›March 07, 2009
首がまわらない
忙しくて?
いいえ
借金で?
いいえ
物理的に、首がまわらない。
昨日、朝起きて、左首が痛くて起きられず、うなりながら体を起こす。
寝違えたか? それにしてもひどい痛みだ。
右側を向けない。全く右には動かない。他の方向も厳しい。
入学センターの作品整理バイトの日だったが、
幸い力仕事が殆どない日だったので、救われた。
じっとしててもつらいので、昼食後に頭痛薬をのんでみたら、
少し効いて動けたので、なんとかごまかせた。
今朝、起きたらやっぱりひどく痛かった。
このままじゃいかんと思って、昨日竹林兄さんに紹介してもらった
若葉町の整骨院へ向かう。研究室の引継ぎの日なのだけど、やむなく遅刻。
どうやらね、寝違えたとかいうより、
はんぱなく、ものすごく凝り固まっていてひどい痛みになってるんだそう。
疲れてますか?とか、何かしましたか?とか聞かれて。
さあ、いや、ふつうの仕事を、いつもよくやってる仕事しかしてないし、、
と答えたが、どうやら私の肩こり首こりは、かなりのものらしいです。
近日中は時間の許す限り、かよっていただきたい位ですよ、毎日でも、
と言われちゃった。家からも大学からも近いから、通いましょうぞ。
治療を受けたら少しラクになったけれど、やっぱりまだまだ痛い。
首と肩が痛いから、左手も指先まで力が入らない。
精神的にもつらい。
首が動かないと、こんなにも人間だめになるんだと思った。
挨拶もきちんとできないの。顔だけ作って感じ悪いわ。
相づちすらまともにうてない。なさけないよう。
休日は疲れをとろう。力を抜こう。
明日は、髪を切りに行きたいの。
だから少し、首なおってほしいな。
okina_maro@hotmail.com
›February 24, 2009
シャバの生活
入学試験実施日が終わり、教務補助軍団も撤収&打ち上げを済ませ、
やっと今日から、はれて自由の身となった。
つかれたよー まだねむいよー
というわけで、本日の日記は時系列。
2週間、大勢の人とずっっっと一緒にいたから、今日はひとりを満喫する方向で。
■6:50 目覚め
昨晩寝たのは丑三つ時だったのに、入試期間の癖で早く目覚めてしまう。
しかし優雅に二度寝。
■8:00 起床
いかん、今日は用事が… 危うく昼まで寝ているところだった。
昨日の打ち上げでビールとシャンパンとワインを注がれるがままに飲み、(大した量でもないけど)
お開きになったあとは班のみんなでしっぽり芋焼酎を飲み、
よっぱらいまくったわりには、すっきりと起きることができた。ふふふまだ若いわ。
■9:00 家を出る。
ひとりで電車にのる。久々の電車はいいなあ。
ひとりで病院へ行く(当たり前)。
■11:00 病院を出る。
ひとりで電車にのる。んー!ねむいっ!!!
■12:00 よく行く地元のカフェへ。
ひとりで昼食。
さらに今日は自分へのごほうびに、ケーキセットも注文。
食後はひとりで読書。
zzzzzzzz いかん、睡魔が! 疲れがとれてない。
どうしてもじっくり読みたい本だから、眠い時はやめよう。
■14:30 ひとりで歯医者へ行く(当たり前)。
診療中にうっかり睡眠をとる。
■15:30 ひとりで電車にのる。
やっと目が覚めてきたか。
■17:00 ひとりでカラオケに行く。
1時間みっちり歌ってすっきりする。
■18:00 ひとりでおかいもの。
食材そしてマンガを買う。ふふふ。
■18:00 帰宅。
2週間ぶりのちゃんとした調理。
よし!キッチン空いてる。ひとりじめ。
おかずはモチーフ炒め。
■zzzzzzzzz
だめだ、もうねよっと。
おやすみ! 明日は給料日。
okina_maro@hotmail.com
›February 01, 2009
女子力upの週末
昨晩は、夕食の片付けが終わった11時頃から、シェアメイトと話し込み、
そのまま朝の7時までノンストップトークしてしまった。
おそるべし女子力。
正直びっくりしたよね。
で、仮眠をとって、昼からちょっくら国分寺へ買い物に出る。
卓上の鏡がほしくて。
なぜかというと、数日前まで使用していた鏡、四角いのなのだけど、
足の上に落としましてね、角がおもいっきり足の甲にささりましてね。
もう、しばらく悶絶しましてね、涙をうかべましたわけだがね、
ふと落ちた鏡を見たら、斜めにがーっとヒビ入ってる!? こわーい!
割れた!私の足の骨が鏡に勝っちゃった!うおー!すげー!でも痛ぁーい!
というわけで、こんどは衝撃に強い円形のものにしようと思ったわけでして。
1人でお買い物するときは、人と一緒には行かないような、ファンシー系や
とにかくかわいい雑貨や生活用品のお店ばっかり行きまくる。るんるんである。
最終的に、フランフランでかわいいのみつけちゃった。きゃぴっ。
今の時期、デパートは冬物セールと同時にバレンタイン商戦まっさかりで、
ほんとにどこのお店もかわいいのね。うきうきしながら見てまわって、
そのまま1階のチョコ売り場も混雑に紛れて全店網羅!楽しすぎ!
バレンタインって、絶対に女子のための祭典だよなあ。
ただひとつ気になっちゃうのは、あちこちに貼ってある2月14日っていうポスターだけど、
その日付、どうしても即座に「油絵学科油絵専攻・デッサン」という言葉が頭に浮かぶ。
入試に何度か関わると、日程も頭に入っちゃってて、入試初日って気合入っちゃう。
悲しい職業病だなあ。入試マイスター竹林兄さんも同じ悩みを持ってるのかなあ?
帰ってきて、買ってきたお花模様の小さいグラスでワインを飲みつつ、
映画「L chenge the worLd」を見て感動してがっつり泣いて、
それからゆっくりごはん作ってたべてのんびり今にいたる。
いいね。たまには女子力発動もなかなかだわ。
このまま今週は一週間まるまる休みだーー!いぇい!
なんて、そうは問屋が卸さない。
思いのほか、発生した仕事が難儀で進みが鈍くて、
研究室のPCでしかできない作業だから、結局学校いくことになるんだなあ。
入試前に終わらせられるのかなあ。心配だあ。
どうすればいいんだろう? そうだ、白血球だ!
白血球って、体のでウイルスなんかをやっつけたりする、白血球ですか? そう…
って、いきなりシャープのCM出てきちゃった☆ あはははははは〜
がんばるよっ。
あたらしい鏡はいつもぴかぴかにしておこう。
›January 15, 2009
乙女(座)なわたし
「え? あなたもムサビ日記かいてるの?」
と、入学センターの髭男爵として有名な、I田さんから言われた。
先日の、美大の合同説明会の帰り、車で送って頂いた時の会話だ。
「はい。ご存知だと思っていました。」
「え?え? どの人だろう… 教務補助って他にいたか? りんらんさんと、あともう1人と…」
「そのもう1人の方です。」
「え? だっておきなまろさん?って男じゃなかったの!? ”まろ”って!」
「ええ、おきなですし、まろですけど、女なんです。」
「うわーーー、そうなんだーー… いやてっきり… はあーーー だまされてたなあーーー」
かなりの驚かれ方だった。
確かに、いろんな読者の方から、「男性だと思っていた」と言われているが、
まさか学内の、企画広報課の学生バイト時代からお世話になっている人にまで…!
私の方が驚きである。
最初に言っておくが、実物のおきなまろは、どこからどう見ても女性である。
私を見て男性だと言う人がいたら、確実に認識の狂った人だ。
だが、決してブログ上で読者を騙しているわけではない。
ハンドルネームが男性っぽい女性ライターは他にもいるではないか。
私のハンドルネームは、以前も書いたが(この時)枕草子からとったもので、男名を意識したわけではない。
それにブログ内でも、何度もおきなまろが女であることがあきらかな内容を書いている。
嵐好きを公言してるし。そこそこ読んでいる人はわかる筈である。
ただ確かに、さらっと読み流す人には、文体からすると男性だと思われるのかもしれない。
かなり若い頃から、作文や小論文などを読んだ先生たちに、「あなたの文章は男性的だ」と言われ続けてきた。
ムサビ日記内で特別キャラを作っているわけでもないので、無意識に書くとそうなるのだろう。
まあ、あとは、りんらんさんかわいいとかやたら言ってるし、シスコンだし、、、、、
若干おっさんキャラなのは自認している。
ブログから女性らしさを感じないのは、致し方ないだろう。
しかし、実生活でも、なぜかやたらと、「意外!」と驚かれることが多い。
昔からずっと少女マンガが大好きだと言うと、
「えーっ!?そんな風に見えない! 意外!」
飲み会で最初から烏龍茶を注文すると、
「何で飲まないの? え?飲めないの!? 意外!」
ケーキやアイスやプリンなどを食べてニコニコしていると、
「甘いもの好きなの? コーヒーはブラックでガブ飲みするのに意外!」
ただ9月に生まれただけなのに、星座を言うと、
「乙女座!? 似合わない! 意外!」
家に人を呼ぶと、
「うっそー! 女の子の部屋だ! こんなにかわいくしてるの意外!」
どうしてよ! 心外!!
昨日は手羽さんに 「鋼の女」 と言われたし。
ちょっと背が高くて怪力だからって、そんな簡単に言うなっ!
その辺の美大女子よりずっと繊細で乙女ちっくなんですからねっ!
これでも出かける時はメイクしてるし、髪型も女子なんですからねっ!
最近は連ドラ必殺仕事人に出てる福士誠治がマイブームなんですからねっ!
それでもきっと、明日からもまた、鋼の女扱いなのだろう。
「意外!」は耳タコなんだろうし、手羽さんにはずっと暴言を吐かれ続けるんですよ。
台車が必要だよ、と言われる荷物でもめんどくさいので手持ちで運んで驚かれるんですよ。
そうですよ、学食ではだいたいいつも同僚と一緒にカワイイ子チェックをしてますよ。
男の子からは自然に男子トークをされて普通に会話がはずんじゃうんですよ。
今の時期は、美大ファッション(髪や顔や手や服等に絵具などがついていること)の女の子に
絵具ついてるよと指摘すると、「えーっ!やだ、ちゃんと拭いたのに!」と、
必ず髪や顔を隠す仕草、これが萌えだと言って、周囲に引かれたりしてますよ!
まあ結局は開き直っている。
しかしみんな何故か気付いていないようだが、私の声は普通に喋っててもけっこう高い方の部類である。
おきなまろが女子だなあと思ってみたいリアル知り合いの人は、一緒にカラオケに行ってみるといい。
ムサビの近くにカラオケがないから、大学時代の友達やムサビ関係の人とはそういえば全く行かないなあ。
驚くよ。
私の十八番は、あややの「ドッキドキ!LOVEメール」だからね。
小学校時代からの気兼ねしない友人たちが、男女ともみんなして絶賛してくれるので、確かだよ。
ちょっと年齢層高めの人には、聖子ちゃんの「SWEET MEMORIES」をお届けするよ。
あやや歌ってからなんでそんなにしっとり歌えるの!?と、やっぱり絶賛されるよ。
同年代の人にはドリカムだね! 懐かしの「うれしい!たのしい!大好き!」が得意だよ。
へえ〜、アイドル声からドリカム声に変えられるんだ、と感心されるよ。
これこそ意外でしょ? こんな乙女チックな歌を普通に歌っちゃうよ。
でもね、X JAPANもよく歌うよ。 嗚呼、やっぱり乙女になりきれない。
okina_maro@hotmail.com
›January 01, 2009
やっぱり天皇杯から
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
天皇杯を見ながらの更新です。
といいつつ、あんまり見ていない。
だって対戦カードに興味が持てな(以下minxさんに殴られそうなので略)。
昨日中に、2008年の総括でもしようと思っていたのだが、
結局なんだかんだとやることがあって、
さらにボーッとしていて、その上眠っていたりしたら、いつの間にやら新年。
え?明けてるの?みたいな
というわけではない。もちろんカウントダウンは見ていたよ。
嵐をね。
嵐を。
シェアメイトが全員帰省していて、一人でリビングを占領できたので、
いつもより音量を上げて見ていたよ。
さて、頭が働かないが、うすら昨年の総括でもしてみると、
振り返れば、人の世話を焼いていた1年だった気がする。
人の為に動いたり、相談に乗ったり、気付けば自分を振り返ることをしていなかった。
師走になってから、いざ自分の足下を見て、その不安定さに気付き急によろけだした感じ。
近頃はうっかりさんに磨きがかかって、そこまでうっかりするかということまで色々やらかし、
それでも年末は忘年会で泥酔した友人を介抱したり、帰れなくなった友人を連れ帰って泊めたり、
31日まで人のことばっかり考えていた。わかりやすく自分の存在価値を見出すためなのかな。
そのために根っからのお姉ちゃん気質を利用して、人を利用しているのかな。
よくないね。 とても。最低。
そういうわけで、元日の朝は昼まで寝ていて、
昼ご飯を作っていたら卵をつるっと床(じゅうたん)に落として割ることから始まった2009年だが、
久しぶりのひどい無気力を数日間だけ自分に許してあげて、でも
その後すぐの仕事始めに合わせて、気合いを入れなおして自分と向き合おう。
自分はどう生きていきたいのかを、きちんと考える年にしたいと思う。
でも、力みすぎるのもやめよう。周りが見えなくなるのは私の悪癖だから。
先日、他研の教務補助と語っていた時に話していたことだが、
お互い今の年齢は3の倍数だから、アホになろうと。
20代のうちは、それくらいの余裕しかないけど、それがうまくできれば、30代はパラダイスだねと。
ずっとアホになっていられる、楽しい人生を目指して、がんばろうと思う。
ただ、あとになってきっとここ数週間の記憶は飛んでしまっているだろうと予想されるね。
精神状態がこういう時って、そうだということは経験上わかっている。
だから日記に書き留める。ムサビ日記っていいね。
でもひとまず正月は、やっぱりぐうたら日和だあ〜
なーんもしたくないわ〜 ♪
okina_maro@hotmail.com
›December 30, 2008
ひなたぼっこ
暖かな日差しを浴びながら。
「あーもう11時?朝ごはんめんどくさいや。昼ごはんつくろーっと。」
「食材はあるのか?」
「あいたたた。最近外食多かったから。でも買い物行くエネルギーないよ。」
「今ある食材で一食を作るんだ。お前の腕の見せ所だぞ。」
「うーん、カップめんあるけど。」
「ばかやろう!そんなジャンクフードを普段から食うな!」
「くーっ。じゃあチャーハンだ。ごはんと、野菜が少しある。あと冷凍しといた豚挽肉!」
「卵はあるのか?」
「わー!ないよ。でも別によくない?」
「卵のないチャーハンなんぞチャーハンではない!」
「そんなこといったってしょうがないよ。ないものはないの!」
「では卵が入っていなくてもなお余りあるほどのレベルのチャーハンを作れ。」
「のぞむところだよ!」
「おい!その挽肉を全部使うのか!」
「うん、ちょっと多いかもしれないけど、解凍しちゃったし。」
「この無計画人間!肉をたべすぎると胸焼けするだろう?その肉は2人分あるぞ!」
「えーん!じゃあショウガをたっぷり入れるから」
「お前はショウガを信じすぎだ!豚肉の油をなめてはならぬぞ。」
「えーん!テフロンのフライパンだから、油をひかずに作るよ。」
「賢明だな。」
「あ!赤カブのつけものみっけ!入れよう。あと小松菜と、人参と。」
「具材で油分を中和する作戦だな。」
「もちろんだよ。あ!大葉がある!これは協力な助っ人がやってきました!」
「その程度でいいのか?」
「大葉でもまだだめ?じゃあ、こうなったら奥の手だ! 梅干しだー!」
「は?」
「梅干しをたたいて、最後に火を止めたあとに混ぜるの。居酒屋メニューみたいね。」
「ほう、考えたな。」
「ほーら!できたっ!卵なくてもなお余りあるレベルのチャーハン完成!!!」
「おおお!!!これはうまい!!!感動した!!!」
「胸焼けなんてしないでしょー。おいしいでしょー。最高!天才だわ。」
という会話が、脳内で繰り広げられていた。
これがいまのところ今日一番大きな出来事。
とくに何事もない、平和に晴れた休日もいいね。
お洗濯、布団干し、お掃除、お昼にチャーハンをたべて、これから買い物。
そんな年の瀬です。
でも夜は忘年会!
じゃ、行ってきます。
›December 29, 2008
フラードームレポート
コンバンワ。おきなまろです。
クリスマスの更新をしようと思っていたのだけれども、
睡眠
↓
忘年会
↓
睡眠
↓
うっかり夜中まで教務補助仲間と話しこむin某研究室。
↓
睡眠
↓
とりあえずちょっと実家に帰ってみたらおいしいワインがあって飲んだくれる。
↓
睡眠
というかんじで、編集が後回しになってしまったよ。
というわけで、世間は正月モードだが、今宵は数日前のレポートを書こうと思う。
私は常々、花火職人のような仕事がしたいと思っている。
いろんなプランを立て、実験を繰り返して試行錯誤し、花火を作り上げるが、
実際に上げるのは花火師であり、またそれは一瞬輝いて次の瞬間は夜空に散り、
見ている人たちは、花火をつくった職人のことになど思いをはせることもなく
ただただ感動し、きれいと言って拍手をし、笑顔になる。
職人がみえる範囲以上の場所で、多くの人が、幸せをうけとることができる。
でもお互いにそれを意識することはない。
そういった、直接的でないコミュニケーションがかっこいいと思っている。
あの日見た光景は、まさにその形だった。
25日、カラミー君力作の啓蒙ポスターに背き、ラクーアのイルミネーションを見に行った。
人混みが苦手なくせに、わざわざ混む日に混む場所へ。
竹林兄さんが開いた道へ突入してきたわけである。
兄さんもレポートしてるけど、私も感動したからレポートしちゃうよ。
いや確かにでもね、親切な忠告は正しかったと思う。混んでるだけでも疲れるのに、
景色はどこもこんな感じだったもん。ほんと、ヒットポイントがどんどん減るよね(笑)
で、私が一番見たかったのは、やっぱり光マンダラドーム。
竹プロジェクトの時、10号館前芝生にあったフラードーム。
中で寝っ転がって見た竹製のドームが、どんなイルミネーションになっているのか。
板東先生の仕事を見たかった。
学生時代、先生の個人研究室で、その設計図を作っているのを見ていたことがあった。
だから先生に会いにいくような気分でもあった。
こんなでしたよ。
もうね、感動のひとこと。
先生、私がんばります、と声に出さずにはいられなくなり、小声で言ってみる。
見上げていると、いろんな思いが一気にかけめぐって、気をぬくと涙が出そうになる。
でもぜったいこらえなきゃいけないでしょう? こんなに人がいるのですよ。
クリスマスに人混みの中でイルミネーション見上げて泣いてる人なんて、
どうみても失恋した人じゃない。そんなおもしろい画づらを人々に提供できるかっ!
ということでしばらく、なみだがこぼれないよおぅにうえをむいていました。
見れてよかった。本当に。
で、観客の立場だけじゃなく、やっぱり職人の立場にも思いをはせるのが職業病。
説明の立て看板は、必ず読むよね。
って、ええっ!?
違うから!!! 「坂」じゃなくて「板」だから!!! 直しといてよっ!!!
その場でガッシュ持ち出して修正したい気分を抑え、次のイルミネーションへ。
せっかくだから、竹の時みたいに、寝っ転がってみる?
子供に踏まれてたりしてね。
※もちろんこの写真は合成です!!!
うん、いくら私でも、さすがにそこまで非常識なことはできないよね。
ほんとはやりたかったけどさ。
やめとけ、と自分の中の自分に言われてね。
というわけで、充実感たっぷりでした。
1月末まで見られるから、ぜひぜひ皆さんも行ってみてね。おすすめ。
さて年の瀬である。
冒頭でもわかるように、最近はちゃんと眠れるようになってきた。
それでも、ぼーっとしてしまったり、でも何かしてないと余計なこと考えちゃったり。
たくさんの課題に追われてる学生にひんしゅくを買いそうだが、
早く冬休みが終わればいいと思う。仕事をしていたい。人恋しい。大学へ行きたい。
ただ、きっと休みも必要なんだろう。仕方ない。
年末年始は、実家を離れて静かにまたははじけて過ごしたいなと思う。
冬の冷たい空気はとても好きです。
では。
okina_maro@hotmail.com
›December 21, 2008
明け方のたわごと
おはようございMAU。
チキンに魂を売ったおきなまろです。
眠れない夜の勢いで、今までやらなかったことをやってみた。
ひとつ、 手羽タイムの更新。
ふたつ、「〜MAU」の使用。
元祖手羽先たるもの、室長と心中覚悟ですよ。
何?耳を疑うって?
夜中だから多少の妙な発言はしょうがないよね。
最近夜が怖い。
夜なんて眠ってしまえばなんともないのに、ここのところ眠れないから怖い。
明日は冬至なので、そこから日が長くなると思うと少し気が楽だ。
そんなわけで、自分的禁忌をやぶってみたわけね。
そんなわけってどんなわけだか。
でも、うだうだしててもしょうがないので、今年の冬休みは、少し自分を変えてみたい。
たとえば、世間様といっしょにクリスマスにうかれてみる。
イベント好きおきなまろ、どうしても盛り上がれないのがハロウィンとクリスマスで。
だって事前にさわいでいるわりに当日の特別感が薄いでしょう? サンタも寝てる時しか来ないし。
でも、今年は素直にイベントとしてみなしてやろうじゃないのさ。
たとえば、竹林兄さんが開いた道に、クリスマス当日行ってみる。
「おきなまろさん、さすがにそれは悲しすぎますよ」と人につっこまれた。
「悲しいと思わなければ別にいいんじゃない?」と言ったら、
「でも混んでますよ」と言われ、
あっさり諦めた。
人混み苦手。
じゃあどうしよう。まだ数日考える時間がある。
考えることがある方がいい。眠れない時用にね。
正月は、久々に自宅外に出てみようか。
日付が変わる時、外にいてみようか。
電車の中もいいかもしれない。
いつも家で聞いてる西武園の花火を生で見るのもいいかもしれない。
いろいろ考えはめぐる。
とにかく、実家で慌ただしく年末年始を過ごすのは、今年はやめよう。
あちこち出かけて、放浪しよう。ごめんね家族のみんな。私、ちょっとグレるよ。
とにかく、体が資本なので、健康を保たねばならぬね。
この日記をアップロードしたら、少し眠ろう。食事きっちり。仕事きっちり。睡眠きっちり。
一生、楽しく元気に生きていけますように。
okina_maro@hotmail.com
›December 18, 2008
つめたい人間
今日は暖かかった。というか暑かった。
研究室はサンルーム。この部屋、研究室なんかじゃなくて、作物を育てる方がぜったいにいいって。
そんな中、超暑がりの私がなぜか寒さを感じ、こりゃ風邪でもひいたかと思って、熱を計ってみたら、
35.3度!?
もともと低体温の同僚よりもさらに低く、かなりの動揺。
以前は私も低血圧&低体温だったが、体温が低いほど免疫力が下がると聞き、
朝のつらさもやわらげたいと思って、意識して生姜を摂取するようになって2年ほど経つ今、
平熱は36.2〜4度程度となり、血圧もまあ、低すぎるというほどでもなくなってきた。
そのはずが、なんか久しぶりに見た今日の低い数字…
研究室の体温計は低く見積もるタイプなんじゃないかと思って、
今また家で計ってみたが、夜なのにもかかわらず35.5度…
なんかね、暖房もいつもより高くしてるのに、寒いの。
でもね、風邪ひく気配とかは、ないの。
でもねでもね、なんかボーッとして、やっぱり無気力なの。
ふらふらしたり、わけもなく涙が出たり、せつない気分なの。
ちょっと仕事で走り回ったりするだけで、ぐたーっとなっちゃうの。
なんだろうねこれ。体温上げる力がないのかしらね。
イコール免疫力が低下しているのかしらね。
かんべんしてよねー。
いらいらするわねー。 もうっ
どーん!!!!!!
(ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻
シェアメイトと昨日話した。
この家、誰かがインフルエンザにかかったら危険だね、と。
一気に倒れるぜー。やばいんじゃないー?とね。
私、一応去年に続き今年も予防接種しておいたけど、でも病原菌にならないように注意しなきゃ。
体温、上げなきゃ。まじで。
but ちゃぶ台返し以外で。
がんばろ。
正月に向けて体力つけなきゃね!
okina_maro@hotmail.com
›December 17, 2008
気力ゼロな近況
はろー。
ここんとこかなり無気力である。
ものすごく。
ここまでのはひさしぶりだ。
やたら眠いのは現実から離れたいからか。
睡眠は充分なのに、仕事中も眠くてたまらん。
そんなときもあるよね、のひとことで済ませたいものだね。
すごいよ、ブログのネタもまともに浮かんできません。
定期受診の際に主治医には「ちゃんと休め」と言われ、
休んでます、忙しい時期も過ぎたし、と言ったら、
最近どんな夢を見ますか?と聞かれ、答えると、
ほら、頭の中では活動してるから、頭を休めなさいと言われた。
そうなの?夢診断なの?西洋医学それでいいの?
むーりーよー
救いなのは、たとえば苦手な急行電車に乗っちゃっても、
ボーッとしてたのか次の瞬間気付いたら目的の駅だったりすること。
ラッキー。
気付かぬうちに疲れがたまってるのって危険だそうですよ。
こまめに疲れたーって休まなきゃいけないらしいですよ。
私はほら、なんとかは風邪ひかない、ってやつで。
体調にも表れないと気付きようがないよね。
みんな注意してね。
師走です。
文字通り先生たち走ってます。
そんな光景をみながら仕事してます。
でも最近はけっこうさぼってます。
でもでも、仕事が板についているので、
気付かぬうちに困った学生をあざやかにさばいているんだそうです。
ほめられてしまいました。
お局だし?
ではー。
okina_maro@hotmail.com
›November 16, 2008
妹の話
私はよく、変態よばわりされる。
かわいい女の子がすきで、あの子がかわいいだのなんだのとよく口走るしさわりまくるからである。
もちろん、だれかれかまわずという訳ではなく、好みもあるんだけど、何なんだろう私…
と、思っていたが、今日、合点がいった。
ひとことでいえば私、シスコンなんじゃないかと。
それで、私の中に理想の女の子像ができてしまっているんじゃないだろうかと。
妹が、やたらかわいいわけね。
他人がどう思うかは知ったこっちゃないけど、私にとってはめちゃくちゃかわいいわけね。
私と身長差は6〜7cm程度なのに、華奢で頭がちっちゃくて、ほんとすごく小さく見えるの。
目がくりっときらきらとしてて、笑うと顔の半分が分度器形の口になるの。
で、社会人なのだけど、一見すると高校生みたいで、その上天然でドジっ子で、
いつでも一生懸命全力疾走、だいじょうぶかこいつ?って感じに見えるのだけど、実は
とんでもなく頭がよくて、それこそほんとに私と血縁なのかと疑うくらい頭がよくて、
でもそんなそぶりもみせずにいつも冷静で強く出ず、そのくせとても芯が強く、
たまーに的を射たことをグサリと言うからとても説得力があって怖かったりして。
私、よく怒られるんだわこれが。まじでおそろしい。
ま、つまり私と真逆なタイプ。それだけに、ほんと、かわいいわけ。
うーん、ちっとも理由になっていないけれど。
今日、うすら残業をしていたら、18時頃に携帯に着信。
妹「もしもし? 今日ね、昼間友達の家で遊んでたんだけど、帰りみんなそれぞれこのあと用事あって、
夕飯さそったのに、ふられちゃったのうぅぅぅっ! 国分寺にいるんだけど、おきなまろ、今どこ?」
お「学校。近いね。一緒にご飯たべよ!」
妹「え! 今日仕事の日だったの!? わーごめん!電話しちゃって、、、」
お「全然! 全然いいの! 仕事なんて大したもんじゃないのよ(嘘だけど)! すぐ行くよ。」
妹「ありがとうっ! 国分寺混んでるから鷹の台行くよ。お店とか知ってるよね?」
お「もちろん! いろいろあるよ。駅で待ってて。」
てなもんで、ルンルンと鷹の台へ向かう。
さすがくいしんぼう姉妹、お店もすぐ決まり、注文。
お「なに食べる?」
妹「あ、タコわさ! タコわさーーーー! 」
あーかわいい。もう世界一かわいい。
最近は、時々実家に戻るときしか会わないから、余計にそう思うのだろう。
で、食後も、
妹「アイス食べたい…」
お「もちろん私もそう思ってるさ! よし、アイスのおいしい店へレッツゴー! おごってあげるよー」
妹「わーい♪」
とまあ、私よりも所得の高い妹におごらされちゃう、バカですよ、そうですよ、なんとでも言え。
妹と一緒に出かけたりすると、ほんとに楽しい。癒される。ペースが合うから楽。
見た目は妹とそっくりなくせに性格は私とそっくりな母とは、実家に帰るたびにプチ喧嘩をするのに。
ほんと、ありがたい存在だわ〜。
妹が嫁に行く時は、きっと父より先に私が泣くであろう。
以下、おきなまろ妹に叱咤激励され元気になった今日の会話一部記録であるが、
姉バカ炸裂長文なので、たたんでおこう。
では、変態だけど皆様今後もよろしく!
okina_maro@hotmail.com
喫茶店での会話
お「忙しい時期は終わった?」
妹「うん、企画展終わったから。撤収は早いもんよ。おきなまろは今日残業してたの? 忙しいの?」
お「最近は忙しくないよ。なんか今日に限って夕食のメニューが思い浮かばなくて、とりあえず月曜の仕事をちょっと前倒ししてたの。」
妹「おぉ! じゃ、私の電話グッドタイミング? よかったー! 最近どうよ。仕事楽しい?」
お「そうね、色々あるけど、ほんと色々あるけど、でも結局は楽しいね、うん。」
妹「おしっ。」
お「でもなんか、楽しいっていうか、ほんとはラクなだけかもしれないけど。」
妹「おきなまろはさ、ほんと恵まれた環境にいると思うよ。周りの人にも恵まれてる。
ぬるいお湯につかったまんまムサビを出ないでいるのは甘ちゃんだとか思ってんだろうけど、そんなことで悩んじゃだめだよ?
ムサビがいい職場だっておきなまろちゃんとわかってて、選んでそこにいるんだよ。決してマイナス方向に動いてるわけじゃないよ。」
お「そう、そうよね。うん。ありがとう。ムサビはいいところなの、ほんとに。」
妹「そうだよ、なかなかないよ。うち博物館はすごくいい環境だけど、事務棟はホントやばい、あの暗いスーツ集団、こわいよ。
しかもさ、ガーッとフロアが全部つながってんの。で、広いのに妙にシンとしてて、気配殺してピリピリしててさ。照明まで暗いし。」
お「それやだね。『さっき○○課行ったらさ△△さん今日めっちゃデーハーなネクタイだった!』 『えーまじでー!見に行こー!』とか
そういう会話ができないじゃん。他の課について軽口たたけないなんて、きつすぎる。」
妹「まさにそう。開かれた空間で、心は閉ざされてんの。やだよー、余裕がないかんじでさ。」
お「というと教務補助は、『心に余裕、財布はピンチ』ですか。」
妹「ははは〜 基本給の低さはハンパないもんね。まあバイトでずいぶん稼いでるみたいだけど?」
お「いや、たしかにいろんなバイトは細々とやって、趣味・娯楽・交際費、くらいはまかなえてるけど、でも旅行いったりしないし。」
妹「すごい… バラバラなバイト収入をやりくりして充てていくんだ。そんな多方面に頭まわんない私。
それと、おきなまろはほんとすごいと思うんだけど、よく一人暮らしできてるよね。私は今の給料じゃとても無理だよ。」
お「えー? かるく私の倍以上はもらってるでしょうに?」
妹「そうだけど、それでもむずかしいよ? だって、まず家賃はかなりのウエイトでしょ? 光熱費込みったって、生活用品にかかるし、
おきなまろのことだから食費は削らないだろうし、あと医療費、年金、税金、保険、それに奨学金も返してるんだっけ?
うわー! 一体どこからお金が出てるんだか、ほんと謎! えらいよ、まじでえらいよ。そのワザ伝授してよ。数年後私もやる!」
お「ねー。なんかえらいね私。でも自分もどっからお金出てるんだかわかんな〜い。全部自分とこから出てるのは間違いないんだけどねえ。
それでも家に帰るたびに、お母ちゃんにはいつも『自立しろ』って言われるんだけど。家を出てまで言われるとは思わなかった。」
妹「あはは、それずっと言われ続けるねきっと。私も言われるもん。時々『我慢の限界っ!』とかって。すぐ収まるから聞き流すけどさ。」
お「それそれ! すぐ収まるのに、私はなぜかいつも同じバイオリズムというか、感情が同調して一緒にキレちゃうの。聞き流せばいいのにさ。
こないだも売り言葉に買い言葉でつい、『もう絶対20代のうちに結婚して完全にこの家を出てやる!』って言っちゃったよ、どうしよう。
だいたい、結婚って自立? 」
妹「さあ、論点からして違う気がするけど(笑) ばかだねー、そこまで思ってもいないこと言っちゃって。」
お「そうでしょう? ほんと私しょうもない。結婚願望は大してないのに。
それよりも子供ほしい願望の方がずっと強いよ。この一見矛盾する感情なんなんだろ。女の人には時々わかってもらえるけど。」
妹「うんわかる。だって結婚はいつでもできるけど、子供は若くて体力余ってるうちに産んでおきたいって思うのは本能的なものじゃんきっと?」
お「なるほど! すごい、はじめてしっくりくる説明を聞いた… よかった私、変なわけじゃなかったね。」
妹「うん、だって子供かわいいもん。」
お「ねー☆ でもさ、私の今後の人生の選択において、しかもこんな生き方の私でよ? 子供を持つという選択って、あり? 可能なの?
今だって方向性が見定められてないってのに、余計にわかんなくなる気がする。それでどうにも動けなくなって鬱々とするのやだし。」
妹「それね、私も同じこと思ってたんだけど、最近ちょっと気付いた。物理的な制約がある方が、それに合わせて動くべき方向へ
動くことができるんじゃないかって。自分ひとりじゃないっていうのは足かせじゃなくて、原動力なんじゃないかって。」
お「ほーううぅ!!! つまり、真っ白な紙だけ渡された時より、お題とともに渡された方が、迷わず筆が動くということか!」
妹「そう!!!!! そゆこと!そゆこと! だからうちら、変に悩むことないって!」
お「うわぁ… なんかホント、心が晴れた。がんばろ。ほんといろいろがんばろ!」
妹「うんっ! ところでさ、さっきひいてたおみくじだけどさ、愛情運のとこどうだった?」
お「えっ? えっと、『恋愛運は曇り空』 … おい!!!」
妹「げっ、私もなんかひどい。結んじゃお!」
お「私、占いのたぐいって必ず仕事運が最強で、恋愛運は… ってなるんだよね。」
妹「……。 いーのいーの、占いは一瞬の娯楽! このアイス超おいしいねー♪」
お「ねー!おいしいねー♪幸せー」
めでたしめでたし。
›November 09, 2008
食欲大魔王
秋はお腹がすくなあ。
今日はいいことがいっぱいあった。
高校の友達と7人で久々にわいわい遊んだし、
10ヶ月の赤ちゃんと遊んで癒されたし、
お昼ご飯はおいしかったし、
赤坂ミッドタウンはなかなかおもしろかったし、
ミッドタウン内で武田双雲のパフォーマンスを偶然見れたし、
夜の東京タワーを初めて見てすごくきれいだったし、
帰りは人身事故で止まってた中央線はすぐ動き出したし、、、
先週から悩まされた謎の湿疹は皮膚科の薬のんだら治まってきたし、、、
でもさ、
やっぱ疲れたんだね、
スーパーで、15パーセント引きになってるかきフライをみつけて、
おかずのたしに、買ったんだけど、、、、、
メインを作るのに力を入れすぎて、レンジの中に入れっぱなしで、
今さっき気付いちゃってさ…
もう23時まわってるよ、、、油ものだよ、、、どうする私!?
15パーセント引きだよ、、、消費期限は18時、、、とっとけないよ、、、でも処分なんてできない、、、
そりゃたべるよねー。
あーあ、夜食の習慣がないのに夜中にかきフライなんてたべて、
明日どうなるか。
まいっか、おいしかったから。
そんなヤワな腹じゃないもん! もう寝るっ!
›October 30, 2008
神と天使が原因の筋肉痛
アガペーバイトは無事に悟りを開いたおきなまろです。こんばんわ。
しかし、このありがたいバイト、意外なものをもたらした。
筋肉痛である。
初めてPC作業で筋肉痛になった。
たしかに、短時間で本一冊分の文章を打ち続けるわけだから、そりゃ筋肉にも負担かかるわ。
というわけで、二の腕が筋肉痛の今日、久しぶりに小中学校時代の友人と遊んだ。2歳の子供も一緒。
この子がまた、人見知りする子なのに、なぜか私にはなついてて。
というか、私はなぜかほんとに子供によくなつかれるんだこれが。
別に特に子供に優しいわけでもなく、むしろ子供に対しても大人と同じ口調で話しちゃったりするのに、
なんでだろう。 見た目的にも、優しい人な雰囲気はまるでないのになあ。
今日も黒系の服でヒールのある靴履いてて、かなりの威圧感なはずなのに、おちびちゃん、会った瞬間よってきたし。
そして、その友人は、ママ友と遊ぶ時はできないことを、私と遊ぶときにするわけね。
つまり、おちびちゃんから手を離して、買い物を満喫したいわけ。ギャルはホントよく買うよねー。
で、私は両手が空いてる上、おちびもなついてるから、ある程度私に任せてショッピング。
私は私でその利用のされ方も悪くないと思ってるので、「これかわいくな〜い?」という会話で一緒に楽しんでいる。
で、で、ママが荷物持ってるのを見てるから、おちびちゃんは手ぶらの私のところに来るわけね。
おちび「うーちゃちゃん(←私のあだ名を上手く発音できない)だっこーー!」
私「えーー? やだー。私、筋肉痛だし。」
おちび「やだじゃないのーー! だっこでしょう?」
私「はー? 自分で歩きなさいよ。」
おちび「あるくの?えー? あ!わんわんだ! わんわん!」
私「あー!こら、そっちはだめ!人混みで走り回んないの。もう、しょうがないからだっこね。」
おちび「だっこー! わーい!」
私「あー 手が痛い。重いよ。何キロよ。」
友人「13キロぐらいだよ。」
私「うわー。米より重いし。」
おちび「おもくなーいのっ! うーちゃちゃん、だいしゅき! ちゅーー」
私「はいはいありがとよ。ってか、前見えないから! 危ないでしょ!」
友人「ハハハ〜 すごいね、他の人にはそんなことしないのにね。」
私「まじで? どんだけ愛されてんだ私。」
おちび「こちょこちょーーーー」
私「うわあああああ、ちょっとアナタ、落とすよ、まじで危ないから!」
友人「あははは(大爆笑)最高! 自分の身が危ないこと解ってないのね!」
私「笑ってる場合じゃないっしょ。もー。これ年齢制限あるからね!セクハラだよ。」
おちび「しぇくはら?」
友人「ちょっとー、変なこと教えないでよ。」
私「知るか! つうか、こちょこちょを教えたのは誰よ。」
友人「私じゃないもーん。」
私「ぜったいママだよね。」
おちび「うんママ。」
友人「うそ!おきなまろの言うことだからって素直にうんって言わなくてもいいんだよ。」
私「だって私のことすきなんだもんねー?」
おちび「うん、しゅきーーー」
私「でもどうせママが一番なんでしょ、私なんて所詮は都合のいい女なんでしょ、ふん。」
友人「だからー。変なこと教えないでってば。」
おちび「?? うーちゃちゃん!あっち、あれなに?あっち行って!あっちーーー!」
私「ぎゃー 暴れるな! 手痛いから! マジで痛いから。」
友人「ありがとね、おきなまろ。ほんとたすかる。」
私「もー。明日さらに筋肉痛が上乗せだわ。」
とまあ、こんな具合である。
仕事ばっかりの日常から完全に離れられるから、かなりの気分転換になるわけである。
なんだかんだ言って、やっぱり子供は天使である。
持つべきものは友ということだろうか。
しかし、
ごめんなさい、竹林兄さん、AB子姉さん。
明日からの芸祭作業、初日からすでに筋肉痛です…
okina_maro@hotmail.com
›October 24, 2008
つかれる休日 in 実家
教務補助になって半年ぐらいの頃、大学の近くで一人暮らしをしたいと言った時、
両親は全く聞く耳をもってくれなかった。
以降、何度その話題を出しても、毎回頭ごなしに否定するばかり。
うちでまともに生活できてない人間が、外でひとりで生きられると思うか、と。
もういい歳なんだから勘弁してくれ、といつも思っていた。
その2年後、つまり今から2か月ちょっと前、一念発起した私は、
勝手に物件を探し、ひとりで今のシェアハウスへの入居の契約をし、事後報告した。
親に何を言われるかと覚悟していたが、意外と、あっそう、という反応で、拍子抜け。
あの反対っぷりは何だったのだろうか。
移住した後も、なんか我が家は妙だ。
普通は、お金足りてるの?ちゃんとご飯食べてるの?とか言われたり、実家に帰れば
いろいろ食べさせられて、あげく山のように食材やら生活用品やらを持たされるんじゃないだろうか。
しかも私は一応病歴があるので、そういう場合は体調の心配などもされるもんじゃないだろうか。
しかしうちは、そういうことは一切ない。
食事や体調のことは一度も聞かれていない。薄給だと知ってるくせにお金の心配もしてくれない。
それどころか、「疲れた顔してるね、痩せたんじゃない?」と母に言われたから
「うん疲れてる。実は最近忙しくて、昨日も学校でこれこれこういうことがあって…」と話しだしたら、
「あー今日は私も疲れた〜。おきなまろ、食器洗ってね。」なんて言うし、妹も、
「私も疲れた〜。おきなまろ、コーヒーいれてよ。」なんて言うし、父にいたっては、
「ただいま〜、あれ?おきなまろ、なんでいるの?」なんて言うし!!!!!!
8連勤がおわって、やっとここ最近の忙しさにも一区切りついて、帰ってきたというのに!
ひどい!ひどいよ!
妹:「我が家で一番の瞬発力をほこるおきなまろがいると、うかうかしてるとおかずがなくなるわ。」
母:「ちょっと、病院行ったんなら領収書出してよ! あ、あとこれ、はい、携帯代の請求書。」
父:「おきなまろ、でかい図体してこんなとこで寝てると幅とるから邪魔だよー。」
、、、、、泣いていいですか?
どうやらうちの家族たちは、「娘元気で留守がいい」ということに気づいてしまったようである。
いじけてやる。ネットでもしよう。
あれ?
私:「SOTECのデスクトップPCがない!」
父:「うん、処分したよ。みんなそれぞれノートPC買ったから。あれ相当古いし。データもう移したでしょ?」
私:「まじでー!?!?確かに移したけど、私うちでPCどれ使うの? ちょっと○○(妹)、PCかして!」
妹:「いいよ、おきなまろフォルダも作っていいよ。それより、エクセルのここんとこなんだけど、、、」
私:「エクセルを私に聞くなっ! 質問はイラストレータとフォトショップに限定する!」
妹:「なんでよー。仕事で使ってるんならそこそこできるでしょ? ここなんだけどさ、どうやるの?」
私:「今日はヤダっ! 昨日までエクセルとにらめっこで忙しくて死にそうだったんだから!」
妹:「わかったよ。けち。自分でやってみるよ。」
母:「あ、そうそう、某会の会報作ってるんだけど、これこれこういう画像と図版、イラストレータで作れる?」
私:「えー? まあ、できないことはないけど、、、」
母:「ありがとう! 発行日は11月頭だからよろしくね!」
こいつら、私を便利ツールとしか考えてないよね!
くつろげない! つかれてるのにくつろげない!
えーんえーんえーんえーん!
眠いんだから寝かしてよ!
癒しをくれよ、癒しを!
父:「おーい、おきなまろ。カシオペアのDVD見るか?」
私:「カシオペア? って寝台特急の? なんでDVD?」
父:「今作ってる本の、特典で付けるやつ。最終チェックするんだけど一緒に見る?」
私:「見る見る見るーーーー!!! 父ちゃん最高だよ!!!」
------(鑑賞中は常に興奮して騒いでおりました)------
私:「わぁ… 見てますます乗りたくなったよ。でも高いのかなあ、、、。」
父:「ものすごく高いってわけじゃないけど、チケットとるのはそこそこ労力かかるね。」
私:「うーん、夢だなあ。よし、決めた。私の夢、新婚旅行でカシオペア!」
父:「夢? 何だよさっさと行けよ、そんくらいの資金なら大したことないから出してやる。」
えーんえーんえーんえーん!
カシオペアにまで落とし穴がっ!
墓穴掘ったのは自分だけどっ!
もういい! こんな家、カシオペアに乗ってさっさと出てってやる!
この先休みの日だって帰らないからねーだ、ふん!
父:「来週も休みあるか? もうちょっとしたらトワイライトエクスプレスのDVDもできるんだけど。」
私:「え!? まじ!? 見たい見たい!! 来週は芸祭休みに入るから平日帰れる… って、、」
こうやって、単純でバカな私は、とことんマイペースな家族たちに騙され、利用されるのである。
okina_maro@hotmail.com
›October 22, 2008
まよなかの抽象トーク
シェアハウスに住んでいる人たちは、みな私より歳上である。
いとこ兄弟の中で一番上の私にとって、お姉さんばかりの暮らしは初めて。
もちろん、みんなそれぞれ自分の生活をしていて、家族とは全く違うものだけれど、
交わされる会話や、時に話しこんでしまう時など、今までなかった環境を感じる時間がとても新鮮だ。
いわゆるガールズトークなるものも、大人なんだな。すごくラク。
最初から、気張る必要性が全く感じられないのね。自然に言葉が心に入り、思いが言葉になる感じ。
現実感も、乙女チックも入り交じって、おもしろいのなんの。
先日ひとりに、理想の男性はどんなタイプですか? と聞いてみたら、とてもおもしろい答えが返ってきた。
自分は決して白ではないから、自分が白にちかく見えるような色、つまり濃い色? そういう人がいい、と。
たとえば相手が薄緑色だったりすると、自分の色が白から遠くなって見えるのが嫌で、
「ちょっとアンタ、○◆×”☆▼!?!?!!!(放送禁止)」ってなっちゃう、と。
一緒にいて自分がより白く見える人には、半歩下がって支えてあげたいと思う、のだそう。
そんな人いまどきいない、って、父親に怒られるんだけどね、って。
とても抽象的な言い表し方だが、けっこうスッと理解できる表現だ。
その理想自体に共感する部分は私にはないけれど、人から色を感じとる感覚は、とてもすんなり入ってくる。
では私の色は、どんな色なんだろうか。
学生時代、共感覚よりももっと抽象的で曖昧な、それでいてある程度人と共有できる感覚を表現したくて、
人物を3色で表すという実験をしたことがある。
数人の人を、数人の人で、それぞれがそれぞれから感じる色を3色選ぶというもの。
これ、けっこう共通した色になるもんでね、おもしろいの。
それで、実験の考察はさておき、その時に私のイメージ3色も選んでもらったんだ。
まあ見事に、殆どみんな同じような色を選んでくれた。
色鉛筆の黄緑色のような色と、同じく色鉛筆の空色のような色と、あとはベージュというか肌色というか、の3色。
暖色とも寒色とも言いがたい、すぐ他の色に転びそうな色合い。
でもなんだか、自分的にもなるほどと思ってしまうような色合い。
そんなことを思い出しながら、その姉さんにこぼしてみた。
私自身は、色の濃淡だけでなく、色味さえも頻繁に変化するような人間なんです、と。
私に対すると、「?」ってなる人、すごく多いし、もちろん自分自身でもさっぱりわからない、と。
こんな私を手に負える人が果たして存在するのでしょうか、つぶやいたら、
そいういう色が自然にしっくりくるっていう人が、いるんだよ、と言われた。
ほんとにいるんですか? と言ってみたら、
うん、いるよ、って。
何なんだろう、この説得力。
根拠レスなのに、妙な安心感。
不思議な感覚。
今の生活は、自分の生活は自分で全部まかなうわけだけど、
どこかで心は甘えていられる、そういう心地よさがある生活。
なかなかこれが、良いものです。
okina_maro@hotmail.com
›October 11, 2008
減量週間 !?
実家に戻ったら、家族に「やせた?」と言われた。
そんな、1週間ちょっとで目に見えるほどやせるわけないじゃんか……
シェアハウスに移住して判ったことだが、私はどうやら、
勢いよく料理をすることで、ストレスが発散できるタイプらしい。
定時に帰れる日は、自転車をこぎながらメニューを考え、
スーパーでゆっくり買い物をし、帰り着くのは6時ごろ。
シェアメイトは皆帰りが遅いので(朝も遅い)、キッチンは1人で使い放題。
梅酒やワインを飲みつつ、好物のチーズをかじりつつ、
歌をうたいながらるんるんと、でもバーッと、調理をして、
6時半すぎにはもう、ごきげんで食事をしている。
ただ、今まで料理といえば家族5人分だったので、
どうも1人分という感覚に慣れず、どうしても多めにできてしまう。
調子にのってたくさん作ったホワイトソースは、野菜たっぷりのシチューにしたら、
どうみてもこれスープ皿に入らないよという量になり、
耐熱ボウルにどばっと盛りつけて、たいらげた。
そう、多めに作っても、結局全部たいらげちゃうんだよね。
けっこうな量を、しかも見た目や栄養バランスも考えてるから、しっかり食べてる。
そういう生活で、太るならまだしも、やせるわけがないだろうよ!
しかし、おふろに入る時に体重計に乗ってみたら、
夕食をがっつり食べたばかりなのにもかかわらず、夏より3キロも軽いの!
進学相談会ブートキャンプにキャンプインしても全く減る気配がなかったのに!
あんびりーばぶる!
なんでだろ、最近一気に忙しかったからかな、知らぬ間に蓄積したストレス!?
それしかないよね!そうですよ、それで私はやつれてしまったんですよ。
ああかわいそうな私。
こき使われるだけ使われて、やせるばかりよ。
この心の重いダメージ、、、
労災だ!
労災認定!
で、おりたお金で、おいしいものをたらふく食べるの。
ラッキー☆
ま、世の中そんなに甘くない。わかってるよ。何が労災だ。
ついでに忙しくても大してダメージも受けてないしね。
仕事があるってシアワセだもんね。
さ、明日は何をたべよう。
okina_maro@hotmail.com
›October 05, 2008
シェアハウス生活
幹線道路沿いに住んでいる。
先ほど、いい感じで寝付けそうな時にいきなり、外でとりものが始まった。
「ウ〜〜ウ〜〜〜」「その車両、止まりなさい!止まりなさい!」
うるさいしー。
おきなまろ、急な音や光や匂いなどの外部刺激に弱いのよ。目が冴えちゃったよー。
というわけで、起き上がり、やさぐれて、ヨーグルトを500mlパックから食べ、梅酒を瓶から飲んだ。
よく私は、ビールをラッパ飲みしてそうとか、好き勝手言われるので、この機会に再現してみた次第である。
でもヨーグルトは残りが100ml位だったし、梅酒は底に1cm位残ってただけなので、まあ、絵ヅラだけね。
明日買って来よっと。
その幹線道路沿いの家は、シェアハウス。そこそこの人数がすんでいる。
ラストフレンズのような雰囲気は全くない。それぞれが自分のペースで生活している。
食事から何から、生活時間帯がまちまちなので、シェアメイト同士の関わりは少ない。
でも、やっぱりお互いそれなりにすこしずつ気を使いながら生活している。
完全に独りというわけじゃないので、だらけきらないのが、私にとってはいい。
朝は私が一番早く起きるみたいなので、目覚まし時計はうるさいからベル2回程度ですぐ止めて起きたり。
オール帰りのシェアメイトがリビングの机につっぷしているのを見つけ、梨をむいてわけてあげたり。
みんなが休みでゆっくり寝ている土曜の朝に、掃除機をかけるのはやめとくことにしたり。
シャワールームは24時までだから、タバコの煙をあびた今日は、帰ってきてすぐカラスの行水。ギリ時間内。
みたいな。
なんかそういう、ちょっとだけ気をつかいながら、でもマイペースで暮らすのが、
自分の性分に合っていて、心地よいなと思う。
そりゃあね、人が集まって生活しているから、
冷蔵庫がカオスでおいおい何だこれはという状況とか、
翌朝洗う派の人の食器がシンクに鎮座してて邪魔だったりとか、
ゴミ当番ちゃんとやれよとか、
それなりに問題もあるけれど、
でも、なんというか、ちょっと心を広く持つためのセンサーがちゃんと働くのが不思議ですな。
この機会に、短気な性格が少しでも和らげばいいなと思う。
まあ、そう簡単にはいかないだろうけどね〜
もうちょっとくらいは、大人になりたいものだ。
さて、パトカーもいなくなったし、終電もとっくに去っているので、静かに寝よう。
来週もまた、忙しいZE☆
okina_maro@hotmail.com
›September 22, 2008
小田急過呼吸プロフェッショナル
電車が苦手なのに、電車でひょいっと出かけてしまう、
パニック障害持ちの、おきなまろです。
昨日過呼吸が起こったので、対処の様子を記してみようと思う。
別に病気自慢がしたいわけでも、同情がほしいわけでもないし、
大してツラいわけでもないので、ご心配なく。暗くもないよ。
ただ、周りに同じようなことで苦しんでる人がいたら、
少しでも参考というか気休め程度にでもなれば、いいと思う。
元気でやってる、基本的には頑丈なおきなまろです。
さて、昨日は、ムサビに非常勤で教えに来てる先生の事務所へ、バイトに行った。
場所は世田谷の某所。既に数回行ってて、慣れてきている。
仕事が終わって、先生に中華屋へ連れていってもらい、餃子をほうばりながらのお話。
先生は中国人。中国で生まれ育った波乱万丈の半生を語っていただいた。
毛沢東時代、文化大革命、解放、日本へ来るきっかけ……
すべてが、どんな物語よりも壮大で、今目の前にいる人が1人で経験してきた事とは
到底思えないような、山よりも高く海よりも深いような話だった。
すぐに1冊の本になるような人生。
高校の時、中国語の授業をとっていた関係で、旅行に行った中国。天安門広場も行った。
行く前に、毛沢東時代の実話「ワイルド・スワン」も読んだ。でも実感がなかったことが、
今目の前にいる人によって、一気に現実となって私の目に映った気がした。
それに比べ自分はぬくぬくと何やってんだろうとか、逆に自分もがんばろうとか、
そういうことはもう、一切思わないレベルの、ただただ驚くような話だった。
先生はそれでもまだ40代である。今もまだ、全力疾走中で、
それなのに、表向きにはそんな素振りは全く見せず、穏やかな、素敵な大人。
ムサビへ来てるときも穏やか。他の先生方はきっと先生がこんな人生を送ってきたことを知らない。
でも実はすごい経歴の持ち主で、研究者としても、画家としても超実力派。これは武器だなあ。
そのうち日本画とかの教授になったらいいんじゃないかと思う。なってほしい。
夜8時半、そんなカルチャーショックな話を盛りだくさんで聞いたものだから、
頭の中はぐるんぐるんで、心臓はどくどくいいながら小田急線に乗ったので、
なんだか息が苦しくなってくるわけね。
おかしいな、薬のんでおいたのに、効かないのかな、もともと私は薬が効きにくいし、
効いたと思うのはきっといつも気のせいなのかな、プラシーボ効果なんだろ、どうせ、
私なんぞ小麦粉でもなめてろって感じ!!??
と、こういうときは信じられないほどマイナス思考になるのがおもしろい。
不安あり、でも慣れてるから冷静な部分もあり、不思議な感覚。
とりあえずゆっくり呼吸する。
酸欠…と思うのだけど、実は逆で酸素の吸いすぎなので、頑張って呼吸の速度を落とす。
プロフェッショナルな対応。私はプロフェッショナル。私はプロフェッショナル。
もう酷い発作は起きなくなってるので、周囲から見たら過呼吸状態とは分からないだろう。
乗り換えのために下車し、下北沢のホームで、りんらんさんの姿を見たような気がした。
裸眼の視力がいまいちなのでよく見えなかったが、心細かったために幻が見えたのだろうか。
井の頭線は、不思議な電車だ。
急行は苦手なので各駅停車に乗るのだけれど、これがね、駅と駅の間がすごく短いから、
ああ、不安、一旦降りようかな、でもすぐ降りれるし、もう少し行けるかな、
とか思いながら、結局降りないで最後まで行けちゃうという… ありがたい。
すいた車内で椅子に座り、呼吸に集中。
ん?なんだこの斜めったまま止まる駅は… 浜田山?線路がひんまがってるな。
さすが手羽さんの地元。 心細いから手羽さんに電話したろかと頭をよぎるが、
座ってるのが「おもいやりゾーン」なので、携帯の使用はやめておく。
吉祥寺着。気分が落ち着く。
しかし立ち上がってホームを歩き出したら、すごいめまい&全身脱力。
はい、まだ酸素吸いすぎ! ベンチに座り、しばし休息。
ミニタオルを口に当て、二酸化炭素を吸う。餃子を食べたので、にんにくくさい。
一応、過呼吸に有効な呼吸法のための紙袋は持ち歩いてるけど、そこまでじゃない。
電車の発着を観察しながら、20分程度休む。井の頭線って、かわいい電車だなあ。
急に、疲労感に襲われる。
これ、実は回復の証拠。体の余計な力が抜け、普通に戻ったから、疲れを感じるのね。
最近気付いたんだ。 よかった。さて、中央線〜
この間、土曜の夜遅くに乗った中央線は、夜中のくせにべらぼうに混んでたので、
この日も覚悟して行ったら、なんのことない、ガラガラ。座って居眠り。
西国分寺でキッチリ目覚め、下車。
過呼吸は、おさまってしまえばもう、何ともないというシロモノ。
コンビニでゆずシャーベットを買い、るんるんと歩いて家路につく。
アイスひとつで機嫌がよくなる自分、ばんざい。
私も先生みたいに、どんなことがあっても穏やかでいられるような、
そんな大人になりたいって、素直に思えて、なんだか嬉しい家路だった。
部屋に着いて、アイスをたべながら、DVD鑑賞。
ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」を1話分。
これ、ものすごくすきなドラマで、おもわずDVD BOXを買っちゃったやつ。
よっちゃんという人が、「♪プロッフェッショナ〜ルな〜 仕事をしよ〜お〜」
と歌っている。
今日も私はプロフェッショナルだった。
もっとプロフェッショナルになれば、いつの間にか、不安が消える時も来るかもね。
穏やかにね。
穏やかに。
ん? ポケットの中なんだこれ? え?薬?
飲んだと思ってたの、実は飲んでなかったのー!?
ばかじゃん。プラシーボとかいう問題ではなかった。
単なるアホのせいで、プロフェッショナル技を使う羽目に…
私ってほんと、しょうがないやつね。
まだまだ修行がたりない。
ちなみにおきなまろは、
よっちゃん岡田義徳ファンでも主役の松山ケンイチファンでもなく、
ニコちゃん役の大後寿々花のファンです。
かわいいわー
はい、そこの人! 変態とか言わなーい!
okina_maro@hotmail.com
›September 15, 2008
飲み会 談 飲み 会談
ムサビの近くに引っ越した。
念願叶って。
朝のラッシュから解放されたくて、でも教務補助の給料ではとても一人暮らしなんてできないわけで、
でも親の援助を受けるわけにもいかず、ではどうやって今回物件を探してここにこぎつけたかは、ひみつ。
あ、居候とか系じゃないですから。普通に自分で契約してますから。
リアル友は、あそびにきてね☆
もちろんテレビ埼玉(サッカー)見るためにしょっちゅう実家に帰るけど!
近くといっても、自転車で15分くらいの、適度な距離感。
窓を開けると、国分寺線の線路が真ん前に。窓を閉めていても、音がしっかり聞こえる。
音には1日で慣れた。ただドラマのいいとこの台詞がピンポイントで聞こえないことがまれにあるけど。
でもむしろ電車をいつもながめていられるのはいいですな。
しかし今、もう終電はすぎた筈なのに妙にゴウゴウしてると思ったら、すごい雨!
まぎらわしいね。
昨日は、久々に会ったムサビ学部時代の友人と、3人で飲んだ。
吉祥寺の、隠れ家的なお店に行ったのだけど、空いてる席が奥のなにやらりっぱな小部屋だけで…
畳にふすまに障子の和室なんだけど、西洋風のじゅうたんが敷かれていて、レトロな机と椅子、
装飾はあちこちに和ちりめんが使われていて、でも洋風で、なんか、幕末?
おそれおののきつつ、その部屋に案内される。
なんかあれだね、うちら洋装と和装に分かれてたら、なんたら会談とかだよね、なんていいながら。
実際、会談の内容は、小部屋なのをいいことに、ブログにはとても書けないようなダークでブラックで変態的なもの。
ラクでいいわ。普通の人がひくような内容や深い話でも、さらっと当たり前のように話ができる、大学時代の友人。
私という人間まるまるバレてる気楽さって、なかなかないからね。友達は数じゃないなと思った日だった。
で、結局、定期的に会おうねという条約を締結して、会談終了。
我々3人とも、将来像を明確に定められてない不安感は共通しているが、悲観的な話にならないのがいい。
今回、一番悩んでいた友人が、つられて悩み始めた私に、こんな言葉をくれた。
「おきなまろからは、負のオーラを感じない。
物事を楽しんで真剣に取り組んでいるから、絶対に明るい未来が待ってるね。」
こういうことをさらりと言葉にできるってのも驚きだけど、
私のことを外側から見てそういうふうに言ってくれるって、嬉しい。だって信じていいと思うんだ。
お世辞とか社交辞令とかなんて一切ない友だから。
ありがとう。
私が前向きになってきたのはここ1年ほどだと思うけど、
これからも負のオーラを発することなく、楽しく生きて行こうと思うよ。
貴方たちがいるから、きっと大丈夫だ、私は。
okina_maro@hotmail.com
›September 04, 2008
水もしたたるハッピーday
私の誕生日は、よく忘れられる。
時期的な理由が大きい。
誕生日が夏休み中とかの人はよく嘆いているけれど、そういう問題じゃないの。
私の場合、新学期が始まってすぐだから、だいたい休み明けテストの日とかなのね。
宿題でてたとこの確認テストとか。高校ではいつも模試の日だったわ。
なけてくるよ。試験中、時計見て、あ、○歳になったわ、自分おめでとう、みたいな。
大学の時は、後期が始まる日だったりとかで、課題の締め切り前でみんなゾンビなのね。
「ムサビ夏休み終わるの早〜い」という話題で、私の誕生日なんて追いやられてしまうんだ。
あとは、誕生日をメールアドレスに入れてる人のって、けっこう覚えやすいもの。
私もそれで誕生日を確認できたりする友達が複数おりますし。
でも、私は日本では縁起の悪い数字だから、そういうの気にする人も世の中少なからずいるもんで、
私は全然気にならないけど一応、アドレスには一切使わないようにしてるんだ。
そんなこんなで、周囲の人がどんどん若くなっていく(変な表現だけど)昨今であるし、
今年の夏は忙しかったこともあって、ひとつ歳をとる誕生日は意図的に忘れとくことにしていた。
で、今日は野暮用で朝から出かけ、昼前にはやはり野暮用で学校へ寄るという動き。
私が鷹の台から大学まで移動する時に限って、ものすんごい雨になり、傘をさしててもずぶぬれ。
研究室に着いて、上着とサンダルを扇風機の前に置いて乾かし、作業着の白衣をはおる。
うーん、こないだのブログと同じ内容じゃないか。デジャヴじゃないか。
雨に降られすぎだよう。ついてないよう。いっそ汚い白衣をトレードマークにしてしまおうかのう…
用事を済ませてさっさと帰ろうと思ったのだけれど、
なんでこんなにまた… 研究室業務が目についちゃうんだなこれが。
こまこまと作業していて、妙に腹が鳴るんで、時計を見たら2時!?
1時のチャイムが鳴らなかったから気付かなかったんだ! 昼食ーーーーー!
というわけで、やけくそで、後期初めの業務を前倒ししていろいろ終わらせた。
来週あちこち走り回らなくて済むもんねーだ。 ふん。疲れたぜ。 本当は私、夏休みなんだぜ?
帰る前に、ふとmixiにアクセスしたら、Happy Birthday! と、でかでか表示される。ありがとよ。
やっぱり少し嬉しくなってたら、友人が日記の中で、私におめでとうって言ってくれてるのを発見!
私と同じ誕生日の、高校の時の名物教師の思い出話とともに。おもしろくてうれしくてすごい笑った。
書道の○雁先生、元気かなあ。もう40代半ば!? そりゃそうか。あの頃からもうウン年経つわ…
で、メールチェックをしたらね、なんとね、竹林兄さんからグリーティングカードが届いてるの!!!!
ケーキのすごいかわいいやつ!!! はっぴば〜すでー ってひらがなで文字が流れるのー!!!!
私は誤解していました。竹林兄さんは、誕生日とか覚えない系アニキだと思っていたんです。
でも全然違うじゃん!乙女系じゃん!超マメじゃん!実はモテ系なんじゃん?
だって、私の誕生日をなんで兄さんが知ってるのか、とじっくり考えてみて、思い当たるのは、
免許証の写真を見せた時の1度だけだと思うのね。しかも酒の席なんですのよ。
それを、しかもあんな小さい文字で書かれた生年月日を、記憶してたってことでせう?
とにかくなんか、ものすごくうれしくて、でも妙におかしくて、研究室でひとりで
しばらく笑い続け、笑いすぎたのか感激したのか、うっすら涙が出ました。胸きゅんです。
兄さんありがとうございます!サイコー!
今年はサプライズが続く。
先日、教務補助仲間と飲んだ時も、やっぱりなんで私の誕生日を知ってるのかわからないんだけど、
風神亭でケーキにろうそくで、ハッピーバースデー歌ってもらっちゃったんだよー。
すごいシチュエーションだよなあ。
今日、家に帰ったら、都内に住む母方の祖母から手紙が届いているし。
「何回目の誕生日でしたっけね」と書いてあったよ(笑) ばーちゃんグッジョブ!!
で、夕食をたべていたら、ぴんぽんが鳴って、今年浜松に引っ越した中学時代の友人から、
100%ウケ狙いのプレゼントがゆうパックで届いたしー! K美グッジョブ!!
で、夕食が終わったら、育児でてんやわんや中の高校時代の友人までもがメールくれたし!!
思い出す余裕あったのがすごいよー! K子グッジョブ!! 今度子守り参戦に行くよー!
というわけで、毎年、主張せずつつましくおとなしく過ごしてきた誕生日だが、
今年はもう、テンション上げちゃうんだからーーーー!!!!
嬉しいったらないよ!!!みんなサンキュウっっっ!!!!!!!!!
雨に打たれ、雑務に追われ、うすよごれた白衣を着ていた半日だったけど、
そんな今日も輝いて見えるぜ!!!!!!!
明日からも元気に生きてゆきます。21歳の秋。
そろそろ犯罪ですか?
ちなみに、先ほど妹がくれたプレゼントが、牛柄のパジャマ!
でかいからいっそ牛になって横たわったらどう? ということみたい。
ふっ(笑)
人を巨人扱いして。自分だって実は標準以上の背丈あるくせにねえ。
やたら頭ちっちゃくて肩幅華奢なだけで、すごく小さく見えるんだねえ。ずるいよねえ。
上等だ〜! でもこのパジャマ長袖だから、私が牛化するのは涼しくなるまで待ちたまへ。
タルトケーキのホール☆激ウマ
okina_maro@hotmail.com
›August 01, 2008
リアルな教務補助の一日
いい加減、夏に飽きてきました、おきなまろです。
そろそろ涼しくなってもいいんじゃない? どうよ?
地元の駅は、名物の七夕まつりの飾りでいっぱい。
改札を通るたびに、顔面にバシバシ当たるし。
なんで祭りって、よりによって一番暑い時期にやるんだろ。もう少し涼しければ迷わず行くのに。
さて、そんなおきなまろだが、通信の夏期スクーリングの仕事はやっていないので、休みである。
だれきっている。
今日一日を振り返ってみよう。たまにはリアルな日常を。
7:30起床。涼しい朝。
ゆっくり新聞を読みながら、朝食。
広告も物色。あ、今日は一の市だ。朝は混むから、午後にでも行くか。
掃除機をかけたり、なんとなく家事。
嵐とか嵐とか嵐とかの曲をかけながら、るんるんと。
10:30メールチェック等。
たまたま成り行きで、ソフトのアップデートをしなきゃいけなくなり、
どうせなら他のも全部いっぺんにやってしまおうと思い、設定する。
え?推定残り時間30分?うそ〜 けっこうかかるのね。
漫画でも読みながら待ってよう… とソファによりかかったら、
いつの間にか寝ていた。気づいたら正午! アップデートは既に終了…
12:00すぎに昼食。
なんだか陽がさしてきて暑くなってきたので、冷房をきかせる。
母がDVDでゴンゾウを見始めて、思わず一緒に見てしまう。はじめて見たけど、面白いな。
一の市へ行こうと思ったけど、あまりに暑くなってきて尻込みする。
そうこうしてたら、いつの間にか寝ていた。
気づいたら17:00! また寝ちゃったし!!!
陽も落ちてきたので、マルエツへ。
部屋着にしていたマウTのまんまで出かけちゃったけど、まいっか。
19:00のんびり夕食。
その後コーヒーを飲みつつ、また冷房の部屋のTVの前へ。
昨日、頭痛がしてて泣く泣く録画にした、サッカーさいたまシティカップ、
「浦和レッズ vs バイエルン・ミュンヘン」を観る。
バイエルンは豪華メンバーだな。しかしドイツ人選手みんなでかすぎ。
まるでヌリカベ。ちくしょう。ちっこいレッズ選手まけんな!
阿部がオーバーヘッドでゴール決めた時には叫びましたね。窓閉めててよかった。
そんなこんなで現在に至る。
きっと、もう間もなくまた就寝。
堕落。 るるるん。
何か?
暑い時はね、いいの。自分に甘いの。
来週から、ちゃんと働くしね〜。堕落ばんざい。
ここ最近は、気づくとポニョではなく「もろびとこぞりて」を口ずさんでいます。
多分helveticaさんと同じ病。某神×2。でも少し涼しい気分でしょ?
主は来ませりー 主は来ませりー
okina_maro@hotmail.com
›July 30, 2008
妄想トーク
私の友人は、ムサビの人以外でも、ちょっと変わった感覚の持ち主が多く、
だからけっこう、私のフヨフヨとした生き方をおもしろがってくれたり、
時には愚痴をもさらりと聞いてくれたりするからありがたい。
以下は、友人(まっとうな保育士歴5年)との会話。
友人:「まだ一人暮らしにはこぎつけらんないの?」
おきなまろ:「うん、むりだね、給料が今のままでは、実家じゃないとむりだわ。」
友:「物価かなり上がってんだから、基本給も上げてくれないと生きて行けないじゃんね。」
お:「ほんとだよ。しかもこんなわずかな所得なのに、きちんと所得税とられるんだよ。」
友:「所得税率って下がったんじゃなかったんだっけ?」
お:「低所得じゃ、ちょっと額が変わったところで「とられてる」という事実がある限り利益はないね。」
友:「そうだね。しかも住民税がものすごくはね上がったしね。結局損か。」
お:「ほんとだよ。こないだボーナスの半分も充てたよ。涙でるよ、その上所得税なんて…」
友:「明細見て、これじゃかわいそうだと思って見逃してくれればいいのにね。」
お:「そうだよね。わずかな給料なのに。もー、脱税してやりたいよ。脱税脱税!!!」
友:「おきなまろの場合の脱税ってどーやんの?」
お:「…… わかんない。」
友:「さすが(笑)」
お:「ふん、どうせ頭も悪いよー。」
友:「脱税で頭良くても困るよ。じゃあさ、例えば、今いきなりどっかの正社員になったとしたら、何したい?」
お:「保険証を見てニヤニヤしたいね。」
友:「小っさ!!!!!」
お:「そんなもんよ。同じ職場の人はけっこうこれ解ってくれるんだよね。」
友:「ふーん。他にはなんかある? 少ーーしリッチになるとして。」
お:「車を買うね。」
友:「でかっ!!! いきなりかい! そんな急に。おきなまろの欲しい車って高いんでしょ?」
お:「うん、給料で買うとかじゃなくて、今までこつこつ貯めてきた貯金をどーんと使うの。」
友:「あ〜。それ、いっそ気持ちいいかもね。」
お:「すかっとするでしょ。本来、宵越しの金は持たねえっていう性格だし。今貯金してることがすごいよ。」
友:「あとは? 何か始めたいこととか。生活スタイルが変わるとかある?」
お:「子供がほしいね。」
友:「いきなり産休かい!!!!」
お:「うん、そして育休。とことん福利厚生ばんざい!」
友:「ははは(笑)なるほどね!!! でも子供の前に、結婚しなきゃじゃない?」
お:「あ、そっか、相手さがすの忘れてた。」
友:「でもまあ、その辺はうまいこと調達して。」
お:「なんとかなるよね、ははははははははははははー」
友:「ははははははははははははー」
いや、ならないよ、なりませんよ、
2人とも、楽しそうに笑ってるけど。
しょせんは妄想ですよ。
ま、でも妄想だけなら自由か。
いつも一生懸命、現実を生きてるから、たまにはいいよね。こんな愚痴なら楽しい楽しい。
okina_maro@hotmail.com
›July 28, 2008
ひょうきん前科
おっさん 兄さん達が、若者にはついてゆけないひょうきん話を連続して出してきたね。
その世代のファン層を獲得しようとしてるのかしらね。
とはいうものの、
いや、実は私も、うっすら、うっすらだけど、かぶっているかもしれないの。
記憶にはないんだけど、親戚中で語りぐさになってる話があってね。
紹介しよう。
私が2歳の頃の話。
じいさんの法事の最中にね、
たぶん、お坊さんの読経を聞いて、なんか似てて勘違いしちゃったんだろうね、
私、いきなり歌いだしたそうな。
アミダくじ〜 アミダくじ〜 ひいて楽しいアミダくじ〜
即座に私は、母親によってつまみ出され、参列者は全員笑いをこらえるので必死。
だったそうです。
おぼえてないもん。しらないもん。
でも、今でもたまに親戚がその話をしては、私を笑いものにするんだよね。時効だろっての。
母によれば、私はひょうきん族をみながら、父と一緒によく歌ってたそうな。
小さいお子様がいる方々、歌を教える時は、充分注意した方がよいですぜ。
ね、ひょうきん世代のお兄さん。
›July 23, 2008
涙そしてありがとう
『スラムダンク』の最終巻を初めて読み、マジ泣きしたのは電車の中でした。
わかってくれるよね?
しょうがないっしょ?
左手はそえるだけ…
私は電車が苦手だ。
持病のパニック障害の影響が大きい。
一時は、隣の駅までも乗る事ができず、つうか家から出ることもままならない時期もあった。
自分はもうこのまま死ぬんじゃないだろうか、と何度も思った。
大学2年の夏のことだった。それから一気に私の生活に障害が多発した。
遠出はできないし、外食もだめ、歯医者や美容室もだめ、エレベーターや地下道もだめ、人ごみもだめ。
疲労は大敵、ちょっとでも暑くてモワッとしてると、すぐ発作を起こす。いやはや、大変だったなあ。
ゆーーーっくりよくなっていくのだけど、やっぱりゆっくりなもんで、
4年生のオープンキャンパスで、9号館地下で卒制企画公開プレゼンをする時は、緊張と地下会場という恐怖に、
当日の朝、家で発狂寸前で泣きましたわ。すっかりプレゼン慣れしてしまった今ではなつかしい思い出。
ただ、ほぼ回復し日常生活におおかた支障がなくなった今でも、電車はどうも苦手で、
混んだ電車には絶対乗らないし、駅をたくさん飛ばす急行も却下。地下鉄は避ける。大江戸線は一生乗らないと決めた。
通勤時は、すいた車両の位置を研究しまくり。時々やんなって途中下車して休憩することもある。
そんなわけで、「電車」というのは、私にとって、なんというか、妙な象徴的存在なのである。
今日は、月に1度かよっている、石神井にあるクリニックへ行く日だった。
(電車に乗れない病気の治療に電車に乗って行くというのは、主治医の転院についてった為に起こった矛盾)
会計を済ませクリニックを出ようとした時、ふと目に入った小冊子の背表紙が、
とてもきれいなひまわりだったので、ご自由にお持ちくださいだったこともあり、そのままバッグの中へ。
帰りの電車内で取り出してよく見ると、それは、家族のためのパニック障害サポートブックだった。
巻末に、パニック障害の娘を持つ父親(50)の体験談が載っていた。
「こんな病気になって、悔しい」と、娘は唇を噛んで泣いた。
「私の存在は迷惑なんでしょ」と家族にあたることもあった。
「電車に1駅乗ってみる」ホームで電車を待つ娘は小刻みに震えていた。
今まで娘は独りで、こんな恐怖と戦っていたのか。
隣の駅まで乗り、電車を降りると、顔は青白く、冷や汗をかいている。
「やっぱり私、だめだね、こんなんじゃ」
「何言ってるんだ、ちゃんと乗れてたじゃないか。父さんびっくりしたぞ」
内容としては、ベタだと言えるものなのだけども、読んでいるとなぜか、
7年前の自分の気持ちや思いがどんどんよみがえってきて、加えて同時に今の冷静な気持ちで
家族目線の文章を読むと、当時の家族や自分の周囲の人の気持ちはこんなだったのかとか思って、
どんどんと涙があふれ出てきた。
電車内なのに!
むり。止まらない!!!
よりによって、苦手なはずの急行電車だけどガラガラだったから勢いで乗っちゃったんよ。
恥ずかしいからって次の駅ですぐ降りるとかできないんよ。
iPodシャッフルは、そんな私のピンチな状態を全く察することなく、
めっちゃ明るい、あややの曲を奏でているよ。
トロピカル恋してる☆ はしゃいじゃ〜ってよいのかな〜っ!? ってこのやろう。
はしゃいでる場合じゃないっての!
いくらガラガラといえど、そこそこ周りに人はいるっちゅーの。
ずるずるーっと泣く私… なんという景色…
聞こえるのはトロピカル… なんてこったい。
人生2度目の、電車内マジ泣きである…
やっちまったぜ。
その冊子の内容だが、私はそこそこの病歴なもんだから、病気の説明についての部分は知っていることばかりだけれど、
家族目線だけあってやたらと、理解し安心させてあげて下さいとか一緒にいてあげて下さいとかいう内容なわけであった。
ふーん。
私は、ちょっと珍しい例の患者らしい。
普通は、1人で家にいられないとか、誰かと一緒じゃないと乗り物に乗れないとかいうのが一般的症状なのだが、
私の場合は逆。誰かがいると、気を使っちゃってだめ。
電車も誰かと一緒だと、一瞬のフットワークで降りたりできないとか、人を巻き込めないとか思うからプレッシャーなわけ。
発作の兆候を感じたら、家族の前であろうとも姿を隠し、落ち着くまで1人でいる。
そりゃ、もちろん心細い。つらさがピークの時は、その辺の人にでもしがみつきたくなる。
でも、結局、知っている人に発作を起こした姿を見られないようにしてるし。実際見られてない。
あ、そういえば1度だけ、人前で発作を起こしたことがあった。3年前の入試の仕事の時だ。
あの時は、理解ある仲間がそばにいてくれて、今日は電車で家に帰れないだろうと察してくれて、
近くに住む友人に連絡してくれて、泊めてもらえるようにしてくれたんだったなあ。
もうとにかくあの時はみんなに申し訳なくて恥ずかしくて仕方なかったのだけれど、
今思えば、別にそんなにこだわることじゃない。人に頼ることは、決していけないことじゃない。
むしろ、「大丈夫だから」とか大丈夫じゃない顔して言ってる方が、迷惑だろって感じだよね。
「申し訳ない」じゃなくて、「ありがとう」でいいんだよね。
私は、ほんとにわがままで気まぐれで気が短くてどうしようもないめんどくさい人間であるわりには、
すごく人に恵まれているんだこれが。みんなよくしてくれるの。本当に本当に幸せなことだと思う。
肩肘はってないで、もっと周りを頼って、ちゃんとありがとうって言おう。
こないだ、私が一番つらかった頃をよく知ってる大学時代の友人と、
夏休みにでもおちついたらどっかでのもう、って話になった。
「最近調子どう? ○○ちゃんが楽なように場所とか設定しよう。考えといて。」と気遣ってくれたメールに、
「大丈夫!最近はもうずいぶんあちこち行けるようになってるから!」と、返したなあ。
いちいち気をつかってでも、私に会いたいと思ってくれるなんて、嬉しい限りなのに、
なんかやっぱり私はいつも、強情っぱりの見栄っぱりだ。
でも、次にいよいよ場所を決める時になったら、
やっぱりうちの近くがいいな、って言おう。
それで、来てくれてありがとう、会えて嬉しい、って、ちゃんと言えばいいんだ。
okina_maro@hotmail.com
引用(部分):『家族のためのパニック障害サポートブック』ファイザー株式会社 2007年5月 より
›July 16, 2008
母ちゃんの話
私の母は、私以上に暑さに弱い。
休日だった昨日の夕方のこと、昼寝から起きた母が、か細い声で私を呼ぶ。
隣の部屋へ行ってみると、タオルケットにくるまった母がうなっていた。
母「なんかねー、あたまいたくて、さむけがして、きもちわるい…」
私「さむいの? 今暑いよ? 汗かいてんじゃん」
母「うん、冷や汗かも。 ごめんねー ごめんねー ごめんねぇぇー」
私「ごめんねって何、謝ることないでしょ、寝てなよ、なんか飲む?」
母「いらない… それより夕飯たのむ。今日のメニューは… っうっっ…」
私「いいよ、食べ物のこと考えるときもちわるくなるんでしょ、てきとうにやるから」
母「ごめんねー ○○(妹の名)には伝えないでー 心配するから」
私「はいはい。わかったよ。なんかあったら呼んでね」
母「うぅっっ(涙)」
はいはいと言いつつ、仕事帰りの電車内であろう妹にメール。
お母ちゃん暑さにやられてのびてるから、一応なんかさっぱりしたデザート系買ってきてくんない?
冷蔵庫をあけ、中のものを見て、母がいったい今晩どんなメニューにしようとしていたのかを推測。
卵豆腐、生もずく、白菜漬け… このへんはほぼそのまま出せばよかろう。
あとは? 豆腐?これはみそ汁か。わかめも発見。
それと、鶏ひき肉?紅生姜?桜でんぶ!!!なるほど、そぼろ丼だなっ!!!
白飯を炊き、まああとはてきとうに作って、そのうちに妹が帰って来て、祖母と3人で夕食。
そのうち父も帰宅、どーんと丼を出し、まあビールでも飲みねえ、といいながら、最初の一口をちょっぱる。
まあその後もこまこまと家事をしてたら、母がわりとはっきりした声で私を呼ぶ。
母「さっきよりだいぶいいかも。おなかすいた…」
私「やめとけ。てか、そぼろ丼4人分しかつくってないからもう無いよ。一食くらい抜いたって死なねえ死なねえ」
母「えーん」
私「…。 ぶどうゼリーとモナカアイスがあるけどどっちがいい?」
母「どっちも☆」
私「どっちかにしなさい」
母「ちぇー じゃゼリー☆」
私「はいよ」
なんというか、子供の頃は、母親というのは完璧な存在だと思っていたんだよなあ。
しかしいざ大人になって冷静に見てみると、うちの母ってけっこうズレてる系で。つうか天然?ド天然?
自動改札機はうまく通れないし(それで機械に対して文句言うし)、
車の後部座席に乗ってるのに、「こっち行ってあっちにまがって向こう行って」と、代名詞と指差しで道案内するし、
なんか、自分の動きに物の配置が合わないとか言ってよくいろんなところにぶつかるし、
私が大学院受かった時、「おめでとーう!でもうち今お金ないけどいいの?」とか言うし(最初から奨学金で行くつもりでしたけど)、
ほんと、天然ドリフみたい。そのくせ気が短いところは、私、そっくりだし。困ったもんだよ。
お互い強く生きねばならんね。
ま、でもその夜は、録画しておいた嵐の宿題くんを見て一緒に死ぬほど笑い、平和に就寝。
今朝、ぼーっと目覚めると、母がお弁当箱を私に差し出す。
母「昨日はいろいろありがとう。お礼といってはなんだけど、最近食欲が落ちてるとか言ってたよね?
これ、そうめん。よかったらもってって。おかずは適当に買ってたべてね。」
私「まー じー でー !?」
お弁当箱に、ゆでて冷やしたそうめんと、ラップにくるんだ生姜とオクラ、
小さなペットボトルにめんつゆ、そして保冷バックに保冷剤…
うわー …
なんか、自分の母ちゃん相手に胸きゅんな朝でしたとさ。
もちろん、昼食時は食欲低下なんて忘れてぺろりとたいらげましたとさ。
ごはんがおいしければしあわせです。
okina_maro@hotmail.com
›July 09, 2008
お役に立ちます
待っていた、健康診断の結果が届いた。
気になることはただ一つ。過去に病院行きの指示が出た、貧血の項目のみ。
今年ももちろん、受診一週間前から鉄サプリメントと、造血メニュー、
そして前日の晩にレバーを食し、さながら一夜漬けで挑む。
はい、今年もクリア!
おめでとうございます。
いや、クリアっていっても、判定は「C」なんだけども。
つまり、「要生活注意」なんだけども。
総務課からのちほど、「気をつけいやー」という恋文が届くのだけれども。
でも、病院へ行けとひつこく言われるE判定より、ずっとまし。
貧血仲間のみんな、強く生きようぜ。元気ならいいんじゃよ!
しかしねえ、私、ドライアイでもあるんさ。
コンタクトは、梅雨時で、1dayのモイストタイプでも、パリパリしてくんの。
6時間以上の装着禁止ってさ。
まったく
血も涙もないってか!
くそう。
でも、おきなまろ、そんなに冷たい人間じゃないよ。
明日はオフ会。
パーティーだよるるるるるるる〜ん
準備にてこずりそう、って人は、
開場時間よりももっと早く来て、おきなまろを呼んでくれ。
お役に立ちますおきなまろ。
男女問わず。
血も涙もなくっても、やさしいぜ!
みんな、楽しもうぜ!
okina_maro@hotmail.com
›July 08, 2008
みんな、生きてるといろいろあるよな!
やあみんな!元気かい?
ネゴシエイターことおきなまろはね、りんらんさんと同じく、いまいち元気がでないよ。
毎日暑いったらないぜ。まいっちゃうよな。
浴衣はね、高校時代に母ちゃんが縫ってくれたやつがあるから、
今年もそれ着て元気に夏を乗り切れるようがんばるよ。
だってさ、わずかなボーナスもね、住民税で大半をとられちゃったんだよ。
ほんと、人間は生きてるだけで金がかかるってもんだ。
まったく、貧乏人に優しくない世の中だな。みんなも強く生きような。
そういえばみんな、昨日の手羽氏の一件は驚いたね。もちろん私もびっくりしちゃったよ。
そりゃそうだよね、あの策略を見抜いてた人なんているわけがないよな。
だってみんな、われらは清い心の持ち主だしね。まっすぐに生きてるんだからなあ。
ところでみんな、
「大人ってこわい」
っていう表現をしている人もいるみたいだけど、
ちょっと冷静にかんがえてみてくれるかい?
大人ってのは、こんなことしないんだよ。
本当にこわい大人っていうのはどういうことか、
みんなちゃんと世の中や人を見て、勉強しておいた方がいい。
自分の身を安全なところに置いておくためにね。
本当にこわい大人っていうのは誰なのか。
ムサビ日記には、マジで根っからのワルってのはいないから、安心してくれよな。
りんらんさんとのやりとりの抜粋だけど、
これぶっちゃけ、一番大事なのは、「中略」ってとこなんだよね。
え?何? 書けないほどの内容なのかって?
つまりうちらが一番こわい大人なんじゃないかって?
ははは。ばかいうなよ、ここが一番、うちらの中にある真心ってやつが表出した場所なんだぜ。
そんなのブログでかけるわけないじゃないか。恥ずかしいぜ。まったく、勘弁してくれよな。
みんな、当然のことながら、パーティーはやめないよ。
ムサビ日記の一番の転換期であることに変わりはないんだ。
語り合おうぜ、思いのたけをぶつけ合うんだ。
初対面の人だって、一瞬で仲間になるのさ。
今までにないくらい、盛り上がっていこうじゃないか。
新しい職員ライターも2人も加わったことだしね。
書け書け詐欺被害者の筆頭である、竹林さんの悲しみは、メンバーみんなで癒してあげなきゃいけないぜ。
もちろん、詐欺をうまいタイミングでかわしたようでいてやっぱりばっちり被害者の広報のminxさんもだぜ。
みんな、2人の新ライターに会うのを楽しみにしていてくれよな。華々しくお披露目さ。
いいかい、かならず盛大な拍手を頼むよ。
かけ声も大事だ。竹林さんには「兄さん!」、minxさんには「プリンス!」だ。 忘れないでくれよ。
手羽氏には愛のあるブーイングもいいかもしれないね。しっかりたのむぜ。
さて、じゃあそういうことだ。
そろそろ仕事に戻るとするかな。
おっと、何言ってんだ? 今日は自分、休日じゃないか。
ははは。またやっちまったぜ。
okina_maro@hotmail.com
›June 06, 2008
悲しくも得意な絵
おきなまろ、高校の頃から、絵が下手なのがコンプレックスだった。
デッサンで評価が高かったのなんて、大好きな幾何形体の時以外にない。
大学に入ってからは、デザイン系で理論系ともなると、学年が上がるごとに絵をかかなくなる。
なので、みんな絵がへたっぴ。 それを笑いに変えるべく、絵心ゲームをよくやったものだ。
お題を出して、記憶をたよりに、その絵をみんなでそれぞれ描く、というやつ。
ミッキーマウスとか、サザエさんとかが、ありえない物体になるのがおもしろいのだ。
美大生といっても、そんなものだ。
私は、絵心ゲームではいつも優等生だった。
上手くかける方の優等生ではない。とんでもない方向へ行って爆笑を生む存在である。
「ピングー」というお題で、オバQを描き上げたという実績の持ち主だ。
どういう経緯でそんなことになったかというと、
まず、ピングーといえばペンギン、ってことで、つるっとしたシルエットの
輪郭をかいてしまったところが間違いだったわけ。ピングーは首がくびれてるのが正解なのに。
そして、確かくちばしのところが、けっこう厚かったなと思ったのが、たらこくちびるになった。
目はぱっちりしてたっけ、なんて思って、でっかい目にしちゃったのね。
それで足を適当にかいたら、あと毛が3本ないだけのオバQになっちゃったというわけ。
こいつ↓がそれを忠実に再現した絵である。
ナイスでしょ?☆
そんなある日、わりと最近のことだが、「嵐の宿題くん」という番組を見ていて、
その日のゲストが絵が下手なことがコンプレックスだということで、
ゲストと、一番絵が下手な櫻井君と、絵が上手い大野君で、絵心ゲームをするっていうコーナーがあった。
よっしゃ、名人の私も参加してやれ、と思って、紙とペンを用意。
お題は「バッタ」。ふむ、生き物系で来ましたか。
ゲストと櫻井君は、やっぱりとんでもない絵になってて爆笑。
で、上手い例として大野君の絵が出されたけど、意外にも私は「甘い!」とTVに向かって叫ぶことになった。
どう見ても、本当に私がささっと描いたバッタの方が上手いのである。
一緒に見ていた虫大嫌いの妹がマジで引くほど上手いのである。
なぜでしょう。
それは、バッタをガン見して描いた経験があるからです。
うちの母は、挿絵の仕事をしている。母は極度の虫嫌い。
写真で見るのも絶対にだめ。虫が載ってる図鑑は閉じてあっても触らない。
そんなだから、ごくまれに虫を描かなければならない仕事が来ると、私に下請けに出す。
プライドとかいう問題など、虫を前にすればどうでもよくなるらしい。
私だって、決して虫が好きというわけではない。
ゴ○なんかが出ようものなら、憎悪に満ちあふれてきて、恐怖心を感じつつも退治へ向かう。
けれど、仕事を断れない母のためには、引き受けないわけにはいかない。仕方ない。
バッタを描いたのは、とある小冊子の、ある地方の自然の紹介ページで、
周辺に生息する生き物や植物をいろいろ載せるという部分。
草花や鳥などは母が担当したが、虫の絵は数点、私に回ってきた。
この時は、なんと水彩でカラーでリアルに描けっていうんですよ。
うわー、水彩なんてまともにやったことないっつーの。
しかもカラーかい!細密かい!それで虫かい!地獄だね。
でもがんばった。
その時のバッタの絵がこちら↓
虫が嫌いな人はとばしてね。
©おきなまろ
なかなかのもんでしょ? やればできるじゃん私。
人助けと思って本気だせば、意外とできるもんじゃん。
で、この時がっつり見た経験があるから、バッタは上手に描けたわけだ。そゆこと。
絵心ゲーム、初の本当の優等生! いえい!!!
他にも何種類かのトンボやキリギリスを描いた。
そして、私の嫌いなコオロギまで↓
©おきなまろ
うわぁぁぁ〜〜、気持ちわりい〜〜!!
よくこんなの写真じっくり見てかいてたよなあ。
でもまあ、このときはまだよかった。
園芸本の、害虫シリーズを描かなければいけないときが一番最悪だった。
モノクロだったのだけど、対象は、カタツムリやナメクジ、てんとう虫、カナブン、
そして、私が大大大嫌いな、イモ虫や毛虫まで!
ほんと、この時は涙が出た。何が悲しくて、毛虫の写真を図書館で探してんだか。
不思議と、作画中は、気持ち悪いと感じる度合いは半減する。
むしろリアルさを追求して、スクリーントーンを削ってカナブンの光沢や
ナメクジのテカリを再現することに全力を使ったりしてね。これぞプロ意識。
でも、ひとたびそれを提出して、本になってページを開いた時、
ぎゃっ!となって、おもわず閉じてしまった。
きもいよ!きもいよ!
ほんとにこれ、私が描いたんかい!?
美大生なら誰でも、こういう絵は得意だという分野がそれぞれにあるだろうと思う。
でも、私の場合それは悲しいことに虫なのだ。
ちっとも好きではない虫なのだ。できれば関わりたくない虫なのだ。
今でも、ナメクジが嫌いと話していた人の前でさらっとナメクジを描いたら、
あまりにもリアルすぎてマジで怒られたりしている。 損ばっかりだ。
もっと、素敵な絵をかけるようになりたい。
切実だ。
okina_maro@hotmail.com
›June 05, 2008
雨の花嫁
久しぶりに海を見た。
9年ぶりくらいだろうか。つくづく私は山の子だと思う。
車窓から見える東京湾は、降りしきる雨で煙っていて視界が悪い。
それでも、その奥に海が広がっている感じがして、少しこわい。
そんな降りしきる雨の中、向かったのは、高校の友人の結婚式。
私の友人たちは、結婚はしても全然式を挙げないため、
友人の結婚式に出席するのは初めてのことである。
雨の日に嫁いだ花嫁は幸せになる、と俗に言う。
これは社交辞令的まやかしだと思っていたのだけれど、
その日の友人は、本当に幸せそうだった。
花嫁姿を想像していたときは、お姫様のよう、とか、
別人みたい、とか思うのかと思っていたけれど、
私の目に映った真っ白なウエディングドレス姿は、
ほかならぬ友人そのものであり、
それでも何かいつもとは違う空気をまとっていて、その感じは
うまく表現できない。言葉にすれば、きれい、としか言えない自分の
語彙の貧困さに、げんなりするばかり。
高校時代は、同じクラスの8人の友人といつもつるんで遊びまわっていて、
半ドンの土曜の午後は、必ず大宮や上尾にくりだした。
なもんだから、所属していた美術部は当然のごとく幽霊。
クラス替えがなく、3年間をともに過ごした仲間たち。
いつも肩ひじ張って生きている私にとって、高校の友人たちは、
数少ない、素の自分でいられる場所である。
滅多に会えないだけに、8人が集結し、
その中の1人が結婚するという日、本当に本当に、心から、良い日だった。
こんなにも、心が真っ白に洗われたことがあっただろうか。
式でこんなにも涙が出てくるなんて、思いもしないことだった。
高校の友人と会ったから昔の子供の自分に戻ったのかとも思ったが、
そういえば昔から私はかなりひねくれていたから、そういうわけでもないだろう。
何の邪念もなく、心から友を祝える、こういう幸せが体験できるとは思わなかった。
そしてこれを幸せと感じることのできる自分も、すてたもんじゃないかもしれない。
ありがとう、友人たち。
私は幸せ者です。
今どきの結婚式のくせに、引き出物だけは古風に激重だったけど、
帰りがけっこう手が痛くなったけど、そんなこと平気さ。
ちからもちでよかった。
えんやこーら。
帰りに手渡された小さな紅茶の包装に、ハートに羽根の生えた銀のチャームがついていた。
今回の新鮮な気持ちを忘れないようにと思って、携帯につけた。
私の携帯は黒だしレッズの赤いストラップがついててごついから、ミスマッチではあるけれど、
それもまた、私っぽくて、いいじゃないか。
これからも、人を大事に、出会いを大切に、生きてゆきたい。
okina_maro@hotmail.com
›May 07, 2008
目の保養・考
「うちのガッコ、今年の文化祭に速水もこみち呼ぶんだって」
と、妹が突如、つぶやいた。
それも、聞けば妹の勤務する都内のキャンパスではなく、
うちからチャリで行ける距離にある田舎のキャンパスの方に来るのだそうだ。
「なんなら職員枠おとりしましょうか(笑)」なんて言う。からかってやがるな。
あんまり近いもんだから、野次馬根性であの頭の小ささを
肉眼で観察しに行くのもいいかと思ってしまうじゃないか。
ところで文化祭といえば、通常は芸人やミュージシャンを呼んでライブというのが
一般的な気がするが、なぜ俳優なのだろう、そしてなにをするのだろう。
「うちは学生が殆ど女子だからね、やっぱりイケメンのトークショーを
じっくり観察して目の保養したいってことなんじゃないかな?
去年はたしか、水嶋ヒロが来たっていってたかな? さすが女子力だね。」
なるほどね。
しかし、今をときめかす系の俳優を文化祭に呼べちゃうってのは、
しかも田舎キャンパスにってのは、やっぱり老舗の大学は違いますなあ。
その点、ムサビはもこみちを呼ぶ必要はないと思われる。
ぶっちゃけた話、学内にイケメンはうようよいるのである。
私が若いコはみんなかわいく見えるような歳になったんだろっていう
手厳しいツッコミはご容赦いただきたい。そんなことじゃない。
新任の非常勤の先生に、ムサビはかっこいい子が多いって聞きました、と
言われるくらいだ。私の目がおかしいわけじゃないはずだ。
ほんと、ボーっとしているだけで視界にイケメンが入ってくる。
一応美大だから、外見に全く気を使わないって人が殆どいないんだろう。
ただ、学外の方にオススメするのは、ウォッチングのみ。
一般的な常識を持った人が関わるには、難しい気がするから。
大抵、美大生ってだけで普通の女の子からは相手にされず余ってる人種だし。
イケメンでも、いわゆる美大生男子の特徴である、暗い・変・うざい、の
三拍子が揃っちゃってるケースが大半だから。(暴言?でも嘘じゃないでしょ?)
そうすると、もうイケてるメンズという定義からは外れてしまって、
顔は記号でしかなくなってしまうもので。中にいれば慣れちゃうから不思議なもんだ。
そういや学部時代に根暗話仲間だった友人も、冷静に見ればジャニーズもびっくりの
キラキライケメンな気がする。でも見慣れちゃってたんだなあ。根暗だし。
目の保養は一瞬のフレッシュさのみ。なるほど機会を得るのが難しいんだな。
そういえば、昔話だが、慣れた例で一番すごかったのは、中学の担任。
新学期の始業式で、クラス担任が発表された時、うちのクラスの担任は、
新しく赴任してきた先生で、壇上にいるその先生は、やたら若くて
すらりとしていて、とんでもない美形であった。(当時イケメンという言語はなかった)
少女漫画のようなことが現実に起こり、クラスの女子は色めき立った。
ところが、教室でHRを重ねるごとに、みるみる美形教師の本性は表にでた。
まあ、かなりズレてる系の、しょーもない人だってのはすぐわかって、
まだ何も知らない他のクラスの女子に羨ましがられても、「いや、全然だよ」と
答えることになる。そして月日を経ていくごとに、いつしか校内では、
その先生が美形であるという認識は、消えてしまったわけである。めでたしめでたし。
なんせ担任だったから、慣れるのはあっという間だった。
まあ、しょーもない人って位置でそこそこ生徒に好かれてはいたけれども。懐かしい。
結局、目の保養っていうのは、その場かぎりの刹那的なもので、
効果は長続きしないんだということがあきらかとなっただろう。
どちらかというと、癒し系の方が、長期的効果があるのではないか。
あの人見てると何かホワッとして癒される、みたいの、あるでしょう。
△△課へ行く用事が憂鬱だけど、○○さんの姿が見れるなら救いだ、みたいなの。
私はあるなあ。決して慣れで薄れていくものではないもんなあ。
でもそれが目の保養と同一の系統のものなのかどうかは、よくわからない。
結局、おとなしく女子らしくイケメン俳優のトークショーでときめきを得るのが、
一番王道の方法なのかもしれないなと思う。
でも残念なことに、もこみちさんは、あんまり興味ないんだなあこれが。
これがもし大泉洋のトークショーだったらば、仕事サボってでも
自転車かっとばして、我先にと駆けつけるんだけどなあ。
やっぱり一番、心の保養が必要だ。
こちらは、刹那的でも継続的でも、効果は絶大だものね。
okina_maro@hotmail.com
›March 12, 2008
3月の雪
おきなまろは、根っからの関東人なので、雪があまり好きではない。
雪そのものというよりも、降雪による様々な影響が実に面倒なのだ。
関東の交通機関は、雪が降るとすぐに乱れる。
雪国出身の友人いわく、豪雪地帯の電車は根性で走っているのだそう。
関東の電車は根性なしだ。
雪が降ると雪かきをしなければならない。ご近所との兼ね合いもあり、面倒。
でも雪国では当たり前なはず。やはり根性なしだ。
学校関係者としては、入試の時に雪が降ることが一番おそろしい。
でも、ニュースで映ってた北海道のセンター試験の映像では、
雪はガンガン降っていて、大勢の受験生は誰も傘をさしていない。
雪が降っていること自体、当たり前なのだろう。うーん、関東、実に根性なし。
先日、高原地帯へ小旅行に行ってきた。
トンネルを抜けると雪国だった。
寒いことは予測していたけど、なるほど、雪なんだ…。
道や屋根や山の雪が、太陽の光にキラキラ反射。美しい。
1泊して朝目覚めて外を見ると、空が白い。
ボーっと眺めていると、次第に雪が降ってきた。
「今朝も雪ですが、何か?」
というかんじで、当たり前に降ってきた。
風呂からボーっと雪景色を堪能。
あっという間に数センチ積もる。
外に出てみる。
なんというか、不思議と雪がうとましくない。
なんだか嬉しくて、子どものようにはしゃいでしまった。
電車や雪かきや入試の心配が一切いらない旅行先の高原の雪は、
久々に純粋に雪を美しいと思わせてくれた。
ぼたん雪の中、ころばぬよう駅へ向かいながら、
ものすごく得した気分になった。やっぱり旅はいいなあ。
›January 07, 2008
家族
押入れの片付けをしていたら、昔のカセットテープがたくさん出てきた。
音楽のものに混じって、私と妹が幼い頃の声が録音されたテープも10本ほど出てきた。
自分の、生まれて1週間くらいの時の泣き声(なんか死にそうにか細い声)とか、
ちょっとしゃべりだして両親と話してたり歌ってたりとか、
妹が生まれて泣いてるそばで、私は親戚と遊んでたりとか、
妹がしゃべりだして、二人できゃっきゃとうるさかったりとか。
どれも他愛のない日常の断片なのだけれど、自分にもこんな時があったことを、
ここまで直接的に感じて、すれてる大人の自分がもったいない気分になった。
自分はこんなにも家族に愛されて育ったのだと、改めて思うと涙が出た。
続いて写真が出てきた。
家族写真。
たぶん妹の誕生日かなにかで、家族5人が居間に集まって、
セルフタイマーで撮った写真。
私は6歳くらい。両親はとても若く、母なんて今現在の妹みたいだ。
みんな笑顔。
これ以上ないってくらいの、幸せそうな家族が写っている。
今も同じメンツで暮らしているのに、忘れている感覚。
わけもわからずまた、涙が出た。
初めて、自分の家族がほしいと思った。
今まで自分が子供を持つとか考えたこともなかった。
赤子や幼児との接点は多いのでなれているし、
驚異的に人見知りしない友人の子供と頻繁に遊んだりしてるのに、
自分が子供をほしいと本気で考えたことなどなかった。
この歳になって初めてそう思うってのは随分と遅いんだと思う。
2月、また、友人に子供が生まれる。
あちこちで、友人のところに子供が生まれている。
でも初めて今日、それをうらやましいと思った。
不思議なことに、自分を含めた「自分の家族」を見て聞いたことで、
初めて家族がほしいと思った。
きっとそれが私にとって、一番リアルな家族像だからかもしれない。
そういう家族の一員として生きてこれたことを、きっと感謝すべきなんだ。
okina_maro@hotmail.com
›January 04, 2008
寝年末年始
昨年末は、どういうわけだか妙に疲れがぬけず、母親にこき使われる以外はほとんどボーッとしていた。
冬休みに入ってから何をしていたか、あまり覚えていない。
人生について、浅く考えていた。
なんとか奮い立ち年賀状をかきあげ、やっと遊びに行ったのが年の瀬30日の地元の忘年会。
それでまた少し疲れて大晦日はボーッとすごし、気づいたら遠くで西武園の花火が鳴り、年明け。睡眠へ。
あっけなく年を越したが、忘年会でしこたま遊んで少し鬱憤が晴れたのか、新年からやっと、だんだんと
元気を取り戻しました。あけましておめでとうございます。おきなまろです。本年もどうぞよろしく。
高校サッカー、ニューイヤー駅伝、天皇杯サッカー、箱根駅伝と、いつもの年始をすごしております。
昨日は、年始の挨拶に親戚の家へ行った。
小5の従兄弟が、またでかくなっていた。きっとすぐ私を追い抜き、数年後には180くらいになるんだろう。
ああおそろしい。かわいくない。ゆるすまじ。
でもまあ、でかくても子供で、かわいいもんで、伯父に酒を飲まされた私はテンションがあがって
すっかり子供にかえり、一緒にミニラジコンで相撲。マジ勝負。お互い親指が痛くなるほど白熱。
おまえ何歳だよと言いたくなるような姿だと思われる。が、親戚連中は、私を赤子の頃から知っているし、
顔がちっとも変わらないらしいので、そんなツッコミは入れてこない。
何かの話の流れで私の年齢が出たら、そろって驚いている。おいおい。
もうおばさんじゃんとか、おいおいおいおいおい。
でもねー、私はこの従兄弟が生まれた11年前、それを見越して対策をたてた。
当時中3の私。この子が15になったら私は30だと気づき、危険を感じた。
従兄弟なのにおばさんなんて呼ぶようになったら蹴っ飛ばすぞと。
それを回避するために、「おねえちゃん」ではなく、名前で呼ばせる努力を数年。
今では見事定着!!!なので、♪私がーおばさんにーなーっても ほんとに変わらない♪
ふふふ。
でも、そんな年齢になっても、祖母はお年玉をくれる。
ばーちゃんってのは、そういうもんなんだな。
ありがとう。まじで嬉しい。
情けないんだけど、おばさんにちかいくせに、極貧だものね。
okina_maro@hotmail.com
›December 03, 2007
愛と嘘と悪
「脳内メーカー」の話。
私の脳内は、まさに極悪人である。
こちらは本名を漢字でスペースなしでやってみたもの。
嘘と悪。こんな人みたことないでしょう。
すごいでしょ。
しかも赤と黒なんてレッズカラー。そういう信憑性が加わるからやんなっちゃう。
脳内メーカーの話題になると、毎回、もうやけっぱちで極悪人自慢をするわけ。
みんな驚いてウケてくれるわけ。
笑ってくれないとうかばれないわけ。
でも、今日初めて、「おきなまろ」でやってみたら、
奇跡がおこりました!!!
すごいよ!!!
愛に満ちあふれているなんて!!!!!
私はリアルよりおきなまろでいた方がいいんじゃないの?
何なの? 何が言いたいの?
ネット中毒の予告? ひきこもりの前ぶれ?
嫌ーーー! これはこれで嫌ーーー!
›November 24, 2007
若葉と紅葉の間
ふと、思い出した。
若葉マークがとれたなと。
11月22日。
結婚記念日の人が山ほどいる、いい夫婦の日。私は初心者じゃなくなった。
思い出す。べらぼうに遠い免許センター。世界一難しい埼玉県の試験問題。
二度行くまいと必死で満点を目指した。もう1年経つのか。
この1年、そんなに頻繁に運転はしていない。
あまり必要なことがないから。
というか、世の中あまりに気軽に車に乗りすぎではないか?
危ない車が溢れてる狭い市街地。それが嫌で私はあまり車で出かけない。
これから教習所へ行くっていう人で、AT限定とMTを迷って、
結局MTは必要ないからAT限定にする人が多いなと思う。
確かに今はAT車が主流だから、趣味が車じゃない限りは困らないし、
MT車の教習にかける労力や1・2万円を削減したいというのはわかる。
でも、私はいつも、MTでの教習を勧めている。
一番大きな理由が、
「1トンもの金属の塊を高速で動かしている自覚を強く持つため」
である。
MT車を一度でも運転すれば、車を自分で動かしているダイレクト感が体感できる。
慣性を利用した惰性走行の感覚。坂道発進で後ろに下がる感覚。
また、ギアチェンジをすることで、速度とエンジンの回転が意識でき、
ただ漫然とアクセルを踏んでいるだけでなく、メリハリのきいた運転ができる。
AT車のクリープ現象が、いかに不自然で危ないシロモノであるかもわかる。
MTの教習を受けた方が、運転がうまくなるんじゃないか、
少なくとも、安全に対する意識が高くなるんじゃないかというのが、私の考え。
もちろん、経済的・時間的・精神的に余裕のない人に、無理に勧める気はない。
AT限定免許でも、充分に現代の車社会では生活してゆける。
でも、もしちょっとでもMTがかっこいいなと思ったりとか、
免許証に「AT車に限る」の文字を入れないのが男気だと信じていたりとか、
なんとなくどっちでもいいけど挑戦してみるのもいいなと思ったりとか、
車をよく理解して安全運転につとめる使命感に燃えていたりしたら、
MTで教習を受けてみてはどうだろう。
難しいってのを心配するみたいだけど、昔はみんなMTだったわけで。
そこらへんのおばちゃんたちもみんなMTでとったわけで。
だいたい、どんくさい私でもちゃんとできたわけで。
挑戦する価値は十二分にある。
時間がある学生のうちに免許をとっておこうという人が多いだろう。
この機会に、安全運転の意識と技術をきっちり身につけよう。
間違っても、狭い路地を我が物顔で高速走行したり、
テキトーに駐車して道を阻むような、迷惑運転者にはならないでほしい。
平和で秩序ある、安全なカーライフを送ってほしい。
私も、一生若葉マークのつもりで運転しようと思う。
okina_maro@hotmail.com
›November 20, 2007
仕事人
今年は秋が長いのが嬉しい。
秋の空気が好きだ。晴れの日なら必ず、
研究室から見える空は一日中絶景。気分がよい。
でもそれと同時に、色々せつなくなったりするのも秋。
今は仕事が忙しい。
大きな仕事もひとつ待っている。
小さな研究室だから、行事となると心もとないものだ。
人手を探す旅に出るかな。
ちっとも嫌な仕事ではないのだけど、少し重荷…
とか思ってしまう、秋のたそがれ。
この時期、毎年似たような気分になるもので、
そうすると身軽になりたくなるらしく、
物理的にそれを実行しようとする。
髪を切ってしまうわけで。
去年もばっさりいきました。
今年は2度も髪型を変えました。
髪型には毎回、テーマをつける。
切る前じゃなくて、切った後に決めるのだけど。
去年の秋は、「西恵」。(ドラマの中の役名)
西くん頭はわりと気に入って、10ヵ月ほど維持してみた。
で、今年の9月に変えた頭は「難民」。難民な気分だったし。
でも難民歴は2ヶ月弱。パーマはおもしろかったけど、すぐ飽きた。
で、今の頭。こないだ切ってからしばらく思いつかなかったけど、
昨日、風になびいて一部がに耳にかかった形を見て、ひらめく。
「ジャニーズJr.」にしよう。
短髪なシルエットなんだけど、いさぎよくなく部分的に長い。
その日偶然、母が私の頭を見て、「探偵学園Qのリュウみたいな頭」
と形容した。Hey Say JUMPの山田涼介か。ふん、私も子供顔だしね。
でもジャニーズである。テーマに添っているからOK。
ただ、母いわく、「その髪型、伸びると京本政樹になるから気をつけなよ」。
私は髪が伸びるのがとても早い。
すぐに京本政樹エリアに到達するであろう。
いいじゃないか。
仕事がんばらなきゃいけない秋。
こうなったら、必殺仕事人で、気合い入れていこう。
okina_maro@hotmail.com
›November 10, 2007
ずきずき
注射したとこが、もわもわずきずき痛いよ
インフルエンザの予防接種をしたのが昨日。
翌日痛いのって、はじめてだなー
ずきずき
注射したとこが、もわもわずきずき痛いよ
インフルエンザの予防接種をしたのが昨日。
翌日痛いのって、はじめてだなー
›October 09, 2007
婉曲表現を読み解く
電車に乗っていて聞こえてきた、女子高生の会話。
「ねえ、うちのクラスの○○君って何気にイケメンぽくない?」
「あー、ぽいぽいー!」
おもしろ言語センサーが電波をキャッチです!
その○○君を、とても見たい! どういう人ですか!?
だいたい、何気にイケメンぽいという状態はどの程度のイケメンなのだろう。
とりあえず、その表現から考えられるイケメンレベルを順に並べてみる。
〔1〕超イケメン
〔2〕普通にイケメン
〔3〕何気にイケメン
〔4〕イケメンぽい
〔5〕何気にイケメンぽい
〔6〕イケメンぽいようでイケメンじゃない
〔7〕イケメンじゃない
まあこれくらいか。
そう考えると○○君は、7段階中の、レベル5だ。
わりと大したことないじゃないか。
ここでリサーチ&検証大好きの基礎デ病を発症したおきなまろ。
どうせなら、そのクラスの男子全員をこのレベルにあてはめて
分類して、イケメンスケールを作っていただけないかな。
で、同時に芸能人でいうと誰みたいのも作っていただけないかな。
それを第3者がみて感覚の差がどの程度生じるか、調査したい。
実際に人物を知っているのと知らないのとでは、イケメン度も
変わってくるのではないかと思うから。
私が高校の時のクラスは、3年間クラス変えがなく、皆とても仲がよかった。
そのクラスで考えると、ほぼ全員がレベル5以上に入る気がするよ。
低く見積もっても、レベル7はいないような気がしてくるよ。
これは私の個人的な主観が大きく影響している証拠ですな。
うーん。おもしろい研究だ。
対象が多感な高校生でなければ実行したい実験だ。
しかし、ここまで語っておいてあれだけど、
その女子高生は、おそらく単純に「○○君がかっこいい」ということを
言っているんだと思う。
照れや重さを排除するべく、冒頭のような表現をしているのだろう。
曖昧な言葉を使うことで、より相手の女子高生に真意が伝わるという、
高度なコミュニケーションが自然におこなわれているのだ。
おくゆかしい日本語表現は、いつの時代も美しい。
okina_maro@hotmail.com
›October 08, 2007
恋するムサビ日記
とても久しぶりに、高校時代の友人が集まった。
そのうち、おめでた1人、もうすぐ結婚1人。
女ばかりが集まるとやっぱりお決まりのごとく、
「プロポーズはどんなだったの?」という話になる。
私は少女漫画やドラマの見すぎなので、
君の味噌汁を毎日飲みたいとか、デザートのシャーベットの中に指輪とか、
そういうたぐいの方向にすぐ頭が行ってしまうのだけれど、
実際の話では、結婚する流れになっていた、とか、
指輪はケースをパカッじゃなくて袋ごと渡されたとかで、
そんなもんなのね、という感じ。
でも、その話をする友人たちはとても幸せそうで、そういうのっていいなと思った。
そう、先入観はステレオタイプなものだけれど、本当は私、アンチ演出。
凝ったことは、かゆくて鳥肌が立つ。
こないだテレビでやってた県民性ランキング、ロマンチストな県では、
確か埼玉県は46位だった。低〜。 まさに私、埼玉人!
ただ以前、別に付き合ってるわけでもない人から、
冗談めかした話の流れでプロポーズまがいのことを言われ、
著しく腹が立ち笑顔でかわしたことがある。
あんまりさらっとしすぎてて空気読めないのも困りものだ。
その点、結婚することになっていたという友人の場合、
旦那さんは、結婚することにする前日は眠れなかったそうで、
その話を友人は後から聞いたとのこと。いいねーそういうの!!
友が幸せなのは、とても嬉しい。
で、私自身はどうなのよ、って?
難しい。浮いた話も縁遠く毎日必死に人生を送っているわけで、
なかなかねー。仕事してると、わりと猫かぶりつつバリア作りがち。
ムサビ日記はわりと内面だけど、実際の印象は全く違うと思うし。
ただ、今日聞いた話では、職場で出会いがないって、言うわけ。
そこで自分の職場を考えてみると、正直出会いだらけじゃないか?
私がそれに気付かず自分の世界だけで生きてるんだったら、
めちゃくちゃもったいないな。
基本的に鈍感な性質は自覚してるけども、それにしてもね。
恋でも恋でなくても、人との出会いにあふれた職場であることを、
もうちょっと感謝すべきなのかもしれないと思った今日。
うーん、でもやっぱり結局、恋するムサビ日記はどこへ?
okina_maro@hotmail.com
›September 19, 2007
タイムカプセル発掘のおもひで
同窓会といえば、小学校のクラスでは、20歳のときに、
タイムカプセルを掘り起こす会が催されたんだった。なつかしいから思い出話。
タイムカプセルというものは、埋めても忘れてしまったり、
工事やなにやらでどこかへ消えてしまったりで、あけられることは珍しいと聞いた。
だが、わが6年1組のタイムカプセルは、無事に日の目を見たのである!
場所は、小学校の体育館の裏の一角。
学校側に発掘の許可を得たのち、一同は作業開始。
埋めたところには石を積み上げておいたのだが、そんなの残ってない。
みんなのあいまいな記憶をたよりに、辺り一面開墾し、
1時間後に地中から姿を現した。
ご覧のとおり、カプセルはごく一般的な、梅酒を漬ける瓶。
中身は湿ってしまっているだろうと、みんななんとなく心配していたが、
しっかりと密閉されていたようで、完全に無事だった。
全員の寄せ書き、名札、そして20歳の自分への手紙。
「20歳の自分へ。元気ですか?私は元気です。今日は卒業式です。」
おめでとう。私も元気です。
「もう立派な大人になっているのでしょう。」
ばか。20歳は君が思っているほど大人じゃないよ。
「なにをしているんだろう。」
しがない学生です。
「恋人はいますか?」
あんまり夢を見すぎるなよ。
「これからも体に気をつけてがんばってください。」
ありがとう。あなたも楽しい中学生活を送ってください。
「p.s.同封の写真は、雪がいっぱいふってかまくらを作った時のものです。」
かわいー! 今の私じゃ、そのかまくらには体半分位しか入れないよ。
この時の感動は、筆舌に尽くしがたいものがあった。
たった8年間だが、12歳から20歳という期間、人は大きく変わることを実感。
今じゃタイムカプセルの業者もあるという話だが、手作りでもできる。
教師のみなさん、生徒さんに勧めてみてはいかがでしょう。
〔成功のひけつ〕
(1) カプセルは梅酒の瓶が成功実績あり。缶は錆びると聞いたことがある。
(2) 敷地の端の建物の傍など、工事等で掘られる可能性の低い場所を選び埋める。
(3) 掘り起こす時期は、10年以内の現実的な数字にする。長いと忘れる。
(4) 埋めた場所の地図を作成しておき、全員で保管する。アルバムと一緒とかで。
瓶の内側に記載されていた、書いたことを誰もが忘れていた文字。
「祝卒業 6年1組タイムカプセル
製造年月日:1994年3月25日
賞味期限:2002年3月25日」
カプセルが開かれたその日は、2002年3月24日。
偶然にも賞味期限1日前の、桜吹雪の舞う日だった。
okina_maro@hotmail.com
›September 18, 2007
同窓会
中学の、学年全体の同窓会があった。
私は、20歳前後はとてもすれた若者だったために成人式に行っていないので、
こういった規模の集まりに出向いたのは初めてだった。
隣町の小さなホテルが会場だったので、行きやすかったのもある。
これまで勝手に思い描いていた同窓会のイメージは、
おとなしかった奴がジャラジャラとした成金になっていたり、
みんなのマドンナだった子が肝っ玉になってて大声で笑ってたり、
細かった人がメタボでつるっぱげの典型的なオヤジになってたり、
とにかく幻滅しかないというものであるが、
さすがに26歳では、そんなふうに様変わりした人はいなかった。
みんなやたらと背が伸びていたけど、そんなに雰囲気は変わらないものだ。
もともとよく知らない人以外は、ちゃんとわかる。
不思議な空間だった。世間の荒波にもまれて生きてる若者が、昔の友と再会して、
集団になって、ノリが中学に戻って、でも酒が入ってて、なんだかすごかった。
壊れた大人の集団というかんじ。
繁華街を集団で移動していると、おそろしく迷惑なひとたちである。
でも、そんな中にいても、妙な心地よさがあった。
そりゃ確かに私のような人種には、男子がスーツの人が多かったりすることや、
2次会がバーだったりするのは、カルチャーショックだったけど、
みんな同じ年齢の人間がここまで多人数集まってる中にいるのは、
ものすごく久しぶりではないかな。それがきっと安心なんだろう。
中学時代にとりわけ良い思いでがあるわけでもない。
でも、同じ歳で、一時期は同じ場所で生活していた人たちが、
今をどう生きてるか、何を考えているか、もっとたくさんの人と話を
してみたいと思った。
また、そう思える程度には、自分が成長してることもわかった。
行ってみてよかったと思う。
okina_maro@hotmail.com
›September 14, 2007
続・どんだけ〜
TVのニュース:
「…この件について、自分で自分の腹を切り入院している暴力団員の男に、事情を聞くことに…」
父:
「自分で自分の腹を切るって、なんだそれ?」
母:
「ヤクザでしょ? 切腹じゃない?」
父:
「どんだけ〜!」
我が家で一番正しく、自然にどんだけ〜を使用したのは父。
あなたは偉大だ。
okina_maro@hotmail.com
›September 02, 2007
不可能を可能にする
小中学生の2学期とともに、明日からうちも後期が始まる。
私も夏でとけた体をなんとか形にして仕事をしないといけない。
ひきこもって苔むした脳を虫干しすべく、今朝は
車をとばして、市立公園の自然の中へ、太陽を浴びに行った。
思えば運転するのは久しぶりであった。
暑い時は車なんて乗りたくない。狭くて息苦しいものね。
今日は窓を少し開けて、見晴らしの良い景色を堪能。田舎万歳。
さて、車で出かけるともれなくついてくる憂鬱、それは自宅の駐車場。
以前よりは慣れたが、家が近づくと少し気分が沈む。(参:わがやの駐車場図)
そしてふと気付く。車が新しくなって、後ろにカメラがつき、
ナビの画面に映るようになった。駐車時とても便利。
そういえば説明書に「縦列駐車ガイド」という機能があったじゃないか!
今更ながら、今日はじめて試してみようと思い立つ。
今後はもっとずっとラクに止められるようになるかも?
…なんて意気込んだのだが。。。
「この幅では不可能です」 って表示が!
なんですと!
私は何度も入れましたよ!
父なんて毎日入れてますよ!
前の車なんて、もっと長かったんだから!
もしかして無理やり不可能を可能にしてるのか!?
それってすごいんじゃないの?
しかも私は初心者だよ?
確かに今日も、狭い路地をバックで入って曲がるところを、
通りすがりのおじさんが足を止めて目を丸くして見ていた。
若輩者の、若葉マークの仕事じゃないってわけじゃんよ!!!
必要な状況があれば案外、人間やればできるってことかもしれぬ。
今では、普通に走ったり交差点を曲がったりレーン変更するより
縦列駐車が得意になってしまった。
ちなみに普通のよくある駐車場はすこぶる苦手です。どこも行けない…
okina_maro@hotmail.com
›August 23, 2007
夏の景色
夕方、やおら暗くなってきて、不穏な風がふいてきて、
突然空が光り、ドーッと音がする。
大急ぎで洗濯物と布団をとりこみ、
PCのある部屋から順に、窓をしめる。
嵐が過ぎるのを待つ。
外が一瞬静かになって、それからまた蝉が鳴き始めたとき、
窓をあけると、冷たい風がピューって入ってきて、
家の前の森が暗い夜の空の中で揺れ、
まっくろくろすけが昇っていきそうな景色。
おもわず「風の通り道」を口ずさみ、
あの木の上には、きっとトトロたちがいるんだろうなと、
想像する。私は純粋な子供じゃないから見えないだけ。
風を浴びながらボーっと眺める。
これが、夏嫌いの私の、唯一の夏の幸せ。
okina_maro@hotmail.com
›August 18, 2007
暑くてもう、何もできなくて…… 夏
みなさん生きてますか?
おきなまろは、辛うじて生きております。
冷房の部屋の牢獄の中で。
夏休みですが、自宅で仕事してます。
今、とても無線LANがほしい。
家族共用の、ネットにつながったPCは私の部屋にある。
だが、その部屋は南西を向いているため、冷房効率が悪く、
熱帯夜以外で冷房は使用せず、昼間は人はとどまらない。
別の冷房部屋で、ノートPCで仕事はちゃんとできるのだが、
そいつをネットにつなぐには、やっぱり暑い自室へ行かねばならず、
それが嫌で、メール見たりサイト見たりブログ書いたりできない。
暑いと、最後の俗世とのつながりも絶たれるのである…
ドラマ、ホタルノヒカリを見ていて、
夏の自分はとっても干物女に近いなと思った。
最近とても地面に近い体勢(ヘビ女)でいることが多いし、
暑いから髪はチョンマゲ。部屋に服は散らばってないけど、
たたんだものをそのままソファに積んである。
しまう体力がないし、夏の家服なんて、2日のローテーション。
積んだそばからひっぱり出して着れるんだ。ああ、堕落。
干物女をきわめてしまおうと、昼にビール(小さい缶)を
カーッと一気飲みしたら、メッチャうまかったんだけど、
そのあとが地獄。。。。元々弱い上に夏で弱ってるんだから当然か。
夏ってもう自分が嫌になってばっかり。干物女に幸せは来ないのか。
心から、ホタルの恋を応援しながらドラマを見ている。
ほんとは手嶋より部長の方が全然好みですけど!
ほんと、死にそうな毎日。
この広い地球で、私の存在なんてどうせ、居たって居なくたって同じ。
死んじゃったって、生態系に影響なんてないし。
でも、なら、同じなら、居させてください!
居る意味なんて、そんなもん知らん!
涼しくなってきたら私の時代なんだよ!
死にたくないぜ!楽しいことしたいぜ!
干物のままではいられないぜ!
さあさあ、雨が降ってきたぜ!
風が少し冷たくなってきたぜ!
カモン・秋! そしてカモン・何らかの幸せ!!!
okina_maro@hotmail.com
›July 28, 2007
夏が来た?
おひさしぶり、暑さにとことん弱い、おきなまろです。
世の中おかしいと思うんだ。
「寒い」って震えてる人にはみんなやさしいのに、
「暑い」ってうだってる人には、「気合いが足りねー」って
なんだよそれ。気合いでなんとかなるならとっくにしてるよ。
気合いと勢いで生きてるようなものだよ、私は。
寒がりよりも暑がりの方が損なんだなあ。
どうせ寒いのは好きですよーだ。
暑いと本気でおかしくなるんだ。
『動物のお医者さん』の菱沼さんみたいな生き物なんだ。ふん。
で、暑くて数日間ぐらい気を失ってたら、
いつの間にか今日はオフ会の日。
ムサビ日記の出版記念ってことで、感慨深い。
久々に手羽さんとも語り合いたいものだ。
りんらんさんと山田太郎について語り合いたいものだ。(関係ない?)
しかしちょっと気になることもあり。
この文面のニュアンスでは、私はサイン該当しないな。うん。無視しよう。
(本に名前ないけど現役ライターだからOBじゃないし、新人でもない)
みんなからサインいっぱいもーらおっと。楽しみ楽しみ。
しかしねえ、
アジアカップ、日本が準決勝で負けたせいで、
今日が3位決定戦だよ… オフ会ドンピシャ…
勝って決勝だったら明日だったのにさ…
アジア杯に思い入れの深い私は、いくら3位決定戦でも
観ないわけにはいかない。
ということで、後半に間に合うくらいには帰るから!
オフ会は今回もテンション1次会凝縮形でいくかな。
okina_maro@hotmail.com
›July 13, 2007
バカの風邪
俗に夏風邪は馬鹿がひくといいますが、
ひいておりましたわたくし馬鹿でございますこんにちは。
流行しているものはもらわず、いつもオリジナル発症のおきなまろ。
元祖手羽先のくせに、ムサビ日記書店チェックのミッションは
まだ遂行できていない。馬鹿ですよー!
熱は、はしか放送で学校来るなと言われてるレベルよりちょい低めだったが、
なにしろ喉がね。咳がね。鼻水がね。 声も出なくなり、疲弊して寝込んでいた。
初めて仕事を休んだのがショック。バイトすら休んだことないのに。
その晩は声が出ないまま、横向きでサッカーアジア杯を観た。よくわからなかった。
1週間近く経ち、今は自分ではもう声出ているつもりなのだけど、
会う人会う人に「風邪?」と聞かれるので、まだ声は男前なのだろう。
そしてきわめつけは昨日、研究室に入ってきた某准教授に、
「おきなまろさん、チェコ戦まけちゃったねえ…」と言われ、
その日がU-20代表の世界大会決勝トーナメント1回戦だということが、
すっかり頭から抜けていたことに気づいて、ショック!
まだまだ回復していないんだなあ。夏風邪は長引く。
そして台風ですな。
おきなまろは低気圧に敏感だから、台風が日本列島に近づくと
体調が低下するんだこれが。困ったもんだね。
でも、雨が降ろうが槍が降ろうが、土日どちらかで写真館へ行かねばならぬ。
病み上がり&絶不調の顔で証明写真を撮らねばならぬ。
一体どんなゾンビが焼きあがるのか、
はたまたプロの手によって別人のようにはつらつと写るのか、
楽しみと言えば楽しみである。
いずれにせよ早く回復しないと!
あ、ちなみに今回の不調は、はしかじゃないからご安心を。
私は5月に予防雪舟、じゃなくて予防接種を受けているからね。抗体持ちです。
ムサビの麻疹警戒も解除になったなあ。ひとまず安心した。
でも来年もまた流行しかねないから、早いとこ各自対応しといた方がいいね。
okina_maro@hotmail.com
›June 29, 2007
さらに鍛える
「最近気になることはありますか」定期受診で医師が決まって言うことば。
「そうですねー、さしずめ健康診断の結果が出るまで気になってる位ですか。」
「ははは、ダイジョブですよ。他には?」
「(ダイジョブなら聞くなよと思いつつ)まあ、あとはいつものとおり、
お腹が張って痛いことが時々ありますね。これって疲れとか
ストレスとかが関係してるっていう事はあるんですか?」
「いやぁー… 体質じゃないですか?」
「がーん、そうですか。なんか体質改善みたいないい方法ってないもんですかねえ」
「うーん… そうですねえ…… 腹筋を、つけるといいですよ。」
「腹筋!? あの…私は着やせするタイプなんですけど…実は、マッチョな背筋との
バランスをとるために腹筋を少し鍛えたら、簡単についちゃってて、もう嫌です。」
「そうなんですか!でも腹筋といってもね、真ん中はわりとつきやすいんですよ。
腹斜筋といって、横のねじる筋肉は意外とないものですよ。そこを鍛えると、
腸の調子が改善される例が多いですよ。」
「なるほどわかりました!さっそく腹斜筋を追加してみます!!!」
と意気込んだものの、腹斜筋だけピンポイントで鍛える方法を私は知らない。
例えば腹斜筋を鍛える運動をしたら上腕二等筋も一緒についてしまったとか、
そういう副産物はできれば避けたい。これ以上見た目がいかつくなりたくない。
調べないとなあ。誰かいいトレーニング知りませんか。
メルヘンな運動がいいなあ。
okina_maro@hotmail.com
でも現実的にはやっぱりビリー部かなあ。
全身しめていきたいしなあ。
それに、りんさんさんお手製のTシャツ着たいしなあ。
›June 25, 2007
人生設計の話
高校時代の友人から、2月に子供が生まれるという連絡が来た。
別の友人の子は、去年私の両手の平サイズだったのに、
久々に会ったら米袋よりも重くなっていて、チョロチョロ動いている。
少子化なんてうそだろうと思うほど、私の周りは朗報だらけだ。
私くらいの年齢になると、ムサビの中にいては、まず無い会話が、
外では当たり前に繰り広げられる。
女たちは一様に焦り、男までもが結婚の話題を口にする。
正直、異世界だなと思う。いや私が異星人なのか。
そんな中にいてもフヨフヨとしている私を、皆は理解できないらしい。
そもそも、この安定志向のなさは、私の性格の中核をなしている。
美大で大学院へ進学したことでカタギの道を捨て、
教務補助になったことで、足を洗う選択肢も捨てた。
ここまでくると、この歳で安定できるかばかやろーとマジで思えてくる。
むしろ人生設計があると、少しでも外れることが恐くて前へ進めない。
1年先もわからない方が、かえって心おだやかに暮らせるのである。
この性格は遺伝だろうとも思う。
ウチが貧乏なことを知っているのに美大へ行くと決めた私に疑問を持たぬ父。
私の大学進学はどうなるの?という一般的な責めや恨みが一切ない妹。
大学院合格を手放しで喜んでくれたと同時に、今のとこはお金ないよと言う母。
救いようがない。
こんな私に一般的な結婚観などをなぜ訊きたいのかわからないが、
昔の友人たちと会うと、そういう話が出ない時は滅多にない。
だからさ、こんな私と同じような生き方を出来る人なんて少ないんだよ。
希少種ですから。もう自分でわかってる。
それをふまえて言うならね、私はアーティストや職人がとても好きだ。
私は専門が理論系だけど、基本的にはものづくりの人だからね。
手先が器用じゃない人とは気が合わない自信があるよ。
それでね、なんか家を工房にしちゃったけど明日からどうやって
生きていけばいいんだろう〜とかいうアホな人と一緒に、
1年先もわからないまま、バカなことで笑いながら1日1日を楽しく
暮らしていければ、こんなに幸せなことはありませんですよ。
ほーら、訊かなきゃよかったとか思ってるね。リアクションに困るんでしょ。
とりあえず、本気で心配してくれてる人の為に目標を立てよう。
早いとこ、親のすねかじりから卒業する。
でもまだまだ大人にはなれない。
okina_maro@hotmail.com
›June 23, 2007
すがすがしい朝
おはようございます!
なんともすがすがしい朝でございます。
天気が良くて、空気が綺麗で、太陽が光り、でもちょっとあついけど。
昨日寝すぎてテレビ見すぎてネットやりすぎたせいか、
目がかすんでいたので、今日は家を出るときから久々にメガネをかけてみた。
すぐれものだね。よく見えるんだこれが。当たり前だけどさ。
おきなまろ、メガネがすこぶる似合わないからなるべくかけてなかったけど、
(そのわりに3つも持ってるけど)かけると1.5見えるんだ。
けっこう普通に歩いていても、人と目が合うものだ。知らなかった。
道端にカエルがいるのが見えた。知らなかった。
学校に着いて、遠くを歩いている知り合いを見つけた。いつもなら気づかなかった。
研究室に着いて、まだ日が回ってないからブラインドをあけたら、
ものすごく遠くまで景色が広がっていて、とてつもなく気持ちが良い。
今までもったいないことをしていたんだな。
人と会ってもシカトしちゃってるんだろうし、
目を細めて見るから人相が悪くなってるんだろう。
授業中とか運転中とか夜の自転車の時はかけてたけど、
これからは外に出るときはなるべく着用しようかと思った朝のひとこま。
okina_maro@hotmail.com
›June 22, 2007
人の印象と価値観
久々に昼まで寝た。12時間。さすがに腰が痛くて目が覚めた。
午後は録画しておいたドラマを3本見た。計4時間。堕落してるねー。
たまにはいいねー。そして夜はネット。堕落きわめてるねー。
で、mixiの自己紹介で、相性診断をのせている人が多いので、
つられてサイトへ飛んで、恋愛成績表というのをやってみた。
総合評価としては、想像通りのやや低い評価。
賢さや冷静な判断、周囲に対する気配りや印象の良さが褒められている反面、
「初期のころに好印象を持たれ、あとは尻すぼみになる『初期好印象型』
長期的に見ると内面が充実していない」という厳しい判定が出ている。
要するに、最初は猫かぶってて印象が良くても、だんだん
化けの皮がはがれて変人っぷりが露呈してゲンメツってパターンか?
ふーん、そうなん。そうかもね。そうだろうね。どうせ。
でも、自分的には、最初に常識的で好印象な人が、実はアホだったり
妙な視点を持ってたり、変わった趣味があったり、しょうもない奴だったり、
変人だった、みたいな方が、魅力を感じるんですけど、どうよ。
それで最初の好印象が消えるってことはないよ。持続してプラスアルファ。
まあ、その価値観を他人に押し付けて自分を押し売りするつもりはないけれど。
賛同してくれる人は少ないんだろうなあ。
ムサビ日記の本の中でtankさんが、人になかなか理解してもらえない
価値観の話をしているけれど、その苦悩を私も感じているのか。
でもそう苦しいわけでもないけどね。
理解されなくてもわりと平気。
だから変人といわれるのかもしれない。
okina_maro@hotmail.com
昨日、ムサビ日記本が学内世界堂に積まれているのを初めて見た。
本になっていると、「手羽イチロウ」がすごく遠い人に思えてきた。
パラパラと開くと、有名になったライターたちの存在が遠くなった感覚がした。
でも研究室に帰ったら、手羽イチロウからフツーに給料についての内線がきた。
こっちが現実だと思ってホッとした。
ムサビコムのサイトへ行って、本に載ってる文章を画面上で見て、
こっちが現実だと思ってやっぱりホッとした。
バーチャルなんだか現実なんだか、変な感じだ。
でも、どっちでもリアルなムサビの日常だから、いっか。
›June 05, 2007
脱・貧血 メニュー
7日に、職員の健康診断を受ける。
昨年は血液検査で貧血の判定が出たため、
今年はなんとかクリアしたいと思っている。
E:要受診 から D:経過観察 までもっていければ、
まったく問題ない。日常困っていることなど無いのだから。
病院に行くのがめんどくさいので、一時的に努力してみようと思う次第。
ふと考えてみた食事がこれ↓
〔前日の造血メニュー〕
・あさりごはん
・しじみ汁
・ほうれん草のおひたし
・レバニラ炒め
・大豆とひじきと厚揚げの煮物
・葉大根の漬物
・もずく
・プルーン
完璧だ。
すばらしい。
なんて豪華な食卓だ。
ところが、母に提案すると即却下。自分ひとりで勝手にやれ、と。
確かに、貝類は妹が嫌いだし、レバーは父がダメだし、
プルーンは祖母が食べない。
しかしよう、みんな鉄分の多いものが嫌いでよう、
なんで家族の中で雑食の私だけが貧血なんだよう!
そうか、やっぱり橋の下か。
okina_maro@hotmail.com
›May 26, 2007
教習車
青梅街道で、前の車をあおってる教習車を発見。
驚いて教習生の顔をよくみたら、おばさんだった。
チャキチャキなかんじなんだろうな。教官も強く言えないのかな。
私もそんな度胸のある人間になりたいものだ。
そういえば、鷹の台ホールのところで教習所の案内はよくあるけど、
教習車が何気に止まっていたのには、さすがに驚いた。
学内の普通の車たちの横に、「仮免許」って書いてある車がある、
なんともシュールな光景。
忙しかったから車種まではちゃんと見なかったが、(マツダっぽかった)
ずいぶんこじゃれた車で教習するんだなあと思った。
それも顧客獲得ための企業努力なのだろうか。
たしかにムサビの近隣には2つの教習所があって、ムサビ生を
取り合っている現実があるから、あの手この手を使うんだろうな。
私が地元で乗った教習車は、一般的なトヨタ・コンフォート。
多くのタクシーとおんなじ形のやつ。
今思えば、よくあんな長い車で細かい道を走っていたなと思う。
今はさらに細い道を走っているけど、もっと小さい車だし。
大体、街乗りだけなのに近所の人とかよく巨大な車に乗るよなあ。
うちの4件隣が幼稚園なのだけど、お迎えでずらりと止まる車は
エルグランドとかステップワゴンとかの巨大なやつか、軽のどっちか。
見栄か便利さか、という選択しかないのね。
新興住宅地っぽくて、なさけないよね。
てゆーかお迎えは歩きかチャリだろ。
私が今欲しい(夢)車は、家の車よりさらに小さい車。
日本は狭いんだから、小さい車が合理的ってもんだ。
でもそいつは小さいくせに、中身がハイテクで、値段が高い。
外車だし、街で出会うことが滅多にないもんで、たまに会うと、
ものすごく幸せな気分になる。月に2〜3台くらいしか会わないけど。
うるうるしたおっきな目と、にまっと笑った顔が幸せ。
早く自分の車買えるような身分になりたいものだね。
小さい車で、巨大な車をあおってみたいものだね。
›April 08, 2007
ご当地ジャニーズ提案
CMを見ながら父が私に、
「関ジャニって何?」
と尋ねた。
文字にすると、よくあるおじさん質問だけど、問題は発音。
「セキジャニ」と読んだのである。
下関あたりで活動しているジャニーズのグループなんだと思ったらしい。
私は驚いて「そんな、鯖じゃあるまいし!」と咄嗟につっこんだけど、
後々よく考えてみると、なかなかおもしろいではないか。
山口県の、ご当地アイドル。関門海峡バックに歌うプロモとか。
そういうの、各地で結成して、地域振興なんていいじゃない。
ジャニーズの影響力って、とてつもないから、それをうまく活かせば
地方の活性化につながるし、明るい日本列島になるじゃない。
私の住む地域だったら「玉ジャニ」だ。
私は別にとりわけジャニーズが好きなわけじゃないけど、
玉ジャニのメンバーは全員わかる、とか、
商店街にポスターが貼ってあって、
市民会館でやるライブにはおじちゃんおばちゃんも多く来るかんじの、
地域密着型、全国展開、いいな、そいういうの。
平和だな。素晴らしい計画じゃないか。
父よ、あなたはパイオニアだ。
最近新年度で忙しすぎて頭が疲弊していて、
こんな妄想をふくらませながら現実逃避する日々。
ジャニーズ、じゃなかったフレッシャーズのみなさん、
新生活、疲れると思うけど、有意義に毎日を過ごしてください。
私もがんばります。
新入生のみなさん、入学おめでとう。
これからヨロシク!!!!!
okina_maro@hotmail.com
›March 23, 2007
限定もの
パスモサービス初日に、狙ってた記念パスモをゲット。
11万枚限定。噂によると、1駅300枚。
鉄道オタクの行動を読んで作戦を立て、並んでゲット。
記名です。ふふふ。
「限定」という響きには魅力があるが、
今回は特に、このデザインに魅力を感じ、欲しくなったのだ。
スイカとパスモは、CM合戦で客の取り合い。
JRと私鉄は仲悪い、っていう印象が強いのに、
このデザインは、ペンギンとロボットが、
お互いを見つめて笑顔なのよう!!!
なんという平和な光景!!!
仲良き事は美しきかな。
幸せ
でもまだ使ってない。
毎日にやけながら手に取って眺めるだけ。
使いたくてうずうずしてる、春休みの今日この頃。
okina_maro@hotmail.com
›March 03, 2007
怖いものを克服するきっかけ
誰にでも怖いものは1つや2つあると思う。
おきなまろはよく、怖いものなしのような印象をもたれるのだけれど、
ほんとは怖いものが山のようにある、小心者である。
ただ、泣くほど恐かった筈なのに、だいぶ克服できたのは、歯医者。
とにかく、板の上の鯉のごとく仰向けになって口を開けたまま
動けずに歯を削られている状態が恐くて、小さな虫歯の治療でも半泣きだった。
だが、事務やカルテ整理だけだと思って応募した歯科のバイトで、
治療に携わる歯科助手の仕事をするようになってから、若干恐怖心が薄らいだ。
人の治療の光景を見ているのは平気。他人事。だって仕事だから。
で、自分の番になっても、まあ先生や衛生士がみんな知ってる人だし、
今何が行なわれているか全てわかるから、まあそんなに恐くはないということだ。
(でもやっぱり恐いのは恐いけど。まだ普通の人並に落ち着いて治療は受けられない。
治療中は醜態さらしまくり。参:2004年10月「こわかった話3編」)
以前の自分では信じられないことだけど、現在矯正治療中でもある。進歩。
で、私が恐いものの上位に入るものもうひとつ。「電車」
朝晩の混雑は地獄。急行は乗れない。長距離もだめ。
そんな私に舞い込んできたバイトが、PS3のソフト「レール●ァン(電●でGO)」の
攻略本を編集するにあたっての、動作確認をするというもの。
原稿のとおりに操作し、出てくる画面や動作が正しい内容になっているか確認する。
いつもはゲーム系に強い妹がやるだろう仕事だけど、卒論中なので私に回ってきた。
やたら光沢のあるPS3本体と、ソフトと、原稿の束が届く。
接続し、やおら開始。 ………問題発生。
家庭用ゲーム機に触れてこなかったこれまでの人生のおかげで、操作がわからぬ。
電車を運転しながら確認していかなきゃいけないんだけど、
運転だけで精一杯。しかもすぐ駅でオーバーランして、運転中止、やり直し。
チクショーーーー仕事にならないではないか!うらめしや中央線。
とにかくオーバーランしないために、駅でものすごい減速して、
ちまちま止まったり動いたりして、停止線付近まで行く。
なんて迷惑な運転。一応、停止線前後5メートルまでは許してもらえるんだけど、
普通の電車はドア位置50センチずれただけでもチッって思ってただけに、
ごめんなさいごめんなさいと言いながら運転していた。
更に、ボーっとしてカーブで減速を怠ると、ATSが作動し緊急停止してしまう。
「只今線路で異音がしたため、安全のために緊急停止いたしました。
お急ぎのところご迷惑をおかけしました。まもなく発車いたします。」
と、勝手にアナウンスしてみる。横で見ていた母に、うそつき呼ばわりされる。
結局、東京駅にゴールしたら、4分の遅れ。今度は本物の謝罪アナウンスが入る。
一応、動作確認はできたけど、ものすごく疲れた。
ただ、この仕事をして、ちょっとだけ、電車に親しみを持つことができた。
1分の遅れなんて、なんとも思わなくなったし、途中で減速しても、カーブだなと
わかるようになったし、「あ、今惰性走行中だ」なんて、運転の仕組みも
ちょっとわかっておもしろい。苦手な電車を少し克服するきっかけになるといいな。
okina_maro@hotmail.com
恐い話ついでに、もひとつ。
昨日こわかったこと、風呂から上がってふと携帯を手にとったら、
着信履歴に、「企画広報課」と「手羽さん(携帯)」がたてつづけに!?
こわいですねー
これはこわいでしょー
恐怖の着歴でしょー
何かあったの???
こわくて悩んだけど、かけてみたら、
「○○さんの電話番号知ってる?」
ってそれだけかよ!
あー心臓に悪い。
›January 12, 2007
年末年始
あけましておめでとうございます!おきなまろです。
いやはや、この休みは、本当にゆっくり休んでしまったもんで。
トヨタ杯・スケート・天皇杯・ニューイヤー駅伝・箱根駅伝・高校サッカー・・・
なんだ、スポーツばっかりではないか?
でも、昨年はトヨタ杯なんて全く観れなかったし、
高校サッカーも決勝しか観てないし。
ほんと、完全に正月気分を満喫したのは何年ぶりでしょう。
なんて言ってると、4年生から槍が飛んで来そうだけど、
私だって前までは、課題とか課題とか課題とか卒制とか修論とか・・・
だからいいじゃないたまにはね。
正月ぼけが、抜けきらなくて困る今日このごろ。
電車が苦手なおきなまろ、せっかく運転免許をとったのに、あちこち出かけたいと思いつつ、
なかなかできないでいる。最大の原因は、運転技術や度胸うんぬんではなく、
我が家の駐車スペースにある。(下図)
こんな感じ。
どうやって出るの?って思うでしょう? みっちりなのである。
どんなに上手い人でも、最低2回は切り返さないと出られない。
これでもコンパクトカーだ。でかい車は入らない。
それでも最近は、私も2回で出られることが多くなってきた。
でも、どうやって入れるの?って思うでしょう?
入れたヤツ天才じゃねーの?って思うよね?
そう、それが最大の悩み。
まず大通りから、細い小道にバックで入ってきて、一回角を曲がると、
ウチの駐車スペースが見える。そこまでも大変。
で、きちんと四角い空間じゃないから、進入目標もさだめにくくて、
しかも前後が狭いから、切り返しまくってジワジワ入らねばならない。
更にウチの車、ちょっと昔のCVT車だから、クリープ現象がない。
もうーーーめんどくさいのだーーーっ!
教習の時、家の駐車を懸念し、頼み込んで縦列駐車の補習をしてもらったけど、
ちっとも役に立たぬ。教習所の縦列駐車スペースって、超広いわー。
しかもあの時は、断続クラッチというジワジワに便利な方法があったしさ。
そんなこんなで、ガイドしてくれる父がいる時しか運転してない。
ああ、なんて未熟。
精進しないと。
というわけで、相変わらず遠出せず、
近場でこまこまと動いていた正月でありました。
でも、どこか遠くへ行きたい。知らないまちへ行きたい。
okina_maro@hotmail.com
›November 02, 2006
健康運
雑誌を片付けていたら、占いで今年一年の運勢が載っていた。年始めのやつである。
体調が下降気味、みたいなことが書かれていた。大病はしないけど、ちょくちょく
不調がありますよ、気を付けなさい、というかんじ。そういや正月のおみくじにもあったかも。
占いは好きだけど、見てすぐ忘れる。信じる信じないとかあまり考えないのだが、
ちょっと振り返ってみると、なんとなくこれかなと思うことが…
その1。
健康診断で貧血発覚。要受診レベル。
でも自覚症状もなく、特に困ってなくて、知らなきゃそれで幸せだったのに。
結局、今まであまり食べなかった肉を多めに摂るように気をつけて生活している。その程度。
突然貧血になって気分悪くなって倒れて、というのだったらよくないけど、
私の場合、慢性的に数値が低いってだけで、生活に問題はないので、いいじゃんもう、貧血でもさ。
でも、献血できなくてごめんなさい。
その2。
コンタクトを始めてみたら、ドライアイ発覚。
1dayだから、異物感や痛みはないのだけど、とにかくすぐ乾く乾く。モイストタイプなのに。
日常的な使用は避け、6時間以上装着しない、という医師の指示。コンタクト生活デビューならず。
結局不便。専用の点眼薬を常に持ってないといけないし。そろそろまた検診行かなきゃかな。
それでも、サッカー観戦に行った時は、広い視野でくっきり見えるから感動した。
今後の生活→裸眼、時々眼鏡、時々コンタクト。選択肢がひとつ増えたと前向きに考えようか。
常時眼鏡生活に踏み込めないでいるけれど、徐々に慣れた方がいいのか。
その3。
自動車教習所の適性検査(全部正直に回答)、精神的健康度が低判定。
「内気で冷静な面、神経質で繊細な面、そして冷たく利己的な面などがあって、決して
単純な性格ではありません。」
これ全部自覚してるし、よく人にもいわれる。てことは単純でわかりやすいんじゃないだろうか。
「普通の人より、心配したり悩んだりする事が多い方です」
知ってます!余計なお世話!
「クヨクヨ考え過ぎて事故にならないようにしてください。」
話が飛躍しすぎだよ!なんでクヨクヨが事故になるのさ!
でも、総合評価は高かった。こんなにコテンパンに言われてるのになぜ?
てことで、気を付けます。安全第一。
こうして見てみると、プラス方向に動こうとした時に、良くないことが出てくる。
それも大したことないレベルで。 でも「普通の人より心配したり悩んだり」なもんだから、
やっぱり嫌である。いちいち気にしたくねえんだ!てやんでい!
ということで、健康運悪めの今年、残り2ヶ月は余計な動きをせずおとなしくしてようと思う。
ひとまず11月のささやかな目標は、目を酷使せず体調を整え、裸眼で免許の適性検査に臨み、
ギリギリセーフで免許証に「眼鏡等」の文字を入れないようにする。目指せ片目0.3!
望みは薄いが、少しだけがんばろ。
okina_maro@hotmail.com
›September 13, 2006
遅いっ!
手羽さんから、(銭にならない)仕事をおおせつかっているのだけど、
いっこうに作業がはかどらない。というか、始めてないんだけど。
いや、頭の中ではイメージできてきてるわけ。あとは作業するだけなんだけど。
困るよね、美大の課題とか、そのたぐいの仕事とかって、
脳内作業が多いのに、表向きにはいつまでもダラダラしてて、
ギリギリになって急いで始めてるような怠け者に見える。自分でもそう見えるし。
いや、でも今は、まじで怠けてるかも。だるい。
今日は朝イチで自動車教習行って、凹んで帰って来て、精神疲労中。
おきなまろ、教習中はいつも、「遅い」って言われっぱなし。
ウインカー出すのが。右折のタイミングが。減速が。ブレーキが。
徐行始めるのが。障害物をよけるための進路変更が。
狭い路地で対向車に気付いてから対処するまでが。
エンストしてからエンジンかけるまでが。
「遅ーい! 遅いよ! ほら遅いって!」
という教官の声が、耳から離れないまま毎回帰宅。
ほんと、私って何やってもトロいんだな・・・けちょん。
で、やっぱり仕事を始めるのも遅いわけ。
今度は手羽さんの声で「遅ーーいっ!」と聞こえてきそうで、
こわいから、とりあえず昼食にしよう。
じゃなくて、仕事にとりかかろう。
okina_maro@hotmail.com
›July 15, 2006
高校時代を思い出す
摂氏36度と稲光の今日、高島野十郎展を見に行ってきた。
真っ向ファインな展覧会に行くなんて、ものすごく久しぶり。
もともとそんなに展覧会系は行かない私。珍しい行動。
母がチケットをくれたのだが、チケットの絵になんか惹かれたんだな。
それで、行ってみてやっぱり、いいなと思った。
絵の見方や技法や構図のうんちくなんてちっともわからないけど、
画面の質感が、好きなタイプの絵なんだな。
で、写実なんだけど、なんていうか、込められた個人的な感情が
伝わってきちゃうというか、うまくいえないんだけど、、、、、
とにかく、その質感が好きで、高校で油絵をかいてた時は、
そういう画面にしたくて、そういう風にがんばっていた。
ということを、帰りの電車で稲光を嵐を見ながら、思い出していた。
美術の時間、油絵具のかたまらなさに、絶対に授業の時間では
たいした完成度の絵にもできず中途半端に終わるな、と思い、
静物のモチーフたちの中から、ホーローの黄色いポットと
その下にクシャッとなっている星条旗だけを、必死で細かくかいた。
その他の、ビンやらリンゴやら剥製やらは、歪ませて
マチエールというか混沌な状態にしてしまった。
クラスの作品を並べると、あきらかにこいつふざけんな的に
目立つものができあがってしまったのだけど、
その時の先生は、「ポットがかきたかったのがよくわかるね」
と一言だけ講評して終わらせた。 拍子抜けだった。
そういえば、最初の油絵の授業ではくじ引きでペアになった人を
モデルにしてかくっていうのだった。私のペアは、なんだか
妙に生気のない女の子で、目がうつろで、やだった。
みんな初めての油絵なので、素直に肌を肌色に塗っている中、
私は地塗りを黄色にし、あとは青や緑や紺や黒や白で画面を仕上げ、
青白く冷たい肌で、目にだけは輝きを与えた姿にした。
初々しい肖像画たちの中に、呪われたような恐ろしい絵が一枚…
その時は、先生には何も言われなかったからビクビクしていたら、
学期末の成績がやたら良くて、拍子抜けだった。
性格的にも浮いていて、作品も異端な私を、
特に異端視せずにいつもちゃんと評価をつけてくれたその先生は、
講評で笑顔でイヤミを連発してくる上に、
女生徒に指導する際に、異様に接近するため、
軽くセクハラよばわりされて嫌われていたのだけれど、
私はどうしても嫌いにはなれなかった。
何度となくイヤミを言われても。くうっ、と思いつつも。
美術系だったから、美術教師は何人もいたけれど、
その先生は、今、また会いたい美術教師ナンバー1。
ひさしぶりに、母校を訪ねてみたくなった。
okina_maro@hotmail.com
›July 10, 2006
梅雨時のちいさな意気込み
梅雨時は体調が悪い。
湿気が多くて、頭が重くなる上、思考力が低下する。
月曜が雨だと、気持ちが落ち込む。
もう学校へ行きたくなくなる。
だるい。さぼりたい、さぼっちゃおう。
と、学生時代なら日記に書いていただろう、今の時期なら。
更新が止まって、久しぶりの更新で、つらい、とか書くパターンだろう。
どっこい、社会人おきなまろは違うぜよ。
雨だろうが月曜だろうがW杯決勝だろうが前日バイトで疲れていようが、
いつもの時間に始業です。7時35分、おうちを出発!
もう、このリズムむりやり作っちゃったから、楽なもんだ。
学生の時だったら、とてもできない朝の月9。
毎週ちゃんと1限に出てるまじめな学生、えらいよ!
でもやっぱりむりやりリズムでいくと、学生でもできるのかな。
そういや学部1年の時は、やってた気がする。
低血圧だから、朝起きるのに体力をつかうけど、えいっとがんばって
続けられればこれが意外と体調もよく、加えて最近これといったストレスもなく、
元気ですよ。 暑くても、けっこう負けないかんじですよ。
今年の夏は、久々に鬱モードおきなまろが登場しなくて済むかもしれない。
日記更新が久々な理由? 単に忘れてただけさーーーホホホ〜
なんて思っていたら、今週でもしかして授業最後? 前期おわるの早いなあ。
試験週間と博物館実習週間があるから7月いっぱいは学校へ行くけど、
8月って丸々なつやすみ?
やっべー!鬱が懸念されます。
何かをしないと。
何か、生産的なことをやりたい。
または、発散的なことをやりたい。
考え事だけはやめよう。
さあ何をしよう。
単に夏が来ただけで、夏だ!とうかれてるバカなやつみたいに、
夏をとことんバカに楽しくすごしてみよう。
夏を嫌うのを、やめてみよう。
夏談議。
昨日バイト中に有線(オルゴールバージョンのBGM)で、
倖田來未の次に流れた曲が、なぜが「夏の日の1993」。
♪1993 恋をした oh 君に夢中 普通の女と思っていたけど・・
いきなり ひと昔 さかのぼってしまったよ〜
耳に残ってしまって、更に原曲へと変化し、
今日は一日中、頭の中で壮大なハモりが繰り広げられていた。
でもおきなまろ的に、ポジティブ時は夏歌といえばこの曲。
うーん。いい曲。
ちなみに、やけっぱち時は、大黒摩季「夏が来る」
昭和人の香り。
でも同年代との懐メロトークは結構盛り上がるよなあ。
あ、そういや1993年は実はもう平成だなあ。
平成かあ。
今度の現役受験生は、平成生まれだなあ。
小渕恵三が「平成」って掲げた姿のリアルな記憶とか、
えー?平成? 普通じゃん、だせー、と思ったりした経験を、
持ち合わせていない世代だなあ。
気をつけないと。
また今年も誕生日が近づきつつある。
okina_maro@hotmail.com
›May 11, 2006
元宇宙人
友人の家に遊びに行った。
部屋に入ると、地球外生物がひとつ転がっていた。
友人の子である。
なんて失礼な言い方だ、と思うかもしれないが、決して狙った表現ではない。
異様に小さい上に、フゲ〜 とか メェ〜 とか妙な声をあげるので、
とても人間には見えないのである。
その子は2月に生まれたが、早産だったので、本来の予定日から換算すると、
まだ生後3週間。体重も3キロちょい。バリバリ新生児。
私は歯科医院のバイトで、治療中の患者さんの子供をだっこしてたり
することもあるので、そこそこ赤ん坊に慣れてはいるものの、
ここまで生まれたばかりの小さな子に触れるのは、妹以来、実に21年ぶりだ。
だっこする人が怖がってると泣く、と言われたが、怖いに決まってるだろう!
だが、すでに半泣きのところを渡されたら、なぜかすーっと泣き止んで、
そのまま睡眠突入。ミルクの時間まで1時間きっちり、私の上で爆睡しやがった。
友人と喋りながらげらげら笑っても、TVをつけても起きやしない。
いい根性してるじゃないか。
しかしまあ、赤ん坊の小さいこと。
じーっと眺めた後、ふと顔をあげて友人をみると、なんと巨大なこと!
不思議だ。 今私のまわりにいる人たちも皆、ホントに昔このサイズだったの?
親戚連中は、私は赤ちゃんの頃から顔が変わらないと口をそろえるが、
そんなわけなかろう。帰宅後久々にアルバムを引っ張り出し、自分の写真を見る。
ああ可愛い赤ちゃんね。でもやはり写真じゃわからない、あのスケールの小ささ。
確かに自分でも、これは自分だと思う顔をしているけれど、
やっぱりその時は地球外生物的サイズで、今このサイズになったのだと思うと、
鏡にうつる自分の姿が少し、恐ろしくもあり、すごいなとも思う。
まさに生命の神秘。 ちょっと大袈裟か。
okina_maro@hotmail.com
›April 16, 2006
だらだらな休日
休日。
どうせ仕事で疲れてるだろうと思って、週末バイトを入れていなかったから、
3連休。
でも、まじで何もしていない。
よくぞこんなに眠れると思うほど眠っている。
実は自分でもわからないほど激しく疲れているのかもしれない。
だらだらとなんとなく過ごすだけの休日。
やっぱりサッカーは外せなくて、TV観戦の時だけやたら元気になる。
で、今年からtotoが携帯予約してコンビニ発券ができるようになったので、
今年からできたミニtotoをやってみた。2口200円買ってみた。
結果、1試合はずれ!!!!!
チクショ〜名古屋が勝てば当ったのに!
名古屋のせいで、億万長者の道が絶たれて依然借金かかえたままの人生じゃないか!
と思って今朝新聞を見たら、1等配当金は1196円。
ミニだし、私が1試合しかはずさない試合結果なんて、誰もが予想済み。
そんなもんだ。
okina_maro@hotmail.com
›March 28, 2006
腹痛週間
ここ1週間ほど、なんとなく腹具合がよろしくなかったが、
2日前から、しっかりお腹をこわしてしまった。
卒業式が終わって、2年分の緊張が解けてしまったのだろうか。
本来私は、わりと胃腸が丈夫な方で、いや、プレッシャーとか
緊張する事を前にすると簡単に下るのだけど、普段は
シェイクを一気飲みしても、腹を出して寝ていても、
賞味期限の切れたものをたべても、びくともしない。
それだけに、腹を内側からよじられるような痛さにおそわれ、
動揺しまくり。 おかゆ?え?病人ぽいじゃん、
ふつうの堅い飯たべたいよーーーーーー!!!えーんえーん!!
寂しい内容の昼食をすすりながら、ぼーっとみていた教育テレビ。
偶然にも、健康特集で、侮れないお腹のトラブル、と題し、
どこかの大学の消化器科の教授がゲストに喋っていた。
便秘や下痢にならないために、生活の中で気をつけることは、
〔1〕規則正しい生活
〔2〕食物繊維を摂る
〔3〕適度な運動
そんなもん当たり前だーーーーーーーー!!!
わかってるよ誰だって!
それができる生活してたら今悩んでませんよ!
大体それだけのことをわざわざ偉い先生呼んで言うなっての!!!
今の私を救ってよ先生ーーーー!
完全にイライラしています。猛犬注意。
栄養が足りていないから力が入らず、でも知力体力に関しては
発熱性の風邪ほど消耗しておらず、もう、何をして過ごそうかと家中ウロウロ。
そうだ、力が抜けている時は、ピアノがいいんだった。気分転換。
余計な力が入らないから、意外とさらっと弾ける。ここしばらく弾いてなかったなあ。
そういえば、妹が先日部屋の整理をしていて、中学時代の合唱曲集を発掘した。
懐かしい曲ばかりずらり。私は伴奏は滅多にやらず歌ってた方だったので、
初めて伴奏部分を弾くものが殆どだが、けっこう音を覚えていて、すんなり弾ける。
楽しい。
そしてある1曲で、ふとなにやら心に響いた。
「旅立ちの日に」
秩父の中学で、校長が作詞し、音楽教師が曲をつけて、教員が卒業生に送った歌。
口コミで広がり、今では全国的に仰げば尊しや蛍の光に代わり卒業の歌として定着。
私はちょうど転換期で、仰げばも蛍も旅立ちも歌った。なつかしい。
やたらと、ピアノの前奏や間奏が、郷愁を誘うようなメロディーなのだ。
そうか、卒業か。
10日前の卒業式では、涙なんて全く出る気配もなかったのに、今になって
弾きながら、だらだらと涙と鼻水が流れ、でも手がふさがってて、もう顔面洪水。
ただでさえ体調が下降してナイーブになってるから、テキメン効いた、青春の歌。
はやく回復したいぜー
「旅立ちの日に」はこんな曲。 知らない方はぜひ視聴を。
※ブログの文中に、Flashがあって、そこで再生。
読み込みに少々時間がかかり、音がけっこうでかいが、
でも他のHPのものより、ピアノが綺麗で合唱部分のハモリ具合の再現が忠実。
›March 21, 2006
日記らしい日記
今日(もう昨日か)は、目覚めるともう昼だった。
軽く手抜きのオムライスを作って食べ、コーヒーをがぶり。
頭がガンガンする。肩もバリバリ、気分はイライラ。本日絶不調!
前日は1日バイトで、その前の日は、手のかかるケーキを焼き、
その前の前の日は卒業式で、更に前の日は、、、、
と考えていくと、最近結構忙しかった。疲れたのだ。
以前、医者に言われた。
「自分が疲れたと自覚するのは良い事。疲れに気付かないと危ない」
というわけで、今の自分は危なくない。夕方までダラダラすごそう!
だが、ダラダラしようと思うと、妙なことが気になって動きだしてしまう。
そういえば、奨学金の返還について、疑問があったんだった。
やおら返還のてびきを取り出して読む。繰上げ返還に報奨金!キラリーン☆
そのうち学生生活課に聞きに行こうと思っていたが、学生機構に
電話で問い合わせて手続きをすればいいらしい。そして受話器をとり、ダイヤル。
「ぷーっぷーっぷーっぷー(話し中)」
悔しい。もう一度。
「ぷーっぷーっぷーっぷー(話し中)」
悔しい。もう一度。
「…この電話は、ナビダイヤルでお繋ぎします。…ぷーっぷーっぷー(話し中)」
わー、ちょっと近づいたのに!悔しい。もう一度。
(以下繰り返し)
なにもそんなに急ぐ事はない。混んでいる時間を避けるとか、日を改めればよいのだ。
だがこれは、サッカーファンの悲しい習性だ。
チケットとりの時は、つながるまで根気よくかけつづける。
話し中の音を聞くと、またダイヤルせずにはいられなくなるのだ。
そんなこんなで、タイミングを見計らってはリダイヤルし、
結局つながったのは1時間半後。 無事、問い合わせ&手続きに成功!
チケットがとれたかのような爽快感。少し元気になった。
ばかだねーーー!
その後、呼び出しがかかって夕方にごそごそと出かけてゆき、風神亭でしっとり飲み、
ひょんなことから、その場のメンツにムサビコムライターだということがバレ、
開き直ってがつがつ食べたら、なんだかとても元気になった。家路でかるくスキップ。
明日(もう今日か)のレッズ試合TV観戦のため、体力を蓄えるべく、そろそろ寝よう。
okina_maro@hotmail.com
›September 30, 2005
笑顔の貴公子
ふと思った。
ヨン様は、あの笑顔、地顔かもしれない。
普通にしてるとあの笑顔。
役者として、真顔になるときに、顔の筋肉にぐっと力を入れる。
力を抜くと、またホワーンとあの笑顔。
わざとらしいほどの満面の笑みは、実は楽な表情なんだ。
悩んでる時とかでも、あの顔なんだ。
人と逆なんだ。
絶対そうだ。
じゃないと疲れるよ。いくらプロでも。
›September 28, 2005
ちゃりちゃり
新しいマイカーを購入しに行った。
古いのは、もう15年近く乗って、あちこちへこんでて、
かなり錆びもきて、ガコガコ音が鳴り、先日ブレーキがブチッと切れた。
そう、マイカーとは自転車のこと。
おきなまろにとっては、重要な足なのである。
車買う分も免許取る分も、学費につぎ込んでる貧乏院生。
せめてメインの移動手段である自転車は、いい物を!
というわけで、近所のブリヂストンへ。
店内を見回す。
全て質が良いのは確かだから、見た目を重視して選択。
やっぱり見た目も大事でしょう。前のやつもこだわった。
スマートで、シャフトドライブ、車みたいでかっこいいZE!
今回目に留まったのは、クラシックな雰囲気の一台。
ボディはオリーブ色でタイヤは茶色、クラシックな形。
いいんでない?今までのスポーティーなのとは一変して渋い。
変速はつけますか?との問いにはNO。
つけない方が安いというのもあるが、ブリヂストン程の品質の
製品ならば、ギアチェンジしなくても坂くらい軽くのぼれる。
脚の筋肉が鳴っているぜ。朝めし前よ。
ハンドルとサドルの高さを調節してもらい、いざ店を出発。
スイスイ。
いいなあ、やっぱり新しいものって嬉しい。
というわけで、最近生気がなかったおきなまろ、少し元気になってきました。
かわいいじゃないかコイツ、名前でもつけてやろうか、と、
ふとボディに目を落とすと、製品名「ロココ」
……ロココ…………ロココ……
ハチクロで、ロココに苦しんでいた竹本しか思い浮かばない。
もう、他の名前が思いつかない。
Newマイカーの名は、「竹本」になってしまうのか!
自分探しへレッツゴー!!!?
okina_maro@hotmail.com
›September 17, 2005
しぶとい蝉
おきなまろ、夏バテしていた。
今年は特にひどかった。半端じゃない。
特に、8月の記憶がほとんどない。
自分の人生において、7.8月はないものとして考えた方がいいかもしれない。
おきなまろの1年は10ヶ月である。
これからもまだ残暑がつづいたら、もう生きていけない気がする。
ふう
誰かヘルプ…
›July 15, 2005
国民的品目との出会い
先日、家で初めて肉じゃがを食べた。
世の中の男は皆肉じゃが好き、などと言うが、我が家は父が嫌いなので
一度も食卓に上ったことはなかった。
だから私の中の肉じゃが像は、給食で出たあの、ジャガイモがとけていて肉が少なく
タマネギでカサ増ししたような、妙な食品でしかなかった。
しかし父が出かけていたその日、母は何を思ったか突然肉じゃがを作った。
この二十数年積もりに積もったストレスをプチ発散だろうか。
食べてみると、これがとてつもなくウマいのである。おふくろの味、新発見!
肉じゃがを上手に作れる女はモテるなどというが、うちの母はまさにそんな女性だった。
父はなんと勿体無いことをしているのだろう。バチがあたるぞ。
おきなまろ、料理はするが、当然肉じゃがは作ったことがない。
次に作るときに作り方解説してよ、と頼んだら、簡単なのよ〜とその場で
口頭で教えてくれた。確かに決して難しいものではないようだ。
お見合いなんかで「得意料理は?」との質問に肉じゃがと答えてる人も、
実は料理のウデ大したことない場合もありそうだ。危険。
こんなに簡単でウマい料理が、世の食卓の常識であったとは、感動だ。
この歳まで、なんて狭い世界で生きていたのだろうか。
ぜひこの日本のおふくろの味を、自分の人生に取り入れよう。
今度は定食屋や鷹の台ホールでも肉じゃがを食べてみよう。
学ぶべき日本人の心である。
okina_maro@hotmail.com
›June 24, 2005
あなたのお名前は?
歯科でバイトをしていると、最近の子供たちの妙な名前によく出会う。
こんなかわいらしい名前で、おっさんやおばさんになったとき、
「私はこういう者です」と名刺を差し出すのは恥ずかしくないだろうか。
先日は「廉」という名前の子がいて、ずいぶん古風な、と思ったのだが、
カルテに「レン」とフリガナが書かれているのを見て、
なんだやっぱり響きは西洋チックなんだな、と思った。
おきなまろ、自分と同じ名前の人とご対面したことがない。
いそうで何気にいない名前なのだ。苗字はたまに発見するが、
名前の方はわりと珍しく、あだ名も名前からつけられることがほとんど。
私が生まれる前、両親は「男なら太一、女なら虹子」と話していたらしい。
しかし生まれてから、偶然見たCMで、お菓子の名称に使われていた
漢字を気に入り、予定変更して名前に使われた。(そのお菓子は今もある)
ただ、候補となったと聞かされてきた2つの名前にも愛着があるもので、
国分太一や清川虹子には若干の親近感を覚える。
自分の名前、気に入っている。
子供の時にはなかなかシブく、歳をくってもそこそこ洒落た名前。
世界一だと思う。
しかし、それをいうと親を褒めているみたいで、複雑な気分だ。
由来はお菓子なのに。
okina_maro@hotmail.com
›June 16, 2005
芸術の梅雨
天候が不安定なせいか、顔にうっすら湿疹ができて、かゆくて、
皮膚科へ行った。
基本、病院は怖くて行きたくないし、薬も嫌なのだが、
ただでさえベタベタした季節はウザイ自分の髪の毛が、
顔に一本かかるだけでチリチリしてイライラして、
でも頭の形が激悪だから短髪にするわけにもいかず、
意を決して皮膚科へ。
結果、飲み薬が出なかったのはとても嬉しいのだが、
塗り薬が5種類も出た。
2タイプの症状を同時に発症し、しかも目の周りや口の周り等は
それぞれ別々の強さの薬が出されたためである。
塗りわけが実に面倒だ。
しかしこうもカラフルにチューブ状のものが集まっているのを見ると、
創作意欲がわいてくるのは、美大生の妙な習性だろうか。
これを使って絵がかけそうに見えてくる。
しかしきれいに塗り分けても、自分の顔、ちっとも作品にならず。
okina_maro@hotmail.com
›April 26, 2005
きもちわるい形を考える
私は杏仁豆腐が好きだ。
温かい時期になると、安売りの杏仁の素をまとめ買いする。
粉を溶かしてバットに注ぎ、冷やし固めて、盛り付けて食べる。幸せ。
しかし、盛り付ける際にちょっとした問題がある。
平らに固まった杏仁には、包丁でまず縦に数本筋を入れ、
つぎに斜めに入れる。そうすると全部があの菱形になるのだが、
切込みを入れてから器に盛る際に、切れ目がずれて、平面に
妙なスリットと立体感が生まれる、その光景がきもちわるいのだ。
私がきもちわるいと思う形は、■が多い。■は人工的な感じのする形だ。
自然のものが、■に切取られて複数並んでいる状態が一番嫌だ。
例えば、ところてんをニュルっと押し出して、出てくるときの形。
たぶんこれが断面が●だったらそうきもちわるくはないのかもしれない。
他には、朝食りんごヨーグルトの、前のCM。画面いっぱいに映し出された
大きなりんごが、パーッとはじけて角切りになる光景。
いくら山田優がかわいくても、あのCMが始まった瞬間顔を伏せていた。
母は、水玉模様を異様に嫌う。●は自然っぽい形だが、それを
規則的に並べた状態が趣味が悪い、鳥肌が立つ、という主張だ。
HAPTIC展で、おたまじゃくしコースターという作品があった。
有機的なものが整然と並んでいる状態は、ゾッとする感覚を呼ぶ、
といったようなコンセプトの作品。
まさにこれじゃないかと思う。
有機的なものに、人工的な要素を加えた状態は、反自然的で、
人間の本能として、受入れにくい部分があるのかもしれない。
ゾッとしてきもちわるいのは、ある意味、危険を感じているような気もする。
歯科でのバイト中、口腔外科手術の助手をする事があるが、
その時に、歯肉にメスが入って、微妙にパクッとなった状態を
見るのがおそろしい。切開して剥離してしまってからは何ともないのだが。
切り込みが妙に人工的で不自然だからだろう。危険センサーが動くのだ。
ただ、杏仁も角切りりんごも水玉も、単体ではきもちわるくない。
集まっているということに意味があるようだ。
そう言えば以前、自分の奥歯がきもちわるいと言った人がいた。
ぎゅっとなっている感じが嫌なのだという。
密集のきもちわるさについては、よくわからない。
似たような事を研究している同級生にきいてみようと思う。
okina_maro@hotmail.com
›April 23, 2005
副産物
何かを考えている時、紙と鉛筆があれば、
そこに意味も無く絵などをかいてしまうことがある人、多いのではなかろうか。
手紙の文章を考えて下書き推敲をしていたのだが、
どうも文章は思い浮かばず、よくわからない絵が紙の余白を埋めていく。
ただでさえ寝不足で、夜中で、頭はボーっとしている。妙な絵ばかりである。
一応文章が出来上がって、清書は後回しにして、その晩は寝た。
そして今日、その紙を見て、変なものを発見した。
卵から孵った赤ちゃん恐竜のような絵があって、その横に書き込みが。
「生まれたばかりのETはつるつるだよ」
妙にかわいい恐竜もどきの絵は、頭の辺りにつるつる光沢が入れてあって、
人差し指が点灯していた。
かいた記憶がない。おそろしい。
›April 19, 2005
涙腺がゆるむ季節
春は別れの季節だ。
もちろん出会いの季節でもあって、新しい出会いが色々あるのだけど、
私はこの春、いろんな人が去っていって、寂しくてめそめそしている。
いなくなって初めて、自分がその人に精神的に依存していたことに気付く。
しかしいつまでもくよくよしているわけにもいかないので、
新しい1年、特に今年は修了制作がひかえているわけで、
がんばっていかなければならないと、奮起しているところ。
ただ、どうしても、涙腺がゆるい状態が続く。
家の裏の山桜が、一斉に散って雪のようで、涙が出た。
レッズの試合をテレビ観戦。久しぶりにやっと勝てたチーム、緊張感が
ほぐれて試合終了後喜ぶ選手達を見て号泣。
電車に乗って来た白い杖のおじさんに、
「どこで降りるんかい?秋津?まだあるね、座るか?角の席あいてんだよ」
と言って手をひいていた、おじいさんを見て、目頭が熱くなった。
サイレンを鳴らしながら交差点にさしかかった救急車を、
一斉にバーッとよけた車と自転車と歩行者、人間ってすてたもんじゃない、
と思って、感動してやはり目頭が熱くなる。
最後の話を学校でしたら、「それは道路交通法できまってんだからさ」と
冷静なツッコミを受けたのだけれど、それを言っちゃおしまいでしょ。
いいことばかりで涙を流すなら、それはそれでいいではないか。幸せだ。
›April 02, 2005
デビュー初日の失敗
携帯の機種変更をした。FOMAデビュー。
といっても、別にテレビ電話をしたいケンジ君やキョウコちゃんがいる訳ではなく、
FOMAの方がパケット単価が安いと知ったからである。計算をしてみた結果、
おきなまろの場合、今までどおりの使い方だとFOMAプランの方が安い。
早速、いろいろ設定をいじっていたが、事件は起きた。
機種変更時に移してもらった電話帳データを、誤って全部削除してしまったのだ。
一瞬何が起きたかわからず。違う画面へ飛んで戻れないのか?と思ったり。
しかし次第に自分のやってしまった事に気付いて、冷や汗が出てきた。
やばい、これからいろんな人に番号とアドレスを聞き回らなきゃいけないのか?
実に面倒くさい。 いっそ、人間関係リセットでいくか。
メールが来たら、あなたは誰?と。
やけになってきた。
私は、携帯を新しくした時は、最初に数時間を割いて、
すべての機能に目を通し、設定を済ませる。
他人の携帯を使っているような感覚から、いち早く脱出する為の儀式だ。
設定をする際には、端末暗証番号を入力する場面が多く出てくる。
いくつもの設定を行っていると、暗証番号が必要な設定の重要度感覚が麻痺する。
それがいけなかった。
前に行っていた美容室の番号を削除しようとして、全件削除をしていたらしい。
暗証番号入力も、「本当に削除してよろしいですか?」という質問にも、
最近の携帯は親切で慎重だなーなんて思いながらどんどん進んでいったら、
結果が全件削除。
しばし、真っ白になった頭をのせてフラフラと歩く体がとった行動の記憶なし。
だが暫くして、机の引き出しの中にふと目に入ったSDカード。!?
以前、ここに電話帳をコピーしておいた記憶がなきにしもあらず。
早速SDカードを入れてみる。フォルダをあさってみる。あった。
開く。ずらりと電話帳データ!よし、インポート!できた!万歳!!!!
すばらしい。きまぐれにコピー作業をしていた自分に感謝。
しかし問題は、インポートしたデータの並び順だ。
全部が、グループ00の中に、ランダムにひしめいていた。検索が超難関。
グループ分け作業にとりかかる。異様に時間がかかる。
友達そんなにいないしメモリーは少ないだろうと思っていたが、
いろんな番号をちょくちょく登録していたようで、やたらと数が多い。
学生生活課とか、風神亭まであって、終了する頃には指が疲労を訴えた。
過去最速のスピードで、新しい携帯は私の手になじんだ。
›March 15, 2005
花粉症7年生
くもり
まだ肌寒さの残る昼下がり
繁華街を行き交う人たちは皆足早に通り過ぎる
しかし私はなるべくゆっくり歩く
道筋を計算しながら
ティッシュがほしいのだ
どんな店のでもかまわない
今の時期にティッシュ配りで宣伝なんて
花粉症の人の弱みにつけこんでるとしか思えず
しかし思うつぼとわかっていても貰ってしまう
そんな空しさが漂う寂しい今日
なんて
実は片っ端からティッシュを貰う恥ずかしさにも
もうだいぶ慣れてきたのだが
諦めきった若者の姿を晒すのもどうかと思い
マスクの中ににやけた笑顔を隠して
うつむいてティッシュを貰う今日もまた
okina_maro@hotmail.com
基礎デとデ情が似ているような気がするがどのように違うか
という質問について。
中にいる人間にとっては、どのように似ているような気がするのかが
よくわからんのである。
それを教えていただけると、違う部分を語れるかもしれないのである。
逆にそれがわからないと、的外れな回答をしてしまうと思うのである。
決定的に違うのは、デ情の縄張りのほうが、教室がきれい、ってことか。
よく似ているのは、学食や自販機や画材屋から遠い、ってことか。
今はこんな回答しかできないでございますよ。
›December 15, 2004
まちかどの八百屋さん
地元駅近くの八百屋さんの店頭に、珍しくカリフラワーが積んであった。
そしてその値札POPにこんな文字。
「東京カリフラワー」
つまりこれは、産地が東京のカリフラワーっていうことなんだろう。
愛媛みかん、とか、下仁田ねぎ、とか、桜島だいこん、とかそんな感じで、
べつにこれといって変なわけではないんだけど、なんとなく響きが笑えた。
お笑いのユニットとか、小劇団の名前みたいなかんじで、お洒落っぽいけど
ちょいダサ。 なかなかナイスな八百屋だと思った。
店頭で写真を撮るのはちょっとはばかられたので、撮影断念。
okina_maro@hotmail.com
›September 23, 2004
体重増加傾向
以前の日記で、矯正ダイエットについて書いた気がする。
歯に器具がついていて食べにくくて、ゆっくり食べるからすぐ満腹になって
消化がよくて痩せるというやつ。あれ、もう慣れてしまって全然効果ナシ。
むしろ、かみ合わせが良くなってきてて、食べやすくなっているから、
どんどん勢いよく食べてしまって、余計量が増える→体重増加。
女性にお勧めとか書いたけど、ダメです。期待できません。
ということで、体重というか胃腸のために、食事量を減らす工夫を考えた。
辿り着いたのは「左利き作戦」
箸を左手で持って食べる。当然食べにくいし、一度に少ししか食べられない。
私は右利きなのだが、なんとなく無意識に左手でやってきたことがいろいろある。
はさみは左右で使えるし、鉛筆削りは左で回すし、自動改札は左手で入れるし、
他にもいろいろ。文字と食事は完全右だったが、左で箸持ちに挑戦すると、
それなりに形にはなるので、早速実践開始。
こないだの学食の豚キムチ丼、ちょっと足りないかなと思ったが、
左手作戦でやったらゆっくり食べて満腹だった。こりゃいい。
しかし、続けるうちに、左手で箸を持つことに慣れてきた。まずい。
右手と交互に使い続けてとりあえず効果を長持ちさせよう。
食欲の秋。
《追記》
日記ライターの皆様及び千葉(仮名)さんへの質問→
最近、新規エントリーを保存する際、トラックバックの送信をしていないのに
「トラックバックアップデート中」と表示され、
全然知らないURLが5つほど表示されるのです。
送信記録には残ってないし、なんか怖い。
そのURLには怖くてアクセスしていないです。
なんなんでしょうこれ。どなたか教えて下さい。
okina_maro@hotmail.com
›September 04, 2004
最近血液型ブーム?
なんでB型っていうだけで変人扱いされなきゃいけないのだ。
私はまじめひとすじ、いたって普通にしずかに生きているのに。
でも別に、なんと言われようと気にせず生活してゆこう。
人から見て変わっていても、自分にとっては普通なのだから。
という感じが、B型が変わり者といわれる原因だろうか。
確かにちょっと迷惑な人間かもしれない。
okina_maro@hotmail.com
›August 28, 2004
手配書
近所で見つけた木の実なのだが、何という名前だろう。
1つのまとまりなのに、実の色が様々。カラフル。
つる性の枝にブドウのような葉、なんか西洋っぽいイメージ。
誰かご存知だろうか。
okina_maro@hotmail.com
›August 27, 2004
招かれざる客
思わず、ぎゃ〜、と声をあげる。別室から「どうしたの?大丈夫?」という母と妹の声。
しかし二人とも来てはくれない。私の声から虫の気配を感じ取ったのだろうか。
そう、ここでいくら私が悲鳴をあげても、誰も助けてはくれない。
母も妹も、虫がいると我を忘れて逃亡する。虫の前で冷静を保てるのは私しかいないのだ。
もちろん私だって好きなわけじゃないけど、むしろ鳥肌が立つんだけれど、仕方ない。
今回の敵はかなりビッグサイズだ。飛んできたらどうしよう。叩く勇気が出ない。
すると、部屋に母の手だけが伸びてきた。持っているのは「泡で固める」というスプレー。
さすが母上。いつのまにそんなものを買っておいたのか。嫌いなもの対策には余念がない。
心の動揺とは裏腹に、すぐ説明を読みスプレーを構える自分の行動もすごいと思う。
逃げる敵をめがけて噴射し、一箇所で固める、静まる、かかった時間10秒程度。天才的。
泡を回収するのにかなり躊躇したものの、飛び散った泡ともに無事紙袋の中へ。偉い!自分!
今日になってもまだ、外にいるセミがゴ○に見えて背筋が寒くなる、夏の終りのひととき。
okina_maro@hotmail.com
›July 15, 2004
節水の夏
昨日、親戚の家へ盆参りに行って、帰りに新宿へ寄った。
私はなんとなく東京に近いような遠いような場所に住む田舎者。そしてひきこもりぎみ。
時々しか行かないから新宿は迷路。幼い頃から何度も通ってる道をも覚える気もないからタチ悪い。
もともと私はとんでもなく方向音痴。吉祥寺駅でも迷う。地図は読めない。(話も聞かない)
いつもは必ず地上をゆく。しかし昨日は暑かった。地下へ入ったさあ大変。
三越から、西武新宿駅まで行こうとしたら、出た所が世界堂…!?
やっぱり空が見えないと、私の方向感覚はめちゃくちゃになる。地上でも危ういのに。
やっとたどり着いたサブナードで、お洒落な100円ショップを見つけた。
きっと、次の機会にここを目的地にしたら、また彷徨うことになるんだろう。欲しい物は、買っといた。
トウキョウはいやだねまったく。 って、どこででも迷えるおきなまろだが。
›June 18, 2004
携帯形態
›May 17, 2004
KERO
今日のように天候が中途半端なとき、電車に乗るのが大嫌いだ。
いつも以上に空気が重く閉塞感があり、降りてしまいたくなる。降りてしまうこともある。
五月病の疑いが強まっている今、大した距離ではない学校までの電車もハードルである。
今日、もう降りたくなっている時、途中の駅で私の隣におじさんが座った。
そしてその人、なんとも嬉しそうに「ジャジャーン」と言いながら、鞄から本を取り出した。
びっくりして、思わずジックリ見てしまう。開いた本の中表紙のタイトル。
「アフリカ史」
このおじさんはそんなにアフリカが好きなのだろうか。漆原教授か。
それとも歴史マニアなのか。
ではその本に書き足しておいてくれ、おじさん。
2010年サッカーW杯、南アフリカ共和国での開催決定、と。
これからは電車内では、おじさんを見習って私もマイペースに過ごすことにする。
okina_maro@hotmail.com
›May 07, 2004
ペルリ提督と田村正和
我が家に黒船が来航した。
もとい、来たのは最新のガスコンロとオーブンレンジ。
家が建った時から25年間使っていたコンロ。火打石はすり減り、チャッカマンで点火していた。
オーブンの火の回りも不均一で、予熱に1時間! いいかげん不便になったので、買替え決定。
ガス屋さんの話によれば、東京都だと安全基準にひっかかる程のビンテージ物だそう。恐ろし。
浦賀にやってきたコンロは、押すだけで火がつく。立ち消え防止。魚焼きグリル。油過熱防止。
オーブンとレンジのコンビ調理可能。予熱は3分! その他も機能満載。あまりの差に呆然。
私のザンギリ頭を叩くと文明開化の音が高らかに鳴り響くだろう。
ガス屋さんは、実は知り合い。同級生のお父さん。カタログを持ってきてこう言った。
「お勧めはこれですよ。田村正和がCMしてるやつです。 …ってみんな説明するから
いまこれが一番売れてるんですよ。すごい売れ行きです。実際ホントにお勧めですけどね。」
なるほど。
まさにガスだね、というあのCMを見て、よしコンロ買おう!と思う人はわずかだろう。
しかし、コンロを変える際迷ってる人には、機能を説明し言葉を並べるより、
「田村正和」という存在を示すだけで説得力がある。他社の商品より魅力的に見えてくる。
CMの効果は、そういう直接的でないところにも広がっているのだ。むしろそっちが狙いなのか。
やられた。
我が家を開国に導いたのももちろん、田村正和提督。
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›May 05, 2004
ゆーでー
以前にも書いたが、私は英語と略語が苦手だ。
英語で略語な言葉に出会うと、拒否反応が出たりする。
ユニバーサルデザイン ……「UD」 こんにゃろー。
ユニバーサルデザインのあり方には私なりに色々意見もあるが、今回は言及を控える。
それより、ある商品についていたユニバーサルデザインのマークに笑ってしまった。
人が何かにけつまづいて派手に転ぶ瞬間をとらえたように見えるのは気のせいか。
「障害の有無に関わらず全ての人に使いやすいデザインを目指す」がユニバーサルデザインだ。
なのにおもいっきり障害物となってコケているぞ。そんなんでいいのか。
okina_maro@hotmail.com
›April 29, 2004
貧乏家族の成人の儀
成人式に行く気はないけど、振袖は着たい。と妹が言った。
誕生日が近い新緑の季節の今日を選び、着付け&撮影を決行した。
まず、本人が自ら化粧をし、髪を結う。そして母が着物を着せる。
私は、力の要る帯締めから登場。本を見ながら形を作るのは、まるで大きな折り紙のようだ。
帯を締めてみると解るのは、その合理性。昔の人は「機能美」の意識が高かったのだと感心。
着付けが終わり、腹をポンと叩いて妹が一言。
「丸太になった気分」
いろいろと巻きつけられると、そんな感覚になるのだろうか。
丸太はカーブに弱い。
ロケ地に選んだ植物園まで車で10分程だが、寄りかかって帯が崩れないよう浅く座っている。
運転手の父に、「丸太に優しい運転をして」と注文がついた。
到着。運転手の父は、カメラマンに変身。会社の備品の一眼レフデジカメを持ち出してきた。
私はアシスタント。レフ板片手にコマコマと動き回った。
〔貧乏家族の成人の儀・内訳〕
着物一式・草履 …… 母の昔のもの(¥0)
足袋 …… 弓道用の本人のもの(¥0)
髪飾り …… 母の手製(¥0)
撮影機器類 …… どこからか集めてきたもの(¥0)
プリント用写真用紙 …… そこら辺にあったやつ(¥不明)
人件費 …… 家族のボランティア(¥0)
唯一の実費は、丸太をロケ地へ運搬する際、渋滞を避ける為に利用した有料橋(¥300)。
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›April 26, 2004
春という季節
春だからというわけではないだろうが、学食の山菜うどんにハート型のネギが浮いていた。
春は憂鬱だ。花粉が飛ぶし気温は不安定だし朝起きれないし歯が痛いし足の古傷が痛いし。
春で嬉しいのは遠足だが、今はその楽しみすらない。
今日電車の中で、遠足についての女子高生の会話が聞こえてきた。
「ねえ、遠足なに着てく?」
「分っかんないよ、気候がこれだもん」
「だよねー。てゆうか、お金1万円で足りるかな」
「どうだろー。交通費が5千円で、ご飯は安めで千年っしょ?
で、プリクラ2千円であとお土産で、そうだね、1万位じゃん?」
「でもさー、なんだかんだ言っていろいろコンビニで買って食べちゃったりするよね。」
「そうだねー、まあ1万ちょい、ってとこかー。」
驚き(1)
交通費5千円、って、一体遠足の行先はどこなんだろうか。
驚き(2)
遠足行ってまで買い食いはコンビニか。名物を食べようと思わないのか。
驚き(3)
プリクラ2千円、って、何枚撮る気だ。
(私は少し前まで、プリクラは既に衰退したと思っていた。
パワーアップして今なお流行しているとは!!!!)
若い人のエネルギーを吸い取ってこの春をのり切りたい。
okina_maro@hotmail.com
›April 21, 2004
まわる扉
病院へ行った。大きな総合病院で、出入り口は回転ドア。
今回は行くのを楽しみに…という言葉を使うのは軽薄なのだが、
六本木ヒルズの事故以来、その病院の回転ドアがどうなっているのか興味があった。
私は田舎に住んでいるので、回転ドアに出会う場所はその病院ぐらいしかない。
前回行ったのは事故の前。ただ普通に回転ドアがクルクルしていた。
「ドアに触れると止まります」とあり、車椅子などは軽くぶつかって止めてから通っていた。
手動の停止ボタンもあり、足の悪いお年寄りや松葉杖の人は、介添者がボタンを押していた。
病院という環境上、すぐ簡単に止められるゆっくりなドアが採用されているのだろう。
しかし、あの事故以後、回転ドアに関して何も変化がない筈はないだろうと思った。
人間の動線や行動心理に少々興味を持っている私は、色々なパターンを予想して行った。
看板、チェーン、誘導線などが、実際はどう配置されているのだろう。
着いてみて、拍子抜けした。私の想像よりはるかにシンプルだったのである。
■看板には、「駆け込まないで下さい。お子様は手を引いて下さい。
出入りが不安な方はお声をかけて下さい。」とあり、中は「立ち止まらないで下さい」だ。逆も然り。
●ドアが閉まる瞬間に駆け込めないよう、端にカラーコーンがさりげなく置いてある。
これに関しては、出入り口が狭くなって余計ぶつかりやすいとも考えられるが、
いずれにせよ小さい子供がすり抜けようとする進路を妨げるのには効果的だろう。
一番の拍子抜け要素は「警備員」。すぐ救助できるようフットワーク軽く構え、目を光らせている。
時計を見ながらスルッと駆け込んだ私を、「危ねーだろ、気を付けろ」という顔で睨みつけた。
私は、機械や道具を使ってどうするか、という事をバーチャルでしか考えていなかった。
しかし機械や道具は、私がよそ見をしながら駆け込んだことには気付かない。
いかつい設備や立看板の言葉より、何よりも人間ひとりの存在が一番の安全策だったのだ。
私のような頭の堅い人間の考え出す事が、事故を引き起こす原因になるのではないかと思い、
怖くなった。ショックだった。身をもって学習した気がする。
okina_maro@hotmail.com
›April 15, 2004
小豆枕
課題に追われて、家に引きこもって、固まって作業していると、肩が凝る。
パソコンに向かうレポートの課題ばかりが多い年末年始は特にだ。
同じ悩みを抱えている学生は多いと思う。
そこでご紹介するのがこの小豆枕。
「レンジでチンして肩に乗せ、蒸気で肩こり楽になる」という商品の類似品だ。
市販されているものは大抵シリカゲルなどが入っているものだが、
小豆枕はその名の通り、中身は小豆である。
ここで商売するわけではない。興味を持った方は自分で作って頂きたい。
そもそも私が小豆枕を知ったのは、とあるHPのコミュニティーだ。
市販のものは10分位で冷めてしまうけど、なんと小豆枕は30分以上暖かさが持続する。
ハマった私は、冬の朝など毎朝肩に乗せっぱなしだ。小豆もよい香り。感謝である。
〔作り方〕
・タオル(押入れに眠っている旅館のやつ等でよい)を縦長の袋状に縫う。
・小豆500〜600グラムを入れてとじる。
・使用時に小豆が寄らないよう、3等分して2箇所にステッチを入れる。
・レンジで2分程(お好みにより調節)温める。繰り返し使えます。
※アレンジ:私は最初の袋を手ぬぐいで作り、タオルで外袋を作って
よごれたら洗えるようにした。枕カバーだ。
お勧めのこのアイテム、なぜ今の時期に紹介したか。
これが役に立つ時期は、作っている暇などないからである。
暖かく、課題がそんなになく、時間に余裕がある今こそ、お裁縫に最適だ。
okina_maro@hotmail.com