›October 28, 2008

東洋と西洋と



芸祭期間に突入である。授業中断。
よって研究室の忙しさには一区切りついたものの、やっぱり私はバイトをしている。
この間まで仏像ばかり見ていたと思ったら、
今度はキリストやら天使やらという内容のバイトが舞い込んで来た。
なんかある意味とてもありがたい感じですねえ。


聖おにいさんですか?


立川に住んだ方がいいですか? ルームシェアですか?


クリスマスと正月は両方がんばるべきですか?


アガペーはMAXですか?


てなわけで、涅槃に入れたらいいのだけど、
そういうわけにもいかずにPC画面に向かい、肩こりになっている今日このごろ。

明日までに区切りをつけて学校へ届けにゆかねばならぬ。
終わるのだろうか。ブログ更新してる場合じゃないのだけど。 うーん、眠い。
家で作業しているとつい寝てしまいそうだから、研究室行くか。
研究室を時に図書館の自習室のように使っている教務補助たち(うちらだけ?)。


で、も、金曜からは、今度は芸祭バイトに切り替えだ。
やっぱりお祭りは欠かせないので、その前に今のバイトは神仏の力をもってしてがんばろうと思う。
南無三。

okina_maro@hotmail.com

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›October 14, 2008

まさかの5連休



5連休になっていることに、気付かなかった。シフトを組む時も。というか今日まで全く。
先週金曜から明日火曜まで、学校行かないの。珍しいわ。おそるべしハッピーマンデー。睡眠万歳!
とは言いつつも、昨日はバイトだったし、明日は用事があり、寝てばっかりもいられないんだけど。


昨日は非常勤講師(中国人)の先生の事務所でバイトだった。
PC作業をしていると、先生の携帯が鳴り、中国語で応対し始めた。


「もしもし? あ、どうもこんにちは。あ、木曜日の件ですね、はい、ええ、
  あー、その時間は私まだ授業中ですから、研究室で待っててもらえますか?
    よろしくおねがいします。いえいえ、どういたしまして、それでは、失礼します。」


って、あきらかにそう言ってるのね。
木曜日ってことはウチの授業!?って嫌な予感がして、先生に聞いてみた。


「木曜に、うちの研究室にどなたかいらっしゃるんですか?」


「はい、○○さんという、某研究室に来られる研究員なんですけど、
 私、通訳頼まれまして、とりあえずウチの研究室に来るよう伝えてあるんです。」


「え、あの、その方、日本語は…」


「中国語しか喋れない人なんですよ。」


「えー!? 先生が授業中なら、どうやってお迎えすればいいんですかっ!?」


「おきなまろさん、中国語できるでしょ?」


「そんな!やめてくださいよ!全然できませんよ!10年前に習った事ですからもう忘れてますよ!
 こんにちは どうぞおかけください お茶召し上がりますか?それともコーヒーになさいますか?
 ぐらいが限界です。」


「カンペキですよ!それだけで充分です。とてもいい人ですから、心配いりませんよ」


「えーっ 不安ですよう… あちらが何かおっしゃってもわからないでしょうし…」


「いいんですよわからなくても。でも今の電話、聞き取れてるじゃない。
 驚きましたよ、訳してないのに内容わかってるから。すごく耳がいいんですね。」


「そんな!だって先生の中国語、ものすごく綺麗で、ボーッとしてても耳に入ってくるくらいの明瞭さだったから…」


「ははは、一応標準語ですからね〜 ♪」


「うううっ(半泣)」


きついよね… だってこの電話がこの時にかかって来なかったら、当日いきなりだったわけでしょう?
ほんとに、今回に限らず、うちの先生たちって、みんな何でも言うことが突然なんだわ。
まあ、もうだいぶ、突然には慣れましたけどね。
できれば何でも早めに言っていただけると、いろいろこちらも動けるんだけど…


いや、突然の方がいいのかな。
ばーっと動く方が、やること厳選できるから、無駄がなくていいのかも。
うだうだやる仕事ほど、でてきた結果も輪郭がぼやけてるってもんよね。

さっと考えて、さっと動いて、さっと忘れる。 これ最高。


ということで、木曜のために中国語を見直すことは、やめよう。
へたに喋ると、こいつ喋れるのか?と思われて、早口で色々言われちゃったら、もうおしまいだもんね。
ちょっと下手めな発音で、必要最小限で体当たりさ。

そのあと、もっかいちゃんと中国語を勉強するのもいいな。
あんな綺麗な発音をする人に、リスニングをほめられたんだからね。いい機会ってやつだね。


しかし、普通のときに5日も休みだと、さすがに学校が恋しくなってくるな。
仕事忘れてないといいな。


okina_maro@hotmail.com

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›August 18, 2008

バイト三昧



今日のブログのタイトルは学生みたいだね。
ビバ若さ!


そんなことはどうでもいい。


この夏は、やたらモテる。


あちこちから、単発のバイトのお誘い、というか、お願いが舞い込む。
夏休み入ってもう、5件目であるよ。
このモテっぷり驚きよ。
膝上丈ナース服でバイトしてた頃の方がモテるんじゃないかと思ってたけど、
歯科助手だから、プラス、マスクにゴム手袋で、怖いからちっともモテなかったよな。
まいっちんぐまちこ先生だよな。
いや、そういう話ではなくて、そのバイトは今は辞めて患者として通ってるけど、
その医院からも1つバイトの話が来たしね。

いやはや、もうね、全部いつもお世話になってる人からのお願いだから、
断ることなんてできないのね。プリンスじゃないけどね。ほんともう、はいやります!ってなかんじで。


だってさ、私のデザインの知識だったり、パソコンスキルだったり、腕力だったりを、
評価してくれて依頼してくれるんだから、やるっきゃないでしょ。
嬉しいっしょ、やっぱ。
自分を必要としてくれるって、この上なく嬉しいことでしょ。


というわけで、今年は夏の始め頃に少しバテる気配があったが、
今となってはバテている場合じゃないっす。

仕事するぞー。


この夏でどれだけ稼ぐんでしょうね。
個人的に頼まれるものは、お給料は現ナマだからね、
税が引かれないんだよーーーー☆☆☆☆☆ 最高だね!

その上、本職(教務補助)の月給も、殆ど働いてないのにちゃんと出ますから!
稼ぐぞー!!!!!


さて、そんなに稼いでどうするのでしょうか私。


旅行にでもいきたいわい。
夏休みは、結局どこにも行く機会ないもんねーだ。暑いからいいけどねーだ。


少し涼しくなったら、近くでもいいから、金土とかで、ふらっとどこかへ行こう。
3月に行った軽井沢もいいな。近くて。
オフシーズンになればすいてるし、3月に泊まった私学共済の宿泊施設は、
お値段リーズナブルな上に、すげい良いとこだったわ。
(注:教務補助は私学共済は未加入です。妹が私学に勤めてるため、家族枠で行けるのよ〜)


さて、仕事仕事!


okina_maro@hotmail.com

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›November 11, 2007

アルバイトから生まれた


電車の中で、女子大生の会話を盗み聞きしたり、
学食で女子の会話を盗み聞きすると、
かなりの高確率で、バイト先での恋愛の話をしている。
そりゃひとつひとつの恋は真剣なんでしょうけどね、
こう頻繁にあちこちで耳にすると、
きみたち何のためにバイトしてんの、
授業や課題おろそかにして本末転倒じゃないの、
とかよくある大人のぼやきみたいに思っちゃうのはもうトシですかね?


私は不器用な人間なので、
学生の時は忙しくて大変でバイトなんてろくにできなかった。
学部1・2年の時は、授業出て、課題やるだけでいっぱいいっぱい。
でも家は金持ちじゃないから、自分の小遣いくらいは稼がないと。
3年生になって、朝2時間のバイトを、授業が午後からの日だけ始めた。
4年生になって、卒制のためにまとまった時間がほしかったから、
日曜だけ月に3・4日のバイトに転職。そのバイトを続けつつ、
大学院に入ってからは、単発の学内バイトを何度か。学費払わなきゃだし。
でも大してできないんだこれが。美大って忙しい。
コンスタントにバイトしようと思うと、よっぽど要領よくて
強靭な体の持ち主じゃないと、無理ですね、はい。
だからバイト先の出会いなんてそうそうないよーだバカヤロー。ふん。
「バイトで出会いがあるかも!」なんてコピーの求人、やぶってやる。
動機が不純!


なんて、
ひたすらアルバイトを否定しているようだが、
否定しきれない事実が私にはある。
私の存在は、アルバイトから生まれた。
うちの両親は、バイトで出会って、それが結婚まで至った。
今じゃ子供もこんなに立派な大人になって… ううっ 感動だ。

ということで、たとえバイトであろうとも働くというのは大変だし、
忙しいし、出会いを期待するくらいの特典ないとやってらんねー
だよね。
バイトと課題と寝不足でがんばってる学生の皆さんの未来を応援します。


okina_maro@hotmail.com

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›June 03, 2007

南の国から


今日はバイトじゃなくて、患者バージョンで歯医者へ行った。
治療台に座ってたら、院長が現れて、「お土産」と袋をくれた。
研修旅行(という名のワイハ旅行)のお土産だそうで。


 hawaii.jpg


中身は派手なパッケージの、アメリカンなお菓子たち。
やばそうな色をしたお菓子たち。
虫歯になりそなお菓子たち。
ウケ狙いセレクトか。

歯医者へ行って、お菓子をもらってる私…


でも、いちばんやばそうな色のやつは、シュガーフリーだった。
さすが。


okina_maro@hotmail.com

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›June 20, 2005

vs睡魔


最近やたらと眠い。早起きが続いているからだろうと思う。
早起きして日記更新ができるうちに、いっぱい更新しておこうとか思って
そんなこんなで1週間くらいトントンと来ているが、この先どうだろう。

昨日バイト中、過去最大の眠気に襲われた。
これが授業中なら、睡魔と戦わずして、自己の責任においてブラックアウトする。
しかし、その時は勤務中。治療の最中。バキュームの真っ最中!!
その時行なわれていた治療は、ブリッジを作るために両側の歯を削って
形を整えるというもの。確認しながら大体20分以上は削る。私はバキューム。
ただただ、患者の口にバキュームを突っ込んでほっぺをひっぱって
ドクターの作業スペースを確保しつつ水を吸い続けるという作業。
ここに睡魔が襲ってきた。
まぶたが重くなる。集中力が切れる前触れのような感覚になる。
いかん、と、ひたすら目の前で行われている治療に全神経を集中させる。
右手に力を込める。ここで私が脱力したら喉にバキュームが… とんでもない。
何も知らない患者。気づかないドクター。平静を装う私。
絶対集中!絶対集中!絶対集中!絶対集中!絶対集中!
眠らせない拷問があると聞いたことがある。その恐怖に近いものがあるかもだ。
耐えて耐えて、耐えきって、やっと終わった。
そのまま休憩室へ直行し、濃いブラックコーヒーをがぶ飲み。
石膏注ぎの作業を買って出、立て続けにバイブレーターでぶるぶる作業して、
やっと目が覚めた。誰にも悟られず、危機を脱出。怖かった。

仕事をするって、大変。
睡眠って、大事。


okina_maro@hotmail.com

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›January 15, 2005

年末年始のおもひで3

診療室の棚には、頭蓋骨がある。
本物の頭蓋骨君。
頭が開くようになっていて、ちょっとカッパ系?
顎関節症の患者さんに説明するときに、たまーに登場したりする。
でも、あんまり登場させないほうがいいような気もする。
年始、わりと暇だった時、ドクターが矯正について
いろいろと話をしてくれた際に、頭蓋骨君を使用した。
顎の動きの説明で、最初手でやっていたのがわかりにくくて、
つい私が頭蓋骨君を取り出してしまった。在り処を知っていたから。
カチカチカパカパ。たぶん先生は顎の辺りしか見てないだろう。
でも私は素人。全体像を、その景色を見てしまって、
どうしてもガイコツが笑っているような光景にしか見えなくて、
それをかなり長時間見てたから、その夜、夢に出てきた。
患者さんも素人。安眠を妨害しないためにも、頭蓋骨君には
棚に居てもらって、治療風景を見守っていて頂きたい。

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›January 11, 2005

年末年始のおもひで2

おきなまろ右手が筋肉痛。
昨日はまたもバイトだったのだが、とにかく練りに練った1日だった。。

年末は、技工所が休みになる。金属の詰め物やかぶせ物をつくるのは、
とりあえず待っておいて年が明けてから、ということになる。
そして年が明けたら一気に、揃いも揃って型取りラッシュ。
型を取ること印象という。あのグニャリとした粘土状のものを印象材という。
印象材は最初は粉で、ゴムのボウルに適量の水と混ぜ、金属のスパチュラで練る。
気泡があると正確な形がとれないので、気泡を抜くためにグルングルン練る。
これがかなりの力が必要で、でもノロノロやってると固まってしまうので
すごい勢いでやるもんだから、結構右手が疲れる。日常じゃないバイトは特に。
だから、来る患者来る患者みんなだと、ほんとに大変。一体何回練ったのか。
もうプロ並だ。履歴書に書きたい。特技:印象材練り。


おまけの愚痴。
高校サッカー決勝、昼寝して見逃してて、気付いたらPKだった。
わたくしとしたことか!なんという失態!あっけない終り。

okina_maro@hotmail.com

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›January 05, 2005

年末年始のおもひで1

あけましておめでとうございます。今年は、まだ初詣に行ってない。明日行こう。

年末年始は、バイト三昧。バイトの話題しかない。
いつもは土日がバイトの入る日で、平日は常勤オンリーなのだが、
年末年始は常勤が順番に休みをとるので、バイト達の稼ぎ時になる。
勤務先は、年中無休のなんとも親切な歯科医院。
大晦日も元日も、いつもどおりの時間で診療している。
急に痛くなったり、入れ歯が壊れてご馳走食べれない、って人の為。

今日は12月31日の話をしよう。
意外や意外、大晦日なのに午前中は予約がいっぱい。雪が降ってもちゃんと来る。
治療と平行し手の空いた人が交代で大掃除。ユニットの隅まで磨き上げ汗びっしょり。
午後は予約少なめなので、院長は昼休み(2時間)にヤボ用を済ませに隣町へ出かけた。
しかし、午後の診療開始時間になっても戻ってこない。雪はどんどん積もってゆく。

電話が入る。「今駅でタクシー乗ったから。」普段ならあと10分位というとこだ。
しかしその後、30分経っても着く気配なし。院長担当の患者さんが3人程待っている。
また電話。「今タクシー降りた。車動かないから歩いた方が早い!」って今どこ!?
確かに外の大通りは渋滞している。あとから知ったが、あちこちで事故ってたらしい。

そして待つこと10分少々、頭と肩に大量の雪を積もらせ、正面入口から入ってきた。
バタバタとタオルを持って駆け寄る我々スタッフ。コートを脱がせ、鞄を持って、
頭を拭いて、大丈夫ですか!?どこから歩いたんですか!?雪すごいですか!?と口々に言う。
これを見た患者さんたちは、長い時間待たされたのに、一切文句を言わなかった。
ねぎらいの言葉をかけている人もいた。一連の動き、計算だったんだな、院長、さすが。

院長は結構トシだけど、雪国出身で雪には強い。その後の治療をさっさと済ませ、
夕方、急患番を若いドクターに任せて、半袖の白衣にマスク姿のまま雪かきに行った。
ものすごい勢いで、大通りから医院までの道を作り、ケロッとした顔で戻って来る。
そして、我々スタッフにはケーキを買ってきてくれた。院長、さすが!

大晦日、いつもと違う雰囲気の職場で、いろいろ楽しかった。
雨も上がった帰り道、誰も踏んでいない新雪の道を、鼻歌交じりに駆け足で帰った。

okina_maro@hotmail.com

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›December 24, 2004

今だ、それっ!

■ここんとこ、ずっとインターネットがおかしい。たぶんIEがいかれてる。
でも3日に1回くらい短時間つながるので、その時を見計らって今日は日記。
はやく再インストールすればいいのかもしれないけど、めんどくさがりは生まれつき。

■クリスマスイブ。この日は毎年、年賀状の締め切りだ。
別にその後に出してもいいのだが、郵便局から24までに出してねといわれると
律儀に出してしまう。あの日々の光景が目に焼きついて離れないから。

7年前、地元のS郵便局に年賀状バイトへ行った時のこと。
やっぱり駆け込みで年賀状を出す人が多くて、暮れに近づくほど忙しくなる職場。
確実に元日に届く保証をするのは24日までに出してくれた場合のみ、と公言してても
現場の局員さんたちは、なるべく多くの年賀状を元日に届けたいと意気込んでいる。
機械類は夜通しフル稼働し、局員は徹夜で作業。+バイトの人海戦術。
学生バイトの区分作業場担当の人も、日に日にやつれて目の下のクマが濃くなっていた。
しかしなぜか、表情は穏やかで、充実しきった顔は輝きすら帯びている。
年賀状を届けるという自分の仕事に、使命感とプライドを持っているのだろう。

30日、早朝出勤の学生全員が集まったところで、円陣が組まれた。
「みんな、今日の分は元日に届けたい。1枚でも多く! 頑張るぞ!」「オー!!」
本来なら、30日に出して元日になんて甘ったれるな!と言いたくなりそうだが、
この気合いだ。学校の延長気分の学生バイトたちにも、やる気がみなぎった。

元日朝9時前。局内に放送が入り、作業をとめて全作業員が局の裏口に集合。
樽が割られ、酒が振舞われ(未成年はジュース)、出陣式。
赤いバイクの群れが威勢良く出発し、自転車が続く。拍手が起こる。
感動的だった。

郵政公社になる前から、真っ向サービスで真剣だったS郵便局の郵便部門。
今年もまた、1枚でも多く元日に届けられるよう頑張って下さい。
私にできることは、24日までに出すことしかないけれど。
年賀状作成に追われずに過ごせる年の瀬を、満喫したいと思う。


okina_maro@hotmail.com

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›October 24, 2004

続続・こわかった話

今日はバイトだった。
先週火曜に抜いた右上親知らずの傷口の治りは良好だそうで、
反対を抜く日を決めようということになった。
早い方がいい、今片方だけに力かかってるから顎関節症が悪化する、とのこと。
しかし芸祭近くなると準備で忙しくなる。月曜か火曜くらいでひとつ…と言ったら、
月曜は予約をキツキツに詰め込んでいるからダメ。火曜は院長休み、と言われてしょぼん。
今日の6時にキャンセル2件入ってるよ、そこでどう? そういう提案は決定事項に等しい。
実は今日の午前にも、キャンセルの時間で、バイトの子が1人親知らずを抜いた。
バイトが2人もエキストするうららかな日曜日。

1時間後に抜くよと言われて、心の準備なんてできたもんじゃない。
前回よりも数十倍心臓がドクドク鳴りながら挑んだ。
とにかく必要以上に恐怖心に苛まれ、注射の追加怖さに痛いのを隠して我慢して、
顎関節症で口をあけているのが辛いから顎を自分の手でガッツリと押さえて、、、
けっこう大変でした。痛かった。 抜けた左下8番は、2本の根がクネンと曲がっていた。
根性が曲がっているんだよ、と言われた。ごもっとも。
その曲がった根性、もとい根っこのせいで傷口が大きくて、有無を言わさずナートされた。

終了後、ガーゼを噛みながら通常業務に戻る。
小さい子相手に、「痛くないから怖くないよ、さあがんばろう。そうそうえらいよー。」
なんて言って、それ、自分に言えよ、という話である。

矯正が佳境に入ってきた。これから噛みあわせ調整の本番だ!

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›October 21, 2004

続・こわかった話

これまでのあらすじ
おきなまろ頭痛がひどく噛む力強力による恐怖の親知らず抜き作戦決行にいたるまでの苦悶諸々。

さて当日。正面からは緊張するので従業員の通用口から医院内に入る。
いつものスタッフの雑談に少し和む。院長から「タクシーが来なくて少し遅れる」との電話あり。
診療時間になり、医局で1人じっとしていられず、洗濯と洗い物をかって出る。
私のエキストの準備をしている衛生士さんに、「ナート(※1)してほしい?」と聞かれた。
妙な感じ。普通無い会話だ。できればしないでほしい旨伝えた。早く終わりたいし。
院長が到着、待っている患者さんの治療を優先してもらい待機。そこへ、綿棒片手に衛生士さんが
来て、8番周辺に表麻(※2)をぬりぬりしてくれた。つまり、そろそろである。
呼ばれて行く。見慣れた器具類も恐ろしく見える。いつも自分が準備している浸麻(※3)
自分に向けられるものだと思うと冷や汗が出た。「脱走」が頭をよぎり、あわてて打ち消す。

エキスト実況割愛。

痛くもなく、すぐに終わったが、どっと疲れた。歯と一緒にエネルギーも抜かれた気分だ。
薬を貰って医局へ戻り、ヘモグロビン風味のお茶を飲みながら椅子にもたれて休息。
よく頑張りました自分。人の何倍も怖がったわりに、きっと大した事なかったのかもしれないが、
でも今日だけは自分で自分を褒めたいと思います。

抜いた歯は、矯正の器具がついたままでなんかかわいかったので、貰って帰ることにした。
じっくり見てみると、咬合面の溝が若干虫歯になっていた。C1 (※4)だそうだ。いつの間に…。
家族に見せたら、妹は手に取って興味津々に観察していたけれど、父はザーッと引いたので、
写真をムサビ日記に載せようと思っていたがやめることにした。。

翌日、消毒に行った。
「順調だね。ここが落ち着いたら、反対を抜こう。一週間後くらいかな。」
ひえーーーーーーーーーー!

めでたしめでたし。

○用語解説
※1 縫合の意。抜歯後傷口が大きい場合、1針〜数針縫う。
※2 麻酔の針が刺さる部分に塗ってしびれさせておく。バナナ味。
※3 いわゆる注射の麻酔。
※4 歯の表面を覆うエナメル質が虫歯になっていること。


okina_maro@hotmail.com

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›October 20, 2004

こわかった話

暫く、日記の更新をしなかった。申し訳ない。
ここのとこいつも頭痛に見舞われて、メールチェック程の時間でも画面に向かうと疲れていた。

なんでこんなに頭痛!?私はもう死ぬんですか?と思っていたが、この間の日曜に原因判明。
どうやら矯正の過程による一時的な影響らしい。バイトの時、最近頭痛が…と院長に話したら、
「それは噛みあわせが良くなって噛む力が強くなって、無意識のうちに噛みしめが起こってて
 でも8番(※1)がひっかかってるから顎に負担がかかって側頭筋が……うんぬん以下略」
という説明を受けた。そして結論として、「じゃあ右上8番エキスト(※2)。」
とうとうこの時が来てしまった。

そうなると話は早いもので、1週間以内、いつでもいいよ、ということに。まじですか?
1週間、予約埋まってるではないか! 空きをみて? そう、なら好きな日にしちゃいますよ。
火曜の授業が休講で、水曜は元々授業ない日だから、火曜に抜いて水曜に消毒&念のため安静。
どうですか。オッケー?何時?え?1番に来て合間見つつ?ひえー!
そしてよく考えたら、明後日じゃん! こ、、心の準備が……

私は極度の怖がりである。人の何倍も大袈裟に考えて怖がる。
持病の神経症のせいもあるが、もともとビビリなのだろう。小さい頃からそうだったらしいし。
院長は大ベテランだから、普通に生えてて上顎で歯槽骨(※3)の軟らかい若者の親知らずなんて
数秒で抜いてしまう。そんな場面を何度も目撃しているのだが、いざ自分事となると……。
いつも見ていてわかってても、怖さに変わりはないのが実状。バイト仲間の女の子も、
最近親知らずが生えてきて、抜くことになりそうだけど、麻酔も初めてだし怖いから
私のエキストをじーっくりと見学したい、そして感想を細かく教えろという。みんな同じだ。
若いドクターは「耳に近いから、メキッってすごい聞こえるのが嫌なんだよー」
なんて言ってくる。怖がってる私に追い撃ちをかけるように。殴りますよ?
結局その日の夜は恐ろしい夢を見た。当日の朝は早くに目が覚めた。

おきなまろ疲れたので次回へ続く。

○用語解説
※1 親知らずのこと。中心から数えて8番目の歯。
※2 抜歯の意。表記はEXT。歯医者で「これはエキストだな」なんて聞こえたら、抜かれます。
※3 歯を支えている顎の骨。上の方が軟らかく、下の方が密で硬い。


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›July 12, 2004

「七夕」の由来判明に感激

Kujakusou.jpg マーガレット。夏のイメージ。 日本語だと、孔雀草というらしい。
昨日も今日も歯医者へ行った。昨日はバイト。今日は治療。 昨日休憩時間に、院長と矯正の話をしていた時、衛生士さんが、 「ちょっと待って院長、歯石ついてるのよ。ブラケット(矯正の器具)つけてからだと  スケーリング(歯石除去)やりにくいから先にやらせて。」とのお言葉。 正しい歯磨きをするようになったのはここ1年程。それまでの歯石がけっこうある。 ということで、今日は歯をきれいにしていただくために行った。

いつもバイトで行ってる場所だが、おもてから入るとやっぱり怖いもので。
治療内容をしょっちゅう見てても、治療台に座るとやっぱり怖いもので。
まあでも、知ってる衛生士さんがやってくれるから、かなり気は楽である。
キュイ―ン、ガリガリ、と積年の歯石が落とされてゆく。だんだんと気分爽快に。

時々院長がようすをのぞきに来る。「いっぱいついてる?」「ちょっと噛んで」
「そーだな、まずは左上3番だな」 つうか院長、手術の最中でしょ?
どうやら私の矯正を早くやりたくてウズウズしているようだ。珍しい例らしいし。
「明日ブラケット届くけど、来る?」っておい!明日予約ギチギチでしょ!超忙しいよ。
「金曜日に予約入れてますんでお願いします。」いくらなんでも3日連続で行くのやだし。

今後、経過を見つつ、親知らずを3本抜く予定もあり。
怖いYO〜。 でもすべては、ごはんをきちんと噛んでおいしく食べるため!健康第一!


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›June 22, 2004

台風ショッキング

Tsubaki.jpg 気分がよどんでいるので清らかな画像にしてみる。 昨年の冬、雨上がりに撮影したツバキの花。
台風と予想が出てる日は、ビニール傘で出かけよう。 普通の布の傘だと、風に抵抗して差そうとして、壊れます。悲しい。 ビニール傘は、弱いから、小雨では使うけど、 暴風雨になったら、普通の傘を持ってる時より、差さずに濡れる決心がつきやすい。

台風とか、低気圧が近づくと、体があちこち痛くなる。
気圧のせいか、中耳炎の気配。足の古傷も痛い。そして先週削った歯が痛い。
おとといのバイトの際、出来上がった金属のつめものを入れる筈だったが、
合わせてみたら、入らないというアクシデント。
一本奥の歯が近心傾斜(前に傾いてる)してて、ひっかかってしまうのだ。
そう、この傾斜こそが、私のかみ合わせの悪さの根源。
前歯の4本位と、上下の親知らずしかかみ合っておらず、大臼歯では食べ物を
すりつぶしていないということになっているようだ。慣れてしまっているが、実は大問題らしい。
とりあえず、入らなかった金属はおいといて、全体の模型をとれ、という指示が下る。
自分の石膏模型を作れるって妙な感じ。自ら印象材を練って型をとり、石膏を流し固める。
できた模型を見て、やっぱこりゃ問題だ、と思った。矯正するなら今だよ、と言われた。

ふう……矯正ね。これを機に、歯科治療恐怖を克服するっきゃないかな。凹。


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›June 14, 2004

冷や汗たらたら

kousekkou.jpg ワタクシの歯の石膏模型(一部)。矢印部分に虫歯が発見された。
暫く歯医者へ行っていなかったなーと思い、(仕事しには毎週行っているが) バイト中、患者さんが途切れた時を見計らって、衛生士さんに検診をお願いした。 虫歯発見。もともと金属が入ってる歯で、被さってない部分が虫歯になっていた。 診療時間の最後に治療してしまおう、ということになった。やばい、心の準備が…… 私は、持病の影響で、仰向けによる長時間拘束が大変な恐怖となってしまった。 つまり、治療時の体勢が恐ろしい。同様に美容室のシャンプー台も怖い。

最後の患者さんの治療が終わりに近づく頃、自ら器具類を用意しエプロンをつけ座って待機。
短めスカートの女性患者の為の膝掛け毛布を、いっぱいに広げて全身にかけた。気休めの腹ガード。
治療開始。先生はあまり椅子を倒さず、私の調子を気にかけつつやって下さった。衛生士さんも優しい。
「痛かったり気分悪くなったらすぐ左手をあげてね、あんまり痛かったら麻酔するよ」とのお言葉。
しかし、痛いのは痛いけど体勢の方がずっと怖いし、はて左手はどっちだったか?と混乱していたら
いつの間にやら削り終わった。過呼吸とか起こさなくて済んで良かったー。

普通は、内容の方が怖いはずの治療であった。
まずは付いている金属を外すわけで、歯を削るよりずっと大きな音が出るし歯に響く。
例えば、金属板を回転ノコギリで切断している音なんかを想像してみよう。怖かろう。
でも私は、それは慣れまくりなのである。しょっちゅう患者さんのも見てるし。治療内容は完全に解ってるし。
板の上の鯉みたいな体勢じゃなければ、平気なのになー。

削ったとこを型取りし、新しい金属が入るまでの仮のフタをしてもらう。
「はい、カチカチ噛んで。違う違う、前だけじゃなくて奥歯で。って、あれ?」
…………バレた。
私は臼歯部のオープンバイト(噛み合っていない)なのである。斜めに生えた親知らずのせい。
「気付かなかったよー。これは相当のストレスになるから、対策を考えよう。」
要するに抜くってことですね、はい。
抜くのはいいけど、また毛布にくるまっての治療が何度も行なわれるわけね……

慣れた場所で慣れた先生だから、今のうちにお願いしようと思う。宜しくです。
そういやトモさんも歯医者通い中だったっけ。鎮静中のようだ。寸止めを祈ります。
一緒にがんばりましょうね。芸能人じゃなくても歯は命。


okina_maro@hotmail.com

《サッカー記事写真コーナー》
ものすごい歴史的瞬間。
ある意味感動した。
すまん、分かる人しか分からんネタで。

Posted by okina at 05:37 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›May 31, 2004

うつうつと

alpus.jpg アルプス乙女という名の林檎。ピンポン玉位のサイズ。

ここ2週間ほどずっとダルくて不安で不眠でめまいがしてその他いろいろ体調が悪い。
最初は5月病の類いかと思っていたが、どんどんひどくなる。
普通、課題はギリギリになって始めてなんとか終わるのだが、初めて、課題を始められなかった。
ちょっと異変を感じ、思い当たることを考えてみる。
思い当たった。長期服用していた薬が中止になってからの時期と一致するではないか。
くだけた言い方をすれば、リバウンドという感じか。詳しくは追記する。

そんなわけで家でとぐろを巻いているわけだが、ネがアウトドア系なので、イライラしてくる。
家から5分のバイトはありがたい。労働でイライラを軽減すべく、無理やりテンションを上げ出勤。
ボーっとしてらない。人間相手の医療現場だ。ミスできない。
表面上はニコニコして、和気あいあいで明るい雰囲気だが、つねにかなり緊張している。
だから帰宅すると疲れていて、ねらい通り寝つきが良かった。不眠解消、とまではいかないが。

昨日バイトへ迷わず足が向かったのは、給料日だったということもある。
この間作ったバイト用マニュアルの分も、昨日頂けるはずだった、のだが…
一体いくら分の仕事なのかわからん、いくらほしい?といわれた。困った。
そういう仕事をしたことがないし、こちらから口頭でテキトウに○円くれとは言えない。
というわけで、どなたかデータ作成料の相場を教えて下さい。何か資料があれば尚嬉し。
A4で19ページ、オールカラー。各ページに小さな写真が5つ程度。(紙・印刷代は領収済)
情報求ム!!!

okina_maro@hotmail.com

追記:

さて、リバウンド(?)の詳細。リンクです。引くかもと判断した人は見ないように。
このサイトが解りやすい。一見ブラックな内容だが、私はここを見て納得してひとまず安心した。
別に病気じゃないし、楽観視している。すこぶる不便でムカツクけれども。

量的感覚過敏、っていうのは初めての体験。
たとえば、自他の体臭や環境の悪臭、香水や芳香剤などはちょっとキツイ。
しかし、味にも敏感なので、なんだかメシがうまい。食事時は幸せだ。
音は、ホントよく聞こえる。聞こうとしてなくても色んな音が入ってくる。
TVを見ていると、家の生活音や外の音と混ざって、よく聞こえなかったりする。
音が多くてストレスもあるが、窓をあけて初夏の夜の音を聞くのは風流だ。
こんな感覚は貴重かもしれないからよく観察。きっとあと数週間か数日だろう。

Posted by okina at 06:00 PM | Comments [1] | Trackbacks [0]

›May 03, 2004

びっくり人間

6m.jpg

バイトで、マニュアル作りのために歯科治療の本を読んでいたら、すごい誤植を発見。
歯周病の程度が記述されている部分。歯周ポケットの深さ、正しくは単位がミリなのだが、

重度歯周炎:P3,P4,ポケットの深さ6m以上

想像してみよう。そんな人間がいたら大変だ。
歯周病以前の問題。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 10:45 AM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›April 25, 2004

アイコン

ba.pict.gif

今日は歯科医院のバイトへ行った。
この春から、新人が一気に大勢入ったので、仕事を教えるのが大変になった。
なにしろ覚える事が山ほどある上、横文字・専門用語であふれている。
そこで私にマニュアル作りの命が下ったのである。
イラレ、もといIllustratorで作成する事にした。写真配置がスムーズなのが嬉しい。

治療には、頻繁にバキューム(削る時出る水を吸うやつ)が登場する。
いちいちバキュームと書くのが面倒なので、簡単なバキュームのアイコンを作った。
ペペッと配置していくだけなので、楽で良い。見るほうも分かりやすいだろう。

校正のために見せたら院長が一言、
「このマークは、なんか、既存のがどっかに入ってるの?」
周囲の人は大した反応をしていなかったが、私は妙にウケてしまった。
バキューム自体、一般的じゃないのに、まずマークなんてあるわけない。
その上、バキュームアイコンが入っているソフト……想像しただけで面白い。
爆笑と、その後に引きずる笑いをこらえるのがツラかった。

せっかくだから、歯科用ブラシライブラリでも作ってみようか。
使うのは私だけだが。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 11:23 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]