›December 22, 2007
1年生へ10の質問への挑戦
いくら自分がだめだったと思うからって、
大人になった今、学生にこの設問をするって手羽さん、きつすぎる。
自分の夢をわが子に転嫁して教育熱心になる親の典型みたいな方向性?
気をつけてくださいよー。
でもこの設問は、対象が1年生だから、大丈夫だと思う。
3年生以上には、出題してはいけない。
ま、そんなわけで、年末ってことでおきなまろもやってみよう。
いまでこそ、こんなにのさばっているような私でも、
人一倍びくびくしてた1年生時代もちゃんとあったわけです。
そのときの自分と今の自分は、ものの考え方や価値観、
人格までもかなり変化していると思うが、一生懸命思い出してみる。
では19歳のおきなまろさん、カモン。
(1)あっという間の1年間でしたか?それとも長い1年間でしたか?
長かった。
なれない環境がいつまでも続くような気がした。
(2)イメージしてたムサビ(美大)との「いいギャップ」「悪いギャップ」はなんですか?
いいギャップは、自主性が重んじられていること。出る杭も打たれない。
大学だから自主行動はあたりまえなんだけど、こないだまで高校生だったわけで
義務教育と高等教育の12年間ずっと管理教育だっただけに、
ここまでの自立性は新鮮だった。昔から、おててつないで行動するのが嫌い。
悪いギャップは、普通の人ばっかりだったこと。
もっと変わった人が多いんだろうなと思ってたのに、俗っぽい思考の人が多いと思った。
自分はずっと変わり者と言われてたが、ムサビに入ったら埋もれると思ってたのに、
ムサビでも変わり者と言われて、なんかがっかりした。
(3)入学する前にイメージしてた「自分に厳しい」生活はちゃんとできましたか?
イメージしていなかった。
自分に厳しすぎてつぶれそう。
(4)大学というお風呂は意外と「ぬるい」ことに気がつきましたか?
ちっともぬるくない。
(5)でも、お湯がぬるいのではなく「ぬるくしてお風呂に入りたい人はどうぞ」で、ぬるくしてるのは自分なんだってことに気がついてますか?
ちっともぬるくない。
(6)実は熱いお湯に入ってる人が沢山いることも気がついてますか?
物理的にも精神的にも、ほとんどの人が熱い湯の中でもがいてるんじゃ?
けっこうみんな余裕ないもの。
(7)「周りもたいした活動してないし」って実はサボってるあなたの周りにそういう人が集まるんであって、他の周りは違うことに気がついてますか?
周りはあちこちすんげー活動している。自分あせりまくり。
(8)課題をちゃんとやれなかったことに対して「サークルや恋愛やバイトで忙しかったから」といつまで自分に言い訳し続けるつもりですか?
むしろ課題やってると、ほかの事がなにもできないほど忙しい。自分のキャパの小ささに苦しんだ。
(9)「大学に入ったらアレをしたい。これもやりたい」がいくつできましたか?
あれもこれもと思い描いていなかった。未知なる環境への期待のみ。
この1年、とりあえず講義うけて課題・制作してるだけでかなり満足でした。たのしい。
(10)ムサビ日記はもちろん買いましたよね?
あ、そういえば買ってない。
ああ、あのころは私もかわいかった。
今はもう、いろいろと、ね、うん、いろいろよ。
学生時代、ほんと苦しいこともあったけど、
今も引きずらざるをえないものもあるけれど、
でもあのころの時間は、何にも変えがたい宝物です。
›December 18, 2007
白衣派
ドラマ「ガリレオ」の影響で、あちこちの大学で、
理工系の学生が白衣に眼鏡で構内をうろつく姿が増えたという情報を耳にした。
真偽は定かではないが、なんというか、いつかの納豆ダイエットを彷彿とさせるような、
単純さがおもしろい。それが何か効果的なのだと思ってるなら、実に非論理的だ、と思う。
そんなんが構内にいっぱいいたら、なんか怖いよう。
だいたいさ、福山雅治だけ見てちゃだめだめ。横にいる助手、渡辺いっけいも、
白衣に眼鏡だってことに気づこうよ。私はあのキャラかなり好きであるけども。
さて、ムサビの学生の作業着としては、「ツナギ」と「エプロン」が2大政党であるが、
超少数派ながら、「白衣」も存在する。目にすることはごくごく稀だが、存在している。
知る人はわずかだが、おきなまろも実は白衣派だったりする。
まず、ツナギは全身をカバーできるという利点はあるが、私は暑いのと窮屈さが苦手なので、
すっぽり覆われることには抵抗がある。お手洗いで難儀するのも面倒だ。
その点エプロンは軽くて着脱が楽な上に、汚れやすい前身ごろをきちんとカバーできるが、
袖口を覆えないのが難点。また、真ん中にポケットがあるものは、作業台に寄りかかった際、
ポケットの中身が腹に刺さるのも難点である。
白衣は便利だ。はおるのも脱ぐのも簡単。胴体はもちろん、袖まできっちりカバー。
中の服を選ばないのでオールシーズンOK。ポケットは横で下方にある。胸ポケも便利。
そして、白という色は、汚れが目立つのがマイナス面と思われがちだが、
逆に、汚れすぎていることに気づかずにいなくてすむという利点がある。
さすがに汚いかな、と思って洗う。作業着が汚くて作品が汚れるリスクが低い。
洗濯してもすぐ乾く。ナイスな作業着。おすすめ。
私の白衣は一張羅。油絵はかかないのに、手羽先バイトでついた油絵具が気恥ずかしい一着。
それを着て私が学内をうろつくことは、年に数日あるかないか。
作業中に眼鏡をかけることはないから、「湯川先生」のコスプレは、おきなまろはやらない。
だいたい絵具がついた美大生の白衣なんざ、外からみたら妙なだけだ。
やっぱり福山雅治だから、かっこいいのである。
okina_maro@hotmail.com
›December 05, 2007
ぼくはしにましぇん
忙しい。
なんでこんなにと思う。
教授の退官記念行事があるからだけれども、
同じような仕事を4月の新年度業務で忙しい時期に
正味2週間でこなした経験があるというのに。
今回はきっと、時間がありすぎた。
ひとつひとつ熟考していた。その時間があったから。
考えれば考えるほど、気になる点が出てきて、それは心配事へ変わる。
勢いでこなした方がいい場合もある。
少なくとも、私はその方が向いているのだろう。
しかし今日の午前、あの時の神様が降りてきた。
一心不乱にパソコンに向かいキーを叩き続けた結果、
「弱小研究室のための少人数でできる2つの会場準備タイムテーブル」
ができあがった。
いままで考えすぎてた時の、固定概念を覆すものとなった。
真っ昼間にぽっかりと研究室が閉まる時間があったり、
授業帰りの先生方を放置する時間帯がある。
でもそんなの気にしない。
画期的。
今日は午前中で力つきた。
午後はもう、10分くらい自転車をこげばたどり着きそうな距離に見える
真っ白な富士山をながめながら、ふぬけていた。
発する言語に脈絡はなく、電話応対もかみかみ。
数件送ったメールがまともな文章になっているかも、明日調べないと。
ま、送っちゃったもんは仕方ないか。
ほほほ。
ここまでくれば、あとは当日を楽しみに待つばかりである。
大丈夫みたい。
›December 03, 2007
愛と嘘と悪
「脳内メーカー」の話。
私の脳内は、まさに極悪人である。
こちらは本名を漢字でスペースなしでやってみたもの。
嘘と悪。こんな人みたことないでしょう。
すごいでしょ。
しかも赤と黒なんてレッズカラー。そういう信憑性が加わるからやんなっちゃう。
脳内メーカーの話題になると、毎回、もうやけっぱちで極悪人自慢をするわけ。
みんな驚いてウケてくれるわけ。
笑ってくれないとうかばれないわけ。
でも、今日初めて、「おきなまろ」でやってみたら、
奇跡がおこりました!!!
すごいよ!!!
愛に満ちあふれているなんて!!!!!
私はリアルよりおきなまろでいた方がいいんじゃないの?
何なの? 何が言いたいの?
ネット中毒の予告? ひきこもりの前ぶれ?
嫌ーーー! これはこれで嫌ーーー!