September 03, 2009
鈴虫の声を聞きながら
秋がきた。
誰がなんと言おうと秋が来たのである。
涼しい。すばらしい。
虫の声だけが響く静かな夜に、豆を挽いて注れたコーヒーを飲みながら、ブログ更新する幸せ。
いいねえ。
毎年しつこいようだが、おきなまろは秋の空気がとても好きだ。
今日なんか、いきなり来たね、その空気。
わけもなくさみしくなるような、心にぽっかり空間ができる感じ?
例えるなら失恋かしら。
目を細めて、諦めたように笑みをうかべて、さようなら、ってつぶやきたくなる感じ?
誰もいない海? 目が潤むのは秋の風がしみるから?
よくわかんないけど。でもそんな感じよ。
秋の夜長に淀川長治、さようなら、さようなら、さようなら。
いやほんとよくわかんないけど!
なんかこう、いろいろ無心になるのである。
加えて、進学相談会ブートキャンプ直後にデザインの仕事に見舞われ、いよいよ疲れているのか、
体にも力が入らず、歩いていてもふわふわとした感覚なのである。
涼しくなると、ほっとしてしまうのがいけないのだと思うのだけど、でもほっとしちゃうんだな。
デザインの方も、いろいろ無茶な注文も受けたりして、普通ならエーッ!?と思うような事も、すんなり受け入れちゃって、
なんか麻痺しているんだろうか。ラクではあるんだけど、おかげでいろいろ危ない。
先日は飲食店の中で、何もない床で足をすべらせ、おもいっきり尻もちをついて膝も打ち、店員さんに助けられたし、
9月中に申し込むと割引になる通販の通知がきて、ちょうど買いたいものがあって喜んで注文したらまだ8月31日で
割引が適用されなかったりとか、その他にももろもろ、物理的精神的ヒヤリハットを連発している。
ほんとに危ない。
この世からさようならさようならにならないよう、気をひきしめていかねば…
まだまだ仕事は続く。
入試の季節もやってくる。
今日も帰り際、階段を最後1段少なく見積もって足を踏み外し、へにょーっと足をひねってうずくまってしまって、
その場にいた竹林兄さんに「ちょっとアナタ!気を付けなさいよー」となぜかオカマ口調でおこられた。
はい、ほんと、まじで気をつけますたい。
本領発揮しきれていない様子の今年の夏さんは、きっとそう簡単にさようならさようならとはいかないだろうから、
もっぺん、vs暑さモードでいろいろのりきってゆこう。
今晩も仕事。明日までの仕事。
でもこんな空気だから、やっぱりうっすら笑みをうかべながら、さようならと歌いながら、秋の夜風をあびながら、
ゆっくり仕事をする幸せ。
okina_maro@hotmail.com
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