December 30, 2008
ひなたぼっこ
暖かな日差しを浴びながら。
「あーもう11時?朝ごはんめんどくさいや。昼ごはんつくろーっと。」
「食材はあるのか?」
「あいたたた。最近外食多かったから。でも買い物行くエネルギーないよ。」
「今ある食材で一食を作るんだ。お前の腕の見せ所だぞ。」
「うーん、カップめんあるけど。」
「ばかやろう!そんなジャンクフードを普段から食うな!」
「くーっ。じゃあチャーハンだ。ごはんと、野菜が少しある。あと冷凍しといた豚挽肉!」
「卵はあるのか?」
「わー!ないよ。でも別によくない?」
「卵のないチャーハンなんぞチャーハンではない!」
「そんなこといったってしょうがないよ。ないものはないの!」
「では卵が入っていなくてもなお余りあるほどのレベルのチャーハンを作れ。」
「のぞむところだよ!」
「おい!その挽肉を全部使うのか!」
「うん、ちょっと多いかもしれないけど、解凍しちゃったし。」
「この無計画人間!肉をたべすぎると胸焼けするだろう?その肉は2人分あるぞ!」
「えーん!じゃあショウガをたっぷり入れるから」
「お前はショウガを信じすぎだ!豚肉の油をなめてはならぬぞ。」
「えーん!テフロンのフライパンだから、油をひかずに作るよ。」
「賢明だな。」
「あ!赤カブのつけものみっけ!入れよう。あと小松菜と、人参と。」
「具材で油分を中和する作戦だな。」
「もちろんだよ。あ!大葉がある!これは協力な助っ人がやってきました!」
「その程度でいいのか?」
「大葉でもまだだめ?じゃあ、こうなったら奥の手だ! 梅干しだー!」
「は?」
「梅干しをたたいて、最後に火を止めたあとに混ぜるの。居酒屋メニューみたいね。」
「ほう、考えたな。」
「ほーら!できたっ!卵なくてもなお余りあるレベルのチャーハン完成!!!」
「おおお!!!これはうまい!!!感動した!!!」
「胸焼けなんてしないでしょー。おいしいでしょー。最高!天才だわ。」
という会話が、脳内で繰り広げられていた。
これがいまのところ今日一番大きな出来事。
とくに何事もない、平和に晴れた休日もいいね。
お洗濯、布団干し、お掃除、お昼にチャーハンをたべて、これから買い物。
そんな年の瀬です。
でも夜は忘年会!
じゃ、行ってきます。
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