›April 09, 2011
震災その後
お久しぶりです。
ずいぶん長く更新してなかった…
おきなまろはどうしていたかって?ふつうにムサビにいましたとも。
というか、もうブログに何書いていいかわかんなくなってね。
学生、研究室スタッフ、としてなら書くこと色々あるけれど、
職員って、かぶりまくるじゃん… 公式っぽい情報はいくつもいらないし、
プライベート書くようなものでもないし。
そんなこんなだが、今回震災なんか起きてしまったので、気まぐれ更新発動。
あまりにも大きな出来事で、何をどう考えていいかも、まだまだわからない。
ひとつだけすぐに出た答えは、自分の大事な人、自分を大事に思ってくれる人が、
自分の周囲にたくさんいて、とてもありがたいということ。
一番大きいことだけど、まだそれだけ。
ここはムサビ日記、
ってことで、
自分とその周りのことを綴っていこうと思う。
あの日のことを少し。
あの時おきなまろは、倉庫の中にいた。
3月へ入って急に忙しくなってすこし疲れてきていた午後、資料をそろえる作業。
土曜に振替休日をもらっていたので、この作業が終わったら定時にあがって
デパートへ行って大好きなブランドのお洋服の春夏物先行展示会へ向かうんだ〜ってなもんで、
かるく鼻歌で、あと一息だ〜♪がんばるぞるんるんとか言いながら、倉庫内で一人荷造りをしていた。
そのタイミングで揺れ始める。しばらくシカトして鼻歌作業を続行。
が、揺れの大きさがクレッシェンドしていくにつれ、倉庫にいるのはどうかと思い、フロアに戻った。
途端、ドーッと揺れが大きくなり、足元が立たないのでカウンターにしがみついた。
高い棚の近くにいた同僚を呼んで手をとり、長い大きな揺れに耐える。
不思議なもので、やけに落ち着いていて、フロア全員の人の動きや表情を見ていた。今でも鮮明に記憶している。
しかし一方で、揺れがおさまったとき、手が震えていた。
自分の中のもう一人の自分、みたいなのを、初めてはっきり感じた体験だった。
倉庫の扉を開けてみたら、いなくてよかったと思う状態だったので、パタンとすぐに閉めた。
幼稚園から何度となく避難訓練を繰り返してきたが、実際にグラウンドへ避難したのは初めてだ。
その後はもちろん、デパートなど行けるはずもなく、ちっくしょーと思いながら、余震、待機…。
定時を前に解散&帰宅の指示が出て、皆帰路につく中、私は、なんだろうか、
妙に張りつめていてカンが冴えていたのだろうか、不思議な予感がして、自席を離れずにいた。
家に帰ったところでどうということもないし、自転車だし、帰れない学生はたくさん残ってるし。
私がフロアで最後の一人になった時、急に内線が鳴り、広報入学センターとしての仕事が発生。
なんかね、やっぱりな、という感じがして、その後は必死に対応しましたとも。
ひっきりなしの余震で、フロアに一人で、外は暗くて、もう怖いのなんのって冗談じゃないっすよ。
対策本部が急造されたけど、うちの部署は単独の部屋なので、孤立状態。
ただ、ニュースを見ていないので東日本のリアルをまだ知らず、静けさ時々地鳴り、キーボードの音。
すべてがとりあえず落ち着いて、帰宅したのは24時近く。
シェアハウスの住人は、誰もいなかったが、みんな大人なので特に心配はしなかった。
静かな家の中、眠れずにNHKを眺めていた。
翌日帰ってきた人に話を聞くと、児童施設の職員は、夜勤の人が来れなくて続けてシフトに入ったとか、
高校の先生は、生徒たちを一晩体育館で保護していたりとかで、働いてた。そりゃそうだなと思った。
その後のことを少し。
震災後3日くらいから、生活環境がガラリと変わって、不安な日々だが、一歩ひいてる自分、不思議だった。
しかしやっぱりもう一人の自分がいることを実感したのが、
久々に出勤して自席に座った時、グラーッと揺れる感覚がして、気分が悪くなること。
その後数日は席を離れた作業ばかりだったのが幸いだったが、しばらくはずっと地震酔いに悩まされた。
普通にフロアに入ってきただけで、足元から回りだすような感覚、今はだいぶ治まったが、地獄のよう。
そんな中、学生たちがとても頼もしいことを知った。
学内は入構が禁止されていたが、アルバイト作業があるため集まってもらった学生たち。
それぞれが不安とともに生活をしていて、作業中に停電があったりした中、いろんな話をした。
世の中の慌てたパニック行動を、つとめて客観的に冷静に見て、積極的に情報を入れ、処理している。
「義務教育から大学まで、今まで受けてきた教育のすべてが今、実を結ぶべく、試されていると思う」
というひとりの発言に、心をうたれた。
人々が、私が、思っている以上に、ゆとり世代の若者はたくさんの事を考え、知識を深め、生かす機会をうかがい、
静かに冷静に、大きな力を蓄えているということを、教えられた。日本には底力がある。間違いない。
そんなこんなで、卒業式の式典は中止になり、あっさり卒業証書授与が行なわれ、すぐに停電し、
余韻にひたる間もなくぽぽぽぽ〜〜〜んと卒業生は大学を追い出された。
しかし、ムサビは誇りをもって立派な人間たちを追い出した。きっと世の中に大きく貢献することだろう。
さて、
気を取り直して(?)、手羽氏がお題を出したという噂をきいたので、便乗してみようと思う。
小平市にあるムサビと、おきなまろの住処である国分寺の、4月9日夕方からお送りします。
●9時5時で仕事をする独り者は、スーパーにおいては弱者。
買い物のことである。
すでに水や牛乳やカップめんやヨーグルトや卵や、いろんなものが店頭に戻っている。らしい。
らしい。そのように聞く。もれなくそのように聞く。実際そうであるようだ。
おきなまろは出会えない。昼に買い物へ行かないから。最近は残業続きなので、夜じゃすっからかん。
シェアメイトたちも同時間帯に働いているので、冷蔵庫はすかすか。その日のものだけ買ってる感じ。
おきなまろばかじゃないの?と学生が教えてくれる。営業時間帯の違う店なら、夜でも売ってるよと。
夜9時すぎに一緒に行った国分寺の西友で、3週間ぶりに牛乳と再会し、涙した。私がばかだったよ…
野菜、とくに葉物もちゃんとある。茨城や群馬のものもある。
厳しい暫定基準の数値をクリアしてやっとたどり着いた葉っぱたちが、激安で売られている。
思わず買い占めたくなる衝動が起こる光景。それ、本当に必要ですか?と天の声が聞こえて踏みとどまる。
私が好きで行くのは、朝に品出ししてよーいドンの、夜は値引きシール満載の、生活感あふれるスーパー達。
でも国分寺にはいろんなお店があるし、個人商店もあるし、コンビニもあるし、まったく困ることはない。
頑なにスーパーにこだわるおきなまろだけが今日も空の棚の前に立ち尽くし、周囲は普通に回っている。
●外食は普通にできます。お弁当屋さん元気です。
震災から1週間たっていない時でも、いつも配達を頼んでいるお弁当屋さんは、通常の豊富なメニューで
健在だったということで、私やアルバイトの学生が歓喜の声をあげたのは言うまでもない。
スーパーで手に入りにくい鶏肉も、お弁当でもりもり食べることができる。
そしていつもの鷹の台風神亭も、停電中も営業し、いつものメニューで、打ち上げの我々を迎えてくれた。
風神亭は、被災地に炊き出しにも赴いていて、だてに神を名乗っていないお店である。すばらしい。
食べ物があるのは、スーパーだけではないのである!
●節電モードです。
あちこちで消灯している。学内もあちこちで、広報入学センターも3分の1を、消灯している。
余分な電気は使わない、という啓発ムードを作るには、ちょっと暗い世の中の視覚効果は大きい。
暗くてどよんとする空気、というのはあまりない。私は強い光が苦手なので、むしろ落ち着いてよい。
サイゼリヤまでもが、やけにムーディーな今である。
●ムサビは3・Bグループです。
計画停電のグループです。問答無用で電気が切れます。トイレなんて真っ暗です。
え?もう停電やんないの?あ、そう… これまったしっつれ〜いたしました〜
●西武線は平日は通常ダイヤで、土日に間引き運転。
ムサビの最寄り駅「鷹の台駅」がある西武線。ストライキでも止まらない黄色い電車たちが、
停電初期に、一網打尽にされた。弱かったですな〜 埼玉人の怒りはそれは大変なものでしたよ…
今はやっと、混乱もなくなった。日中は車内の照明を消して、外から見ると幽霊列車。
中にいるとちょっとわくわくする美しい空間ができあがっております。
●水、普通です。
ニュース後「ムサビは水道は大丈夫なんね?」という、新入生の親御さんからの電話をよく受けた。
「今後は知らんけど大丈夫です。ムサビは小平市ですので。」
そらぁ心配するよなあ。(東京23区もすぐ数値下がったけど、一度数値出たら心配になるのもわかる)
でも、蛇口ひねると水出るのでありますよ。ありがたいことだ。
体できあがってる大人は、水道のありがたみを享受する機会だ。
ペットボトルは、「念のため」が重要である乳児にまわすべし。
●マスク人口が多いです。
放射能よけではない。花粉である。花粉が猛威をふるっている。どさくさにまぎれてひどいよ今年。
「屋内退避のエリアでは有効ですけど、東京ではマスクしても変わらないですよ〜」と専門家が
軽く鼻で笑いながら言ってたが、意味あるんだよ花粉には!ほんと手放せない!
桜が満開で気分もほっこり、ぶらり途中下車の旅、でもマスク着用、である。
総合すると、まあちょっとした不便があっても、ありがたいことに健康な一般ピープルは
個人単位ではとくに問題なく普通の生活をしている、ということ。
どこかしらに不安と、被災地への思いを持ちながら、それでも普通に生活するよう努力している状態か。
海外から見たら、日本沈没東京崩落くらいの印象なんだろうけど、
そんな東京の淵で、今日も仕事して、くだらない悩みでうだうだいって、ポテチ食べている、
桜の綺麗な春。
来週は入学式。
期待よりも不安がつのる新生活スタートだろう。
どこにいても不安になる時なのに、さらに新しい環境に一人で飛び込んでゆく新入生。
きっと必ず強くなる。
在学生とスタッフで、懐広くあたたかく迎えたい。
›March 17, 2009
うつつ
オフシーズンの観光地に、観光目的じゃなく、ひたすらゆっくりするために出かけた。
現実から離れたくて、カメラすら持っていかない小旅行。
トンネルを抜けたら雪でしたよ。
寒い時に、わざわざもっと寒いところへくつろぎに行く人など殆どいないため、
ふらりと寄るところ寄るところ全部で歓迎される。
いいもんだね。
とにかくゆっくり。
のんびり。
そこで久々にスケートをやった。十数年ぶり。
子供の頃は、父が得意なのでよく連れて行ってくれて、そこそこ滑れたものだけど、
かなりのブランクがある上、当時とは体型も体重もまるで違い、不安たっぷり。
リンクに降りてしばらくは固まっていた。ぎゃー、動けないーとか言っていた。
しかし人間ってすごいね、体が覚えてるみたいで、ゆっくりカンを取り戻し、
1時間もすると、風をきって滑走していた。なつかしい爽快感だった。
旅行に行って、初めて、本気で帰りたくなくなった。
2度行っただけの土地なのに、もう住んじゃおうかと思うくらい、地元感。
寄った工房で、弟子入り募集してるよと言われ、お願いしますと言いそうになった。
そういう場所があるって幸せかもしれないと、帰ってきてみて思う。
とりあえず、新幹線は快適だけど高いので、車を運転できるようにしとこうかな。
かれこれ1年半くらい運転してないから。やばいね。
だって東京と埼玉だけで生活してると車いらないんだもの。
チャリ人間おきなまろ。
そんなチャリ人間、今日は埼玉の実家からムサビまで、チャリで行ってみた。
学校に自転車を持っていく必要が生じたため、そいじゃ行ってみるか、とね。
最短ルートを検索してみると、ほぼ線路沿いの道で、距離にして約19キロ。
つまり、時速19キロで走れば1時間で着くわけじゃないの ほほほほほほ。
って、ずっと19キロで走るのはかなり大変だから、まあ、もっとかかると予測。
地元自転車→電車→鷹の台から徒歩、という通勤時間は1時間ちょっと。
まあ、その倍はみておくか。
と思ったら、1時間半弱で着いちゃいましたとさ。
ちっとも疲れません。
ひとっつも息きれません。
坂があまりないことと、昼間だったことと、
チャリ人間のチャリはそこそこのものであることが、ラクに来れた理由でせうか。
自分探しもへったくれもないね。
最初からそんなつもりなかったしー。
それより、忘れていたこと。
〔1〕教務補助退任なのに荷物を全くまとめていないじゃないか。
〔2〕そういえばウィリアムさんを完全に忘れていた。(都美館の企画展)
〔3〕卒業式の日は何着るんだっけ?
そんなこんなで今年度も終わりがちかづく。
okina_maro@hotmail.com
›January 05, 2009
冬休みがおわる
今日は何曜日だっけ? ああ月曜日、ということは明日から仕事だね。
おきなまろは、まだぐだぐだとした正月気分で日々を過ごし、そのわりに
肌荒れやら肩こりやら、アンタ疲れてるよストレス溜まってるよ休養しなよという体のサインが続いている。
あのう、明日から仕事だからさ、ムリ。 今日いっぱいで終わってね。
確かに、いろんな事を考えていた年末年始だった。
実質的には何も動いていないのに、頭だけがフル回転していた。
最近は、私は人に自分のことを話せるようになってきた。
年末に小学校時代からの友人と話していて、私がちょっとばかし愚痴った時、
「いつも私が愚痴るばかりで、おきなまろは今まで自分の気持ちとかを言ってくれなかったから、
初めて愚痴を言ってくれて嬉しいよ。感動だよ。」と言われてしまったのである。
そ、そんなに私は秘密主義でしたか… まあ、基本根暗ですからね…
でも外から見ると明るいし、特に内面を言わないから、この人から信用されてないのかな、と思われちゃうんだろうね。
今になってみればわかる。今まではわからなかった。子供だったんだね。昔からの友人の前では特に。
その友人からの元旦メールで、「おきなまろはあたしが守ってあげるよ」という文面が届いて、
こらえきれず布団をかぶって大泣きした。こんなに心に響く一言があるんだと思った。本当にありがとう。
年末には、嬉しい出会いもあった。この歳になって、まさか新たに友達ができるとは。
いや、今の年齢だからこそ、お互い色んな経験をしてきたからこそ、わかり合えるのだろう。
出会いといっても、実際はお互い2年前から知ってはいた。ただわずかな仕事の関わりのみで、
ちょくちょく話をするようになったのはごく最近になってからだった。
ただ彼女は、「おきなまろさんを初めて見た時、この人とは絶対に仲良くなれるって思ったんだ」と言うのだ。
私もわりと、人と少し会話をするだけでその人となりがわかっちゃったりするタイプなので、
自分も同じ感覚を持っているからこそ、その一言が、あまりにも嬉しくて、
「ちょっと、そんなこと言ってもらえるなんて、感動して、鼻水がー!涙がー!ちょっとティッシュある?ヘルプ!!」
なんて状態になっちゃったんだ。
きちんと話をするのは初めてといってもいいくらいなのに、自分の内面がするすると言葉になって出て来て、
彼女の話もすっと入って来て、お互い、細かく説明しなくても、理解できる。
他にも、学問的な話ができるのもいい。お互い構えず力まずにいられるのがいい。
恋バナしなきゃ友達じゃない、みたいなキャピキャピ時代とは違って、自然にそういう話ができるのもいい。
私が今まで一人でずっと抱えてきたことを初めて洗いざらい話してみたら、
何の壁も作らず受け入れてくれて、相談にのってくれた。悪女呼ばわりもされたけど。
短時間で生まれる信頼関係っていうのも存在するのだということを知った年末だった。
私と同年代の人たちは、刻々と近づく30歳を前にして、何やら焦っていたり、もう若くないと悲観したりしている人が多い。
だが、私は、今の年齢になったからこそ築ける人間関係や、蓄積してきた知識や、でもまだ甘い若造の野望や、
経験と自信と不安、そういったものが一番魅力的に感じられて、とても悲観などする余地はない。
そう思うと、現在の自分の不安定な立場が、逆に順風なのだと感じられる。これって本当に、幸せなことだと思う。
それは、自分の力だけではなくて、むしろ周りの人が、本当にみんな良くしてくれるからで、
こんな私のことを考えてくれるだけの余裕がある大人だからで、感謝してもしきれない。
不思議な事に、私の周りに悪人がいません。
それに気付いた今回の冬休みは、とても有意義でした。
無意識に「ながら脳」になる性質を持つ私だが、
頭が考えることに疲れていたり、ストレスが蓄積していたりする時は、
目の前の単純作業に脇目もふらずにはまり込んだりする。気が散らない。現実逃避の一種だろうか。
最近は、気付いたら料理に凝っていたりする。
前日忘年会だったからとか、おせち料理たべすぎだからとかで、お腹を休めるメニューにしよう、と思っても、
なんだか作っているうちに見た目が豪勢になっていって、出来上がって驚く。
下はたわむれに撮った(のだと思う)食卓の写真。
元日の夕食。春雨スープ(味噌仕立てキムチ味)、海藻とツナとザーサイのサラダ伊達巻きとゆでじゃがいも添え。
4日の夕食。なんか増えてる…
雑穀&ひじきご飯、ネギの味噌汁、ベーコンエッグと冷凍えびシュウマイゆでたチンゲン菜添え、
納豆とワカメのサラダなんかのテリーヌ添え、ばーちゃんが漬けた白菜漬け、黒酢もずく。
すごいメニューだ。一度も買い物に出ずにありあわせの物でつくったとは思えん。
でも一応、お腹にやさしいメニューになってるよね? ね? …
てか、相変わらず肉を殆ど食べていないね私。
2009年は増血していこうぜ!!!
okina_maro@hotmail.com
›January 03, 2009
箱根駅伝よっぱらいおじさんトンデモ家族
いやぁ〜 盛り上がったね、 今年の箱根駅伝!
おきなまろの一家は、いつも東洋大を応援している。
箱根常連だからかなりのレベルなのだけど、いざ本戦だと、
いつも順位的に中途半端な位置にいて、シード権の当落線上で、
中継にもあまり映り込まないから、たまに映ると大騒ぎ、みたいな、
なんかそういう「微妙」なポジションが、レッズサポ的に親近感なのである。
うちはそういう家族である。レッズ基準だからね。
それなのに、今年はどうした! 新・山の神、あっさり現る!
往路だけかと思ったら、復路も2位と抜きつ抜かれつの好試合!
結局、総合優勝だとう!?!? 大騒ぎですよもう。
今日はその箱根復路を、親戚の家で観ていた。
親戚の家っていっても、都心。むしろ大手町行っちゃうか?って感じ。
東洋大の大躍進に、みんな上機嫌の大盛り上がり。
特に伯父は、もう酒のみまくって酔って、私にからむからむ。
そもそも伯父は、私が二十歳になったら一緒に飲みに行くのが夢だと昔から言っていた。
いとこ兄弟の中では私が一番上の子だから、最初に飲めるようになると思ってたんだな。
ところがいざ二十歳になってみたら、私はとてもアルコールに弱く、その上当時は
やさぐれていたので、めったに顔を出すことがなかったもんだから、相当の落胆だっただろう。
今日は、いろんなワインを用意して待っていやがった。
私が前に、ワインは比較的いける、と言ったのを覚えていたようで。
……まあ結果的に飲まされましたし、伯父はさらに酔っぱらって、からんでくる。
伯「おいおきなまろ、お前、来年はどうすんだ?」
お「どうって?」
伯「仕事だよ仕事。任期が切れるんじゃなかったか?延長すんのか?」
お「延長はないの。ムサビは任期がおわったら追んだされんの。」
伯「じゃあ行くとこないんじゃないか。」
お「あのね、私らの職種は、2月の入試が終わってから就活するケースが多いの。」
伯「そうなのか?じゃあ来年どうすんだ?」
お「だから今その話してんじゃん!ループしてるよ(半怒)そっちは?定年後は山形行くの?」
伯「来いって言われてるけどね、その時チビがまだ中学生だし、一応構えとく感じかな。」
お「いいね、足場構えといてよ。」
伯「おっ、お前も来るか? 地方でデザインやるってのは意義があると思うぞ。」
お「ちょっと!板東先生みたいなことを軽々しく言わないでよ。私も常々思ってるけど。」
伯「だろう? そういえばあそこん家、ほら○○ん家、今結局△△ひとりなんだよな。」
お「え? あんな広い家に△△君ひとり? なんじゃそら? 確か巨大な犬いるよね。」
伯「そう、そこん家だ。おまえ、△△んとこ嫁いけ。同じ歳くらいだろ?」
お「はああ!? △△君って、昔会った気がするけど、2つ3つ上だった気が…」
母「△△はイケメンよー。」
お「ちょっとお母ちゃん!酔っぱらいの話にのらないで!」
母「いいじゃないのー、もらってもらいなさいよー。」
お「このアホ兄妹… イケメンで持ち家なんて奴、彼女の1人や2人や10人いるに決まってんだろ!」
伯「ん?」
お「いや、なんでもない。とりあえず、次に山形行く時は私も連れてって。久々に行きたい。」
伯「よし行くか! 川で魚をモリで突くんだぞ。おきなまろはサバイバルは向いてそうだな。」
お「得意分野だね。ついでに寒さも全然平気だよ。日本のチベットに住む素質あるね。」
伯「決まりだな。あの辺親戚ばっかだから、住むとこと食いもんの心配はいらないぞ。」
こんな具合で、酔っぱらいの機嫌をとっているつもりが、こっちも酔ってて
うまいことまるめこまれたような形となり、まあ平和に収まりましたとさ。
まあしかしね、私の苦労は帰り道も続くんだこれが。
うちの家族、てんでばらばらの非協力人間ばかりでね、新宿歩くのとか大変なんだ。
母が一番ひどくて、運動神経がやたらといいから身のこなしが軽く、
人の波に乗らずにどんどん避けて進んで、あらぬ方向へひとりで行っちゃうのね。
で、超天然の妹は、人の波を突破できずに右往左往するのね。
更に父は新宿詳しいのだけど、勝手に便利なルートへ行こうとするのね。
私はその真ん中で、ちょっとー!まてこら、こっちから行くから!おい!ちゃんとついてきな!
みたいな感じで空気をコントロールしながら進まなきゃいけないわけ。
で、特急の時間を調べ、携帯でネット予約し、集合時間を決め買い物に散らせ、チケットを買い…
…私はツアコンかっ!?
まあでも、混雑の苦手な私のために、電車のすいた場所へ自然に移動してくれるのはありがたい。
いっか、それだけで充分か。
家族や親戚に、いちいちちょっかい出されたり振り回されたりするのも、
最近は、ありがたみを感じられるようになりました。幸せもんだよね、私。
何はともあれ、東洋大おめでとう! 優勝報告会とかあったら、見に行っちゃお!
okina_maro@hotmail.com
›October 19, 2008
今日も秋晴れ
いい天気でしたね、今日も元気、おきなまろです。
もういよいよ仕事なんでしてる場合じゃなくてピクニックに行くしかないだろってな気分だー。
でも何気に今日の仕事は疲れた。大学院入試の仕事と、書類の直し作業を両方やったから、頭こんがらがって。
なんか、せかせか動いているか、赤ペンを持っているかという1日だったので、
疲れているけど、脈絡無くブログ更新なぞしてみる。キーボードを高速で打ちたくなった。
■朝の自分の鈍い動きにいらいらする。
低血圧で、ボーッとしてるから、仕事に出かける1時間半前に起床して、朝の一連の動きを頭の中で計算して、
余裕で出られると踏んでも、頭の回転に体の動きが全くついてゆかない。
結局今日も、洗濯物を干しているあたりでそろそろやばくなってきて、身支度もそこそこにダッシュで出発。
電車通勤している時と、結局起床時間も変わらない。ライフスタイルもあまり変わらない。
夜は12時前に就寝する良い子です。
■スーパーで、ところてんが安くなっていたので、買ってみた。
実は、今まで食べたことがなかった。実家が誰も食べないというのもあるが、だって、三杯酢に辛子って…おいしいの?
でも食わず嫌いは性に合わないので、この機会に食べてみた。
うーん、
酢より黒蜜かけたいな…
そういえば、私は外でうどんを食べない。学食でも食べない。
それは、おつゆが濃いから。両親とも東京育ちだが、我が家のうどんは透き通ったつゆ。
それで育ったからか、ばりばり埼玉人なのに、醤油のつゆは好きじゃない。いつも自作の、透明なつゆ。
私は味覚だけ関西人なんだろうか。ああ、風神亭のさぬきうどん、再開しないかなあ… あれ本当においしかったなあ。
■最近、調理関連器具の衝動買いが激しい。
買い物をするとスカッとするし、服ばっかり買っちゃって後であ〜あと思うよりはずっと実用的。
セラミックの切れ味の良い包丁とか、電子レンジで1合のご飯が炊ける陶器のお鍋とか、
洗った食器の水切りのちょっとおしゃれなのとか、腰に巻く形のエプロンにスタイリッシュにタオルがついてるのとか…
でもエスカレートする前に、細かいものが揃ったあたりで止めないと、と思うのだけど、
次に欲しいのは、小ぶりの圧力鍋と、同じく小ぶりの蒸し器、そして深めのフライパン。
まとまったバイト代が入ったら、かっぱ橋かな。
友人に、おきなまろは絶対かっぱ橋が好きだよ、2泊3日ペースじゃないの? と言われたことがある。
そんな大げさな、何にそんな時間かかるのよ、と反論したら、
まず食品サンプルの店だけで半日じゃない? と言われ、妙に納得してしまったのであった。
■シェアメイトに、ハイテクな料理の仕方をする人がいる。
包丁は使わず、高機能なフードプロセッサですべての食材を刻み、
コンロを使わず、電磁調理器で加熱する。ハイテク調理法、見てて感心しちゃう。
でも、私は包丁で勢い良く食材を刻むのが好きだし、ジューとかグツグツという音で調理したい。
そして、食器好きで食卓の絵面にもこだわっちゃう私としては、
できた料理を鍋(なのか?あの機械は…)から直接食べる彼女の姿がどうも勿体ない気がする。
別に鍋から食事を食べる人がどうとかいう訳じゃなくて、なんかこう、一連の動きがあまりにも無機質で、寂しいというか…
しかし、食事を終えると彼女は、今度は小麦粉やら卵やらをまたもフードプロセッサで混ぜ始め、
また何やら鍋のような物をタイマー付きの調理器にかけ、しばらくするとピーッと音が鳴るのね。
で、ガトーショコラ作ったんですけど食べます? って言って切り分けてくれるの。
食後に気分転換にケーキ作るの趣味なんですよ、って。あつあつのできたて。これがまたおいしいの。超胸キュンじゃない?
私、オーブンがなきゃお菓子作れない! ハイテク調理器具を使いこなす乙女、あなたを嫁にしたいわ。
■そういえば先日、自室でくつろいでいる時、廊下から「おきなまろさぁん…」って呼ぶ、ただならぬ声が聞こえてきたのね。
何かと思って駆けつけると、虫が出た、と2人のシェアメイトが怯えてて。1人は震えてたりするの。虫出るの珍しいらしい。
いったい何が出たのかと思ったけど、数匹のちっちゃい虫なのね。そりゃ私も虫嫌いだけど、冷静さを失うほどじゃないから、
こんな頼られちゃったら動かないわけにはいかないと思って、腕まくりして駆除しましたとも。
すごい感謝されちゃったし。果物とかくれて。先輩かっこいい!すてき!とか言われちゃって。
年上の女性に頼られた挙げ句、先輩なんて言われちゃうのってどうなのかな、と、複雑な気分で、貰ったバナナをほうばった。
■私の後任に決まった新たなる教務補助が、嵐ファンだということがわかった。固く握手を交わした。
仕事が途切れた時にポスターを加工して作ったシールなんかが、研究室の棚に何気に貼ってあったりするのだが、
それを目ざとく見つけ、これそのままにしといてくださいね、なんて言ってくれるのね。
研究室が今かかえてるごちゃごちゃしたことを全部整理してスッといなくなろうと思っていたのだが、
初めてこの研究室を去ることに未練を感じた。おそるべし嵐。
でも規定でもう来年度は居られない。だから、カンペキに引き継ぎして去るつもりさ。
いろんな場所で、新人教育というものをする機会を経てきた私の、手腕をとくとご覧あれ、ってなもんよ。
なんて、調子に乗ってると、なんか大きなミスをやらかしそうな気がするね。
最後まで、気を抜かず、誠実に仕事をしよう。
私を育ててくれた研究室への恩返し。
また、明日もがんばろう。
okina_maro@hotmail.com
›September 28, 2008
かぜひきと吉兆?
久々に2連休。ほぼ寝連休。なぜこんなに寝られるのか。
昔から、疲れている時は決まってなぜか、車を運転している夢を見る。それこそ幼少のころから。
どうしよう、無免だよ、でもアクセルとブレーキとハンドルがわかればなんとかなるか、
ばれなきゃいいか、よーし、とかいいながら、めちゃくちゃな運転をする夢。
免許をとってからは、車がMT車の時も出てきたが、必ず運転はめちゃくちゃで、やっぱり設定は無免。
体中に力が入って、朝起きた時は、余計に疲れてるという… いやな夢ですな。
しかし、今朝起きがけに見た夢は、助手席に乗っている妹が怖がっているのだけど、
私はなぜか余裕こいて運転していた。
「ちょっとおきなまろ、なんかこの先ものすごく道が細いよ!行けるの!?スピード落としなよ!」
「大丈夫だよ。私、教習所時代も、S字クランクで一度も脱輪したことないもんね。細道ばんざい。」
「調子に乗んないでよ!ちゃんと両手でハンドル持ってよ!ほら対向車!」
「平気平気。ひょいっと。」
「え?今こすったんじゃないの!?」
「いや、でもあと3センチくらいだったね。」
「ひーーーーーー!」
「ははは〜」
疲れは大したことがないのか、それともあまりにも疲れているのか、
どっちだかわからない夢だった。
疲れた〜
起きたら、うっすら風邪をひいている感じがした。
異様に寒い。普段暑がりの私が、人より厚着をしている。
のどが少し痛い。鼻水は花粉症の領域を超えている。
熱はないし、元気だけれども、
今日は友人の家へ遊びに行く予定だったのに… やめといた。
なぜかっていうと、赤ちゃんのいる家だから。ぜったいうつるよね。
くやしいな。
つかれた日常の合間に癒しを求めていく予定だったのに…
8か月の赤ん坊… だっこしたかったよーーーー
やさぐれて、美容室へ行った。
私は、髪を切ってもらったりとかしてもらったり結ってもらったりするのが好きなので、
疲れた時は、じゃ美容室でも行くか、というかんじで、癒されにふらりと行く。
2か月しか経ってないのに、いつもの「伸びましたねー」という耳タコ台詞を聞く。
いつもは、ただボーッと切ってもらうのだけど、今日はそうはいかなかった。
睡魔が…
前髪を揃える細かい作業中に睡魔が…
私の前髪、難しいのよ、時間かかるのよ。
歯医者だったら最初から寝てるからいいけど、美容室は、頭がガクッといくよね。
やばいよね。でも前髪切ってるときは目あけらんないよね。
睡魔が…
睡魔…
疲れた〜
でもまあ、
体調が落ちるのが休みの日にきっちりというところが、自分さすがとか思うし、
熱が出たり寝込んだりしない程度でいつも済んじゃうあたり、自分丈夫でよかったと思うし、
もう1年運転してないのに夢の中で初めて上手に運転できたし、
髪は軽くなってさっぱりしたし、
ま、いっか。
家に帰ったら、懸賞に応募しておいた、アーツ・アンド・クラフツ展のチケットが、
当選して届いていた。 万歳!地元のA日新聞!
いいこともあるな。
最近忙しすぎて疲れまくっているけど、ツキは消えてない。
これからも2週間くらい忙しい日が続くけど、
前向きにツキを逃がさずがんばろっと。
とりあえず明日は完全復活しなきゃね。
じゃ、おやすみなさい。
›August 19, 2008
夏休み中の出校つれづれ
1ヶ月前に染めた髪が、もうプリン。
代謝良すぎ人間おきなまろです!
今年は伸びる速度を読み誤って、夏に一番暑い長さになっております!
首、あせも!
さて、今日はつれづれ日記でも。
■8:00
目覚める。目覚まし時計を握りしめている! ぎゃー!こんな時間!
とにもかくにも起床。朝食。9:00すぎに家を出発。
■10:00
かかりつけのクリニックの定期受診。
最近どうですか?聞かれたので、進学相談会ブートキャンプにビクトリーした話をしたら、
いつもは言葉少なな主治医(絶対に元ヤン)が、けっこうでかい声で、「ええぇっ!?」
と驚いて、それから、「そういえば力仕事は得意なんでしたっけ…」と息を抜いた。
「暑さがおちついてからガタッときますから気をつけてくださいね」 はい。肝に銘じます。
電車を乗り換え乗り換え、鷹の台。
今日は仕事の日じゃないけれど、あちこちから舞い込んだバイトをこなすため、
大学のKPー機とかKPー用紙とか、PRンターとか、INKJェット紙とかを使いまくろうと思い、
こそこそ出校するのである。 搾取搾取。 いいんだよ!先生から頼まれた仕事なんだから!
■11:40
大学着。さすがに真っ昼間に歩くと暑い。
しかしいいね。お盆明けで、通信の学生がいっぱい外で写生してる風景は、夏の風物詩だ。
まずは教務課の奥の研究室ポストへ向かう。
ここに研究室宛の郵便物やら何やらが入れられるのだけれど、
長期休業中にも、ちょくちょくチェックして持っていかないと、大変なことになる。
いちど、正月明けに出勤したら、ウチのポストが、まるでよくあるマンガの中の、
モテまくる人のバレンタインデーの靴箱みたいに、パンパンになってたことがあって、
思わず後ずさりしちゃった経験があるので、あんまりほっぱらかさないよう注意している。
お!? 事務への入口が、自動ドアになってるーーーーーー!!!!
あの重たーーーいドアは、この工事の機会に替えられたのね!!!!
もう、持ってる荷物が重すぎてドア前で奮闘しててカウンターの奥からわざわざS藤さんが助けにきてくれちゃうことも、
私がこんな沢山物を持ってるってのに手ブラの手羽さんはなぜドアをあけてくれないの!何て人なの!ということも、
なくなるのね!!!!やっほほーーーい!!!!
でも、先にドアを開けた人が、あとの人に「どうぞ」って、開けててあげる、あのシチュエーションも、
ちょっと好きだったので、寂しくもあるかなあ。
まあでも、今日もポストに物がいっぱい入っていたので、自動ドアの恩恵をしっかり享受。
■11:50
研究室前着。この扉の向こうは、地獄。
開けてみて、やっぱり地獄。冷房のスイッチを入れたら、現在の室温35度以上(表示しきれない)との文字が…
こんなところ居られるかばかやろう! 冷房をガンガンにつけて、KPー機に大量のKPーの設定をして、
それをほっぱらかして、食堂へ。良い子は真似しないように。
■13:00
研究室戻。
ゆっくり昼ご飯たべてたから、その間に部屋の温度もさがってKPーも終わって万歳。
食後のアイスの実を食べつつ、部屋を見回す… PCを立ち上げる…
うわ…… なんかいろいろ研究室の仕事が発生してないか!?
見なかったことにして、コーヒーを飲んで、搾取作業を片付ける。
■15:00
やっぱり見なかったことにできずに、仕事を片っ端から片付け始める。
同僚は今、就活で地方を飛び回る毎日だから、私がやらにゃ誰がやる。
え? 私の就活? 何の話だい? ささ、仕事仕事!
メール打ったりね。あっちこっちの課、行ったりね。 あついよう。
入学センターも行ったよ。竹林兄さんひさしぶりっす! 仕事の話しかできなくて寂しい…
■16:10
一息。
空が暗いね。一雨くるかな。様子みて帰らないとな。ふう。
ん?? 左手に文字が? メモ??
「住民票」
ぎゃーーーーーー! そうだった。住民票とりにいかなきゃだった!
役所は5時まで! ひーーーー! 帰るぞ帰るぞ、わしは帰るぞ!
あ、バス来てる!ラッキー! 津田町まで乗っちゃえ!
運ちゃん、ちょっとクラッチのつなぎ方が荒いんじゃないの? 酔うんですけど。
鷹の台駅へよろりと駆け込み、ちょうど来た電車に乗る。タイミング最高。
電車にのったらじたばたせず、嵐を聞きながら寝る。
■16:55
地元駅着。そのまま駅にある出張所へ駆け込み、ギリギリで無事、住民票ゲット☆
外に出ると、雨が降り出した。急いで住民票をバッグの奥底へ。
持ってる日傘は晴雨兼用だが、いいや、もう。
ぬれるならぬれろ〜!!! わ〜い!わ〜い!!!
家に着いてから、駅の出張所だけは、平日は夜20:30までやってることを知るのである…
おしまい。
今晩は涼しく眠れそう。
okina_maro@hotmail.com
›July 14, 2008
あついとだめ
大の苦手の夏がやってきた。
どうも今年はやけに体にこたえる。食欲低下。胃の調子もわろし。
歩くインゴットのはずなのに、段ボールになってしまうよ。(かさばる感じ)
頭もまともに働かないので、あまりに暑すぎたこの3日間の出来事を、とりとめもなく羅列してみる。
〔土曜日〕
朝から暑い…
もう、どうせ土曜だし、仕事なんて適当にしてぼーっとしてよう。
っとっと、いけね、今日は授業内に試験があるんだっけ! 急いで試験問題を印刷。
ムサビ日記OBのニアさんが訪ねて来た。
彼女は大手食品メーカーに勤めていて、広告、パッケージの企画やデザインなどをやっている。
仕事関係の調べものをするために、ムサビへやってきて、私を訪ねてきてくれた。
いつもはきれいなお姉さん系のニアさんだが、この日はパンツにポロシャツにキャップで、
なんか夏をさわやかに駆け抜けている雰囲気で、ふしぎとこっちまで元気がでてきた。
新商戦の話などで盛り上がり、日が落ちて涼しくなり始めた頃、家路についた。ありがとうニアさん。
ひさしぶりにデザインの話ができて、とても楽しかった!
〔日曜日〕
いくら休日といえど、夏は暑くて昼までは寝ていられないのが悩みどころ。
結局7時半にはしっかり起きてしまい、なんとなく朝ご飯を食べる。
父が車で母を川越まで送るというので、家でボーッとしてるのもあれだし、一緒に車に乗り込んだ。
母を下ろした後、ついでだからと、川越城の本丸御殿や喜多院に入った。日本家屋は風がぬけていいね。
写真を撮ったりしながら、縁側に腰掛けて、父とカメラの話(オタクぎみ)をしたりして、のんびり過ごす。
帰りの車の中では、オートマのギアが1速から2速へ切り替わる時のタイミングをいかにこっちの
感覚とマッチさせられるか、アクセルの踏み込み具合をさぐる実験をしたりした。国道で。ばかだね。
久しぶりに、父とまともに話をした気がする。っても機械系の話ばっかりだけど。
この世に生きる喜びそして悲しみのことは語り合ってないけど。
父は私が男の子だった方が楽しかったのかもしれないな。
家に着いて、家族分の昼食をウオーっと作って、食べたら力つきて、午後は睡眠。
〔月曜日〕※今日
やっぱり朝から暑い…
研究室についてからしばらくは魂がぬけていた。
仕事(校正)をする。なんだか頭がおかしくなる。そしてなんだかお腹が痛くなる。
昼食を食べる。いよいよお腹が痛くなる。腹の内側からひねられているような感じ…
悪いもの食べた覚えもないし、うろたえつつ、毛布を巻いてソファーで仮死状態になる。
同僚には、「登校拒否の症状じゃない?(笑)」なんて言われる。もう学校来てるんですけど…
でもそうかもね、じつはこの1時間後に、大っっ嫌いな試験監督補助の仕事が入っている。それか?原因は。
なんで嫌いかというとね、学生がやりたい放題だからですよ。言っちゃうけどさ。悪く思うなよ。
試験だっつってんのに、試験中に友達と喋るし、トイレ行っていいすか?とか言うし、携帯鳴らすし、
受験者名簿を回すとひとりひとりがじーっくり名前を探してゆーっくり丸をつけてしばらく次に回さないし、
友達の名前の欄にも丸をつけちゃって後で集計時に混乱を招いたりするし、試験中にがさごそとパン食べだしたりするし、
学生証を机上に提示してない学生を注意したら忘れましたーって言うからなんでさっき説明した時に教務課へ
臨時学生証を発行してもらいに行かなかったのって言ったらすんませぇーんとか言うから
名前と学籍番号ひかえるからこの紙に書けっつったら、チッって言ってパスケースから学生証出しやがんの、
あるんじゃねーかばかやろう何でわざわざ小さな子供みたいに反抗してんだよ!
ってな感じでね、他にも挙げればきりがないほど出てくるよ。
嫌にもなるでしょ、こちとら教員じゃなくて、教務補助の分際でこれらの統制とらにゃならんのですよ。
なんとか腹の痛みをごまかしつつ、監督補助へ向かうことに。途中痛くなったら同部屋配当の人に謝って抜けよう。
あ、時計、私の文字盤がシンプルすぎて分単位がよくわからないんだった、いっか、それも同じ配当の人にお願いすれば。
と思ってたら、私、1人で1部屋担当だって? えー? それって補助じゃなくね? 今年から厳しいっすなあ…
急いで行ったから、試験監督マニュアルを忘れてっちゃったけど、こちとら3年目。やけくそで完璧にこなす。
時計も目分量。腹の痛みも消えるぜよ。 なんかね、でも嬉しかったよ今回はね、担当した教室の学生たち、
整然と座り、黙々と試験をこなし、退席時も静かで、何の問題もなかったし。さすがムサビ生、信じてたよ、やればできるって!!
るんるんと教務課へ戻ったが、その後またも問題発生。
重要書類行方不明… ちょっとまて、落ち着け自分、でもだめ、いつもならそう大したことないだろうに、なんか今日私だめ。
研究室といったりきたりして、慌てて、捜索して、結局いろんな目撃情報から解決。P先生… お願いだからわからん動きしないで…
今日の私、ほんとだめなんだから。さっき発見したでしょ?死んでた私を。まじ勘弁。ほんと。
捜索終了後、監督補助控室にいたレッズ仲間の教務補助と、ひとしきりレッズの話でもりあがる。
こないだ私は1対5の惨敗の試合を観戦に行ったのに、そいつぁ先週の感動的な勝利試合を観に行ってやんのちくしょー。
雲泥の差じゃない? 今日、ほんと私だめだめじゃん。いや、今日じゃないんだけど、試合は。
でも、最近レッズに飢えてたから、コアサポ話ができてかなりたのしかったぜ。
腹痛は消えた。アイスがしみるぜー。涙が出そうだぜー。ほんと、私はいっつも、人の世話になって生きています。ありがとう。
そんなこんなで、家に帰ってもやっぱりCHANGE最終回を録画し忘れたりしてるけど、
くよくよしないで明るくいきてゆこうと思うよ。夏にまけるなファイト自分!
okina_maro@hotmail.com
›August 05, 2007
あつい夏の一日
来ました。夏。
これからしばらくは、おきなまろは仮死状態だと思ってほしい。
ほんと動けないよ。たすけて。
てなことで、ちょっと1日を日記風に。
■友人と遊ぶ約束だったが、友人ちのチビちゃんが熱を出したため中止。
出かけるつもりで準備してたので、とりあえず近場のショッピングモールへ。
自転車をこいで行ったら暑くて死にそうになる。
■夏のきちんとした服がないので、セール中のユニクロへ行く。冷房キンキン。
店頭の巨大ポスターの松山ケンイチに、思わず心うばわれる。
おかしいなあ、私はMRワゴンみたいなキラキラしたおっきな目が好みなのに。
やっぱり暑さのせいだな。
■石焼ビビンバを食べる。ちょっと元気になるが、舌をやけど(猫舌)
■家にたどり着く。しばらく気を失う。
■ミュージックステーションを見る。
HEY! SAY! 7 の歌詞は昭和をバカにしたものじゃないという弁解を聞いて安心する。
スピッツで感動する。ウルフルズで泣きそうになる。弱ってるな。
■山田太郎物語を見る。やっぱ櫻井くんよね〜。
この物語の学校は、うちの近所の高校で撮影されている。全然青山とかじゃないから。
よく近くを通るし、模試やなんかでしょっちゅう行ってたから、
見慣れた風景がテレビに出てくる、妙な気分。
そういえば、何回か前の松坂牛バトルのスーパーの舞台は、
実は今日行ったショッピングモール。ほんとはユニクロ入ってるようなとこ。
でも田んぼの真ん中で、前に厩舎とかあって、鶏が放し飼いになってたり、
とんでもなく田舎。全然青山じゃないから。
そんな王子たちが近くで撮影してるっていうのに、見に行く気にはならず。
だって暑いし。
夏やだね。
さて、この日記は、よくよく見ると、金曜日のものである。
2日ものタイムラグが発生しているなんて、やっぱり私はそうとう
暑さにやられているんだ。だるいです。
でも実は今、日曜なのに仕事で学校に来て、研究室で更新している。
どんだけぇ〜 (※声に出して読みたい若者語)
okina_maro@hotmail.com
›December 13, 2006
久しぶりに
長らくムサビ日記を更新していなかった。
理由はというと、
忘れていたのである。
今までにも、忙しかったりPCの調子が悪かったり気分が凹んでたりで
長く更新しなかったことは何度もあったけれど、
こんなにすっかり頭から抜けていた時期っていうのは初めて。
大抵は、学内で手羽さんの姿を見かけると思い出したりしてたのだけど、
最近は手羽さんに会ってもムサビコム番長ではなく単に広報課の手羽さんという
風にしか思わずに、日記のことを思い出すことはなかった。
今回思い出したきっかけは、学内でELKくんに会ったこと。
ばったり会って、世間話をしてて、「ムサビコムの忘年会とかやらないんすかね?」
と言われて初めて、やっべー!と気づいたのである。
ありがとうELKくん!
というわけで、ただいま!ムサビ日記!
なんかこの1ヶ月ちょっと、ほんとにいろいろあって
つかれたよパトラッシュ。
得意の筋肉を使うことじゃなくて、心労がたまるようなことばかり。
困っちゃうね。
年の瀬です。
11月半ばには運転免許試験を受けに行ってきた。
埼玉は鴻巣。遠いので前日入りして、鴻巣在住の高校時代の友達と久々に会って
夜まで喋りまくって食べて飲んで、翌日は早い受付を狙って早起きしたので、
疲労&寝不足のまま世界一難しいという埼玉県の免許試験を受けてしまった。
事前に鬼のように勉強しまくって、100点とる気合充分で受けたのに、
96点。どこ間違えたかもわからん。くそう。
しかも免許証の写真の目の下にクマ。目線はあさっての方向。不覚。
ただ、しばらく細かい作業を避けて生活し、近眼のトレーニングをして、
当日は疲れ目用の目薬を朝から点眼しまくって、ぎりぎり裸眼で0.3を
クリアしたのはよくやったと思う。ちょっとした目標にしてたから嬉しい。
でも今じゃ見えませんけど。運転する時は必ず眼鏡かけてますけど。
で、あとは、久々に髪型を変えた。
雰囲気ががらっと変わったと、人に会うたびに言われる。
手に入ったばかりの免許証の写真と、早くも人相が異なった。
で、あとは、浦和レッズが優勝しましたね。感動で言葉が出ません。
そんなこんなで、そのほかはストレスを溜め込んだ日々の1ヶ月でしたとさ。
でもこれから年の瀬は、おまつり好きおきなまろが元気になれる時期ですから☆
okina_maro@hotmail.com
›January 09, 2006
新年
■
ちょっと奥さん、いつの間にか年が明けてますよ!
お久しぶり、おきなまろであります。
12月17日に運命の修制提出を終えてから、ほぼ年内は気を失っていたかんじ。
年末の分のエネルギーまで使ってしまったようで。
提出前の一週間は、ちょうどトヨタカップと重なっていたのに、
おきなまろのくせに、全く観なかった。奇跡に近い。よく耐えた。
論文部分を書いている時には、恐怖体験をした。
頭がすごい勢いで勝手に考え、手が勝手に書いているのである。
止まらない、止められない、助けて―!と、やっと区切りがついたときには、
息が切れていた。額には汗。何かにのっとられていたような気分。
そんなこんなだが、皆様ご存知(?)の通り、元日の天皇杯決勝で
レッズが見事、クラブ史上初の優勝を手にしたことで、
私の晴れ晴れとした1年が始まったわけです。
元日の朝、神社までマラソンして引いたおみくじは大吉。久々。
こりゃもう、輝かしい毎日が送れるに違いない。
箱根駅伝、感動! 高校サッカー、万歳! トリノ、ドイツ、いぇーい!
ということで、まだ、機嫌がいいです。テンションが高いです。
頼みごとをするなら今のうちです。都合の悪い事も笑って流せます。
そのうち修制展の準備でせっぱ詰まってくると、
鬱モードおきなまろが、やおら復活する可能性もあるので注意。
まあでも、寒いうちは大丈夫だろう。冬が好きですおきなまろ。
■
今日はバイトで、室内は暖かいから半袖で仕事をしているのだけれど、
診療時間が終わってゴミ捨てに行った時、何も考えずにそのまま外へ出た。
今日は冷え込みは緩めだが、それでも夜だから、半袖は寒い。
しかし上着を着に戻るのも悔しくて、そのままゴミを持ってぐんぐん進む。
隣のボーダフォンショップの客から、注目を浴びてしまった。
道行く人にも、なんだこいつ?という目で見られる。
でも、なんかもう、どうでもいい。
澄んだ冷たい冷たい空気が、今日は気持ちがよかった。
明日からまた、修制展準備がんばろ。
›March 09, 2005
スウェット考
友人とサイゼリヤで食事をしていたら、隣のボックス席に、
6人の女子高生らしき集団がわらわらとやって来た。
驚いたのは、彼女らが全員、上下スウェット姿だったことだ。
ちゃんと上下揃いの、どっかのメーカーのだと思う。
白、水色、グレー、ピンク…… 色とりどり。しかし6人。
おきなまろ、スウェットというのは家でデロ〜ンとしてる時に着るものだと思っていた。
時々、街中でも見かけるけど、ちょっと買い物程度なのかなと思っていた。
しかし、6人のお友達でファミレスに行くとなれば、間違いなくこれはお洒落だろう。
申し合わせたように着ているわけだし。お泊り会っていう時間でもなさそうだし。
一緒にいた友人によれば、最近はスウェットで普通に出かけるのもアリになってきたらしい。
そんな傾向知りませんでしたよ。やめたほうがいいんじゃないかな?パジャマみたいだし。
どう見ても普通の服ではないじゃないか。だらしないんじゃないのか?
そういうことを言い出すようになったらご老体なのだろうか。おきなまろピンチ。
でも、かっこよくスウェットを着こなしている人なんて見たことない。
藤原紀香とか、モデル体形の人なら似合うのかもしれないけど。
そういえば先月、バイト先で、スウェット姿で面接に来た女の子がいたと聞いた。
驚いた。もちろんみんな驚いていて、暗黙の了解で不採用が決まったらしい。
そうだよな。社会的には、そういうポジションだと思う。
でもまだよくわからないスウェットの実態。
›March 01, 2005
本格花粉シーズン到来
■何をしても調子の悪いままのパソコンと、暫く冷却期間を置いてみた。
2月いっぱい、放置。押してもだめなら引いてみろ。
疲れたんだろう?ごめんよ、私が年がら年中酷使してたからなんだろう?
ゆっくり休んでおくれよ。
そうしたら、やおら機嫌を直したようである。少し安心。
そろそろ復活してくれないと、サッカーのチケット取りのシーズンだからね。
■妹が、突然私に尋ねた。
「ねえ、“ふるたん”ってなんだか知ってる?」
初耳である。なんだろう。略語的な響きだ。
古いタンス? 古田敦也の愛称? 皆様ふるってタンゴを踊りましょう?
「まったくもってわからないよ。どういう意味?」
「履修してた授業の単位が全部とれてたことを言うんだって。」
「full単!?」
「そう。今日成績発表だったんだけど、複数の友達にフルタン?って聞かれて
は?ってなっちゃったよ。これはもはや共通語なの?どうなの?」
「知らないよそんなのー!誰も使ってないよおかしいよ!君の周りだけじゃない?」
「やっぱそうだよねー。変だよね。」
妹よ、すまぬ。冷静に考えてみたら、私はご意見番になれるような人物ではなかった。
“パンキョー”も知らなかった人間だ。“イラレ”にも違和感を持つ人間だ。
私がおかしいと言っている言葉は、世の中では当たり前の言語である可能性も高い。
フルタンについては調査が必要かもしれぬ。
okina_maro@hotmail.com
■とーぼーさんの差し歯日記がリアルでした。目に浮かぶ。さすがに私は見慣れましたが。
私のバイト先の歯医者では、治療経過を逐一細かく患者さんに説明する為、
どんな状態でも鏡は見ていただく。大抵「うわっ」っと引きつり笑みを浮かべる。
そうそう、「仮歯がとれちゃいました!」とマスクして駆け込んでくる人がたまにいます。
仮歯のうちは、前で煎餅やらリンゴやらをかじらない方がいいですね。
お大事になさってください。
›September 17, 2004
もろモロ諸
■おきなまろin院生室。暇なので日記更新。
授業は4限だが、午前中に母親に家を追い出された。理由→バルサンするから。
前に日記で、ゴ○を泡で固めた話をしてから、実に3回も現れた。いくらなんでも頻繁すぎ。
週1匹ペース。必ず私が見つける&退治する。もうやです!と母に訴えたら、バルサン。
涼しくなってきたから暖を求めて家に入ってきたのかゴ○さんよ。みんなしてデカイし。
人間の家になんて入ってきてもいいことないよ。自然界で強く生きとくれ。
■家の電話の着信音を変えることにした。驚くような音はやめようということになった。
我が家はみんな電話が嫌い。驚くと誰も出たがらない。せめて無機質なベル音はやめよう。
曲のリストを見て、峠のわが家とかハム太郎の歌とかの案が出る中で、
妹の主張は、踊る大捜査線のテーマ。
勘弁して。そんなの鳴ったら、「はい青島!」って出てしまいそうではないか。
妹いわく、「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」と言って
ガチャンと切ればいいと言う。おいこら、それを防止するための着メロ変更だろう。
結局、ドレミファソラシドとさわやかに鳴るものに落ち着いた。
電話の嫌なイメージをなくす着信音(音じゃなくてもいい)を開発したい。自分のために。
■カレーを食べたら、矯正のワイヤーを止めてる透明の輪ゴムが黄色に染まってしまった。
話には聞いていたが、まさかこんなに鮮やかな蛍光黄色になるとは。
恐るべしターメリックの威力。 今後はカレーは治療の前日に食べよう。そして換えてもらおう。
バイト中その話を同僚の女の子にしたら、「ファッション雑誌のモデルで、矯正してる
人がいて、その人のゴムはピンク色だったんです!」と興奮気味に教えてくれた。
ちょっと想像がつかないが、かわいいのだろうか。まあモデルならかわいいんだろう。
色つきの製品があるのだろうか、と考えてふと目に入ったのは、歯垢着色液。
歯に塗ってうがいすると、よごれてる部分が赤くそまるやつ。
これを使って歯磨きをしたら、ゴムだけがピンク色に残るだろう。頭いい!
しかし私がピンク色にしたら……
明日、明後日と連日バイトだから、試すか……ヒエー恐ろしい。
そうか、連日バイトだ。疲れる。人手不足。私の勤める歯科医院は忙しいのである。
バイト募集だ!かわいい女の子!白衣着れますよ。
あ、おきなまろは変態じゃないから。
■今朝、パチンコ店の店員らしき若い女性が、パン屋さんから袋を持って出てきて、
とてもウキウキした様子でスキップしながら、パチンコ店に戻っていった。
ちょうど駅前で、通勤の人たちが足早に駅に入る中を、逆走スキップ。
とても不思議な光景だったけれど、ちょっと心が温かくなった秋のひとコマ。
okina_maro@hotmail.com
›August 26, 2004
暑さひとだんらく?
■そういえば、もうかれこれ2週間以上インターネットをやっていない。
我が家にパソコンが導入されて以来の記録かもしれない。
理由といっても特にないけれど。
しかしムサビ日記を完全に放置してしまった。申し訳ないです。
■そういえば、夏休みに入って今までまともに出かけていない。
暑くて動く気にならなかったのが一番の要因だ。やはり私は暑さにとことん弱い。
暑いというだけで精神的にもまいってしまう。困ったものだ。
最近ちょっと涼しくなってきて、出歩く気が起こってきたら、
こんどは逆にダルさが来て、鼻風邪をひいてしまっている。
ほんとに困ったものだ。もしかしたら何かの花粉症かもしれないけれど。
細かい用事ではちょくちょく出ているから、ひきこもりにはならないで済んでいる。
少しは世間と関わらないともうやばい。ノー モア ひきこもり。
■そういえば、この夏、体重が減った。
いつもは夏で食欲が落ちて減るのだが、今年はなぜか食欲は落ちていない。
動かず食べているのだから太るはずだが、なぜ減っているのだろうと考える。
ふと思った。矯正のせいだ。始めてからかれこれ1ヶ月半になる。
噛みにくい→じっくり噛む→満腹中枢すぐ満足→食べる量減少→消化も良い→体重減少。
なんて健康的なんだろう。女性にお勧め矯正ダイエットだ。
ただ自分的には減りすぎるのも嫌なのだが、その心配はなさそうだ。
このダイエット法の最大の欠点→噛み慣れると戻る。すでにその兆候あり。
■そういえば、夏休み残り少なくなってきているというのに、宿題に手をつけていない。
2科目しかないが、まるで考えてもいない。危険である。
ここまで放っておける自分が恐ろしいと思うのだが、今年は理由がある。
スポーツ好き一家のTVが毎日毎日オリンピック映像の電波を受信するのがいけない。
そう、すべてはオリンピックのせい。
okina_maro@hotmail.com
›July 31, 2004
瞑想迷走台風
■そういえば、学校へ行ったんだった。
夏休みといえど、通信のスクーリングがあるから、学校はほぼ普段どおり。
少し駐輪場がすいてたり、学食がすいてたり、道がすいてたりする程度。
試験期間最終日(土曜)の雰囲気に似ているか。穏やかだが活気も失わない。
その日はたまたま鷹の台駅に用があったついでに、昼食をとりに学校へ行ったのだが、
今後、長い休みに飽きたら、工房かなんかに行くのもいいなと思った。
■今週は毎日サッカーを観て過ごした。民放なのにほんとに毎日あった。すごすぎる。
その中で気になったのは、ジェフ市原vsレアルマドリードの放送におけるCG。
まるで芝生に書いてあるように、エンブレムと得点が合成されていたりする。
FKの時は、ゴールまでの距離と角度が出る。
点が入ると、バックスタンドのど真ん中にオーロラビジョンを合成してスローモーション。
正直言って、私はこのCGかなりいらないと思う。
フィールドに合成すると選手とボールが非常に見づらいし、クロマキーなのか
芝生だけじゃなくジェフの選手の緑のズボンにまで映りこんでいて、腰が透明に見える。
FKの距離などは、数字出してもイメージがわかないし、むしろ選手の位置を見たいのに
邪魔である。9.45mの円を一瞬出すくらいにしておいてほしい。
オーロラビジョンのスローに至っては、見ない。試合を画面いっぱいに映してほしい。
とまあ、映像技術にいろいろ文句つけてるけど、どんな試合でも観るから私。
okina_maro@hotmail.com
›July 26, 2004
一週間ぶり
■久しぶりに雨降りで涼しいので、パソコンに向かっている。
暑い日は冷房きかせててもキーボードに触れたくない。
電源を入れるだけで室温が上がるような気がするし。
■しかしパソコンを起動させるや否や、サッカーの記事ばっかり見ている。
先週のTVはサッカー三昧だった。一日に2試合観てた日も……
オリンピックでも始まった日にゃ、毎日TVつけっぱなしか。スポーツ一家。
■NHK教育の、「クインテット」が好きだ。人形の動きがリアル。編曲もおもしろい。
最近、ブルグミュラーの「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」を聞いて、感慨深かった。
昔ピアノで弾いた曲が、違った雰囲気で演奏されていて、音楽って楽しいと思った。
久々にブルグミュラーの楽譜を引っぱりだして弾いてみたら、わりと簡単だった。
昔あんなに苦労したのに。簡単な曲を美しく演奏する、クインテットを尊敬する。
夏、いいのは指がよく動くこと。冬だと暖房しててもかじかむ。夏休みは音楽しよう。
■バイトで、抜歯の準備で針に糸を通していた。けっこうむずい。糸が意外と太い。
ふつうの裁縫ならなめて通せばいいけど、手術の糸は言語道断。毎回苦戦していた。
しかし昨日、術中に助手をしていた際、ショックな光景を目にした。
先生が、針から抜けた糸の真ん中らへんを、針穴の上部に当てて押し込んだのだ。
つまり針穴にはもとから亀裂が入れられてるのだ。そこから簡単に糸を通せるってわけだ。
何で今まで誰も教えてくれなかったんだよ……。
okina_maro@hotmail.com
›July 19, 2004
つれづれなるままに
■夏休みである。夏休みは、暑くなければいいのに、と思う。
暑いから夏休みがあるのだが、暑いと動けないんだから何もできない。
でも、何かしたい。今年は、暑くてもなんとか動いてみようかとも思う。
狭い部屋での冷房は嫌いだ。広い場所へ行こう。
■去年くらいから、蚊に刺されると、キンカンをつけてもつけても
1週間ほどずっとかゆい。蚊がパワーアップしたのか、私が弱くなったのか。
■今更ながら、うちの学校の学費は高すぎると思った。
算数もできない私が、時間をかけてじっくり電卓とともに数字に向き合い、
今後いくら必要なのか、卒業後の返済計画(奨学金&親)とかを計算した。
結果……、、、。。 やっぱり、卒業したら就職しないと、と思った。
他にも、年金払わなきゃいけないし、歯の矯正治療にもかかる。
ああ、若いのにこんなに借金作っていいんだろうか。
若いからこその苦難なのだと誰か言ってくれ。
■日本語のヒアリング能力がないなと思った。
父に頼まれて、テープ起こしのバイトをやっている。
測量関係者の、ベテラン・中堅・若手の対談みたいな取材テープを文章に起こす。
長年パソコンをいじっているから、高速タイピングは自負しているところだが、
問題は別にあった。何を言ってるのか良く聞き取れない。
某局の日曜討論みたいに横槍が入ったりしないのは嬉しいのだが、
おっさん達、ハッキリ喋ってくれよ! 専門用語は特にきちんと発音せい!
語尾をにごすな!「ひ」と「し」をごまかすな!
何度も繰り返し聞き直し、おかげで10分起こすのに1時間。
割に合わないバイトになってしまいそうだ。
しかしまあ、それなりに楽しいのは対談の内容。
みんな自分の抽象的発言に酔ってるけど、しょーもないことしか言ってない。
若手とベテラン、歩みよりが全く見られない。この企画、無理があるじゃん?
■全部の歯が痛い。
昨日のバイトの空き時間、上下全てに器具をつけ終え、ワイヤーが通った。
わざわざ毎週通院しなくていいのは便利だ。毎週バイトで行けばいいわけで。
ただ、スタッフの服装ままユニットに座って治療を受けているのを、
患者さんにいぶかしげに見られるのはちょっと恥ずかしいのだが。
今日が一番痛い日であろう。しかし、食事に妥協などするもんか。
時間かけてでも、普通にしっかり食べてやる。
そんな勢いで食欲にかまけてモリモリ食べていたら、ピン、とワイヤーが外れた。
ガーン。行かなきゃか。
反省。
okina_maro@hotmail.com
›July 05, 2004
亜熱帯関東
暑くて溶けそうだ、という比喩に実感が入ってきそうなここ数日。
暑いとおきなまろは頭が回転しない。
というわけで、今日は脈絡無く日記を書いてみる。
◆世の大学生は試験シーズンが近づいているようだ。
大学生の知り合い友人家族親類、勉強してる(ように見える)よ。
私は試験ない。レポートが1つ。9月締め切り。
学部時代は地獄を味わったものだ。年末、レポートと試験あわせて10科目って事もあった。
すべては私の履修登録の下手さと要領の悪さが原因だが、ホント気が狂うかと思った。
だから逆に、今の試験なし状態が不安である。
結論:研究やれ。
◆学食(ホールA)の味噌汁のダシが変わったような気がしたような気がした。
味覚が変になったわけじゃない事を祈る。
◆おととい、運動をして、その日の夜から筋肉痛がやってきて、
昨日は本格的に体が痛くて、若いぜ、って思っていたのだが、
今日、まだ痛い。痛み長続き。やはり確実に齢を重ねていることが分かってしまった。
◆サッカーが好きという方からメール頂いて、ダルい日に少し喜びが。
熱狂レッズサポは結構引かれるから、表向きはなるべく控えめにしようと思ってたけど
いいやもう。引いてどうぞ。熱狂で語る方が楽しいわ。今後時々そんな日記になるかも。
とりあえず、赤サポは怖くないっていう釈明でも書こうかなそのうち。
あ、まだメールにお返事してない。ごめんなさい。そのうち送ります。
◆最近ムサビ日記で歯医者モノの話題が多いなあ。私もかよってる。バイトだけど。
最近は治療もちょっとやってて、今後かみ合わせを直す治療に入るかもしれない。
いつも見てるから変な不安はないが、逆に分かってて怖いことも若干ある。
「知らぬが仏」とはこのことか。先生の話術の巧みさといったらもう。患者さんが羨ましい。
・患者が幼児の時によくやる作戦:
「ばい菌やっつけるからちょっと押すよ。おめめに入らないようにタオルのせとこうね。」
(と言って目隠しをしてすかさず注射を打つ)
・半分埋まってる親知らずを抜く時(昨日目撃):
「麻酔の効き目を確かめるために突っつきますね、これ痛いですか?」
(と言って実は既にメスで切開している)
私の治療の時のために、歯石とるとみせかけて親知らずを抜く手法を研究してほしいものだ。
◆小学生の時にハマり、友達の家でさんざんやったファミコンの「ドクターマリオ」を、
なぜか突然またやりたいと思って2年あまり。先日、懐かしい音楽がTVから流れてきた。
ゲームボーイアドバンスのCM。ファミコンミニのシリーズで出てる!そうだったのか。
探しに行ってみよう。
okina_maro@hotmail.com