3年生になりました。 履修に困ってます。
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体感、実感!オーキャンで思ったこと
おはようございます、おくともです。
実はまだ寝ていません。
なんだか寝れなくて。
なので、日付上の昨日を「今日」って書いているところもありますが、日曜日の日記です。
みなさんオープンキャンパスいかがでしたか?
そして、オーキャンスタッフの方々、お疲れさまでした。
私もdpの仕事があったのでスタッフとして学校にいましたが、スタッフでない学生でも、「軒下劇場、観に行くから!」と意気込んでいて、オーキャンは受験生以外でも楽しめるイベントなんだなあと思いました。
昨年まで教務補助をされていて、とてもとてもお世話になった方がオーキャンに来ていて、ちょっとほっとしました。風のたよりで就職しただとか、プーだとか、いろいろ噂になったので。無事、就職していて、なんだか去年より元気そうで、なによりです。
残っている人達にきっちり報告しないと恐ろしい噂がたつものです。
マンションに帰ってきてから、今年のゲイブンパンフレット(パンフレットって言うの?)を読みました。
同級生や、知っている先輩が寄稿していて、本人達の心のうちを知ったような気がします。私も同じことを思った!ということもあれば、うすぼんやりと感じていたことが書かれていて、覚醒されたり。芸文生になったからこそ、意味のわかることが山ほど書かれていました。もちろん、まだわからないことも書かれていました。卒業生の言葉は、まだゲイブン2年目の私にはわからない部分もあります。
ゲイブン志望、一応受験しておこうかなあ、と思っている受験生のみなさん、パンフレットにゲイブンでの4年間でできることがびっしりと書かれています。しっかり読んでみてください。気になったことを赤でラインをひくといいです。高校の時、そうしていました。
パンフレットを読んだあと、高校1年生の時にやった職業診断を見直しました。
本格的なもので、自分にむく職業ベスト30がわかるんです。1位は「バイヤー」でした。2位から、「プロデューサー」、「イベントプランナー」「新聞記者」、「医師」、「ディレクター」「コーディネーター」「学者」・・・おもしろいことに、ゲイブンが具体的にあげている職業がいくつもある。自分がtheゲイブンな学生です!とは思っていないけれど、自分に向く学科なんだなあ、とは思いました。あらためて。ヒトとヒトの間に立って手を結ぶ役目の仕事は確かに好き。高校の時、定期的にしていたボランティアしかり、学園祭での企画しかり、、去年の秋から春休みにかけてしていたアルバイトは不動産屋さんでした。私の働いていたところは、学生マンションを扱っていたので、お客さんである学生と大家さんを結ぶ仕事。特に、問い合わせをいただくと、そのひと、そのひとの志望校と予算に合わせ、マンションを紹介します。カタカナで言う「コーディネーター」でしょうか?
ゲイブンの先生方は「見えるデザイン、見えないデザイン」とよくおっしゃいます。この言葉はパンフレットを開いて最初に目につくところにも書かれていますが、私は最近、この言葉が持つ意味を考えているんです。
昨日のVCDプレゼンで先生から質問されたことがありました。それは、「ヴィジュアルに作った曲の音符を入れるって言っていたのはどうなったの?」と聞かれました。
私の中で、前の日まで悩んだことでした。ヴィジュアル面のことで悩んでしまって、イメージ作りのために作った曲の音符でも、まあ、まず入れるかなあ?と思っていたんです。けれども、DVDをかりて映画を見ていた時、思い出したことがありました。
「映像1」が終わったあと、先生にインタビューする機会があり、その時に「デザインの授業やデザインの現場では、コンセプトを含めプレゼンをするのに、映像の授業でコンセプトについて話した学生はいませんでしたが、映像の場合、コンセプトのプレゼンはしないのですか?」と聞きました。この時、先生が「プロの現場でなければ、コンセプトの話をしてもいい」とおっしゃっていました。
あとから思ったことで、プロセス中のものは成果物に反映させないものなのではないか?と思ったんです。映画が公開される時に、監督はコンセプトの話をしませんよね。それと同じで、私の場合、コンセプトにあたるものが、曲なんです。曲がコンセプトなら、映画と同じで、コンセプトを外に漏らしてはいけない。まして、成果物に音符を書くのは反則なんじゃないか?と思ったんです。
この、「音符を成果物に出してしまうのは反則なんじゃないか」と話した時、先生もうなずいてくださいました。その時、「みえないデザイン」の話をしてくださり、私は「見えないデザイン」に1歩近けたのかな?と思います。
ちなみに、私は気配り上手も「見えないデザイン」のデザイナーだと思うんですが、どうなんでしょう?
VCDの最終プレゼンで、先生が「かっこいいだけが、デザインじゃない」とおっしゃっていて、まさにそうだなあ、と思いました。それは、「見えるデザイン」なのですよ、きっと。
先日、インタビューを受けた時に、「ゲイブンの授業は一見バラバラのことをしていても、根幹にあることは同じで、同じメッセージをもとに授業が構成されている」って私、言ったんです。ただ、ゲイブンの場合、はたからみると本当にバラバラすぎで、ファイン系なことも、デザインも、理論もやる・・・一体何がやりたいんだ?と思うと思います。芸文生でも、そう思っている人が多いんです。私も初めはそう思っていました。だけど、根っこは同じ。しかも、実践することでわかることが多い。むしろ、実践しないとわからない。だからアーツプロジェクトがあるんだと思います。文章や映像で勝負したい人はドキュメントプロジェクト、デザインの現場に立ちたい人は府中の森芸術劇場デザインワークなどなど。
自分でも嫌らしいなあと思うくらい、「ゲイブンいいよ〜おいでよー!」と書いていますが、オーキャンにスタッフとして参加していて、来場者のみなさんが、嬉しそうに帰っていく姿や、「おもしろかった」、「やぱりムサビを第一志望にしようかな?」とお母さんと話していた制服を着た子を見て、ムサビや、ゲイブンの良さを実感したんです。
dpはいつもWebばかりで、自分達のつくったものを手渡しすることはないんです。今日、フロアガイドや各イベントの紹介が書かれたチラシ(のようなもの)を手で渡して、受験生のお母さんが「今までなかったから嬉しいわー便利ねえ」とおしゃってくださり、すごくホクホクしたキモチになりました。初めて自分達がしたことを喜んでくれている、有益な情報だと思われてるんだなあと思ったら、書きたくなりました。
それに、ここは学校の非公式のブログ。ゲイブンの良さや、根っこの部分について書くのはドキドキしました。けれども、一人の学生として、書けたらいいなあと思って書いてみました。
私はアーツプロジェクトをやっていることもあり、研究室によく(ほぼ毎日)出入りします。先生方とも接することが多く、確実に顔も覚えられています。だからココに自分の考えをモロ書いてしまうのが怖いなあ、もし違ったらどうしよう・・なーんて考えていないで書いてしまえと思ったんです。
私の拙い文章でどれだけのことがわかったかわからないんですが、やる気さえあれば、いろんなフィールドで活躍する場が作られているなんていいと思いませんか?
それでは、おやすみなさい。
とても興奮した一日でした。
だから寝ていません。
今週から新しい実技科目が始まります。
キモチを入れ替えず、このままの、嬉しかったことも含め、至らない点も忘れずにやんなきゃなあ。
すごかったです
投稿者 : 2008年02月05日 14:35
名無しさんへ
あ、ありがとうございます!
オープンキャンパスで思ったことを走り書きのように書いてしまったので、何がなんだかわからない文章ですが、ひとこと「すごかった」と思って頂けたのなら嬉しいです。
投稿者 おく★とも : 2008年02月09日 18:17
こんにちは!オープンキャンパス、とーっても楽しかったです。
芸文の存在すら知らなかった(ごめんなさい!)のですが、いろいろお話を伺って、とっても興味を持ちました。ありがとうございます!
今まで、普通の大学を志望していたのですが、芸文でぜひ、学びたい!という気持ちが、日々、強くなって行く一方ですが、勉強が苦手なため、過去問を見て、難しいな〜と焦っています。
来年、芸文生になれるように、がんばらねば!
これから、梅雨の時期になりますが、おく★ともさんも、お体に気をつけてくださいね!
投稿者 kinoko : 2008年06月18日 13:11
kinokoさん、コメントありがとうございます。
私も普通の大学を目指していた者のひとりです。一般大学に近いけれど、美大で学べるのが芸文の特徴かもしれませんね。
カフェでスタッフとお話しされたのでしょうか?ある程度学校の勉強ができていていれば、推薦で芸文に入ることも可能ですよ。本気で芸文を第1志望にするのなら、推薦はおすすめです。私が受験した頃よりも倍率が高くなっていますが、試験そのものにあまり変化がないので、私でよかったら相談にのりますよ。芸文で会えますように!お待ちしていますね。
投稿者 おく★とも : 2008年06月18日 23:39