寺2階に幽閉されている人を助けるシーンの場面転換をするために、舞台の床の一部をくりぬき、その部分が上下に動くセリという舞台装置が使われているんです。この場合、金閣寺のように建物を動かすようなセリを大道具を上下させるという意味で「大セリ」と言うんです。だそうです。ストーリーは雪舟の孫・雪姫(ゆきひめ)が捕えられ、桜の木に縄でつながれてしまいます。雪姫の夫も捕えられ、死刑にされそうになっている中、逃げるために雪姫は足で桜のはなびらを集め、ネズミの絵をかきます。そのネズミが縄を食いちぎり、雪姫は自由の身に!というお話。さすが雪舟の孫ですな。この話には歴史上の人物が名前を変えて登場します。名前が変わっているのは幕府からそのままの名前で演じることを禁止されたからで、ほーんの少しだけ名前が変わっています。雪姫は難しい役と言われていて、他のお話の難しい姫役2つと合わせて「三姫」と言われていわれています。

「与話情浮名横櫛」は、説明するのが難しいです。今日の公演では途中の話はすっとばされているし、エンディングまで演じられていないので、ヴィジュアルで楽しむ演目なように思いました。普通の現代劇だったらあり得ない話ですよね。舞台は木更津、そこで有名な親分のお妾さんであるお富さんは評判の美人で、いつも使用人を連れて何不自由ない生活をしていましたが、お富は元々深川の芸者さん。江戸が恋しくなり、寂しい思いをしていました。そこへ遊び過ぎて勘当されてしまったお坊ちゃま与三郎が現れ、ふたりは一目みただけで恋に落ちてしまいます。と、いうところまでが「木更津海岸見染の場」。
演じられはしませんでしたが、ストーリーを知れるのが歌舞伎の良いところ。その後、お富の旦那にふたりが密会していることを知られ、お富は海へ身を投げ、与三郎は斬られてしまいます。
3年後、お富は海に身を投げた時に助けてもらった番頭のお妾さんとなりました。与三郎は34カ所傷を負ったものの生き延び、悪者仲間と一緒にお富のいる家へお金をゆすりに来ます。もちろん、与三郎はお富さんがいるとは思っていません。突然の再会に驚いたふたりですが与三郎の心は穏やかではありません。お富が他の男に盗られたと思い、内心腹を立てます。そこへお富の旦那である番頭が帰宅、咄嗟のことでお富は与三郎のことを兄だと嘘をつきます。実は、この番頭こそがお富の本当の兄で、番頭はふたりの仲をとりもとうとしていた、というお話。ちょっと昼ドラの世界みたいですね。
お風呂屋さんから帰り、化粧をするシーンがあるのもみどころ。湯上がり美人とはこのことです。
それと、腹を立てた与三郎のセリフはとても有名で、ここでのセリフは七五調になっているので、ラップのようにリズムに乗っていて、気分がのるシーンでもあります。


実は今日、せっかく楽しみにしていたのに、後半から酔ってしまい舞台に集中ができませんでした。あんまり好きでない曲のコンサートで音酔いしたことはあるんですが、歌舞伎では初めてです。原因は、昨日の夢見が悪かった、というか夢遊したみたいです。和室に寝ているんですが、寝る時にしめたはずの障子が開いていたり、寒い時用にかける布団をかけて寝ていたり。この布団、いつもは押し入れの中に入っているのに。気持ち悪いなあ。なので今日は寝よ。
あと、デジャブ、というかリアルな夢をみるので現実なのか夢なのかわからない時があったり。最近よく見ているクドカンの「真夜中の弥次さん喜多さん」で「リアルがとんとわからねぇ」というセリフがあるんですが、その状態。レポート出した夢とか、始末の悪い夢ばかり。

それでは、中途半端な日記ですが、また明日気がついたことがあったら書きます。
ではまたー

at 23:00 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

ひとり映画祭

こんばんは、おくともです。
近所のツタヤが半額レンタルをしていたので、バイトの帰りによってみました。
ずっと見たかった「犬神家の一族」と劇場でみたけどもう1度笑いたい「舞妓Haaaan!!!」、「蝉しぐれ」など。

今、犬神家をみています。松嶋菜々子がペーペーにみえるくらいに豪華なキャスティング。こういう映画好きっす。
それではー。

え、そんだけ?と思った方へ
それだけなんです。
犬神家、ちゃんとみないとよくわかんなくなる。多分。

at 23:58 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

「新春浅草歌舞伎」1部@浅草公会堂

こんばんは、おくともです。
最後に解説を載っけてみます。初の試み。
本文の太字部分について書いておくので、わからなかったら下にスクロールして解説を参照してみてください。ただ、私もそんなに詳しいわけではないので、あくまで参考程度にお願いします。

今日は浅草に行ってきました。
目的は「新春浅草歌舞伎」!1部、2部とあって11時開演の1部へ。演目は、「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)」・・・ってなんじゃそりゃ?って話なのですが、「傾城反魂香」は絵描きの男の夫婦の話。師匠の名字が欲しくて欲しくて仕方ないのに師匠から断られ、最後には自害しようとします。死ぬ前に石に描いた渾身の作品に奇跡がおき、それをみた師匠が名字をあげることにした、よかったねーという話です。近松門左衛門作。
「弁天娘女男白浪」は私が楽しみにしていた演目でして、、「知らざあ言って聞かせやしょう」と語り出す有名なセリフは小さい時にマネをしていました。題名にもある盗賊の弁天小僧が女装をして、お供の侍のなりをした仲間と武家の娘だと言って呉服屋さんにいくところから始まります。女装して入ったのは言うまでもなく悪事を働くためなのですが、万引きをしたと見せかけ、呉服屋の店員にケガさせられます。ここまでくれば弁天小僧の策略通り。嫁入り前の娘を傷つけたと難癖をつけお金を請求しますが、正体がばれてしまい、居直った弁天小僧は化けの皮をはがし、「知らざあ言って聞かせやしょう・・・」と語りがはじまります。娘から弁天小僧にかわる演技に注目。河竹黙阿弥作。
どちらも教科書に出てくる人の作品なので良い話。私が言うのも難ですが。

おととい、歌舞伎座周辺では着物を着た人が多かったのに、浅草では意外と少なかったかな。渋谷で一緒に乗った女性が着物を着ていたのでもしかして、と思って気にしていたら一緒に電車を降りたので、どうやら目的が一緒だったみたいです。お客さんのお着物をみるのも楽しみのひとつなのですがね。若手中心なだけあって、若い女の子が多かった!私もそのひとりか・・・いや、でも普段着では行かないなぁ。一応、コンサートや歌舞伎の時はスーツ、もしくはそれっぽい服装で行くように心がけています。母が音楽をやっていたこともあり、ちょっとした正装をする機会が多かったのと、生で演奏したり、演じてもらうことをとてもスペシャルなことだと常々思っていて、Tシャツに毛が生えたような洋服はどうも・・・。リラックスしてみたいから、って思うんならいいんだけどさ。映画じゃないんだからねぇと思ってしまうのですが、そういうもんじゃないのかなぁ。バイト先でも時々1年生ともギャップを感じてしまうことがあったり。大学の2年間ですごく年をとった気がする・・・!!イカン、イカン!

今日私が座ったのが3階の一番うしろの席(3等席)で、正直良い席ではないんですが、大向こうさんがいらっしゃる席なんですね。大向こうっていうのは、かけ声を掛ける人のことなんですが、役者さんが登場すると屋号である「中村屋」とか「高麗屋」って声を掛けるんです。あと、「弁天娘女男白浪」の「知らざあ言って聞かせやしょう」の後にあるちょっとした間に「待ってました」と言ったり。大向こうの会があって、会員の方はなるべく足を運んで声を掛けるそう。フリーパスを持っているらしい・・・お芝居のひとつなのでいてほしい存在です。劇場全体が引き締まるし、西洋で言うところの「ブラボー」なので、役者さんの励みにもなります。歌舞伎はあまり拍手しないのは、大向こうさんが声を掛けるからみたいです。ちなみに、女子が声を掛けるのは失礼に当たるので注意。なんでなんだろ?小さい頃、「なかむらやー」と言ったら祖母に口を塞がれたころがあって、今まで理由がわからなかったんですが、ネットで大向こうについて調べていたら女子はダメってことがなんとなくわかり、納得。そりゃそうだ。花火の「たまやー」はいいのかなぁ。気になる。

新春歌舞伎には、「お年玉」という役者さんの挨拶が開演前にあるんですが、今日は中村七之助さんでした。言葉遣いがきれい!また月曜日に2部を観に行くのですが、その日も七之助丈。ラッキーっす。今度は、2階の1等席なので、花道ももっと見えるから楽しみです。今日は、ギリギリ七三がみえるくらいだったのですが、2階なら花道の半分くらいは見えるだろうから楽しみです。

イヤホンガイドとオペラグラスをレンタルしているので、行かれる際は是非!イヤホンガイドは、舞台の解説だけでなく、幕間には役者がファンの質問に答えるコーナーもあり、素の部分が見えるのも嬉しいところ。でも、私のおすすめはDVDや本で予習してから行くがスマートかと。お芝居の途中でプログラムをみて確認するのって、ガサガサ音するし、格好いいもんじゃあない。最近は、題名で検索すればネットでもわかりますからね。お年玉の挨拶の際、携帯でもって七之助丈がおっしゃってました。オペラグラスで舞台美術を観察。平面なのに立体にみえるのってすごいよなー私は絵のセンスのフリーパスを小学校4年生で使い切ってしまったのでね。


人の名前書くのって緊張しますね。
ロビーにはたくさんの蘭がありました。広告代理店とか出版社とか。あとはタレントさんがお花を出されていて、演歌歌手の方など。一般の人が出したらどうなるんだろ?
ではまたー


《解説》

大向こう(本文中の内容は割愛させていただきます)
映画「大奥」での歌舞伎シーンで大向こうさんが大活躍しています。
ただ、大奥の人が声をかけているのが疑問・・・。
余談ですが、祖父も大向こうさんです。特別なにかの会に入っているわけではありませんが。思春期は一緒に行くのが恥ずかしかったです。時々、「あのじじい、頭おかしいんじゃねぇーのかい?」って顔で振り向かれるので。

七之助丈
「丈」は役者さんにつける敬称。
「−さん」でも問題ないとは思いますが「−丈」のほうが通なファンっぽい気がする。他の方はどうかわかりませんが、贔屓の役者さんのことを友達同士で話すときはあだ名か呼び捨て、劇場やその周辺では「−さん」で。あまり詳しくない役者さんには「−さん」で呼ぶようにしています。年配の方は代で呼ぶ方も。「18代目は〜」みたいに。これは人それぞれ。本人の前で呼び捨てにしないようにしていてばいいんじゃないかと思います。って野球の時に思いました。
友達は銀座のラーメン屋さんで贔屓の役者さんの話をしていたら本人がお店に来たというエピソードあり。もちろんガンガンに呼び捨て。気まずそうだけど、うらやましいゼ!

七三
花道で必ずとまるポイント。
花道の長さに対し、7:3の位置のことをいい、役者はここで立ち止まったり、客席後方を振り返ったりする演技をつける。
見得をきるのもここ。歌舞伎専用の劇場だとスッポンがついているので立ち止まる時の目安にするそう。
女方はたちどまってセリフを言って演技をつける程度。

見得
演技の途中で動きをとめ、ポーズをとる歌舞伎独特の演出方法。
見得では、「ツケ打ち」が舞台袖近くで拍子木や板で音を鳴らす。
スッポン
花道の七三にあるセリ
ここのセリから出てくるのは、人間ではない役。ex)幽霊


あ、本文中で説明しすぎてあんまり書くことなかったや。
書いていて気がついたのですが、歌舞伎の鑑賞ガイド的な本は見かけますが、演技の説明をしてくれている本がないなぁ。多分。祖父母が詳しいので彼らが教科書みたいな感じですが、テキストという意味での教科書はみたことない。中学生くらいなら大向こうさんに聞いてもいいかも。私は話しかけていました。大向こうさん、特に会に入っている方はみるスペシャリストです。今でも、まったく知らないフリをして聞きたいことが山ほどある。

at 23:43 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

駅裏のカルチャーセンター

こんばんは、おくともです。
今日は授業のプリントを整理しました。
3年生になれるといいなーと思いつつ。
私の学年でがっつり留年をした、もしくはしそうという人がいないので、ドキドキします。本当に怠けていたのなら仕方ないけど、体調不良はどうにもならないものがあります。自己管理でどうにかできないこともあるし。つい先日もおなかにくる風邪をひきました。レポート提出を時期がかさなっていたので、焦る焦る!諦めた課題や、諦めつつどうにか出してみた課題、どうにかなればいいのに。大学に入って、たくさんレポートを書くようになりました。けれども、レポートの書き方がイマイチわからずに書いています。いつも、自分の好きなことから書き出すようにしているけど、本当にこれで先生が求めていた答えが書けていたか、いつも疑問です。手紙みたいな文章だし。

その後、散歩をしました。いつも遣わない駅の裏にカルチャーセンターを発見。お習字教室やら茶道、日舞諸々を教えているようで、丁度お習字教室を探しているのであたってみようか、と。

明日に備えて寝ます。
ではまたー

at 20:25 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

シネマ歌舞伎「野田版研辰の討たれ」@東劇

こんにちは、おくともです。
今日は部屋の片付けと散歩しかしていないので、昨日の話。
銀座にある東劇にて、シネマ歌舞伎「野田版研辰の討たれ」の舞台挨拶を見に行きました。

上映前に、中村勘三郎丈の挨拶があり、予告をみて本編へ。映像化されたものを学内のイメージライブラリーで1度みたことがあったのですが、DVDに収録されている回ではなく、映画になっているものは襲名後の公演だったそうで少しずつアドリブでセリフが変わっていて、まったく違うものをみた気分です。基本的になま物なので、違うのが当たり前なんだけども・・・。
タイトルの通り、仇討ちで殺されてしまう話で、野田秀樹氏が脚本・演出された歌舞伎です。野田氏について私は詳しくない、と言うより全然知らず、友人が「好きだ!好きだ!」と言っていたので「あの子の好きな人」という程度の認知をしていました。なので、脚本や演出についてはあまり触れないことにします。

なんで、「野田版研辰の討たれ」を見ることにしたかというと、山田洋次監督がシネマ歌舞伎をやると知ったのがきっかけ。それまでは、新しい歌舞伎に興味がなく、というよりも、舞台の映像が好きではなかったので、ミーハー的に好きな役者が出ている時だけみようと思っていました。山田洋次監督は、私が始めてみた映画「男はつらいよ」の人、というので最新作は必ずチェックしてしまうのですが、その人がやるシネマ歌舞伎が一体どんなもんだか覗いてみよう、と思ってチケットをとりました。もちろん舞台挨拶で、生勘三郎をみるのも目的。映画をみる時、うしろから3列目くらいが見やすいと思っているんですが、この日は舞台挨拶のことを考えて前から3列目中央の席を確保。すべてWebでの前売りなんですが、ちょっと粘って特等席をGET!近すぎてドキドキしました。
映画としてみてしまうと、役者の汗が気になって仕方ない。カメラがよると舞台独特の表情の作り方(遠くのお客さんにも見えるような演技)が気になってしまったり。これはお笑いのライブDVDとかでも一緒。
ただ、衣裳を迷彩にしたり、エンディングのシーンで「カバレリア・ルスティカーナ間奏曲」を日本の楽器で演奏・・・意外と合う!バイオリンが効く曲だからなのかな?
勘三郎丈のインタビューで言われたことですが、なま物とは違う楽しみ方ができたらいいんだろうなぁと思います。私は一時期、地方に住んでいたので、見たいものが見れない、ということがよくありました。美術館やコンサートなどなど。歌舞伎もそのひとつで、私達親子と同居していた祖父母は私の何倍も感じていたと思います。都内に住んでいると見に行けるでしょ?と思うんですが、実際に住んでみると公演時間の何倍もかけて見に行くのって、時間もお金(1等席3回分くらい)ももったいないし、第一、電車に何時間も乗って行ったら劇場にたどり着くまでに疲れてしまう・・・。生ではないけれど、地方への文化振興としてシネマ歌舞伎が役立てばいいなーと。歌舞伎だと思ってみるのには、抵抗があります。あまりにも、コミカルかつ型破りすぎるから。学校でやる鑑賞教室には、歌舞伎の面白みを知ってもらうために有効だと思います。松竹のサイトでバナーを発見。費用はかかるけど、出前シネマ歌舞伎ができるそうです。学校の先生方におすすめしたいなぁ。「研辰ー」は特に下品な表現もないので。もっとシンプルなストーリーなら子どもでも楽しめるはずだし。歌舞伎は年寄りの遊びだと思ったり、地方にいるから無理、なんて思うの嫌だなぁ。文化でもビジネスでも中心は東京(もしくは大阪)だけど、うまい具合に文化くらいは供給されればいいなぁ。誰かが解決しないとどうにもならない問題だけど、どうしたら解決できるんだろう・・・。

あさっては浅草で「新春浅草歌舞伎」をみてきます。映画の前に歌舞伎座で買ってしまったのです。若手だけなので役者で行くようなもんですな。彼らのほうが年上だけど、中村屋の兄弟のドキュメンタリー番組をみていたせいもあり、大きくなったなぁと思ってしまうのです。
いちばん安い席なので、スーツじゃなくていいのが◎です。本当は着物で行くのが望ましいけど、ちょっとしっかり目な学校には着ていかない洋服で良いことにします。5月に着物で行こうと計画中・・・。

とりこちゃんを見習って、何かみた後に記録をつけたいものです。
とりあえずタイトルだけ。
ではまたー

at 23:00 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

無事やりすごしました

火曜日は良くないことがおきます。今日は今のところなーんにもないので無事な1日が過ごせるようです。よかった、よかった。
レポートを提出した後、国分寺へ行き、バイト先までお給料をもらいに行きました。何に使うか、すでに決めているので無駄無駄に使わないぞ!と思いつつ。

明日は銀座までお出かけです。いっぱい歩くので寒くなきゃいいなー。
ではまた。

at 21:52 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)

あけまして

あけましておめでとうございMAUス!
もうみんな(T羽さんだけだろうか・・・)書いているからなーと思いつつ、書いてしまいました。

去年はなんとーなーく過ごしてしまったことが多かったので、今年はひとつひとつ意識して毎日を過ごせたらいいなぁと思います。本当に。祖父が入院しているので、そのお見舞いに行った帰りに思いました。今さら?なのですが。
祖父が入院するのは2度目なのですが、1回目は私がムサビに合格した翌週、2回目は私が夏休みに帰省して東京に戻った翌日の授業が始まった日。私のイベントごとが終わってから入院する祖父は運命共同体のようなものです。私はよく、テストが終わったり、学校が休みに入ると気が抜けるてしまって風邪をひいたりするのですが、祖父もそんな感じなのでしょうか。趣味も祖父とほとんど一緒、というよりも祖父から教えてもらった遊びが多いので、小学生の頃は釣りに行ったり、近所のパターゴルフ場に行ったりとほとんど行動を共にしていました。あと駅前の映画館に行って「釣りバカ日誌」を観たり。祖父はあまり家にいなかった父のかわりであり、私の先生でもあるので楽しい思い出ばかりではありませんが、忘れてしまったこともいっぱいあるし、長生きしてくれないかなー。もっと早く気がつきたいことが多い。多すぎる!
時間を使うの下手、ってのも克服したい。

これから母の中井貴一コレクションをみます(半強制的)。
それでは、ムサビ日記ともども、おくともをよろしくお願いいたします。

at 23:46 | Category : 日記 | Comments (0) | Trackbacks (0)