January 30, 2009
腹時計とのたたかい
入試が近づいてきて、今年度いっぱいで退任の教務補助たちは、
もう終わりだね的な空気になりつつある。
私も退任なのだけれど、なぜかここにきて、仕事がふくれあがっている。
ヘルプミー。
思えば教務補助として働いた3年間、研究室のいろんなことを変えた。
私だけが変えたわけじゃなくて、うちの研究室はスタッフが毎年のように
短い周期で交代していくため、人によって環境や働き方が変わるからである。
先生方は大人なので、教務補助が代ってちょっと動きが変わったからといって、
どうってことなく日々をすごす。さすがだなあと思う。失礼な言い方だけど。
そんなわけで、教務補助は自分たちなりの仕事の仕方をしてゆく。
いってみれば、やろうと思えばやりたい放題できるわけで、
同僚と一緒にかなりいろんなことを変えた。
もちろん、私たちの後任者たちはまた、様々に変えていくのだろう。
ただ、私たちが一番変えたくて、結局変えられなかったことがひとつ。
お昼休みをちゃんととれるようにしたい。
一応、昼休みは13:00〜14:00ということにはしているものの、
きっちりとれることなどはまずない。
食事をし始めても、内線も外線も鳴るし、学生は訪ねてくるし、
お客さんは来るし、先生にあれやれこれやれと言われるし、
ちゃんと座って食べていられない。食事中断でダッシュ、なんてこともある。
唯一、水曜日だけは、あまりの研究室の混雑ぶりに、
毎週これは危険と、半ば職場放棄的に鷹の台ホールへ逃げるため、
40分程度連続しての落ち着いた昼食タイムになる。嬉しい。
いくつ電話をシカトしていようが、そんなもん知らんよ。
昼休みに研究室を閉めるところもあるけどうちは不可能だし、
交代で食事をとれるほどの人員がいない。改善策がみつからなかった。
私は食事をきちんととることを教え込まれて育ったため、
どうも昼食を抜くといろいろ不都合が起こる体質になってしまった。
昨日などは、目がまわるほどの仕事量に加え、
こっちが何をしていようがおかまいなしに用を頼んでくる先生たち、
ばかやろうの一言で済ませたいような用件で来る学生たち、
対応する私は正気じゃなかったと思う。
ふだんは、100%学生に非があっても、高圧的な態度はとるまいと
意識して接しているのだけれど、さすがに昨日の状態では、
冷静な口調(というか事務的な言い方)を保つだけで精一杯で、
あきらかに学生は萎縮していた。ごめんよ。威圧する気はないの。
でも君らのせいでまたひとつひとつと仕事が増えてんだかんね。
今日は急遽出勤した日なのに、また先生に振り回されそうになって、
急いで逃げた。何人もの人生がかかった紙の束を、空腹を律しながら
入学センターに届けて、ホッとして、AB子姉さんとちょっと喋って癒されて、
教員包囲網をかいくぐって戻り、2時すぎに食事…
食事中に仕事をもってきた先生には、
「先生お食事はもう済まされましたか?」
とか振って、追い出す。
そんなこんなで、何でこんな仕事してんだろうと思いながらも、
3年間を振り返ってみると、目立って嫌な思い出は殆どなく、
教務補助という職業に通常ついてくる以上の社会勉強ができ、
たくさんの尊敬できる人にめぐり会えて、恵まれていたんだなと思う。
最近ふくれあがった仕事は、入試を越えて3月まで続くけれど、
隠居してんじゃねえよ恩返ししろというおぼしめしだと思って、
きっちり仕事をやりきろうと思う。
とりあえず、栄養だけはちゃんと摂る!
okina_maro@hotmail.com
食事を摂ることは大変大事なことじゃよ。20代に不摂生な食生活をする、あるいはきちんと食事を摂らない、理工系にも多いタイプであるけれど、30までに体がぼろぼろになるよ。
頭が回っても体が回らなくなるよ。
特に30を過ぎてからは野菜の摂取が重要であると思うよ。音量子は元気のない時、鼻にブロッコリーを詰めて会社へ出掛けるよ。
音量子にいさん、トレビヤンです!
私もブロッコリー作戦を決行すべく修行を積みます。
死ぬまで健康でいたいので、やっぱり食事メインの生活でゆきます。
おやさい大好き!!! レッツブロッコリー!
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