›April 28, 2008

オープンキャンパス革命


そろそろゴールデンウィークだ。
いや、もうゴールデンウィークに入ったのか?
今年は飛び石だから、よくわからない。でも、これくらいが丁度良い。
あまり長いと、うんざりしてくる。どこ行っても混んでるから、結局家にいるんだもんね。
5月は土曜出勤が多いから、よけい休みが飛び飛びだ。
本来は隔週なのだけど、6月に、友人の結婚式とサッカー観戦とオープンキャンパスがあるから、
今のうちに交代してもらっているのだ。土曜出勤は穏やかで好きである。


そういえば、先日教務課のS藤さんに声をかけられた。
「おきなまろさん、今年もよろしくお願いします」
新年度の挨拶にしては遅いなと思ったら、
「オープンキャンパス、今年も仕事やるんですよね?」
え?そうなの?私やるの?
「手羽さんが言ってましたよ。」
なんですって?いつ言ったの?いつ???

で、その翌日、通勤途中に一緒になった広報課のE沢姉さんにも
「オープンキャンパス、今年もやるんでしょ?手羽さんそう言ってたけど。」
と言われた。
勝手に決められている。そして広めてられいる。

おまけにそのまま学校に着いたらバッタリ手羽さんに会い、
「おきなまろさん、オープンキャンパスやるよね。」
と言われる始末。
なるほど、ここでNOと言えない空気を最初から作っておいたわけね。
そうなのね。
まだ4月なのに。

いや、誤解なきよう言っておくが、やらないと決めていたわけではない。
まだ特になにも考えていなかったのである。まだ4月なんだから。
いつもは6月に入るって頃の話だったんだから。
確かにいつも私から仕事します、って言っていたけどね。
いつのまにかレギュラー化ですか。そうですか。


オープンキャンパスの手羽先仕事は、著しくリピーター率の低いバイトである。
なぜかって、それは過酷だから。
一昨年のハチクロ予告編ループ経験者の中で、翌年も快諾してくれたのはたった1人。
慣れた経験者には翌年逃げられ、このバイトのきつさが噂になり、人が集まらない。
何が過酷かって、ハチクロだけならまだいいんだ。でも、
ここで暴露しちゃおう。勝手に今年の人員にされていた報復だ。
大学案内資料の袋詰め作業です。
MAUバッグです。
あれが大変なんです。
みんな、あれ何気なくもらって喜んでるでしょう?
詰めてんのさ。うちら、一つ一つ、夜まで、延々と、ぐるぐると、果てしなく、黙々と、手作業で、、、
必ず泣きたくなるんだ。全員もれなく。
それでも去年は足りなくなったの。
来場者数が増えたから。(あと、バッグほしさに受験生のふりして貰う輩が多いから)
今年はもっと作るはず。でしょう?手羽さん。増やすんでしょう?
日が暮れるばかりか、日付が変わっちゃうよ。
毎年毎年、もうっ!学習してくださいよっ(号泣)
さっさと資料作って事前に詰めときゃいいじゃんよっ!!一夜漬け反対!!!
でも無理なんだよね、にんげんだもの。みつを。

というわけで、早々と今年の参戦が決まってしまった私は、
あの作業の負担軽減方法を考えようと思う。
てゆうか、あの作業をなくす方法を考えようと思う。
「今年はMAUバッグ詰め作業ないよ」
って言ったら、経験者もきっちり集まって手羽先になってくれるぜ。
受付の配置、客動線、資料の流れなど…
来講人数増加も歓迎でき、受験生に大人気のMAUバッグもきちんと配れて、
なおかつスタッフの士気が落ちない方法をね。
いざマンネリを打破! オープンキャンパスにも台風を!!!(参:昨年の芸祭


さーてっと。
ブログに書いちゃったもんねー。
言いふらして追い込む、策略的人間おきなまろ。
時間があると考えちゃうタイプ、めんどくさい人間おきなまろ。
手羽さん、扱いを誤ってしまいましたね。
でも大丈夫です。ちゃんと働きますから。


注意:手羽さんは今、ムサビ日記改造作業とオープンキャンパス準備で
忙しくしてるので、今回の私のように脅し生意気な口をきくと大変危険です。
良い子のみなさんは真似しないように。 私はなんとか生きて帰ります。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 04:32 PM | Comments [5] | Trackbacks [0]

›April 24, 2008

「友達いません」



履修登録に関する相談やトラブルの対応で、月曜は学生が教務で長蛇の列を作っていた。
おまけに、履修登録忘れの学生が頻発したために、登録確認表の配布が1日遅れた。
なんてこった。とんでもない事態だよ。

いくらSPIの類義語対義語が読めたり鶴亀算ができてもさあ、
シラバス読めなかったり自分の単位計算ができないんじゃ、
全く社会の役に立たないよ。


うちの研究室は、履修登録に関してはそんなに忙しくならないけれど、
試験前には、いろいろ忙しくなる。
レポート課題おしえろとか、プリントよこせとか、無体なことをいう輩が多くてのう。

授業内で試験についての説明をした日に休んだ学生が、
試験前日になって先生に突撃アタックで訊きに行くパターンも多いらしい。
で、先生は大抵、


「友達にききなさい」


という対応をするのだけれど、最近これを言われた学生が堂々と、


「友達いません」


と答えることが増えたそうだ。
この会話は、一見すると成り立っているようにみえるが、
実は全く間違ったことになっている。
先生は、

「前もって知らせておいた発表の日に勝手に休んだにもかかわらず、
 こんなギリギリに当然とばかりに教えろと言いに来るのはお門違いだ。
 ここで教えたら公平性を欠くから対応できない。ただ他の何らかのルートで
 調べることは黙認しているから自分で対処しなさい。」

という意味のことを、オブラートに包んで言っているのだ。
このことに気付かなければいけないのだ。
友達いませんとは、これぞKYというものだ。
KYという言葉を村八分的な意味合いで使っている人が多いけど、
実際は通常のコミュニケーションにおいて発生する事象である。
日本は婉曲表現の文化を持っている。
国語を勉強した方がよい。


勢いにまかせていろいろけなし文句を並べてしまったが、
私は本当は、履修登録も試験に関しても、
決して「できない」のではないと思っている。
そんなにバカな人はそうそういませんよ。
ただ「やってない」だけ。
自分のことを自分で責任持ってやりきろうという心構え、というか
意地みたいなものがないだけなんだと思う。
大学という場所は、そういったもんを身につけていくところだ。
こないだまで管理教育を受けていた人に、いきなり全部自分で責任とれとか、
私ごときがえらそうに言う気はないが、でも少なくとも、
そういう意識を向上心として持っていてほしいなと、願っている。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 11:24 PM | Comments [2] | Trackbacks [0]

›April 21, 2008

美大っぽい風景


手羽さんからのお題、美大っぽい風景だが、
私が1年生のときに、おお美大だ!と感じたものはやはり、体育館のトイレの貼り紙。


「トイレに入る前に必ず、作業着についた石膏を落とすこと」


というような感じだったと思う。
体育館の近くに石彫場があるから、この貼り紙なのだろう。
体育の授業がなくなってから、長らく体育館のトイレに行ってないけど、
今もこの貼り紙はあるのだろうか。


Posted by okina at 10:37 AM | Comments [0] | Trackbacks [1]

›April 20, 2008

趣味が高じて



新たなる刺客、


じゃなくて、

資格 を取得。


今まで就活も大してしなかったし、あまり資格をとろうとか思ったり
興味持ったりすることはなかったのだけれど、
こいつはちょっと、とっておこうかなと思った。

埼玉県サッカー協会所属、4級審判員。
日本サッカー協会の認定の。
サッカーをそこそこ知ってる人なら誰でも取得できる級。
でも一応、市町村開催レベルの試合の笛は吹ける級。


referee.jpg
主審グッズたち


なんで4級を取ろうと思ったかというと、
別にさしせまって笛を吹く機会があるからってわけではなくて、
単に、サッカーをちゃんと知りたいと思ったから。
ルールブックがほしかった。
長年、サッカーが好きで見てきたけど、
細かいルールの微妙な判定なんて、わかんないし、
直接フリーキックと間接フリーキックも不確実な認識だったし、
それでなくても、FIFAは毎年、ちまちまとルールを変えてくる。
審判員に登録しておけば、毎年ルールブックが手に入るし、
登録料を払うことでサッカーに草の根貢献もできるし、
よくわからんまま審判の判定にブーイングすることもなくなる。


また、浦和レッズは、一応フェアプレーが評価されているチームなので、
そこのサポーターとして、フェアプレーの精神を学びたいとも思った。
やっぱり汚い試合をするクラブもあるし、国によっても全然違うし、
国際的な今現在のサッカーはどんなものか、フェアプレーの定義は、ということを、
いつも意識して見たいと思い、知識が欲しくなった。


もちろん、資格をもってるからといって、
すぐに万能な笛がふけるわけなどなくて、逆に今の状態でやろうと思っても、
全然勉強が足りなくて試合をコントロールすることは不可能である。
だが、いつかの機会があろうとなかろうと、一サッカーファンとして、
ルールを勉強して見るのは大事かなと、ていうかその方が楽しいかなと、
思ったわけなのじゃ。

ま、機会があるにしろ無いにしろ、笛はシンボルだから買っとこうと思ってね、
前から気になってた、野田鶴声社のホイッスルをゲットしちゃったよ。
ワールドカップでも活躍してる、日本が誇る技術。
職人技に弱い私。
持ってるだけでも嬉しいじゃない。
折角だから防犯用に持ち歩くか?

そしてね、成績にインネンつけてくるわがまま学生とか、
出てない授業のプリント全部くださいとかアホな用事で研究室訪ねてくる奴とか、
うちの研究室に無体なことを言ってくる課とかには、
容赦なく1発レッドをかますから、かくごしいや。


okina_maro@hotmail.com

Posted by ichiro at 04:20 PM | Comments [4] | Trackbacks [0]

›April 13, 2008

健康そのもの



今年の風邪流行シーズンもまた、風邪をひく気配もなく乗り越えてしまった。
ちなみに昨年の冬は、家族が順番に風邪をひき、伝染るごとにひどくなり、
母と妹は点滴を打たれ、私は看病やら病院のつきそいやら家事やらでてんてこまいで、
最後に私に伝染したらどれだけひどくなるかと恐れていたが、何も起こらず。
バカは風邪ひかない、っていうけれど、私はバカそのものなんだろう。
私が風邪ぎみになるのは、大抵夏。
夏風はバカがひく、っていうなあ。私は筋金入りのバカなんだろう。


思えばここ数年、風邪ぎみになることはあっても、高熱で寝込んだりすることはなかった。
最後に38度超えたのは、高校2年の時だっただろうか。
高校が入試の日だったので生徒は休日で、丁度ねずみの島の学割キャンペーン期間だったので、
友人達と舞浜へ繰り出し、しこたま遊んで帰る途中の京葉線内で、
やけに体に浮遊感があり、節々が痛いことに気付く。
普通に帰り着いたが、熱を計ったら38度5分。
笑っちゃったね。さっきまでスプラッシュマウンテンで絶叫してたのに。
だがそれ以来、ひどい風邪にはかかっていない。
自律神経系の疾患で体調がおかしくなったりしてたから忘れてたけど、
バカっていうか、基本的に体は頑丈なんだろうな。実にありがたいことだ。

それなのに、学内の学生の健康診断風景をみて、また憂鬱な気分になる今日このごろ。
教職員の健康診断は、もうちょっと先なんだけどね。
大丈夫だっていってるのに、健康に生きてるってのに、毎回指摘される貧血。
あーごめんなさいねー、献血すらできず、なんにも社会貢献できない人間で。


久々に、食卓にしじみ汁が出てきた。
我が家は貝嫌いと赤だし嫌いが多いので、貝系の味噌汁は出てこないのだけど、
貝嫌いの人間が皆出かけてる日だったので、チャンスとばかりに母が作った。
ま、味噌は赤でなく普通の味噌だったけれども。
それで、思い出した。去年は、健康診断の前にレバーとか食べて、
なんとか「要受診」を免れるレベルまでヘモグロビンの数値を上げたんだった。
今年もやらなきゃ。
しじみ汁、もっとたべなきゃ。
くそう、私、赤だしのがいいよう。
でも文句は言ってられない。
あさりもたべよう。勝手に1人でつくって食べよう。
レバーは最近、中国産の事件で店頭にあんまり並んでないんだけど、
肉屋さんで国産の探して、たべなきゃ。
ほうれん草も、ひじきもたべなきゃ。
その場しのぎ上等。

昨年の健康診断では、診察の際に医師のおばちゃんに、
「アナタ、健康だよほんと、若いっていいね、うれしいよ」といってもらったのだ。
ただ、「体重がすこーし増えたね」とも言われた。くーっ、玉にキズ。
今年は、体重は1キロ減ったくらいです。
でも、筋肉が増え、贅肉が減っています。体はすこし締まりました。
ビリー隊長のおかげです。続いてるんです。
項目はないけど、体脂肪率とウエストを計測してほしい気分です。
昨年計測していないから比較できないけど、確実に減っています。
それをほめてほしいです。

むりだね。残念。
でもおきなまろ、元気に生きてます。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 01:04 AM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›April 09, 2008

入学式の色



新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

おきなまろは、ムサビ9年目です。とうとう8年で卒業できませんでした。

というわけで、例年どおり入学式の日の構内を眺めていたわけであるが、
なんか今年、新入生は異様に皆そろってリクルートスーツ姿なんだよねえ。
いくら手羽さんが「入学式はスーツが無難」って書いてるからって、
そんなの信じ込んで素直に言う事きかなくたっていいのに。


おきなまろは、入学式アンチスーツ派である。
普段、「男はスーツ」とふれまわっているから疑われがちだが、
25くらいにはなってないと、七五三に見えるんだなあこれが。
だから若いスーツがいっぱいいても別に喜んでいない。
教職員や研究室スタッフの貴重なスーツ姿だけが唯一楽しみ。


大学入学を、「スーツを買うきっかけ」にするのは良いと思う。
制服がなくなると、スーツが必要な場面も色々出てくるものだ。
昔は、女性は嫁入りの時に喪服も仕立てたという。
必要なものは、めでたいときについでに用意しちゃう、ということ。
でも、嫁入りで着ていくのはもちろん白無垢。
だから、入学式に殺伐としたイメージの服着ていかなくても、と思うわけ。
新入生なのに、就活みたいな格好しなくてもさあ……
今年の構内は、さながら大就職説明会のようであったよ。
ここはビックサイトか!というような。
式典だからきちんとした服装を、と思うのだろうけど、
単なる式典じゃなくて、めでたいムサビの入学式なのだ。
みんな黒系で、個性もなにもなくて、そんなのもったいない。
もっと着飾ったらいいんだよ。いろんな色の服を着なよ。
特に女の子はさ、かわいい服着なよ。若いんだし。着てくれ。
地味なスーツなんて、いつでも着れるんだよーーー!!!


木々の芽や桜もあざやかに、新入生も華やかに、めでたい日を飾ろう。
三輪明宏が、「戦争中は色がなかった」と言っていた。
鮮やかな風景を守りたい。色とりどりの幸せを大切にかみしめたいのです。
色は文化。私たちは、ムサビでそれを学ぶのです。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 01:00 AM | Comments [2] | Trackbacks [0]