December 18, 2007
白衣派
ドラマ「ガリレオ」の影響で、あちこちの大学で、
理工系の学生が白衣に眼鏡で構内をうろつく姿が増えたという情報を耳にした。
真偽は定かではないが、なんというか、いつかの納豆ダイエットを彷彿とさせるような、
単純さがおもしろい。それが何か効果的なのだと思ってるなら、実に非論理的だ、と思う。
そんなんが構内にいっぱいいたら、なんか怖いよう。
だいたいさ、福山雅治だけ見てちゃだめだめ。横にいる助手、渡辺いっけいも、
白衣に眼鏡だってことに気づこうよ。私はあのキャラかなり好きであるけども。
さて、ムサビの学生の作業着としては、「ツナギ」と「エプロン」が2大政党であるが、
超少数派ながら、「白衣」も存在する。目にすることはごくごく稀だが、存在している。
知る人はわずかだが、おきなまろも実は白衣派だったりする。
まず、ツナギは全身をカバーできるという利点はあるが、私は暑いのと窮屈さが苦手なので、
すっぽり覆われることには抵抗がある。お手洗いで難儀するのも面倒だ。
その点エプロンは軽くて着脱が楽な上に、汚れやすい前身ごろをきちんとカバーできるが、
袖口を覆えないのが難点。また、真ん中にポケットがあるものは、作業台に寄りかかった際、
ポケットの中身が腹に刺さるのも難点である。
白衣は便利だ。はおるのも脱ぐのも簡単。胴体はもちろん、袖まできっちりカバー。
中の服を選ばないのでオールシーズンOK。ポケットは横で下方にある。胸ポケも便利。
そして、白という色は、汚れが目立つのがマイナス面と思われがちだが、
逆に、汚れすぎていることに気づかずにいなくてすむという利点がある。
さすがに汚いかな、と思って洗う。作業着が汚くて作品が汚れるリスクが低い。
洗濯してもすぐ乾く。ナイスな作業着。おすすめ。
私の白衣は一張羅。油絵はかかないのに、手羽先バイトでついた油絵具が気恥ずかしい一着。
それを着て私が学内をうろつくことは、年に数日あるかないか。
作業中に眼鏡をかけることはないから、「湯川先生」のコスプレは、おきなまろはやらない。
だいたい絵具がついた美大生の白衣なんざ、外からみたら妙なだけだ。
やっぱり福山雅治だから、かっこいいのである。
okina_maro@hotmail.com
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