November 14, 2008

Excel vs Illustrator



「寒いですね」が日常の挨拶になったこのごろ。
空調も暖房モードに切り替わった。
しかし小春日和の今日、冷房のきかない研究室の室温は、
いくらブラインドを閉めても太陽の熱を吸収し、32度まで上昇!

ありえないぜ…  たすけてくれ…


さて、リアルな教務補助日記といこう。
これぞ教務補助という仕事といえば、合宿のような2月の入試業務だが、
日常における教務補助のシンボル的仕事は、「教材伝票」である。
研究室ごとに割り当てられている教材費を使う際の処理である。
うーん、事務作業だねえ。
もともと私は経理や会計などは苦手な分野であるが、
うちの研究室では、教務補助が普通やらないような仕事ばかり
やらねばならないので、時々教材費関係の仕事をやるときは、嬉しくなる。


昨日は、とある料金の処理方法について問題が浮上し、
ほいきた!とはりきって教務課へ向かった。
相談の結果、どうやら前例のない形であるようで、
今後のシステムを、教員と学校側とで考えるべきだということになった。

で、その件を提案するところまでもっていくためには、
わかりやすい例を提示する資料として、ひとつ申請書の様式を作ることに。
そこで何を思ったか、私は迷わず、苦手なはずのエクセルを起動。
おそらく、教務補助の仕事に酔いしれ、テンションが上がっていたのだろう。
そして一応の理由として、可能性は限りなくゼロに近いけれどももし、
この申請書が学内で様式として使用されるようになった場合、
学内ネットワークでこのファイルをダウンロードできなければいけない、
ってことは、イラストレータではだめだ、と思ったわけである。


まあもちろん、始めて30分ほどで、嫌になりましたけど。

イラストレータは、ミリ単位でのレイアウト調整がアナログ的感覚で簡単にでき、
図形の配置も簡単。そっちに慣れてると、エクセルはイライラする。
アナログ感覚に少しでも近いことをエクセルでやろうとすると、
セルを細かいグリッド(格子状)に調整するのがいいのだが、
それでもやはり、うーん、ここはもうちょっと上がいいけど、
そうするとこっちがずれるから、この欄はあっちに移動して、
ってことは何マス使うんだ?計算か… みたいなことを、延々とやる羽目になる。
頭の中にレイアウトが出来ていて、文字を記入する時に必要な
欄の大きさとかもきっちり考えていて、かつバランス第一と思うと、
これ、かなりの労力ね… うーん、うーん、うーん、、、、
イラストレータでやればあっという間だってのになあ…

数時間試行錯誤し、やっと出来上がった様式を同僚に見てもらったら、

「うわっ!なんてアクロバティックな!しかも全くスキのないレイアウト!
 それに、ここの欄がセパレートしてるとことか、すごいこだわりを感じるよ!」

とまあ、必要以上にこだわりまくって余計な時間を使ったものを、
うまいこと褒めけなしてくれたのである。肝心の内容はみてくれないのね…

で、対照的に先生は、

「ここの文面を直して、ここの欄の見出しを○○に変えてくれる?」

と、内容にしかふれない。
いいね、そういうの私は好きだな。


つうことで一応、エクセルは、やっつけたってことでひとつ。





で、今日ですけどね、
昨日の書類よりはるかに単純な表を、イラストレータで作ってましたが何か?
だって暑くてのぼせてしまって、頭使う仕事はできなくてさ。
研究室の中だけの書類だからいいでしょ。

でも、確認作業をしながらだから、そこそこ時間かけて作って、
プリントアウトして、ほっとしてファイルを閉じようと、
出てきたダイアログボックスの「いいえ」をクリックして、
血の気がひいた。


「このファイルは変更されています。
変更を保存しますか?」


って出てたよね…… ?


「他のアプリケーションで使用するために
クリップボードのデータを保存しますか?」


↑こっちかと思って反射的に「いいえ」にしちゃった…


ファイルを開いたら案の定、1段階前の状態であったよ…
イラストレータ作業油断したわ。飼い犬に手をかまれるとはこのことか。

もういいっ! 暑さがいけないの! もうやだっ! 明日やるっ!!!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at November 14, 2008 05:13 PM
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